議会報告(2012年秋季号)を発行しました

 議会報告(2012年秋季号)を発行しました

 

議会報告(2012年秋季号)1面はこちら(画像PDF)   2面はこちら(画像PDF)

なぜ? 大飯原発 再稼働なのか!

福島の声・全国の声

 「原発ゼロ」「再稼働反対」と国民の声が上がっている中、大飯原発3・4号機の再稼働を決めた野田内閣。いまも国会包囲行動をはじめ全国で集会やデモがくりひろげられています。日本共産党は、みなさんと共に引き続き全ての原発再稼働中止、原発ゼロをめざしがんばります。

日本共産党市会議員団 福島市、南相馬市を視察

1年5カ月、未だ家に戻れない16万人
「いつ帰れるのか」悲痛な叫び!

 7月11日~13日、議員団視察で福島市、南相馬市へ。
 福島県は、死者2717人、行方不明者5人と多くの人が犠牲となり、未だ16万余の人々が避難生活を余儀なくされています。
 仮設に入居している浪江町のみなさんから「情報も入らない。いつ帰れるのかもわからない。先に希望がもてない。ただ生かされているだけ」と深刻な声…。
 「なぜ、大飯原発を再稼働できるのか」「なぜ、復興の妨げになる消費税を増税できるのか」の叫びをしっかりと受け止め行動したいと改めて感じました。

6月議会 請願採択に、全力! 日本共産党議員団

県立こども病院
ポートアイランド移転計画中止を

 現在、須磨区高倉台にある「県立こども病院(周産期・小児3次救急)」を
ポートアイランドに移転させる県計画が明らかになり、「なぜ、阪神・淡路大震災
時、液状化で陸の孤島になったポートアイランドへ移転させるのか?」「東日本大震災で、大地震・大津波の被害が明らかになっているのになぜ?」と不安や怒りの声が広がっている中、6月市議会、「県立こども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書を兵庫県に対して提出してほしい」旨の請願が提出されました。

 日本共産党議員団は、30年以内に60%の確率で東海・東南海・南海地震が起こると予想されている中、地震・津波、液状化のリスクのあるポートアイランド2期へ移転させる必要がないこと、まして、予定地は、医療産業都市として、小動物を利用し、レベル2のボツリヌス菌や狂犬病の研究を行う研究所に隣接させるという計画ですから、バイオハザードの問題も指摘し、請願採択に向けて意見を述べました。

こどもの命最優先!

 請願に反対する委員は、「地震には、県が対応すると言っているのだから」と終始しましたが、議員団は、県・神戸市医師会も反対をされていること、こどもやお母さんの医療の砦を拡充していくためにもポートアイランドへの移転計画は中止をし、安全な場所での立て替えを求めるべきだと主張しました。

県立子ども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書についての請願

採択・可決住田・北野・黒田

不採択・否決:森本・宮坂・北上・秋田・松田・岡・津田・福西・土田・吉富・吉田・大崎・鈴木・平岡・大矢根・江見・宮路・久保・安田末・小山・多久和・安田忠

議長=梶田

消費税増税法案は廃止に!

 国民の半数以上が「消費税増税反対」を訴えている中、6月市議会では、「消費税増税に反対する意見書提出を求める請願」が提出されました。

 日本共産党議員団は、消費税3%を5%に引き上げた1997年と2011年の経済状況(サラリーマン世帯の可処分所得が月平均8万円減、非正規社員が全体の36%、貯金無しが29%)等を明らかにし、増税すれば、個人消費が冷え込む、中小企業が大打撃を受ける、国の経済が立ち行かなくなる、特に「税と社会保障の一体改革」で増税と共に社会保障が根こそぎ改悪されるひどさも示しながら請願を採択し、国に対して意見書を提出するよう強く求めました。

民意を裏切った民主・自民・公明合意
決められてもなお世論調査56%は増税反対!

増税法案を民主・自民・公明の3党で強行採決した翌12日発表の全国世論調査(共同通信)でも増税反対は56.1%。

 日本共産党は、「消費税に頼らなくても財源を確保し、社会保障を拡充させる提言」をお知らせし、法案廃止に全力で取り組みます。

消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願

採択・可決:森本・宮坂・北上・松田・住田・北野・黒田

不採択・否決:秋田・岡・津田・福西・土田・吉富・吉田・大崎・鈴木・平岡・大矢根・江見・宮路・久保・安田末・小山・多久和・安田忠

議長=梶田

森本猛史氏の離党・議員辞職勧告について

日本共産党議員団 3人で新たなスタート

 2010年秋の選挙におきまして、皆さまのご支援・ご協力で新しい日本共産党4人の議員団を誕生させていただきましたが、森本猛史氏の離党に伴い、3人の議員団で新たな活動を再開させていただいています。

 森本氏の離党の申し出に対し、党議員として責任を果たすよう粘り強く話し合いを重ねてきましたが、住民の利益を守って献身することや政治を変える展望と確信を失い、離党の意思も固いため離党を認めました。森本氏に対して、日本共産党公認で立候補し、当選した経緯をふまえ、離党と共に議員辞職をし、けじめをつけるよう勧告しています。

 市民の皆さまの信頼や期待を裏切る結果となりましたことを深くお詫びをし、今後このようなことが起こらないよう、決意新たに、住民の利益を守り、公約実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、今後共、皆さまのご支援・ご指導よろしくお願い申し上げます。

---
議会報告 2012年秋季号 日本共産党川西市会議員団

住田由之輔 TEL・FAX 759-4541
黒田みち  TEL・FAX 790-3055
北野のり子 TEL・FAX 793-9515

日本共産党川西市会議員団
川西市中央町12-1 川西市役所6F 日本共産党市会議員団控室
TEL:072(740)1111(内線4020)