都市近郊農業の振興・再生で市の考えただす

2008年6月議会 土谷議員の一般質問
都市近郊農業の振興・再生で市の考えただす

 都市農地には生鮮農産物の生産と共に環境の保全、防災空間など市民生活に欠かせない多面的な役割があります。
 しかし、近年、市内においても遊休農地、耕作放棄地   が見られます。日本の食糧自給率が39%と異常な低さが問題になっており、地域農業の振興、地産地消の推進が求められるところです。
 現在、市内では3カ所の農産物直売所が川西特産のいちじく、桃をはじめ新鮮な地元農産物が販売され、消費者に喜ばれています。
 土谷議員は耕作放棄地の調査、復旧・再生と有効活用について、地産地消の推進、学校給食への地場産拡大、米飯給食の回数増について市の考えをただしました。
 市は「遊休農地は増加しており、実態調査はやっていく、有効活用については、JA、関係団体と協議していきたい」「地産地消は産業振興という点で引き続き支援していきたい」また「学校給食への地場産の使用、米飯の回数増は期待されておりそのように務めていきたい」と答弁。
 しかし、具体的推進のため協議会設置の考えはないとしました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第28号(2008.7.10.)