もしも…を想定して 住民の命とくらしを守り抜く対策の強化を

2010年6月議会 一般質問 黒田みち議員
もしも…を想定して 住民の命とくらしを守り抜く対策の強化を

 東日本大震災を教訓に、川西市として住民の安心・安全が確保されるように「防災と災害時・緊急時の対応について」、①福井県にある原子力発電所(川西市から80km圏内)での地震・放射能事故への対策②一庫ダムの放射能汚染・大地震が起こった時の対策と飲料水の確保③市役所庁舎耐震化の現状と課題について、質問・提案を行いました。
(答弁)①現地や国からの通知・報道の速やかな市民への周知を行う。必要に応じて、国に対して意見を言う。②ダムは、十分な安全性を確保するよう設計されている。震災以降、市内水源での放射能検査を行い、「検出せず」の結果をホームページ上で公開。
11860立方メートルの水源確保(地震時、必要な水の83%)、500mlペット3万本備蓄。③庁舎は、築後20年近く(H4年完成)経過。現状を踏まえ、課題の研究をしていく。
【意見】①②については、住民の命を守りきる立場を明確に、国や企業からの情報提供待ちではなく、国・県と対等な関係で意見を述べること。情報発信し、必要な財源措置をさせること。情報の一括管理を行うこと。
①福井原発の点検、自然エネルギーへの転換など意見を伝えること。
②58年台風時、ダム放流で多田地域が水害。シュミレェーションをし、対策を急ぐべき。
③市役所では、エレベーターに救急用ストレッチャーが入らないなどの問題があるので緊急時避難用の対策は急務。必要な資材を購入し、避難訓練を行うべき。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第7号(2011.7.)