日本共産党川西市議会議員団議会報告2022年冬季号

 日本共産党川西市議会議員団議会報告2022年冬季号(PDF)

川西市議会議員団議会報告2022年冬季号表

川西市議会議員団議会報告2022年冬季号裏

【1面】

住民の声を届け続けて 命まもれ、くらしまもれ

 日本共産党議員団は、新年度予算編成にむけて市民と懇談、越田謙治郎市長と石田剛教育長に予算要望書を提出しました。

 内容は、市民の命とくらしを最優先に、コロナ感染症対策の充実と川西病院や舎羅林山開発の課題解決、総選挙で掲げた4つのチェンジを踏まえた気候変動への対策やジェンダー平等、憲法遵守と福祉の充実など8つの重点項目と、継続して求めている地域要求など153項目です。引き続き、市民の声を聴き公約実現に全力を尽くします。

※議員団ホームページに要望書全文を掲載しています。

皆さんと一緒に実現しました
中学3年生まで医療費無料化

 市民と一緒に、粘り強く声をあげ続けた「中学3年生までの医療費無料化」が、2021年7月からスタート。小1~中3まである所得制限をなくすための財源は、あと約7,000万円です。

 議員団は、兵庫県下(41自治体)、既に明石市など18自治体まで広がっている高校3年生までの無料化めざし、子育ての保護者負担を減らし、こどもの健やかな育ちを応援するまちになるようがんばります。

 さらに、所得制限なし高校3年生まで

中学校給食 2022年9月 スタートへ

 2022年9月・2学期から全中学校で完全給食がはじまります。
 給食センター建設工事中に地中埋設物が見つかり補正予算が組まれました。

 議員団は、土壌調査の実施、市の一番南・1か所からの迅速な配送・喫食時間確保など課題解決と共に、小学校で行われている自校調理方式による給食により近い、安全・安心・おいしい給食を求めています。また、留守家庭児童育成クラブ等へのランチ提供が拡大されるよう取り組んでいます。

 さらに、安全・安心・おいしい「給食」拡大を

憲法9条は世界の宝

 市民がコロナ禍で苦しんでいるにも関わらず、自公政権や維新などによる改憲策動が強まっています。世界で削減・縮小が進む軍事費を補正予算で6兆円超に増やすなど許せません。

 12月に川西市南部にある陸上自衛隊伊丹駐屯地で日米共同方面隊指揮所演習「ヤマサクラ81」が行われました。

 安保法制=戦争法によりアメリカの覇権戦略に自衛隊を組み込み、危険な「戦争する国づくり」が進められています。

 議員団は、伊丹市議団や県議団と連携し防衛省に演習中止を求める申入書を提出するなど、憲法九条堅持の立場で活動を続けています。

「身を切る改革?!」「議員報酬10%削減」を提案

 私たち議員団は、住民が主人公の立場で住民の声・願い実現に取り組み、税金の使い方・使われ方のチエック、誰もが住んでよかったと実感できるまちづくりに奮闘中。

 12月議会に議員提案による「議員定数2名削減(案)」が出されましたが、市民の声を聴き働く議員が減ることから反対です。

 議員団は、市の厳しい財政状況を考え、議員定数削減ではなく、「議員報酬10%・年間約3000万円削減(案)」を提案しています。(12月24日最終本会議で決定)

【2面】

どこに住んでも安心してくらせる川西
住民が主人公

 川西市は、自然に恵まれた良好な住宅都市として発展してきました。一方、少子高齢化が進むなか「住み慣れた地域でくらし続けることが困難」と言う声が寄せられています。

 議員団は、住民の声や願いを聴き医療や教育・保育施設、公共交通の確保・充実で市内どこに住んでいても安心してくらすことができるまちづくりを求めています。

 引き続き、市民のみなさんと共に「住民が主人公」のまちづくり実現のために全力でがんばります。

情報提供 説明責任

  市は、行財政改革の下、2019年から全ての事業を見直しています。

 2021年度は、公民館や老人福祉センターなど95事業の見直しや公共施設の使用料・手数料の見直しで市民負担が増えることが明らかになりました。

 舎羅林山開発事業では、民間事業者が行う大型物流センターを中心とした事業に、市民のみなさんより交通渋滞や大気や騒音、生態系など環境への影響を危惧する声が上がっています。これらの情報が市民に周知されているとは言えません。

 議員団は、市民のくらしに密接に関わることからも市としても情報提供・説明責任を果たすことを求め、市民が理解納得できるよう取り組んでいます。

さらにがんばります

 コロナ感染症により医療の脆弱性が明らかになるなか、2022年9月、市立川西病院は、川西市立総合医療センターに移行します。

 議員団は、北部地域で2次救急医療がなくなることや舎羅林山開発で交通渋滞が危惧されることから北部の診療科を確保、24時間体制を堅持し、医療を守ることを強く求めています。また、コロナ禍でも誰もが安心して住み続けることができ、憲法を活かした市政になるよう、市として国や県に対して意見を述べることを求めています。

 引き続き、市民の声を議会に届け、市民と共に粘り強く要求実現をめざしがんばります。