高齢者おでかけ促進事業の拡充 買い物弱者解消を!

高齢者おでかけ促進事業の拡充 買い物弱者解消を!

北野のり子議員 2010年12月議会 一般質問

年齢を重ねるとともに医療費が増えるなど、高齢者の暮らしが圧迫され、大きな不安が広がっています。こうした状況の中、「助成額を増やしてほしい。元の6千円(現在、年間3千円)に戻してほしい」という声が寄せられています。また、年齢とともに足腰が弱る等の身体的な問題や、買い物への距離、坂や階段が強いる問題等の、さまざまな原因が日常の買い物(おでかけ)に支障をきたしています。
買い物支援策の一助として介護保険とは別に、買い物代行、移動販売、福祉バスなど支援策を検討するよう求めました。
市からは「高齢化とともに負担が増え、財政的に厳しい。また買い物支援については、スーパーの配達サービスの利用やシルバー人材センターを活用することもできる」という答弁がありました。
川西の高齢化は23%。当局が当事者意識を持って、「買い物弱者」の解消に向けた環境整備を進めていくことが、求められています。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)