加茂遺跡保存へ熱意持って取り組め

加茂遺跡保存へ熱意持って取り組め
2008年9月議会 住田議員の質問

 住田議員は、連続して加茂遺跡保存を一般質問する中で、東側斜面地環濠保存へ向けて「業者と検討する」回答を得ました。大きな前進です。すでに集落入り口付近の遺構は地権者と協議を開始している状況でしたから、加茂遺跡の重要な部分が「保存」の方向で進んできました。
 その状況の中で、
「環濠遺構入り口付近、斜面地環濠の民地への対応で、現状と今後」について質問。
 住田議員はこの間、佐賀県吉野ヶ里遺跡や福岡県平塚川添遺跡、大阪府池上曽根遺跡、鳥取県妻木晩田遺跡など視察する中で、地元の理解、協力とともに、遺跡にかかわるものがいかに情熱を持ち、文化の継承に取り組むかが、保存や、遺構の再現へ道を切り開いていく力になったことを関係者から教わったことを述べ、川西市においてもまずは教育委員会が熱意を持って取り組むことを要求しました。
 そして加茂遺跡はすでに住宅が張り付いているが、前向きに打開していくために、国の史跡指定構想を、40年前には15ha指定構想もあったわけで、川西市文化財審議委員会を開催して、拡大へ審議すべく要求しました。しかし市は4.3ha(うち指定は2.3ha)の現状の構想を堅持していく以外の道筋は示しませんでした。
 住田議員は、発掘調査が「開発時に対応する」ことになっており、それではかえって結果的には費用がかかりすぎること。保存ということを考えれば「遅い」ということにもなり、市の対応を批判しました。そして市の文化財保護に対する熱意を今示す時であると激励も付け加えまし
た。

「遺構説明板の設置」について、「弥生時代を想起させる取り組み」についても質問。

 視察した、島根県出雲市の西谷墳墓郡からみた出雲平野、妻木晩田遺跡から見た弓ヶ浜や島根半島の状況も説明する中で、今国でも古代へのロマンに補助金を出す方向もあり、加茂遺跡東側斜面地上部から、遠方を見渡せる景観が古代を忍ばせる絶好の場所でもある。地権者の理解をとりつけ、広く市民が憩い、しばし弥生時代をしのぶ場所として整備をすべく検討をはじめることを要求しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第31号(2008.10.30.)

関連する記事