2008年6月議会 一般質問 大塚議員
広域ごみ処理施設用地 2億円の土地を10億円で買収、「山林でも宅地見込み地と評価」
1市3町広域ごみ処理施設建設用地買収が5倍もの価格で買収。住民裁判が起こされました。裁判では法的に問題なしとしましたが、買収土地は市街化調整区域であり住宅を建設出来る地域ではありません。ところが買収価格決定に、住宅見込み地、別荘見込み地などとして土地評価を引き上げ購入しています。市は「議会でも承認された」、「適正だ」と主張します。
確かに議会では多数で可決されたのですが、住宅を建設出来ない土地を「住宅見込み地」と評価することは出来ないと追及。副市長は、用地交渉の中で、金額が決まったもので、民・民交渉の中でそのような解釈がされる、と発言。買収価格が適正であることをいうために「宅地見込み地」としたもの、理由付けであることがはっきりしました。
こんなことが許されるなら、土地価格は自由に、民間での売買と同じになり公平性は無くなってしまいます。
厳しく指摘し改善を求めました。
「日本共産党川西市会議員団ニュース」第29号(2008.7.17.)