「年金受給資格期間の10年への短縮を求める請願」についての賛成討論

「年金受給資格期間の10年への短縮を求める請願」についての賛成討論

2011年12月22日 黒田みち議員

 請願第13号「年金受給資格期間の10年への短縮を求める請願」に対して、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。
 日本の国民年金は40年間払い続けなければ満額もらえません。25年かけなければ、かけてきたお金もかえってこず「掛け捨て」の状況です。
 118万人もの方が「無年金」という状況があります。年金加入が強制でなかった時代もあり、09年の納付率は約6割となっています。
 雇用や賃金の問題などありますが、最低保障年金制度の創設や払うことができる保険料の設定、払い込みの期間を短縮するなど、抜本的な「国民の信頼」を得るための改革が必要です。
 今、諸外国では、年金受給年齢の引き上げなどもされていますが、最低保障は手厚くなっています。
 今、国の方でも「年金改革」が進められており、その中でもこの「25年を10年」に短縮する方向性も協議されています。
 ぜひ、川西市議会として、年金受給資格期間25年の10年への短縮を早急に法案化することを求める請願を採択していただき、国を後押しできるようお願い申し上げまして賛成討論とします。

(2011年12月議会 請願についての態度)