北野のり子だより No.30

明けましておめでとうございます

2017年1月

日本共産党川西市議会議員 北野のり子

北野のり子だよりNo.30 2017年1月号はこちら(PDFファイル)

【1面】

明けましておめでとうございます

 議員活動も早6年3カ月、みなさまには日頃より何かとお世話になり心より感謝申し上げます。

 28年度も引き続き、地元では自治会長、コミュニティ副会長を務め、みなさまからも様々な要望の声をお寄せいただきました。

 身近なごみステーションの問題では、当該住民の方々を中心に、ご一緒に取り組むことで解決の方向を見出すことができました。また、樹木の落ち葉問題では、所有者に粘り強く対処を求め改善することができ喜びの声も頂きました。引き続き、要望実現に向け全力でがんばります。

 さて、川西市政におきましては、住民の理解を得られないまま幼稚園、保育所を廃園し幼保連携型認定こども園へ。また対象者の8割が利用し波及効果の高い高齢者おでかけ促進事業(交通費補助)は、来年度廃止を決める等、みなさまの願いと逆行する方向へと突き進んでいます。こうした状況だからこそ住民が主人公の市政実現へとみなさんと力をつくす決意をしているところです。

 本年もご支援、ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。

川西市議会議員 北野のり子

保護者の思い届かず請願否決

 12月議会に保護者有志のみなさんより「中学校給食の早期実現を求める請願書」が出されました。

 請願者の願意は、基本方針に則って早期に実現して欲しいというごく当たり前の思いで、私たち日本共産党議員団はもちろん賛成の立場です。

 12月22日の最終本会議で賛成3人、反対3人計6人の議員が討論に立ちました。

 賛成は、自治市民クラブ3人、維新の会1人、公明党5人、日本共産党議員団3人の計12人。反対は、川西まほろば会4人、明日のかわにし4人、連合市民クラブ3人、維新の会1人、無所属1人の計13人、残念ながら1人差で否決という結果になりました。主な反対理由は、早急実施への思いは同じランニングコストを含む財政面で持続可能なのか。全校一斉にすることができない、設備面で不可能な学校がある、だが、自校調理となれば、コストを含む財政面で持続可能なのか。全校一斉にすることができない、設備面で不可能な学校がある、子どもの意見をもっと取り入れるべき等‥でした。

 市の小学校給食をどの議員も高く評価しています。中学校でも同じような給食を実施して欲しいと願うのは、当然のことです。いろいろ課題はあるもののできないわけではありません。よりよい給食実施に向けて、基本推進方針に則って速やかに実施するべきだと考えます。

 障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書
 全会一致で国に提出

 福祉4団体より、家族介護はもう限界です!障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書の提出を求める請願書が提出され、障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書を全会一致で国にあげることになり、みなし採択となりました。

【2面】

(一般質問)12月議会の一般質問は、「労働環境の改善について」を取り上げましたのでその一部を紹介します。

長時間労働の是正 若者の就労支援の拡充を

 2016年6月安倍政権は、「ニッポン一億総活躍プラン」を閣議決定しました。

 そこには、日本経済にさらなる好循環を形成するため、旧三本の矢の経済政策を一層強化するとともに、広い意味での経済政策として、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、そのことが経済を強くするという新たな経済社会システム作りに挑戦することや女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる。いわば全員参加型の一億総活躍社会を実現するとしています。

 プランでは、働き方改革の方向として、①同一労働同一賃金の実現、②最低賃金の引き上げ、③長時間労働の是正、④高齢者の就労支援が掲げられています。また、プランには、「女性や若者などの多様で柔軟な働き方を拡げるためには、わが国の労働者の約4割を占める非正規雇用労働者の待遇改善は、待ったなしの重要課題である」としており、速やかな規制が必要で実行するべきだと考えます。

(Q) 長時間労働是正の実効的な法制度を構築する必要性について

(A) 長時間労働は心身ともに悪影響を与え、貴重な生命ですら奪ってしまう場合もあることからも、対策を講じる必要性があると認識している。本市においても産業医の面接指導を月1回定期的に実施している。国においては、働き方改革実現会議が設置され、長時間労働の是正に向けた取り組みが検討され、その動向を注視する。

(Q) 市職員の時間外労働の実態について

(A) 年間の超過勤務時間が670時間を超える職員がおり、部署によりでバラつきがある。経年的な比較や調査を行い事業の見直し、事務の効率化を図る等の業務改善を進めると共に所属長が把握し縮減に努める。

(Q) 若者の就労実態と支援策について

(A) 市では、本年度から若年者就労体験事業を開始している。この事業は、就労体験を通じて就職に結び付けその後もフォローアップを通じて早期離職を防止し、就労者数の増加を図ることも目的としている。(実績・体験終了13人の内10人が就職決定、3人が正社員として雇用される)

日本共産党の提案…働き方

8時間働けばふつうに暮らせる社会に

 人間らしく働けるルールを確立し、格差と貧困の根本的是正に道を開きます
●「残業代ゼロ法 案」撤回。「サービ ス残業」根絶。「ブラック企業」規制
●派遣法の抜本改正、派遣は一時的・臨時的なものに。
「均等待遇」「同一労働同一賃金」を
【労働者の平均賃金】・・・・・・・・・・・・・
   432.6万円(1997年) → 377万円(2015年) -55.6万円

2017年度予算要望書を提出

 日本共産党議員団は、昨年12月27日、市長・教育長に2017年度の予算編成に向け要望書を提出しました。

○重点項目 4項目25点
○国、県、市、能勢電鉄、阪急バス等…
多岐に亘り要望しています。
※詳細については、ブログ、HPでご覧ください。

要望の声を届け実現! 歩道橋の滑り止め、展示ブロックの取替

 住民の方より、「平野駅前歩道橋の階段滑り止めが劣化し外れている。点字ブロックもガタガタしている。危険なのでなんとかして欲しい」と連絡がありました。
早速、市に対応をお願いしたところ、ここの歩道橋は県が維持管理してるが、点字ブロックの修理は、県からお金をもらい市が新しいものに取り替え、滑り止めは県が取り替えを行い対応していただきました。

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