「選択的夫婦別性に反対する」意見書提出を求める請願

「選択的夫婦別性に反対する」意見書提出を求める請願
2010年3月議会 黒田議員が反対討論

 政権交代後、世論や運動に押され選択的夫婦別性を求めることを含む「民法の一部改正」が国会で具体化されようとしています。
 本請願は、「夫婦別姓反対の立場」からの請願であるため、黒田議員は、「のぞむ人に別姓を選択する自由を保障する」立場を明確にし、本請願に反対しました。
 「法律で同姓を強制している」日本に対して、国連女性差別撤廃委員会から是正勧告がでていること、国民のアンケート結果などを紹介、少子化・ひとりっ子同志の結婚により、お墓の問題など現実の矛盾が大きくなっていることや「夫婦同姓」の歴史がわずか112年しか経っていない事実なども伝えました。
 黒田議員は、夫婦でそれぞれの立場を尊重、対等に話し合い決めることができるように、また、こどもの無国籍の問題解決のためにも早期に「民法の一部改正」がされるよう強く求めました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第60号(2010.4.22.)