市特別職(市長・助役・収入役)経験者らの第3セクターへの再雇用のあり方をただす

市特別職(市長・助役・収入役)経験者らの第3セクターへの再雇用のあり方をただす
一般質問 土谷議員

 第3セクターは市の意向で設立、運営されてきたもので、市は多額の出資を行っており、債務補償、長期・短期の低利貸付け、床の借り上げなど、市財政が大変だといいながら財政的支援をしてきた会社です。18年度決算委員会では、前市長が退職慰労金3300万円をもらっていたことが大問題になりました。
土谷議員は市退職者の中で、特別職である市長、助役、収入役や、水道事業管理者などの三役経験者が、第三セクターであるアステ川西・川西都市開発(株)、(株)パルティ川西、川西能勢口振興開発(株)に再就職している問題を取り上げ質問しました。
 他の退職職員は再任用や嘱託として現役時の半分かそれ以下で働いているのにくらべて、現役時と変わらない月収をもらっている人がいるがあまりにも違いすぎると指摘。
 これら第3セクターは、一般の会社とは違い川西市が支援しているものである。これでは天下りといわれても仕方がない。このあり方を見直すべきではないかとただしました。
 副市長は「知識、経験を生かすためにお世話しているが、市民の理解が得られることが望ましい。バランスを欠くことであれば指導する」と答弁。
 土谷議員は「市民、職員からの批判も強い」見直すべきだと強調しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第19号(2008.1.17.)