2016年10月臨時議会:黒田みち 国保決算会計 認定しない討論

認定第8号
平成27年度 川西市国民健康保険事業特別会計決算認定について

認定しない立場で討論

日本共産党議員団 黒田みち

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 平成27年度は、賦課限度額の引き上げに伴う法定軽減対象者の拡大があったものの、保険税・一人当たり賦課額は3170円、率にして3.19%の増額改定をおこなった年度であり、その影響額は9月末時点1億2200万円の負担増となりました。

 また、70歳から74歳の医療費2割負担になった方は、2636人、1億1011万8422円、負担が増えるなど市民生活を脅かすものになっており、認めることはできません。

 国民健康保険制度は、国の負担割合・世帯構成など構造的な問題を抱えたままのため、払いたくても払えない、払ってしまうと生活が成り立たないといったような高い保険税になっています。

 市独自で2億4823万6136円の法定外繰り入れを、多人数の子育て世帯への減免を375世帯・影響額579万679円などの対応を行い、担当窓口で丁寧な対応をしている中でも、6月時点、6か月の短期被保険者証が1580世帯、資格証明書が55世帯にのぼっています。

 市民の命やくらしを支え・守り切る社会保障制度としての「国民皆保険制度」が成り立つためには、国の負担金を抜本的に引き上げさせること、様々な市独自の福祉医療に対する国からのペナルティ(川西市1億2759万3011円)を止めさせることが絶対に必要です。

 このことなくしての「国民健康保険制度・都道府県広域化」は、更なる市民の保険税負担を増やすことになり、市の独自性・柔軟性がなくなること・市の財政圧迫につながります。

 担当窓口の丁寧な相談業務だけでなく、日曜相談やコンビニ支払いなど市民の納税環境を整えることで保険税収納率の向上、人間ドッグ費用への助成拡大、個人情報の取り扱いを案じていた「データヘルス計画」の実施はトラブルもなく一定の成果につながっていることなど、市民の実態に応じた丁寧な取り組みには、今後も期待するものです。

 市として、国民健康保険事業としての責務を果たすために国に対してしっかりと意見を述べ、市民の負担を増やさせないこと。「社会福祉の増進」を目的とする市政運営を十分行うために、法定外繰り入れなどを十分行うことを強く求めて討論とします。

たんぽぽだより 169号

2人同乗用電動自転車90台 二束三文で業者に売るな!
子育て支援で活用を!

2016年10・11月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

たんぽぽだより 169号はこちら(画像PDFファイル)

【1面】

2人同乗用電動自転車90台 二束三文で業者に売るな!
子育て支援で活用を!

 私(黒田)は9月議会の一般質問で、「幼児2人同乗用電動自転車貸出事業」を廃止した問題で、「人気の事業をやめるな」「二束三文で売り飛ばすような税金の使い方やめろ」など追及し提案しました。

 この事業は、子どもや子育て家庭が外出しやすくする子育て支援を目的に、鋤(平成23)年度からはじめたもの。
乳幼児を育てている保護者から「助かっている」「便利」と人気があります。

 ところが、市は2016(平成28)年度から事業廃止を決めており、その経過と総括について質問しました。

 その中で私(黒田)は、①2015(平成27)年度から始まった「川西市子ども・子育て計画」内の施策としても人気があること、②約960万円で購入した90台の電動自転車を45万円(1台5千円)で業者に売却するのは、ずさんな施策、税金の無駄遣い、③十分使用できる90台の自転車を有効活用すること、④要望の高い電動自転車を保護者が購入する際の補助金制度を新設すること、などを提案しました。

 市は、「業者への売却は考え直す」「自転車の扱いは検討する」と答弁しました。税金の使い方・使われ方については今後も注視していきます。

2人同乗用電動自転車購入費

H23年7月 30台 328万8600円(随意契約)
H24年2月 30台 313万6350円(一般競争入札)
H25年7月 30台 317万9925円(随意契約)

☆申し込み・最高競争倍率 5.86倍

国に要望する!
日本共産党衆参議員と懇談会 11月に国会要精行動

 兵庫県下の団体、個人が「国政への要望」を出しあう「日本共産党兵庫県国政懇談会」が10月1日開かれました。大門みきし参議院議員(財政金融常任委)、堀内照文衆議院議員(厚生労働常任委)、清水ただし衆議院議員(国土交通常任委)から国会報告があり、その後懇談。 それぞれから実態・要望が出されました。

 私(黒田)は、①保育所・認定こども園など国の最低基準引き上げや基準の設置(保育士・看護士・保健婦・養護教諭配置、床面積、トイレや手洗いの数、窓・採光など)を行いこども達に最善の環境作りを、②未婚ひとり親にも「寡婦(夫)控除」を適用し、保育料などの負担を軽減させること(川西市実施済)、③JR北伊丹、能勢電鉄「の鳥居駅などのエレベータ目設置など駅舎のバリアフリー化を早急に進めることなど、国の責任で財源的措置を含め行うことを求めました。

 懇談会では、年金基金の株への投資で10兆円を超える大損を出し、年金引き下げや介護制度は国家詐欺と言われるほどの負担増とサービス低下、財政難と言いながらリニアモーターカーには3兆円。

 アベ政治と真正面から対決し、住民の実態を明らかに声や願いを国政に届け、積極的に具体的な提案・住民との共同をしていくことなどがまとめとして語られました。

 兵庫県委員会は、全県的に出された要望を整理、各省庁と調整して、11月25日に国会要請行動を行います。(また、報告します)

 すぐに現場を調査、地元の声や願いを受け止めて交渉するなど、日本共産党の国会議員が増えたことを嬉しく力強く感じています。

新名神事故・安全確保求める

 住田、北野、黒田の共産党議員団は10月7日、練木県議会議員、金田国政事務所長、吉岡6区国政委員長とともに宝塚土木事務所・新名神高速道路担当者に「10月3日の猪名川広根奥の谷交差点(猪渕)での作業員転落事故について」聞き取りと申し入れを行いました。新名神高速道路工事現場では、4月22日の神戸市北区有馬川橋橋桁落下事故(10名が死傷)、5月19日に箕面市止々呂美余野川橋仮受設備(ベント)の転倒など、同じ工事区間で連続して事故が起こっています。

 警察や労働基準監督署などが鋭意「調査・検証中」で、私たちは、工期の短縮や労働環境・契約行為などに問題がなかったのか、半年の間に3度も事故を起こしたことへの徹底した原因究明、安全確保を強く求めました。

 その後、現地へ視察にでかけ、近隣の方々、お仕事中の方々からも聞き敢りをさせていただきました。これらの内容は、要望項目を整理し、国会要請などに生かしていきます。

黒豆の声

♪原発なくても電気は足りてる
核のごみでプールは一杯
アベさん原発早よ諦めて♪
金曜日関西電力ビル前で声が響く十四夜の月の下

久しぶりのうさぎちゃん
伊方原発行ってきたよ…
半島の住民切り捨てる
原発再稼働許さない!福島原発
避難住民を見捨てる
国と東電許さない!
来月郡山市の仮設に行く報告…
うさぎちゃんの訴えに大きな拍手

それぞれの想いや願いが続く…
響く・・、
♪新潟県知事は米山さん
日本のどこにも原発いらない
原発再稼働許さない♪
三々五々
集まってくる人々の輪が広がる
コールが響き列が動く

16日投開票が行われた
新潟県知事選挙
「原発再稼働は許さない」
訴えた米山さんが勝利
市民と野党の共闘が実を結んだ

私たちの未来は私たちが決める
命を守れ!
未来への希望が大きく広がっていく

【2面】

南スーダンは戦闘状態

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たんぽぽだより 168号

9月議会一般質問 「子育て施策」を拡充し討論

2016年9・10月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

たんぽぽだより 168号はこちら(画像PDFファイル)

【1面】

9月議会一般質問
「子育て施策」を拡充し討論
「中3まで医療費無料化」の請願採択 (^-^)

 9月市議会の一般質問で私(黒田)は、①広葉樹が枯れる「ナラ枯れ」被害の問題と②子育て施策の拡充、の2つのテーマについて討論しました。(ブログ掲載中)

 「ナラ枯れ」の対策は?

 「ナラ枯れ」は市内の山林でも多く見られます。一般質問で私は、市民の方から戴いた資料などを下に「ナラ枯れ」の原因である「カシノナガキクイムシ」と、その立ち枯れた木の根元に発生する猛毒キノコ「カエンタケ」の発生状況と対策、市民への情報提供と情報収集の方策について質問しました。
 市は、「早急に対策をとる。産業振興課が窓口になる」と答えました。

4点の子育て施策必要

 「安心して子育てできる施策の拡充」のテーマでは、①幼児2人同乗用自転車購入補助制度の創設、②認可外保育所・保育料を、認可保育所並みにする補助制度の創設、③中学校卒業までの医療費無料化実施、④「こども・子育て計画」の就学前児童数の見直しを行い、幼稚園・保育所の廃園計画をやめること、を追求し提案しました。

 遅れている医療費補助施策医療費無料化では、兵庫県下41自治体の内34市町(8割)が中学校卒業まで、小野・赤穂・洲本市などは高校卒業まで実施されていることをパネルで示し、追及しました。

 川西市では、乳幼児等医療費は小3までですが、約78.9%が制度を利用し、小4~中3のこども医療費(1割負担)の制度利用も約67%に達しています。こうした実態を伝え、所得制限をなくすことやこども医療費の無料化などを求めました。(下の表参照)

 市は、「昨年度拡充したところだから。施策全体で考えいく。」と答弁しましたが、同じパネルで「中学校給食の実施状況」も示し、いかに川西市の子育て施策が遅れているかを明らかにしました。市は、住民要求にこたえ、合計特殊出生率が近隣市より低いことを認識し、少子化・人口減少に歯止めをかけるため、これらの「こども施策」を急いで進めるべき、と提案しました。

☆乳幼児等医療費 10179名 78.90% こども数(12896名)

★こども医療費 6159名 67% こども数(9180名)

(所得制限をなくすのにかかる費用について)

☆乳幼児等医療費 未就学児 約4300万円

         小3まで 約2200万円

★こども医療費  中3まで  約1900万円

(こども医療費無料化にかかる費用について)

所得制限あり 約6200万円

所得制限をなくそうとするとプラス約4700万円

請願・全員一致 「中3医療費無料化」

 9月議会、新日本婦人の会・川西支部が提出した「中学3年まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願」は、9月21日の最終本会議で採択されました。議会が全員一致で請願を採択したことにより、市の前向きな対応が期待されます。
私(黒田》が、兵庫県下の実施状況と川西市の遅れを示したパネルを示して討論したことも、全員一致の採択にお役に立てたのかな、と喜んでいます。もっと実態を知らせ、声をあげ行動していきましょう。

お騒がせの光風台4丁目

「ダイオキシン廃棄物」仮置き場(元予定地)
土砂災害防止工事も終了

 7月末に突然「ダイオキシン廃棄物」の仮置き場に指定された川西市隣接の光風台4丁目地。市議と住民の皆さんで搬入を阻止。「廃棄物」は、8月末、豊能町の保育所跡地等で一時保管となりましたが、元予定地は突貫工事のため、切土・盛り土などへの対策が不十分。「台風・豪雨への土砂崩れ対策」を早急に行うよう要求し続けてきましたが、「種子ネット」やフェンス設置など無事工事が終わりました。

黒豆の声

憲法違反の安保法制つくるな!
あっちこっちで署名
そこ・ここで訴えた
国会前にも行った
いても立ってもいられなかった

でも自民党・公明党は強行可決
国民の想いや願いを無視した数の蛮行

立憲主義・民主主義をとりもどせ!
安保法制廃止
閣議決定撤回
あれから1年
私達は忘れない
絶対にあきらめない
全国に広がる「アベ政治を許さない!」

「戦争なんて起こるはずがないやん」
「戦争法と違うで。平和のためやで」
そう言って行く人が居るけれど…
戦前
私たち国民はそう言って
「戦争」に連れていかれた
「この国が負けるはずがない」
「神の国・・.」
そう言って殺し、殺された

亡くならなくてよかった命の叫び
戦後71年
まだ心と身体が癒えぬ人の声を聴こう

誰のこどもも殺させない
私は立ち続ける

【2面】

介護保険 「国家的詐欺」で大量「難民」

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日本共産党川西市会議員団ニュース No.13

9月議会 はじまりました!!

2016年8月 日本共産党川西市会議員団

2016_08_news_12日本共産党川西市会議員団ニュースNo.13はこちら

【1面】
9月議会 はじまりました!!
8月25日(木)~9月21日(水)

一般質問9月2日(金)5日(月)6日(火)

住田 由之輔 議員【一括質問一括答弁制】

1.キセラ川西整備事業の進捗状況と若干の提案について

(1)区画整理事業の進捗状況について
(2)上物建設状況について
(3)植木移植とほたるの育成について

2.中間管理職の研修と組織の強化について

(1)専門的知識・知見の収得について
(2)職員の異動方針について

3.「南部地域のまちづくり」の進捗状況について

(1)全体計画の進捗状況について
(2)主な個別事業の経緯について

4.久代4丁目旧合同宿舎跡地活用状況について

5.「介護制度」における「総合事業」へ移行に伴う基本的な考えについて

(1)サービス低下させずに「総合事業」へ移行するのかどうかについて
(2)「介護単価」を現状維持していくのかどうかについて
(3)「介護保険制度」のなりたちに沿って施策を重視するべく国に意見書を上げることについて

6.「子どもの最善の利益」を踏まえた子ども子育てについて

(1)子ども子育て施設は「子どもの最善の利益を保証する」立場に立つのかどうかについて
(2)公共施設再配置計画における公有施設面積保有の考え方について
(3)子どもの最善の利益を保証する施設の展開について

北野 のり子 議員【一問一答制】

1.学校給食と食育の充実について

(1)川西市食育推進計画(平成23年~27年)について
(2)食育の目標を実現するには「直営自校給食」で、生産者がわかる安全・安心のよい給食を食べる体験・行動が保障されること、正しい味覚を育てる給食づくりができることが不可欠だと考えますがいかがですか
(3)中学校における食育の推進について(現状と課題、今後について)
(4)栄養教諭・学校栄養職員について
(5)学校給食の負担軽減や無償化を検討することについて
(6)学校給食の地産地消の推進について(現状と課題、今後について)
(7)TPP協定による学校給食及び食育への影響について

黒田 み ち 議員【一問一答制】

1.カシノナガキクイムシとカエンタケの発生状況と対策について

(1)カシノナガキクイムシの発生状況について
(2)カエンタケの発生状況について
(3)市民への情報提供と市民からの情報収集を行うことについて

2.安心して子育てできる施策を拡充することについて

(1)幼児2人同乗用電動自転車購入補助制度を創設することについて
(2)認可外保育所・保育料への補助制度を創設することについて
(3)乳幼児等医療費助成制度及びこども医療費助成制度を拡充することについて
(4)「子ども・子育て」計画における就学前児童数の見直し・計画の見直しを行うことについて

発言順位】敬称略

1.吉富 幸夫 (無所属)
2.大矢根 秀明(公明党)
3.森本 猛史 (川西まほろば会)
4.斯波 康晴 (明日のかわにし)
5.住田 由之輔(日本共産党議員団)
6.岡 留美  (連合市民クラブ)
7.福西 勝  (自治市民クラブ)
8.坂口 美佳 (維新の会)
9.大﨑 淳正 (公明党)
10.加藤 仁哉 (川西まほろば会)
11.多久和 桂子(明日のかわにし)
12.北野 紀子 (日本共産党議員団)
13.津田 加代子(連合市民クラブ)
14.北上 哲仁 (自治市民クラブ)
15.上田 弘文 (維新の会)
16.平岡 譲  (公明党)
17.小山 敏明 (明日のかわにし)
18.黒田 美智 (日本共産党議員団)
19.宮坂 満貴子(自治市民クラブ)
20.江見 輝男 (公明党)

【2面】

9月議会&特別委員会<決算審査>等 予定一覧

8月25日(木) 開会
9月2日(金) 一般質問
  5日(月) 一般質問
  6日(火) 一般質問
  7日(水) 総務生活常任委員会 午前10時~スタートです。ぜひ、傍聴にお越しください。
        総務生活常任委員協議会 ①川西都市開発株式会社の経営について
  8日(木) 厚生常任委員会
        厚生常任委員協議会
         ①平成28年度第2回猪名川上流広域ごみ処理施設組合議会(定例会)議案等の報告について
         ②ごみ袋の透明・半透明化に向けた今後のスケジュールについて
  9日(金) 建設文教公企常任委員会
        まちづくり特別委員会 ①キセラ川西整備事業の進捗状況について(現地視察も含む)
  12日(月) 特別委員会 公営企業会計決算審査
  13日(火) 議会運営委員会
  15日(木)  新名神高速道路工事進捗状況の報告について(現地視察も含む)
  21日(木) 最終本会議
        建設文教公企常任委員協議会 ①市立川西病院経営健全化実施状況の報告について
  28日(水) 特別委員会 一般会計決算審査
  29日(木) 特別委員会 一般会計決算審査
  30日(金) 特別委員会 一般会計決算審査
10月3日(月) 特別委員会 特別会計決算審査
  4日(火) 特別委員会 特別会計決算審査
  11日(火) 議員協議会 ①公共施設総合管理計画(案)にかかる市民意見及び市議会意見に対する検討結果

議案

○消防ポンプ自動車買い入れについて
○高規格救急自動車の買い入れについて
○川西市税条例等の一部を改正する条例の制定について
○川西市健幸まちづくり条例の制定について
○川西市地区計画の区域内における建設物の制限に関する条例の一部を改正する条例
○平成28年度川西一般会計補正予算(第2回)
○平成28年度川西市病院事業会計補正予算(第1回)

請 願

中学3年生まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願→9月8日(木)厚生常任委員会付託
②北陸新幹線小浜・京都・大阪ルート早期実現に関する請願書→   9日(金)建設文教公企常任委員会付託

※①の請願について住田議員、黒田議員が紹介議員になりました。

北野のり子だより No.28

残暑お見舞い申し上げます

2016年8月

日本共産党川西市議会議員 北野のり子

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北野のり子だよりNo.28 2016年8月号はこちら(PDFファイル)

【1面】

残暑お見舞い申し上げます

 立秋とはいえ連日の猛暑、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、7月に行われた参議院選挙では、みなさまには大変お世話になりました。

 兵庫選挙区金田峰生は、当選に至りませんでしたが、野党と市民が共同し安倍自公政権と対決する歴史的な選挙戦となりました。日本共産党は、改選3議席から6議席を獲得、非改選と合わせ14議席となりました。引き続きがんばります。

 私も議会活動はもちろんですが、地域コミュニティや自治会活動にも積極的に取り組んで参ります。よろしくお願い申し上げます。
 残暑厳しき折、どうぞご自愛ください。

 北野のり子

新市民体育館OPEN

 8月1日(月)、向陽台1丁目に新市民体育館がオープン。セレモニーが行われ出席しました。

 市民体育館の建て替え・市民運動場の再整備は、PFI方式により川西市スポーツ・ウェルネス(株)が行いました。

 建て替えだけでなく、平成48年7月まで維持管理、運営業務を一体的に実施します。契約金額は約30億円です。

PFIとは…PFI とは、Private FinanceInitiative(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)の略で、 民間の資金、経営能力及び技術能力を活用して公共施設等の建設、 維持管理、運営等を行う公共事業を実施するための手法のこと。

*人孔蓋取り替え・舗装打ちかえ工事が行われました。

 ご近所の方から「夫が転倒し怪我したことがある。ガタガタ道を何とかして欲しい。」という要望を受け、市に働きかけると共にご近所で農業をされている方にもお話をさせていただきました。

 東多田2丁目地内の狭い道路(九頭竜神社の側)ですが結構たくさんの方が利用されています。今回、人孔蓋取替え、舗装打かえ工事が行われました。

 合せて、東多田自治会長から街灯を要望していただき、地域のみなさんが安心・安全に通行していただける良好な路面になりました。

九頭竜大明神奉賛会

 多田地区には、九頭大明神が鎮座されており、例年7月15日にお祭りが行われています。私も自治会長という立場で奉賛会に参拝させていただきました。

 九頭竜神社は、首から上を守る神様、頭がよくなる神様として信仰されているそうであやかりたいものです。今年は、参拝者約720人と報告を受けました。

2面

6月議会(6月6日~28日)報告

一般質問

防災対策の充実および障がい者等要配慮者への支援強化について

 熊本地震では、特に障がい者や高齢者等、災害弱者の被災率が高くなりましたが、災害弱者を受け入れる福祉避難所が機能せず、高齢者や障がい者が充分な支援を受けることができず厳しい避難生活を強いられました。そこで現在4カ所指定している川西市の福祉避難所の現状や利用可能な施設の把握、目標等また、拡充することについて質しました。

 福祉避難所対象者は、約6千300人に妊産婦を加えた方だが、市では把握が難しいため、民生委員、福祉委員に協力いただき把握した。また、福祉避難所について現在の4カ所に加え、特養等9カ所を追加し13カ所になる予定。今後も増やすべくバリアフリー化やマンパワー確保が充分な施設の把握に努めていく。

 支援体制についてもさきの熊本地震でも人手不足が浮き彫りになっているため、ボランティアや地域団体・企業等との連携により、市としても人材確保に努めたい。

請願

①川西市高齢者おでかけ促進事業の補助金の減額をしないよう求める請願
②待機児童問題解消のために保育所を増やし保育士の待遇改善を政府に求める請願書
③小・中学校における少人数学級の実現と義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願書

 ②③は全会一致で採択され、国に意見書が提出されました。①について私は、左記のとおり賛成討論を行い最後まで力をつくしましたが、残念ながら賛成少数(無所属議員1名と日本共産党議員団3名のみ賛成)となり不採択という結果になりました。

高齢者おでかけ促進事業減額反対!継続せよ

 高齢者おでかけ促進事業は、市民のみなさんの強い要望を受け実現し一旦廃止になりましたが、市長公約のもと生きがいづくり、外出の促進を目的として実施してきたという経緯があります。

 70歳以上の高齢者又は、要支援1・2の人を対象に購入助成券3千円分が郵送され対象者は3千円を払って利用し、目的以上に効果の高い事業です。それを証拠に担当職員自身も、購入助成券の使用率が80%と高く継続していることからも高齢者に望まれている事業だということ。外出することによって引きこもり防止。文化、よって引きこもり防止、文化観光イベント、趣味やスポーツに参加し社会との接点を保ち健康につながっていること。買い物することで地域の活性化、公共交通の利用促進の効果があると述べています。しかし、市は今年度から市民の健康を増進することを理由におでかけ促進事業の交通費助成の予算を、健幸マイレージ制度の拡充や公園の健康遊具設置事業に組み替え、健康増進事業の充実を図ることを理由に高齢者おでかけ促進事業の交通費助成額を平成28年度は3千円から2千円に減額し、平成29年度からは廃止にすることを市民の理解を得ることなく決定しました。

 お出かけ促進事業は、健康マイレージ制度とは対象者・人数も大きく違い予算のすべてが直接対象者に補助金という形で還元されています。一方的な減額、来年度廃止は納得できるものではありません。ぜひ、高齢者がイキイキと社会活動に参加できるよう請願者の願意を汲み取って頂くこと。事業者も乗降客を増やすために努力をされていますが、団塊世代の退職で公共交通利用者が激減しており、いまのサービスを維持することや公共交通を守る大きな役割を果たしていることからも高齢者お出かけ促進事業は、減額せず継続するよう申し上げ討論とします。

豊能郡環境施設組合 廃棄物処理場に関する問題

 8月5日、ダイオキシンを含む廃棄物が神戸から仮置き場(国道477号線沿い第一花折橋付近・光風台4丁目918)に運び込もうとした問題。現場は、搬入阻止するため住民のみなさんや川西市の議員、報道陣もたくさん取材等に訪れ騒然とした状況でした。

 8月8日、午前6時半頃にダイオキシン廃棄物仮置き場へ。近くのガソリンスタンドに廃棄物を積んだトラック5台が止まったまま。廃棄物を運びこまれないよう既に数人が集まっており、中には車に泊まり込んで見張ってくれる方もおられました。この日、9時過ぎ頃から鉄板の撤去作業が行われ少しホッとしましたが、8月10日、光風台自治会の説明会で、組合管理者の田中町長がこの場所は、「白紙撤回はできない」と述べたと聞きました。川西の住宅地から100mの場所なのに事前説明もなく搬入しようとするなんて到底理解できません。又、この間の町長のあまりにもいい加減な対応にあきれるばかり。残りの廃棄物について、神戸からの撤去期限を8月末まで延長しましたが、今後もしっかり注視が必要です。

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たんぽぽだより 167号

豊能町光風台(大和団地から100m)へのダイオキシン廃棄物
議員+住民パワ-で「搬入」ストップさせる!

2016年8・9月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

たんぽぽだより 167号はこちら(画像PDFファイル)

【1面】

豊能町光風台(大和団地から100m)へのダイオキシン廃棄物
議員+住民パワ-で「搬入」ストップさせる!

 豊能郡環境施設組合は8月5日、大和団地に隣接した光風台4丁目の山林に高濃度ダイオキシン廃棄物の搬入(仮置き場)を強行しようとしましたが、市議会議員と住民が抗議し、ストップさせました。

突然、テレビが報道

 豊能郡環境施設組合が神戸市に無断で埋め立てたダイオキシンを含む廃棄物を光風台4丁目の山林に搬入、仮置きするとのニュースが流れたのは7月3l日の夕方。テレビを見た市民から問い合わせの電話が入り、私(黒田)も全く情報がなく、「情報収集して対応します」とお応えしました。

緊急の申し入れ

 翌8月1日、日本共産党議員団は川西市長と市議会議長に、住民の命と健康、財産を守ることが責務の市として、事実確認と情報の提供を行い、住民の不安・不信、疑問に応え早急に説明会を開催するよう、緊急申し入れ書を提出しました。

議会が「組合」へ

 申し入れ翌2日、川西市議会運営委員会で、「組合」への申し入れ書を決定し、3日議長名で提出。市長からも申し入れ書が提出されました。
 申し入れは、光風台4丁目は豊能町ではあるが、川西市の大和団地から100m余の場所で、すぐ横に塩川があること。8月10日までに神戸市から搬出を完了するという報道があるが、川西市や近隣住民に何の説明もないまま、当該廃棄物の仮置き場にすることは許されず、十分説明するまで廃棄物を持ち込まないことを強く求める、と厳重に抗議する内容です。(川西市ホームページで掲載中)

「5日に搬出」の情報

 申し入れには、なしのつぶて。その後も何の情報もないままだったため、私(黒田)は、4日神戸市に電話。「5日朝9時30分から廃棄物の搬出を開始」するとの情報を得ました。

 市や川西市議会の抗議を無視して搬入する状況を見過ごすわけにはいきません。他議員にも連絡を取り、翌5日11時前から、西山議員・平岡議員、住田議員・黒田の4人が現場へ駆けつけました。

 大和自治会の会長さんや住民の方も10数名来られました。

「搬入やめろ」と迫る

 現場では、搬入用に国道を片側1車線に規制、クレーン車などを配置。神戸市と兵庫県の職員やマスコミ関係者が見守る中、私達は、現場の組合職員に「住民への説明会を全く行わないまま搬入することは絶対に許せない。搬入をやめるべきだ」と訴えました。担当者は、「安全である」「時間がない」「搬入してから説明する」「理解してほしい」と繰り返すばかりで話にならず。組合管理者の豊能町長に来てもらってほしいと追及。ずいぶん押し問答をし、やっと、田中管理者が現場に来ました。

説明会をやっと約束

 しかし、田中管理者も担当者と同じ内容を繰り返すだけ。全く誠意が見られず、市長・議長連名で2回目の抗議文を5日付けで提出したことなど伝えても「見ていない」との答弁。抗議文をその場で読み伝え、神戸市からトラックもやって来ましたが、「住民説明会を開催するまで搬入は絶対に許さない」、と毅然と抗議・訴え続けました。同副管理者・能勢町長も来られ、相談。とうとう「5日は搬入しない」「説明会を行う」ということになり、大和自治会は同日夜7時からの説明会に協力をするという決着になりました。
説明会「納得できない」

 5日当日の大和自治会館の説明会は、緊急にもかかわらず約200人が集まり、会場に入りきれないほど。管理者は「安全」を繰り返すだけで、参加者は「納得できない」がほとんどでした。

とうとう「保管場所変更」

 豊能町側でも翌6日、吉川中学校で説明会を開催。終了後に、田中管理者は「保管場所を変更する」と記者発表し、私(黒田)も組合に電話し「あそこの土地はない」と確認しました。
 しかし、10日の光風台自治会説明会で田中管理者は「光風台4丁目の土地も候補地のまま」と答弁しており、今後の動きをしっかり注視す
る必要があります。
 また、現地は、急いで木を伐採し、山を削ったため、法面や盛り土対策など「災害への対応」も必要になっています。地域住民が安心してくらし続けられ、自治体本来の役割をしっかり果たすことができるようにこれからも連帯して取り組んでいきます。(ブログ「たんぽぽだより」には随時写真なども掲載中)

黒豆の声

あの日
とっても良いお天気だった
一瞬にして
日常が地獄絵図になった

あれから71年
「被爆者の声に耳を傾け核兵器の非人道性に目をむけてほしい」
高校生の平和大使が
国連(ジュネーブ)で語りかけた

 

「核兵器禁止条約の交渉を
2017年に始める」世界101ヵ国が支持を伝えた核軍備の縮小・撤廃にむけた多国間交渉(国連)

「被爆者は核兵器廃絶を心から求めます」
「後世の人びとが生き地獄を体験しないように」
核兵器廃絶を願い核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを
平均年齢80歳を超えた
被爆者の方が新たな国際署名を呼びかける

「ふたたび被爆者をつくるな」とはじまった日本原水爆被害者団体協議会(1956年~〉の訴えが世界を動かしている

「平和の大切さをこども達に伝えてきました」と元先生が。
「この署名に名前を書くことで何かが変わりますか」と小学生。
「いつもは邪魔臭いと通り過ぎるけれどこれは書いていくわ」と若者が。
新しい国際署名の輪が広がっていく・・・・・
「私は被爆者の訴えに賛同して署名します」

眩しい陽光の下
署名ができる
この日常を大切にしたい
誰のこどもも殺させない

【2面】

71周年の終戦記念日にあたって

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