学校給食と地産池消を結び「農」を活かした街づくりを

2013年12月議会 一般質問

黒田 みち 議員 
「日本共産党川西市会議員団ニュース」第36号(2014.2.)

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学校給食と地産池消を結び「農」を活かした街づくりを

①学校給食をまちづくりの柱にする取り組み②「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」施行後の現状と課題、の2項目の質問・提案を一問一答方式で行いました。

誇るべき給食3条件

 川西市の小学校給食は、「週5日」「米飯」「完全自校方式」の3条件がそろった全国的にも評価の高い方式で実施されています。全市でおこなったアンケートでも自校方式の給食を願う声が多く、喜ばれています。公立・民間保育所(園)でも1園を除いて「自園・直営方式」でこども達の心と身体の健やかな育ちを支えています。
中学校にも拡大を

 この川西市の誇る小学校給食を、食と農を通じて学ぶ「食農教育」の観点から、中学校はもちろん幼稚園でも実施してほしいと提案し続けています。

 同時に、給食食材に地元産を増やし、農地の再生・活性化と結びつけた街づくりを、と提案しています。

地産地消で田畑活かす

 給食食材の地産地消を進めることで、安心・安全の食材を確保し、農地を守り、活かして農業従事者を増やし、技術継承にもつながります。田んぼや畑、ため池などは治水、温暖化対策につながり、環境保全にも大きな役割を果たしています。

 「公的な給食施設」は様々な災害時の地域拠点となることは実証済みです。「給食」と「地産池沼」がまちづくりのキーワード。この2つを拡大し、「緑豊かな、災害に強い安心のまち、優しいまち かわにし」のまちづくりを進めましょう。