市として男女共同参画社会促進・実現・発展を

「男女共同参画条例の制定」を行うべき

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第29号(2013.10)

 川西市では、請願趣旨にもありますように、1999年(H11年)に国が制定した「男女共同参画社会基本法」より先駆けて「男女共同参画」への積極的な取り組みが進められてきました。

 今年3月には「第3次川西市男女共同参画プラン」が策定され実現に向けた取り組みが進められています。

 しかし、国の「男女共同参画基本法」の目的達成のためにプラン作成が行われているものの、その達成がなかなか進まないのは、実行性の担保がないことが原因だと考えます。今までもプランに「条例化を検討する」ことを謳いながら、具現化できていないこと、市民実感アンケート調査でも意識調査の数値が後退していることについては、改善する手立てを講じるべきです。「条例化」することは、議会の議決を得ることとなりますから、実行性の担保、プラン(計画)の実質化に向けた「しばり」となります。

 現在は、男女という両性の平等という観点だけではなく「人権」そのものとしての取り組み、法律的平等から、社会的平等へとより広がりを持って取り組まれようとしています。

 川西市として、男女共同参画社会の促進・実現・発展を図ることができるように、請願者が求めている「男女共同参画条例の制定」をすみやかに行うべきです。

川西市男女共同参画条例の制定を求める請願書(可決)

賛成した議員
 住田・北野・黒田・宮坂・北上・岡・津田・福西・大﨑鈴木・平岡・大矢根・小山・多久和・安田忠司

反対した議員
 森本・秋田・松田・土田・吉富・吉田・宮路・久保・梶田・安田末廣

※(議長・江見)   敬称略