後期高齢者(75歳以上)医療制度特別会計設置に反対

2008年12月議会報告
後期高齢者(75歳以上)医療制度特別会計設置条例

 川西市後期高齢者医療事業特別会計については「兵庫県後期高齢者医療広域連合の規約の制定に係る協議」についてすでに9月市議会で反対討論を行いその問題点を指摘したところです。
 「後期高齢者医療制度」は75歳以上の高齢者を国保や健保から追い出し、保険料値上げや医療の制限という悪魔の選択に追い込んでいく制度です。高齢者を邪魔者あつかいし、切り捨てるこの制度を、「姥捨て山」と呼んだのは、元厚労省局長の堤修三さんでした、また厚労省の宮島・大臣官房総括審議官は「当初の制度設計で5年くらいで行き詰まる」と明言する無責任ぶりです。厚労省の現職幹部すら、「早期破綻」を認め、際限のない国民負担と医療切りてに国民を引きずり込む「後期高齢者医療制度」であり、それを進めるための会計設置条例です。認めることは出来ません。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第18号(2008.1.10.)