中央北地区土壌汚染対策をただす

2007年3月議会 一般質問 土谷議員
中央北地区土壌汚染対策をただす

 川西市は2月9日、中央北地区(皮革工場跡地)での土壌汚染調査結果を発表しました。その結果、最高で基準値の130倍の六価クロム、その他、鉛・ヒ素・フッ素を検出したとして、汚染土壌を入れ替えると説明しました。
 今回の調査は開発地域24haのうち、更地になっている市所有地3.6ha、民有地6.1haだけです。
現在、皮革汚水処理場(1ha以上)や総合体育館など、建物があるところは今後の事業進捗に合わせて調査するというものです。
 土谷議員は、まだ「全体の事業計画も汚染状況も明らかでないのに、現在調査部分の汚染土壌対策だけを来年三月末
までに実施し、それで『安全だ』と言って進めていくやり方でよいのか」とただしました。市は「まちづくりの条件は土壌汚染がないこと」だとしていますが、皮革汚水処理場をそのままにして、「安全宣言」もありません。なお、汚染土壌を9千立方メートル入れ替えるのに三億円(市所有地部分)の費用がかかると答弁しました。

中央北地区で川西市、川西市都市整備公社所有地の土壌汚染調査で51ヶ所が汚染

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第7号(2007.5.24.)