消防広域化と消防力強化について

2009年12月議会 一般質問 大塚議員

消防広域化と消防力強化について

(1) 兵庫県で他市町に先駆け広域化の市町組み合わせを決めた経緯について
★答弁
 国で広域化が示され、県で協議、合意形成が見込まれる区域として示された。

(2) 広域化のメリットについて
★答弁
 出動台数の増加、現場到着時間の短縮、出動隊員の増強、研修機会の拡大・・等期待できる。
3、消防力強化の計画について
強化こそ望まれるがどのような計画でしょうか
★答弁
 5年で20%退職であり、前倒しでの採用、研修派遣を積極的に行う。広域化もひとつの方策だ。

☆見解
 現在消防職員の充足率は表のごとく65%です。広域化にすると現状のままで、充足率は99%になります。職員が増えなくてどうして答弁で言うメリットが出てくるのでしょう。

 

川西市宝塚市猪名川町合計42万人基準
人  口1613102259823240442万人
面積53.44101.8990.41245.74
平方㎞
消防職員数14422844416人
職員基準数
222
340
76
638人
420人
充足率(%)
65
67
65
65%
99%
基準消防ポンプ車台数
8
16
3
消防ポンプ車台数
8
15
3
消防車総数
22
38
11
1台搭乗人数
4
4
4
救急車3人。消防整備指針では1台5人
消防団員数(実員数)
368
191
478
ポンプ車数
30
11
31

※広域にするだけで職員の充足率は65%から99%に引き上がる
 消防職員数現在222人不足。広域化にすると4人不足。218人緩和される

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第54号(2009.12.17.)