環境負荷軽減へ雨水の有効利用を

環境負荷軽減へ雨水の有効利用を

 一時に降る集中豪雨は時として甚大な被害をもたらします。しかし、この雨水も有効に活用すれば貴重な資源となります。CO2削減が叫ばれている今日、環境への負荷を軽減させるために、家庭での雨水の有効活用を推進している自治体や、学校での雨水の有効活用などエコ教育が取り組まれています。
 土谷議員は川西市でも雨水の有効活用をはかるべきだとして市の考えをただしました。

家庭用雨水貯留タンク設置に助成を

 家庭で雨水の有効利用をはかるために雨水貯留タンクを設置し、花や植木の水やり、庭の散水などに使えるようにする。お隣の池田市などでは、そのタンク購入費用の一部を助成する制度をつくり推進している。川西市でもすすめるべきではないかとただしました。市は「県下でも4市町でやっており、助成制度について研究し、慎重に判断したい」と答弁。

グリーンカーテンなど学校エコ教育推進を

 土谷議員は雨水の有効活用とあわせ、教室の日よけにグリーンカーテン(ヘチマやニガウリ、アサガオなどツル性植物)を植栽するなど、実体験を通じてエコ教育を推進すべきではないかと市の考えをただしました。市は小学校でアサガオなど教材として利用しているが、「推奨していきたい」と答弁しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第59号(2010.4.15.)

下水道未整備地区の積極的解決はかれ 土谷一郎議員

2006年9月定例議会 土谷一郎議員
下水道未整備地区の積極的解決はかれ

 土谷議員は、多田駅直近の東多田三丁目と錦松台地内で、公共下水道の整備が進んでいない問題を取り上げ、市の整備方針をただしました。両地域とも前面道路が私道であり、一部権利者の同意がなかなか得られない問題があります。地元でも努力をされていますが、話し合いがうまくいかないでいます。
 下水道敷設には、私道の市道化による公共下水道化。そして私道のままで共同私設下水道というやり方があります。いずれにしても地権者の同意が必要となります。土谷議員は「行政が積極的にかかわり、問題解決に当たるべきだ」と市の姿勢をただしました。
 市は「金銭問題が絡むので入っていくことは困難だとし、自治会や多くの方々の努力で整備をすすめてきたが、相談にのり一緒になって取り組む」と答弁しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第2号(2006.11.23.)