加茂遺跡
東側斜面地環濠の保存で歴史と自然を生かしたまちづくりを
住田由之輔議員
歴史的価値がある国史跡指定拡大すべき
地権者の理解が前提になるが国の史跡指定を拡充することで、開発される前に手立てをつくすことが必要と住田議員は訴え。今回もまた開発されることが決まった後から「手立てを講ずる一であり、教育委員会の手立ての遅さを批判。
今回開発地の隣はすでにマンシヨンが建ち、貴重な斜面地環濠が破壊されてしまっている。もう写真でしか見ることができない。
加茂遺跡とは
石器時代から集落が存在し、弥生時代中期が全盛で500名の人口であったと推計されている。周囲に環濠が掘られ、「敵の侵入一を防ぐ構造が明らかになっている。
同じ時期、九州吉野が里遺跡は40ヘクタール日加茂は20ヘクタールと半分だが、構造は同じであり、歴史的に高い価値を持っている。しかもまだまだ十分な発掘調査はされておらないから、貴重な遺構も残っている可能性を秘めている。
現物の保存を
住田議員は、川西の地にこれだげの貴重なものが存在するわけであるから、なんとしても現物を保存すべく強く訴え。またこれらを生かしたまちづくり、特に遊歩道の整備をやるべきだとも要求。
教育委員会は、遣構調査を見守るとの消極姿勢に終始。
発掘調査で、集落への進入路が強固なつくりであったことが発覚
一般質問が終わった12月末、資料館東側道路の発掘調査で、集落への進入路にさらに3つ目の環濠と落とし穴的な溝が新たに見つかり、遺跡の貴重さが浮き彫りになっています。