議会無視!工事完了後提出 中央北地区土壌汚染対策追加工事費 全議員一致で否決

議会無視!工事完了後提出
中央北地区土壌汚染対策追加工事費 7,800万円 全議員一致で否決

論戦をリード

 保守・公明など与党含め全員一致で市長提案を否決、大塩市長になり2度目。日本共産党市議団の論戦が全体を大きく動かしました。

2008年9月議会 住田議員の討論から

 当然のことながら、事業者が設計図書に基づき、工事を完了すれば、契約に基づき支払いをすることは常識であり、そのことの是非を言っているものではない。事業発注者である行政が、自ら混乱を作り、その結末の決定だけを議会に提示していることが「許しがたい、大きな問題」。
 具体的には、汚染土壌の不溶化処理において、当初設計は汚染土を袋詰めにして他都市に運び出すとしていたものを「現場で不溶化する」ことにした。著しい変更であるにもかかわらず、変更であるという認識がまったくない。
また現場で不溶化することに伴い「仮設備を行う」こととし、結果的には「新規で3000万円を超える工事」が発生しているにもかかわらず、議会の議決を経ることがなかった。「新規の工事の発注」という処理をせず、工事遂行を先行させた。
 つまり当初設計と著しく違うのに、その是非を審議させなかった責任は重い。しかも責任をとるものがいない。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)