2008年3月議会 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願

2008年3月議会

後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願  黒田議員が賛成討論

 「後期高齢者医療制度」のひどい中身が伝えられ、口コミでひろがり、その制度の中身に対する不安や怒りの声は燎原の火のように広がり続け、現在530を超える自治体(全国の約3分の1)から「中止・撤回を求める」意見書が上がり、430万筆を超える署名が国に届けられています。
 川西市内の老人クラブでも、「本当にひどい内容だ。こんな内容なら協力する」と10のクラブから450筆の署名が寄せられ、この「中止・撤回を求める請願」が提出されるにいたりました。
 この請願は川西市内の老人クラブより提出をされている請願です

◎厚生経済常任委員会での発言(08年3月10日(月)
委員長:北上議員

黒田議員:採択すべきと討論。「医療費抑制」のために、「高齢者の特性に応じた医療提供」をするという言葉を使って、差別医療制度を導入しようとしていることは明らかです
○宮路・中礼議員:もう国の方で動いているので、これは不採択です。
○安田忠司議員:4月から、目前ということで、中止・撤回は難しいと思っている。スタートしなければいけないんで不採択とさせて頂きます。
○大矢根議員:今、中止・撤回は混乱を招く、この制度が進む中で改善の声届けていく、高齢社会の中で、若い世代へ負担を丸ごと掛けていくような制度では維持しきれない。社会保障制度自体が崩れてしまう。不採択。
○西山議員:いろんな問題あるかもわからないが、この制度は今後改正していったらよいと思う。不採択。
○津田議員:制度について反対の思いをもっているが、4月からということで、混乱になるんではないかと判断した。不採択でいきたい。

請願に対する各会派の態度はこちら

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第26号(2008.5.29.)