保育所、幼稚園、小学校における障がい児の受け入れについて

2014年12月議会

こどもの最善の利益が保障される保育・教育を
保育所、幼稚園、小学校における障がい児の受け入れについて

黒田みち 議員

障がい児の十分な受け入れと保育・教育環境、職員の確保を

 今年度、18保育所(公・民共)での障がい児受け入れ、72名、加配保育士42名。9幼稚園(公)では44名受け入れ、加配17名。16小学校では、52特別支援学級202名、通常学級に210名の受け入れ、30名の加配、各校に1名の生活指導相談員、臨時職員配置という実態を把握し、受け入れまでと受け入れ後の対応・対策において、子どもの能力や可能性を最大限伸ばし、自立・社会参加ができるよう保護者、医療・専門機関との情報共有、連携を十分とることなどの基本的な部分を確認しました。

 この間、法律が変わり、共生社会に向けての取組み、連続的な育ちの保障をしていくことが求められている中で、教育委員会等が大切にしている理念と現場での実践が、こども達の最善の利益につながっていくこと、加配職員の配置や必要な部屋の確保を求めると共に、「就学指導委員会」を「教育支援委員会」というような名称変更などの必要性を伝えました。

 また、新年度からは、保育所をはじめ就学前児童に関する法律が大きく変わること、国が、少人数学級を止める方向を示していることなど障がい児の受け入れや発達保障への懸念事項がある中で、国や県にも後退することがないよう市として意見を述べることや市としての取り組みを十二分に行うよう強く求めています。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第3号(2015.2.)

山下駅前、一の鳥居駅前の安全対策、整備を

2014年12月議会

黒田みち 議員

現状把握と住民の安心・安全の確保を

 通勤・通学、日常の移動拠点としての山下駅前(H25年調査1日乗降客数7000人)、一の鳥居駅前(同1000人)。どちらも駅前ロータリーの整備が行われていません。人と自動車、自転車などが入り乱れ、違法駐車・駐輪があるなどより危険な状態に拍車がかかっています。

 地元の方から「危ないのでどうにかならないか?」とお聴きすることはもちろん、朝の駅前宣伝などで、車イスの方の移動の過酷さ、事故の現場を目撃することもあり、市として現状の危険を認識しているか、住民の安心・安全にむけた取り組みについて、一の鳥居駅のエレベーター設置を含めたバリアフリー対策について提案しました。

 両駅前は、歩道整備も十分ではなく、市外・県外からの車も多い場所です。「マナーを守る」ための情報提供や実態調査、近隣市町などとの連携の必要性を伝えながら、様々な対策をするためには、地元土地所有者の方の協力をはじめ、地域の知恵と力を借りて対策を構築することを提案しました。市道12号についても「整備する必要がある」としながらも具体的には遅々として進んでいません。土地買収を含めた抜本的な安全対策を早急に講じるよう求めています。

 また、一の鳥居駅では乗降客数が3000名に満たないとエレベーター設置が進みません。

 黒田議員は12年前から、エレベーターの設置を基本に、国道173号線と駅ホームの同じ高さの所への改札口設置(約750万~1500万円)や階段昇降機設置(約1000万円)などを求め続けています。

 この地域は、老人福祉センターがあり高齢化も進んでいます。生活の要である公共交通があるのに「階段のために利用できない」困難な状態は早急に解決しなければなりません。バリアフリーを進めるためにも、乗降客数だけでなく、駅舎までの高低差が大きい場合はエレベーター設置できるよう国などに補助金を求めるよう提案。市としての「川西市公共交通基本計画」に位置付けて取り組んでいくと答弁がありました。

 それぞれの地域課題は明らかです。誰もが住んでいる家に住み続けることができる安心・安全のまちづくりにむけて解決にむけた取り組みを行うよう強く求めています。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第3号(2015.2.)

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第2号を発行しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第2号(2015.1.)を発行しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第2号

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第2号はこちら(PDFファイル)

あけましておめでとうございます
本年も議員団へのご支援・ご協力よろしくお願いします

飛躍の年へ

 昨年10月の市議会選挙、また突然決まった12月の総選挙では、短期間の活動でしたが、日本共産党は、8議席から21議席へ。得票数、率でも全国的に躍進しました。改めてご協力をいただいた皆さんに感謝申し上げます。

 定例国会が1月26日から始まります。兵庫県におきましても堀内照文衆議院議員を囲んで懇談会が計画される等すでに各地で新国会議員と要求実現に向けた取り組みが始まっています。みんなで勝ち取った議席、平和とくらしを守るため、川西市民の生活をより良くしていけるよう議員団も積極的に活動していきます。

 川西市の課題解決へ皆さんとともに力を尽くします

 川西において来年度の予算編成に向けて市民要望を反映した予算要望書を提出し市長とも懇談しました。

 懇談説明の中で、子ども医療費無料化制度の拡充が見られるものの、総じて前進している内容とは受けがたいものでした。

 その後、議会に提出された「子ども・子育て計画案」は、若い皆さんの要望に逆行しているのではないかと首をかしげる施策です。(現在、市民へのパブリックコメントが実施されています)

 私たち議員団は、市民の力を借りて、積極的に具体的な提案をし、若い人への施策だけでなく、だれもが希望を抱き、前向きに生活できる川西のまちづくりを進めるため、精いっぱい力を尽くします。 皆様のご支援ご協力よろしくお願いします。

議会日程(予定)(市役所6階、10時始まり)

【1月】
27日(火)議員協議会→「高齢者保健福祉計画・第6期介護保険事業計画」「指定介護予防支援事業所・地域包括支援センターに関する条例(案)要綱」「第6次川西市障がい者福祉計画」について

27日(火)厚生常任委員協議会→国民健康保険運営協議会、介護保険運営協議会の協議内容について

28日(水)広報委員会、201号について、議会運営委員会

29日(木)議員協議会→第2期中心市街地活性化基本計画(案)、男女共同参画条例(案)要綱、生物多様性かわにし戦略(案)について

29日(木)まちづくり調査特別委員会→中央北地区整備事業の進捗状況について

【2月】

10日(火)議運委員と会派代表の合同会議→2015年度予算大綱説明

13日(金) 議会運営委員会、定例議会について

20日(金) 3月議会 定例議会初日

○総括質問 2月27日(金)、3月2日(月)

○一般質問 3月3日(火)、4日(水)

※いずれも傍聴可能です。ぜひご参加ください。

【2面】(本文中の「左記」「右記」は紙面での左右です)

12月定例市議会報告 その1

議員報酬5%~10%削減へ・修正提案する

 報酬審議会の答申を受け入れ、特別職は1.9%の削減を実施する議案が提出されました。日本共産党議員団は、議員に限り5%~10%へ引き下げをする修正案を提出しました。討論内容は左記のとおりです。

①22年ぶりに報酬審議会が開かれ、一定議論されたことは評価をする。

②市長の20%カットを始め、行政の特別職はすでに自主的に削減している。

③一般職員は人事院勧告に沿って給与の削減、川西市独自で2~5%、3年間引き下げを行っている。

④市民から「身を切るべき」との声があるが、前回選挙から議員定数を30から26議席へ削減。これ以上削減すべきではない。

⑤提案している財政的効果は、4年間で約5400万円。

⑥議員報酬は、議員の生活費としての役割が大きくなっている。

⑦前期の議会運営委員会などで協議された結果、全員一致が見られなかったため改めて議員報酬の減額提案をしました。

 結果は、日本共産党議員団以外は修正案に反対しました。

子ども医療費無料化中学校卒業まで採択するよう委員会で主張

 12月議会、新日本婦人の会川西支部から、「中学3年まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願」が提出され、日本共産党議員団は紹介議員(住田北野)になり請願採択に向け奮闘しました。

 12月10日に開催された厚生常任委員会(岡委員長、福西、宮坂、西山、米澤、平岡、江見、坂口、黒田)では、北野議員が紹介議員として「兵庫県下41市町のうちすでに24自治体が中学校卒業まで無料化が進んでいることなど趣旨説明を行いました。

 黒田委員は、川西市の現(下記参照)を伝え、少子化が進み合計特殊出生率が低い川西市として、9800万円の財源があれば請願項目が実現できることや1億2900万円あれば所得制限をなくすことができる、実現させて川西市を子育て一番のまちにするべき、など討論しました。また、「市長も公約として掲げているので、請願採択することで後押しをしましょう」と委員会で、「即決」するよう求めました。

 が、どの委員も「趣旨には賛成、同じ思いであるが、厳しい財政事情の中、一気に中学校3年生まで進めるのではなく段階的に」と、継続審査にしました。

  • 即決すべき→宮坂、黒田
  • 継続審査にすべき→福西、西山米澤、平岡、江見、坂口

19日の最終本会議

請願には賛成だが「継続審査」に反対→日本共産党議員団(住田北野・黒田)
自治市民クラブ(北上・宮坂)

他の議員は、継続審査に賛成しました。(※「継続審査」では、請願に反対賛成などの討論はできません。3月議会で再度審査されることとなります)

川西市の現状

乳幼児等医療助成制度・・・

  • 0歳児のみ所得制限なしで入院・通院無料
  • 6歳児まで所得制限ありで入院・通院無料
  • 小学1~3年生は所得制限ありで入院無料・通院一部負担金あり

子どもの医療費助成制度・・・

  • 小学4年生~中学3年生は、所得制限ありで入院無料、通院2割負担

主な議案

 右記のように「特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」以外の認定案1件、議案28件は全員の賛成で可決しました。

 また、請願「中学3年生まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願」は、継続審査要望多数で継続審査になりました。

○同意案・教育委員会委員の選任、尾市雅子さんに代わり鈴木温美さんに。

○議案・「一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定」給与を1.5%引き上げ等

○議案・「市民体育館等整備に伴うPFI事業に係る契約の締結」20年間の維持管理を含めて約30億円の契約。

○議案・「旧慣による公有財産の使用廃止」。矢問1丁目のため池の使用廃止

○議案・「国民保険条例の一部を改正する条例の制定」。出産一時金を「39万円」から「40万4000円」にする

○議案・「事務分掌条例等の一部を改正する条例の制定」「子ども・家庭部」を教育委員会へ編入。「中央北整備部」を「キセラ川西整備部」に変更など

○議案・「保育所における保育に関する条例を廃止する条例の制定」。国の法律に従ったもの。一定旧法に基づいた大切な内容は継続されている

○議案・「市立幼稚園保育料及び入園料徴収条例の一部を改正する条例の制定」。子ども・子育て支援法に基づき改定できる条例。改定内容は決まっていない

○議案・「病院事業の使用に関する条例の一部を改正する条例の制定」。分娩に係る使用料を1400円下げる

北野のり子だより 第22号

謹賀新年

2015年1月 北野のり子

 

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謹賀新年

 みなさまにおかれましては、おだやかな初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年は10月の市会議員選挙、12月の総選挙と続く中、大変お世話になりありがとうございました。お陰様で21議席へ躍進することができ私も再選を果たし、お正月を迎えることが出来ました。

 今期初の一般質問では、子どもの貧困問題を取り上げました。いま、日本の子どもの貧困率が、(相対的貧困率)16.3%。市でも6人から7人に一人の児童・生徒が生活保護あるいは、生活保護準用世帯であることから就学援助を受けています。誰もが安心して子育てできるようにと給付型奨学金の導入、就学援助の拡充、子どもの医療費の窓口負担ゼロを中学卒業まで実施するよう強く求めているとこです。

 引き続き、「くらし・福祉を支えるまちへ、子育て応援します」をスローガンに掲げ、全力で取り組みます。よろしくお願い申し上げます。

市会議員 北野 のり子

中学校給食 早期実現を
川西市中学校給食推進基本方針(案)パブリックコメント募集中(1月21日まで)
(議員協議会その2)

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たんぽぽだより 148号

8保育所と9幼稚園中 13か所廃園

2015年1・2月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

2015_01_ku_148たんぽぽだより148号はこちら(画像PDFファイル)

(1面)

8保育所と9幼稚園中 13か所廃園

6か所の「認定こども園」などに統合

  • あんしん子育てに逆行!!
  • 緑保育所など廃止
  • 施設は余っている?!
  • 乱暴きわまる。借金対策??
  • 子どものためになるの?!

新たな時代をあける年に

黒豆の声

(2面)

  • 廃止するしかない政党助成金
  • 政党の堕落・腐敗の大本

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たんぽぽだより 147号

幼稚園と保育所つぶさないで!!

2014年12月 日本共産党川西市会議員 黒田みち

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(1面)

  • 幼稚園と保育所つぶさないで!!
  • 保育所待機児童204名(3歳未満児)
  • 5度目の“福島”ボランティア(PART2)
  • 「何が原発再稼働じゃ!」憤りに大きくうなづく
  • 黒豆の声

(2面)

  • 選挙で示された二つの民意 共産党躍進と「オール沖縄」完勝
  • 「自公圧勝」とはいえない 得票数・率とも減

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北野のり子だより 第21号

2014年総選挙 21議席へ大躍進

2014年12月 北野のり子

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1面

2014年総選挙 21議席へ大躍進

 今年もいよいよ残りわずかとなってしまいましたが、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 さて、10月の市議会議員選挙に引き続き、今月14日投開票の総選挙でも、みなさまには大変お世話になりました。日本共産党は、8議席から21議席へと大きく躍進することができ、兵庫県から10年ぶりに堀内照文さんが当選し、国会議員を誕生させることができました。沖縄では、1区赤嶺政賢さん(共産)をはじめ「オール沖縄」の4候補が自民党候補を破り、全員当選。兵庫6区(川西市・伊丹市・宝塚市)の選挙区では、当選には及びませんでしたが、吉岡けんじさんが前回より得票を伸ばし健闘しました。

 みなさまのご支援に心から感謝いたします。引き続き、国政と連携し市政でも誰もが安心して暮らせる社会をめざしがんばる決意です。今後ともよろしくお願いいたします。

市議会議員 北野 のり子

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12月議会

 11月27日から始まった12月議会(第7回川西議会定例会)は、12月19日に23日間の会期を終えました。

 川西市コミュニティセンター牧の台会館等の指定管理者の指定について等、22議案と「中学3年まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願」が審議されました。主なものについて報告します。

議員報酬5%~10%引き下げる修正案提出

議案提案 (1.9%削減)
議 長 74万2千円→72万8千円
副議長 66万6千円→65万3千円
議 員 60万3千円→59万2千円

日本共産党議員団の修正案(5%~10%削減)
議 長 72万8千円→66万7千円
副議長 65万3千円→61万9千円
議 員 59万2千円→57万2千円
※年間5千400万円の効果

 今回の議案に「議員報酬等に関する条例の改正」が上程。この議案は、報酬審議会の答申を受け、議員報酬を1.9%引き下げるというもの。日本共産党議員団は、基本的には、答申を尊重しますが、市議会議員の報酬については、議会運営委員会でも検討することが必要だと考え提案をしました。残念ながらそのような場が設けられませんでしたので修正案を提出しました。

修正案提出の理由

1.前期の議会運営委員会の提案を受け、報酬審議会が開催され1.9%引き下げ答申が行われたこと

2.常勤特別職は既に自主的に引き下げを行っていること

3.一般職の給与がこの間、人事院勧告に準拠し引下げが行われており、さらに2~5%(3年間)の引き下げが実施されていること

4.「議員自らが身を切ること」への声に対し市民の願い実現、民意に沿った活動への影響がある定数削減に反対していること

5.修正案実施で5千400万円の効果が見込めること

(結果)原案可決。修正案賛成は、日本共産党議員団のみでした。

子どもの医療費無料化を求める請願 継続審査に

 「中学3年まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願」が出され、私は、紹介議員となり、付託された厚生常任委員会に賛同を求め趣旨説明を行いました。しかし、常任委員会では、「方向性は同じだが、市の財政を考えると段階的に行うことが必要」等の意見が出され、継続が多数となりました。最終本会議で請願に賛成、継続審査に反対の立場を取ったのは、日本共産党議員団(住田・黒田・北野)と自治市民クラブ(北上議員・宮坂議員)の5人のみ。結果、継続審査となりました。

 県内では、既に6割が中学3年生まで医療費無料化を実施しています。あと、9千800万円あれば川西市でも中学3年生まで拡大できます。将来ある子どもの命と健康を守るために財源を使うのは、当然のこと。議員報酬をさらに削減すれば5千400万円の財源が確保できるのです。

2面

12月議会一般質問

市内の子どもの貧困状況は? 実態把握を。教育の支援をもっと拡充するべき!

子どもの貧困率(相対的貧困率)16.3%

 日本は、経済開発機構(OECD)加盟35か国中ワースト9位、特に一人親世帯は5割を超え最低ランク。政府が進めてきた雇用や社会保障切り捨てによって「貧困と格差」が拡大。

 国では、昨年6月、議員立法による「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が成立し、本年1月17日に施行されました。法律の第一条では、「子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、及び子どもの貧困対策を総合的に推進すること」を目的とし、「子どもの教育の支援、生活の支援、就労の支援、経済的支援等の施策を講ずる」としています。理念的には大事なことが謳われていますが、8月29日に閣議決定された大綱では、さまざまな団体が要望した、貧困率改善の数値目標、児童扶養手当の拡充、給付型奨学金の導入、就学援助の拡充、子どもの医療費の窓口負担ゼロなどは盛り込まれず関係者からも失望の声が上がっています。

Q.市内の子どもの貧困状況について

A.生活保護の受給総世帯が1千303世帯(1千888人)、その内、子どもの数が302人。18歳未満の子どもがいる母子世帯が115世帯。

Q.市独自の貧困調査し実態把握をするべきでは

A.貧困調査の予定はないが、他の子どもに関する調査をする時に指摘の点を含め検討する。

Q.自治体の責任で貧困対策の取り組みを

A.給付や相談事業等、既存事業を的確に行う。来年4月から実施する子ども子育て支援新制度や生活困窮者自立支援制度を通じて子どもの貧困対策に努める

Q.市の奨学資金制度の充実を

A.市の奨学資金の貸し付け人数は、26年度は43人。これまでの貸付額は1千440万円。滞納件数は213件1千556万円。返済については、猶予・返済期間、収入に応じた額にする等の相談に応じている。

 現在、二人に一人以上が奨学金を利用しており、そのほとんどが貸与型。しかし、就職難や低賃金により、奨学金の返済が過重となり若者の生活を追い詰めています。奨学金返済への不安と負担を軽減し、教育の機会均等を保障するにふさわしい制度にするべきだと考えます。

 市の奨学資金制度は、滞納者に対しては丁寧な対応を行っていますが、予算も少ないうえ家族の中に返還金の滞納がある場合は、奨学生の資格がなくなります。これでは、今回の質問の観点からすると貧困の連鎖を断ち切ることができなのではないでしょうか。

議員協議会その1

市立幼稚園と保育所の一体化!松風幼稚園廃園!!

 12月19日に行われた議員協議会で公共施設の再配置計画について説明があり、質疑、意見が取り交わされました。26年度12月に策定ものとして幼稚園と保育所の一体化計画が新たに追加。松風幼稚園廃園については、今月14日に行われた「川西市子ども子育て計画」に掲載され、関係者や保護者から不安の声が上がっています。

2015年予算要望書提出

 12月18日、日本共産党議員団として市長に予算要望書を提出、懇談の時間を持ちました。

 要望書の詳細は、ブログ、議員団HPに掲載していますのでご覧ください。