北野のり子だより No.50

いいね!自校調理方式
中学校給食 早期実施へ
9月議会 一般質問

2018年9月  日本共産党川西市議会議員 北野のり子

 北野のり子だより No.50 2018年9月号はこちら(PDFファイル)

いいね!自校調理方式 中学校給食 早期実施へ

9月議会 一般質問

 生徒や保護者が待ち望む中学校給食は、自校調理方式を基本に計画通り進めていたら、明峰中学校で9月から始めることができました。

 ところが突然、センター方式に方向転換し約500万円を使った委託調査結果の内容も6月26日開催の議員協議会でようやく明らかになりました。市は、調査結果から旧中池での給食センターの実現は、土地が狭く運営上非効率な施設になるうえ、コストが割高になるなど、運営面からもコスト面からも課題があり、実現可能性が低いと判断しています。

 本来なら、アンケート調査でも明らかなように保護者や児童・生徒が望む自校調理方式で実施をするべきですが、今年度、新たに500万円を使い川西南中学校第2グラウンドを候補地としPFI事業を想定した可能性調査実施・検討を進めています。近年、PFI方式で学校給食を行う自治体が増え建設、運営、調理などを民間に任せています。PFI事業による学校給食は、自治体の初期費用負担が軽くなる代わりに、事業者の裁量の幅が広がる事業形態で、財政優先の運営、経営主義になり、教育の一環とは大きくかけ離れてしまうことが危惧されます。

 私は、市内の小学校給食、宝塚市、西宮市の中学校給食の視察調査や栄養士など関係者からの聞き取り、保護者や教職員の声などからも自校調理方式が優れていることを再認識しています。市教育委員会自身も自校調理のよさを十分認識しているはずですが、自校調理方式は、今や導入調理のよさを十分認識しているはずですが、自校調理方式は、今や導入の選択肢からもはずされました。

 市は、安定性、継続性を言いながら効率化・コスト削減できることを優先にセンター方式を進めるとし、早くても2022年4月か9月開始だと述べています。私は、給食は教育の一環、子どもの教育に効率性やコスト削減を持ち込むべきではないと考えます。引き続き自校調理でよりよい給食をめざします。

PFI とは…

 公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に、従来のように公共が直接施設を整備せずに民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法。

身近な要望 取り上げ、改善!!

 先月、多田の駐輪場に草が伸びており除草や剪定などの維持管理ができていないのではと指摘を受けました。早速、市担当課へ連絡し現場を確認し対応するよう要求しました。
 本来市が対応するところ公益財団法人自転車駐車場整備センターが剪定をしてくれたと市より連絡がありました。
 自転車駐輪場を私自身が利用してないこともありなかなか気が付きませんでしたが、声を掛けてもらえたお陰で改善ました。

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北野のり子だより No.49

問題山積(仮称)市立総合医療センター基本構想案 総額355.5億円

2018年9月  日本共産党川西市議会議員 北野のり子

 北野のり子だより No.49 2018年9月号はこちら(PDFファイル)

問題山積(仮称)市立総合医療センター基本構想案 総額355.5億円

 8月23日に行われた議員協議会で(仮称)川西市立総合医療センター基本構想(案)の内容が明らかになりました。

①市立川西医療センターコスト129億円増加

 総額176億円の計画が247億円(利息81.5億円を含めると355.5億円)のコスト増加へ。利息を含めると129億円増加の計画です。

②医療法人協和会の要望で全室個室化 収益は協和会(協同病院)へ

 400床のベッドの内、一般病床の377床は全て個室化(7割無償・3割有償)。協和会協立病院の要望を受け市が独自に約10億円を出しますが、差額ベッド代(1日4000円)、目標の病床稼働率93%で単純計算すると1日44万円。年間1億6000万円全て協和会の収益になります。

≪コスト増加の要因≫

キセラ川西センター

①建設コストの過少見積もりで80億円→126億円へ(46億円増加)
②病院機能の質的充実→個室化、手術室、高度治療室の充実、消費税改定
 入札リスク(28.5億円追加による増加)→国の交付税対象外
③耐震構造(免振加算等)→(13億円追加による増加)
④土壌汚染対策→(14億円追加による増加)
⑤その他→OAシステム、設計・管理等(8億円増加)

北部急病センター→北部診療所へ

19.6億円→8.1億円(-11.5億円)
 現川西病院は閉鎖し、急病センターから診療所に計画変更。そのため、予算も11.5億円減額です。
 24時間対応は、内科1診のみ。ニーズの高い小児科は対象外。川西北部は、総合病院がなく、入院も手術もできません。
 市民の税金、10億円追加し差額ベッド代の収益は全て協和会って納得できますか?

③駐車場確保できず相互利用?!

 キセラ川西区域内の新病院建設地は、現川西病院と比べても土地が狭く駐車場の確保ができません。病院職員の駐車場もありません。市は、大規模集客施設やキセラプラザ、市民温水プール等、周辺駐車場1240台、ピーク時が各々違うので充分相互利用できると説明しています。近隣自治体病院でも駐車場確保は当たり前、患者さん等の利便性の点からも必要です。

 400床の病院で駐車場がないなんてありえない!今後、駐車場確保にさらにお金を使うのでは??

④敷地面積変更 協和会所有地と市道を活用

 市は、当初の計画より延床面積を縮小しましたが敷地面積が足りず、新病院建設地の西側の市道部分700㎡、北側の協和会が活用しようとしている土地717㎡を確保すると説明しています。
○延べ床面積 約36,000㎡→約35,000㎡
○敷地面積 10,534㎡→11,000㎡
 717㎡は協和会から提供。しかし無償なのか有償なのか未定です。

(仮称)川西市立総合医療センター基本構想案に係る市民説明会

9月8日(土)
10:00~12:00
 北陵公民館 集会室(北陵小学校区の市民)定員80名
14:00~16:00
 陽明小学校 多目的室(陽明・緑台小学校区の市民)定員80名

15日(土)
10:00~12:00
 牧の台小学校 地域交流室(牧の台小学校区の市民)定員80名
14:00~16:00
 東谷公民館 集会室(東谷小学校区の市民)定員80名

22日(土)
9:45~11:45
 みつなかホール 文化サロン 定員180名
(上記小学校区以外の市民等)定員180人

川西病院は市直営のまま存続・充実します。

 計画変更、問題山積なのにたった5回の説明会では、不十分です。パブコメ募集もしますが、多額の税金を使って行う病院事業、もっと広く市民の声を聞くべきです!

 川西病院は、猪名川・能勢・豊能の3町に財源負担も含め協力を求めます。市内どこからでも通えるよう通院バスを運行します。

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黒田みちのたんぽぽだより(No.192)

敷地面積足りない 新たに表面化
事業費129億円増 100%借金 355.5億円に!

2018年8月
日本共産党川西市会議員 黒田みち

➜ 黒田みちのたんぽぽだより(No.192)はこちら(PDF)

【1面】

敷地面積足りない 新たに表面化
事業費129億円増 100%借金 355.5億円に!

市道や協和会?土地活用も
全室個室化・駐車場なし
紹介状受診…

無理な計画次々

 「(仮称)川西市立総合医療センター基本構想(案)」に対する市民意見を聞くパブリックコメントに係る議員協議会が8月23日に開催され、あらたに「敷地不足」が表面化。市道や協和会所有地の活用を検討していることがわかりました。「無理な計画」の表れです。

建ぺい率、容積率未達

 キセラ新病院は昨年5月1日、協和会が購入するとしていたキセラ医療ゾーン10535㎡を市が購入し、延べ床面積36,000㎡の病院をつくると発表していました。

 ところが、今回のパブコメ用資料によると、延べ床面積約35,000㎡で、当初より1,000㎡縮小。35,000㎡を確保するには、敷地面積が最低11,000㎡(建ぺい率60%、容積率300%)必要とし、「医療ゾーン」西側市道(約700㎡)と北側協和会所有地(約717㎡)を活用するとしています。協和会土地は有償か無償かは未定。

(キセラ区画整理事業区域内には協和会所有の土地はありません)

 キセラ(中央北地区)開発は、区画整理事業で実施され、医療ゾーンは協和会が17億円で購入、296床・駐車場100台の病院を新設の計画でした。ところが、今回の「構想(案)」で、400床の大病院建設に転換。駐車場不足や敷地不足、事業費の大幅増として表れているのです。

「駐車場共用』可能?

 駐車場30台は、救急車や業者用に優先、患者・家族は「キセラ川西エリア内の駐車場を相互利用させる計画」。 すぐ隣のキセラプラザ・ホール(1,000人集客)建設の時も駐車場確保が難問で「相互利用」を繰り返していました。土地の借用や購入でさらにコスト増になるのではないか.など懸念されます。市は、今年度も5,205万8,460円(㎡単価最高9,000円)で借上げている駐車場土地※があり.シルバー人材センターなど民間にすでに16台分無償貸与しています。

【4面】

問題多い「医療構想(案)」北部は医療過疎地に
急病・休日どこへ行く?!

 市の21%(32,263人)が住む北部地域。お隣の3町(61,468人)共々、市立川西病院は命綱。検査・手術・入院ができるのはここしかありません。在宅療養支援病院も、中部10、南部6に対して、北部は1か所のみ。

 24時間・休日診療は、川西病院閉鎖後の「北部診療所」の内科だけ。整形外科や小児科は午前中のみ。検査はシャトルバス(月~金、1時間に1本)で「キセラ川西センター」へ。

 交通網寸断されたら?!市内の地域別ベッド数は、中部が急性期199、回復期50、慢性期361、南部は順に538、151、354+α、北部はゼロになる市の構想(案)です。(地図参照)

 地震や豪雨で鉄道や道路が寸断された今年の夏。
 自然災害への対応の面でも、市全体のバランスの良い病院配置、北部に2次救急病院は欠かせません。

「(仮)川西市立総合医療センター基本構想(案)」市の説明会

9月8日(土)
10:00~12:00北陵公民館 集会室
14:00~16:00陽明小学校 多目的室

9月15日(土)
10:00~12:00 牧の台小学校 地域交流室
14:00~16:00 東谷公民館 集会室

9月22日(土)
10:00~12:00 みつなかホール 文化サロン

【2面3面】

1.市は、病院建設に係る事業費を全て市債発行。2019~2021年度の3年間で利息含め355.5億円、全額銀行などから借金。2051年まで、30年間返済が続く。(公債償還)

2.※2「市の負担は49億円だけ」はウソ(当初は227億円だけと言っていた)すでに、2019年度から3年間、人件費補てんで約10億円余を負担。他にシャトルバス運行など協和会(協立病院)に別途依託予定で負担は増える。

3.協和会(協立病院)は、※1 市の償還分の50%を負担金として支払う予定だが、市の償還は30年。指定管理期間は20年間。残り10年分は、次期指定管理者の支払いに。(新聞報道で、協和会が177.7億円負担するとあるのは間違い)
 医療機器購入や建物維持管理などの負担は別途市債発行となる。
 たんぽぽだより185号でお知らせしたように、上野原市立病院は、医療機器購入費の負担金を2年間払えなくなっています。

4.キセラ川西センターは、協和会の要望通り、全室個室化。手術室充実と合わせて28.5億円の建設費増。この負担増は、国の交付金対象外で、市単独の負担となります。

差額ベッド1.6億円

 自治体病院の病室の有料化率は3割に制限されており、「キセラ」は400室のうち有料3割、無料7割と設定。有料個室は1日4,000円。入院稼働率を93%としていますから、単純計算すると、1日の室料は44.4万円、年間1.6億円の収入が見込まれます。

 これらはすべて協和会収入=患者負担です。

 自治体病院は患者負担を少なくする責務があり、現市立川西病院の有料室は250室中43室(17.2%)に抑えられています。

 協和会収支計画による「黒字分」は全て、協和会のもの。

 新病院は、紹介状がなければ診てもらえない。ベッドコントロールという名の退院勧奨…名前は市立病院を標榜しますが、現川西病院のように、使い勝手の良い安心・信頼の砦とはいかないようです。「北部に医療の空白地をつくるな!」しっかり声をあげましょう。

*大阪北部地震、西日本豪雨、台風被害へのお見舞い申し上げます*

 台風20号通過、皆さんのお宅はいかがだったでしょうか。我が家は老朽化したウッドデッキの囲い部分が倒壊、山下の事務所は立て看板が1m程度移動。改めて凄い風と雨だったなあと感じると共に、これからが台風シーズン本番。しっかり点検・対策しておきたいです。皆さんも気をつけてお過ごしください。

 改めて、地震や豪雨災害で被災された方々に心からお見舞い申し上げますと共に1日も早く日常を取り戻すことができますよう願っています。

 6月18日の大阪北部地震、7月5日からの西日本豪雨被害への救援募金にご協力いただいてありがとうございました。第1回目30,662円、第2回目20,l98円、計50,860円振り込みを終え、引き続き募金とボランティア活動に取り組んでいます。今後ともよろしくお願いします。

*ブロック塀の撤去費用に補助が出ることになりました*

 市が、地震などの自然災害や老朽化に伴うブロック塀等の倒壊による被害軽減を図り、地震に対する安全・安心なまちづくりの取組みを支援するため、ブロック塀等の撤去費用を支援する制度創設の準備を進めています。

 撤去を行う前に、市の窓口に申請する必要があります。既に撤去済み、工事契約済みの場合は、補助金を受けることができませんのでご注意ください。(個人宅・補助率3分の2、上限20万円、 住宅政策課 740-1205、10月中旬頃開始予定)

 他に、幼稚園や保育所・特別養護老人ホームなどへの補助制度(12月頃開始予定)もあります。詳しくは布役所へ 740-1111代表

黒田みちのブログ「たんぽぽだより」はこちら

黒田みちのたんぽぽだより(No.191)

「医療構想」危うさ やっぱり
事業費226.8億円→355.5億円(元利合計)
56%、129億円も増加
全室個室・高度医療に特化(国の交付金対象外、市単独負担)

2018年8月
日本共産党川西市会議員 黒田みち

➜ 黒田みちのたんぽぽだより(No.191)はこちら(PDF)

【1面】

「医療構想」危うさ やっぱり
事業費226.8億円→355.5億円(元利合計)56%、129億円も増加
全室個室・高度医療に特化(国の交付金対象外、市単独負担)

市立病院整備調査特別委員会が7月26日開かれ、昨年5月1日発表の「(仮称)川西市立総合医療センター基本構想(案)」を改訂した新「基本構想」を示しました。事業費は、危惧された通り、これまでの176億円(別途利子51億円)から98億円増の274億円(同81.5億円)に、元利合計で226.8億円から355.5億円に増え、巨額の借金を抱える計画です。

建設費57%増 

「キセラ川西センター」は、当初から私(黒田)も住民の皆さんと一緒に「事業費の計画がずさん過ぎる」と指摘していましたが、今回、建設整備費を57%・46億円増やしました。

全室個室化など28.5億円

 その上新たに400床全てを個室化(有料個室3割・無料個室7割)し、「手術室の充実」と合わせ28.5億円増。個室化は「協和会から提案があり、いいと考えた」もの。

気前よく軒並み増額

 地震・浸水対策で13億円、土壌汚染対策に14億円、OA機器も気前よく5割増の18億円など軒並み増額。合計109.5億円も積み増します。(裏面=3面4面参照)

「北部は」8億円だけ

 一方、「北部急病センター」は、医療機器7億円減など合計11.5億円減額し、わずか8億円かけるだけの「北部診療所」にするとしています。

駐車場なし

 その上、rキセラ川西センター」は、もともと手狭な敷地であり、患者や家族用の駐車場なし。
 近隣のキセラホールやキセラプラザ、体育館やプール※、これから建設予定の民間大型商業施設の駐車場を相互利用するとしています。

駐車場の借上げも

 ※これら駐車場の一部は市有地ではなく、地権者から今年度も5205万8460円で借上げています。(㎡単価最高9000円)

 駐車場のない病院をつくり、駐車場の足りない分をキセラ(中央北地区)の地権者等から土地購入や借地料を払い続ける…こんなことになるのではないでしょうか。

【2面】

シャトルバス料も発生

 現市立川西病院・正面駐車場(1000㎡)での「北部診療所」は、MRIやCTなどの高額画像検査を行わず、検査のために診療所から「キセラ川西センター」までシャトルバスを運行します。運行は協和会(協立病院)に委託、指定管理料とは別に委託料を支払います。

突き進んでいいか

 今後も膨らむ恐れの強い今回の構想。使える川西病院をつぶしてまで、このまま突き進んでいいのでしょうか。

パブコメに意見を

 新「基本構想」案は、市役所ホームページから見ることができます。8月議会での説明後、9月から市民の意見を聴くパブリックコメントが行われます。ぜひ、みんなで情報を共有し、しっかり市民の声や願いを届けましょう。
7月26日提出「基本構想(案)」で明らかになったこと

「(仮)川西市立総合医療センター基本構想(案)で以下のことがわかりました。

*「国立社会保障人口問題研究所(H25年3月推計)」を使用、2015(H27)年では、住民基本台帳より6318人少なく、後期高齢者率は、0.5%も高く表記している

北部医療は手薄

*北部(東谷・北陵・牧の台3小学校区)在宅療養支援診療所数1か所
中部(けやき坂・清和台・清和台南・多田・多田東・陽明・緑台7小学校区)同10か所

 南部(加茂・久代・桜が丘・川西・川西北・明峰6小学校区(明峰・前回調査は中部)同6か所

*キセラ川西センターは、健康診断.人間ドックは行わない

紹介状・高度医療に

*紹介状が必要、より重症度の高い患者を診る、他病院との役割分担・機能分担、転院を推進

*全室個室(有料3割・約113床、無料7割・約264床)入院稼働率93%

高度診断機器へ補助

*CTやMRIなど高額画像診断機器購入のための民間病院への市単独補助制度は取り組む

*市負担は、10%としていたが、13.8%(49.1億円)としている…しかし
36万円/㎡超は対象外

*消費税分(約25億円)が交付金に含まれるかはわからない

*建設費用㎡単価36万円を超えた分は市単独負担に。今後、超える可能性は高い。
 今回の全室個室化.手術室充実の費用は国の交付金対象外で市単独分(28.5億円)

浮くはずの「7.5億円」は

*現在、市補助金10億円のうち25億円=交付金(小児・周産・1救急医療)は、協和会への指定管理料に。残りの7.5億円の半分・3.75億円は、職員給与削減への全額支援(3年間で約10億円予定・医師は給与削減なし)へ回す

*市が100%借金(市債発行)で行う事業に変わりなく、市負担はどんどん増え、まだまだ増える要素は残っています。病院経営が黒字になった場合は全て協和会(協立病院)の利益に

*市内、救急車などで搬送される「急性期ベッドは、協立病院の廃止などにより203削減
◆  ◆
9月9日(日)午後2時~3時30分東谷公民館「黒田みちの市政報告会」
お気軽にお越しください*^-^*

【3面】

なぜ、黒塗り  委託料950円の調査結果

 市は、国からの指示として、2016(H28)年度に「市立川西病院事業新経営改革プラン」を発表し17年3月までパブリックコメント実施しました。

 そのさなかの16年12月に協和会(協立病院)から協力依頼の手紙があり、2017(H29)年5月1日の大きな計画変更・新聞報道となったのです。

 近隣自治体では、市立病院の患者動向や市民の医療動向などの基本調査結果を明らかにして、新改革プランを策定、市民意見を聴くパブリックコメントを実施しました。

 しかし市は、後付けで、「(仮称)市立総合医療センター基本構想等策定・指定管理者選定支援業務」として基本調査など委託(2017(H29)と2018(H30)の2年間)。2017(H29)年度分として3月29日に委託料950万4000円の支払いを終えました。

 そこで、私(黒田)は今年6月8日、「(仮称)市立総合医療センター基本構想策定等委託内容及び成果物(調査結果を含む)について」公文書公開請求を行いました。その後、委託契約書や仕様書は公開されたものの、調査結果などは「公文書が膨大であり、整理等に時間を要するため」と公開の延長通知があり、待っていましたが、7月20日に受け取った公文書は、「市立川西病院外来患者データ」1枚、「国保レセプトデータ」2枚だけ。請求内容そのものが変えられているだけでなく、表紙写真のように全てを真っ黒に塗りつぶしたものでした。市民が知りたいと思った950万円の委託内容が「これ」では大問題です。

 今回提出されたデータは、担当課からすぐに出してくることができるもの、分類するのも簡単なものばかり。まして個人を特定できないものまで黒塗り。「担当が公文書と認めない」「法的根拠が定まっていない」「打合せの時にそんな意味で言っていない」「認識の違い」などのやり取りに終始しました。

 2年間の委託料が、約2500万円。市民の大切な税金の使途、「最少の経費で最大の効果」をもたらしているでしょうか。情報公開・説明責任とは一体どうなっているのでしょうか。

【3面】

北部医療は診療所で

1次救急 入院・手術なし(救急車は行かない病院)
 内科3診 小児科 整形外科
 診察室5 開業医も入る予定

★5月1日発表では「山下駅前・24時間急病センター」でしたが、「現病院正面駐車場・診療所」に変更。24時間常駐は内科医師1名のみ。後は午前診。
観察ベッド8 薬局 X線 検査室

ぎょえ~ 利子分だけで 北部で建替え可能かも

北部建替え202億円?

 市は、「北部での単独建替えは2023億円かかり、国の交付金が25%しかないから、市の負担は基本構想の方が102.5億円軽減される」としていますが、ごまかしています。

80億円で可能?

 キセラ川西センターの額をべースに大雑把に試算すると、「建物建設」は、全室個室化や高級化せずに36万円/m(現川西病院延床面積14540.0㎡)で523億円。北部は市有地のため土地購入費や浸水・汚染土壌対策費はいりません。それ以外の必要経費(☆印)を面積比41%で計算したとして27.6億円、合計79.9億円。これでおさまらないとしても、とても202億円にはなりません。

【4面】

 現在250床全てが急性期病床ですが、実態に合わせて回復期や慢性期病床への切り替え、ベッド総数の変更を考えてもいいかもわかりません。(現在入院中の患者さん約6割が急性期)

築35年、自衛隊病院は50年

 老朽化ばかりを言い訳に使いますが、川西病院の開院は1983(S58)年10月で、まだ35年目。

 市は、2012(H24)年に約1億円で屋上防水・外壁改修、オペ室空調増強、1億5430万円で緩和ケア病棟整備、2017(H29)年には、5億4000万円で電子カルテシステムを導入しています。まだまだ使えるのです。

 久代の自衛隊病院は今年53年日で耐震補強工事中(休床あり)です。

北部・3町の命綱

 市北部にある市立川西病院は、北部と3町(猪名川・豊能・能勢)の住民にとってなくてはならない二次救急総合病院です。これは、今年度からはじまった「府・県の医療計画」でも明らかになっており、府県を超えてネットワーク・連携が必要であると記されています。たった一つの大切な命を守り育むために、安心・安全な医療の確立のためにも拙速に突き進み将来に禍根を残すことがないよう、しっかり声をあげ行動しましょう。

市立総合医療センター整備費用

(2017年5月1日発表分と2018年7月26日発表分比較)

キセラ川西センター

キセラ川西センター  昨年5月1日 7月26日  増減比較
建物建設(35000㎡) 80億円(*1) 126億円(*2) 46億円増
;個室化・手術室等 28.5億円 28.5億円増
;地震・浸水対策 13億円 13億円増(*3)
0Aシステム 12億円 18億円☆ 6億円増
設計・管理等 7.4億円 9.4億円☆ 2億円増
医療機器 40億円  40億円☆  
用地取得 17億円 17億円  
土壌汚染対策 14億円 14億円増(*4)
156.4億円 265.9億円 109.5億円増

 (*1)80億円の根拠 1床2000万円で積算
 (*2)126億円の根拠 1㎡36万円で積算
 (*3)この土地は、川西市防災マツプで洪水浸水想定区域。
 (*4)皮革工場跡地を含むため汚染土壌対策は当初から必要だった

北部急病センター(北部診療所に変更)(*5)

北部急病センター 昨年5月1日 7月26日 増減比較
建物建設 4.5億円 4億円 5000万円減
OAシステム 1億円 0.8億円 2000万円減
設計・管理等 0.5億円 0.3億円 2000万円減
医療機器 10億円 3億円 7億円減
用地取得  3.6億円 市有地利用 3.6億円減
計  19.6億円 8.1億円 11.5億円減
整備費総計 176億円 274億円

98億円増
別途利子81.5億円

(*5)山下駅前24時間(内・整形・小児科)急病センター案はアッという間に消え、診療所(1次救急)のため、入院・手術・高額画像検査などはできません

黒田みちのブログ「たんぽぽだより」はこちら

北野のり子だより No.48

(仮称)川西市立総合医療センター
整備コスト総額176億円➜274億円 98億円up

2018年8月  日本共産党川西市議会議員 北野のり子

 北野のり子だより No.48 2018年8月号はこちら(PDFファイル)

(仮称)川西市立総合医療センター
整備コスト総額176億円➜274億円 98億円up
2022年夏開院を目指す

28診療科・12センター 病床数400床、全室個室化

 7月26日に行われた市立病院整備調査特別委員会で(仮称)川西市立総合医療センター基本構想(案)の内容が明らかになりました。
 昨年、5月1日に発表した診療科目26診療科から内科、呼吸器外科が追加され、28診療科。センターも8センターから12センターへ。医師確保が前提なのでギリギリまで調整し増やすとしています。病床数400床の内、一般病棟377床は全て個室(有料3割・無料7割)。個室になることで快適な入院生活が確保されることは否定しませんが、これだけで10億円の追加です。

入院稼働率アップで退院後の患者支援は大丈夫?

 1日あたり想定入院患者数約370人、稼働率93%。重症度の高い患者を中心に患者受け入れを実施。想定外来患者数は1日あたり900人という計画です。構想(案)では、患者支援センターを設け、ベッドの無駄を省くと説明がありましたが、稼働率93%にしようと思えば回転率を上げていく、入院期間を短縮することになり、行き場を失う患者が生まれるのではないかと懸念しています。

建設コストの仮称見積もり、土壌汚染対策等 コスト増加の要因に

 昨年5月1日当初と比較し建設コストは46億円増額の126億円に。指摘をしていた土壌汚染対策に14億円(土壌汚染対策費13.7億円・調査0.3億円)。耐震構造に13億円。全室個室化、手術室、高度治療室の充実等に28.5億円。総額98億円の増額になります。当初計画時は、低く見積もり、後から100億円近い増額は、理解・納得できません。

駐車場確保できず 相互利用で

 現市立川西病院の敷地面積は、1万4936㎡、駐車台数は179台です。(仮称)川西市立総合医療センターの敷地面積は、1万534㎡と狭く、駐車場の確保は30台程度。タクシーや障がい者、搬入トラックが利用するのみで、他はキセラ川西エリア内大規模施設等との駐車場の相互利用することになります。駐車場のない病院なんて驚きです。

浸水区域に病院建設 災害時に役割果たせるのか

 医療センター建設地は、2m~3mの浸水区域です。市は、最大1.5mを想定し60cm、敷地を嵩上げし足りない部分は出入り口の防潮堤、窓の強化で対応する。大きな被害を避けるのは可能だと楽観しています。しかし、7月5日~の大雨で電車は不通、高速道路も閉鎖、市内の道路が通行止めになり、立派な病院ができても救急車も辿り着くことができません。南北に細長い川西市の地形を考えても現川西病院を存続しリスクを回避することが必要ではないでしょうか。

 現川西病院は、閉鎖し北部診療所を整備する計画になっていますが、診療体制は、内科、整形外科、小児科、外科のみで24時間急病対応は内科1診のみ、入院も手術もできません。(仮称)川西市立総合医療センター間のシャトルバスを運行するから大丈夫?これでは、北部地域はもちろん、市民の命と健康は守れません

北部診療所整備の基本計画

午前
 月~金 内科3診、整形外科1診、小児科1診、外科等その他1診 計6診
 土日祝日 内科1診、整形外科1診、小児科1診 計3診
午後以降
 内科1診 (24時間急病対応)

 建設地は、現市立川西病院敷地内正面駐車場

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「由さん」のくらしの便り388号

6月議会報告その3  議案・請願に対する態度

                2018年7月
川西市議会議員 住田由之輔

6月議会報告その3  議案・請願に対する態度

請願・「川西市立総合医療センターの「基本構想」策定後、速やかに市民説明会と意見を聞く場を設けること」は、賛成少数で、住民のささやかな願いが拒否される

請願・「川西の中学校給食の早期実施を求める」も賛成少数で否決される。

 いずれも賛成した議員は・共産党3人、自治市民クラブ3人、無所属1人の合計7人。ほかの議員は請願趣旨が気に食わないと反対する。

え!!こんなささやかな訴えさえ認めない議員って、 誰のための仕事をしているの?

請願・「総合医療センター…」事項は2つあります。

1つは、市は「基本構想」策定後、速やかに市民に情報を提供してください。

2つは、市は「基本構想」策定後、できるだけ早く説明と意見を聞く場をきめ細かく(例えば小学校区ごと、コミュニティごと)設けてください、というものです。

 建設公企常任委員会でのやり取りの中で、この2つの項目に対して異議を言われる議員はいませんでした。ですから、「今日この場ですべての議員が採択に賛同していただけると確信しています。請願事項に反対の声がなかったのですから当然のことです」と、私は本会議最終日の討論で訴えましたが、上記7名の議員の賛成のみでした。

 少なくとも行政側は、基本構想策定後パブリックコメントをする、住民に対して説明会を開くといっているのに、その態度も認めようとしない議員って誰のために仕事をしているのでしょう。私には反対することが理解できません。

 本当は今年二学期から明峰中学が先行モデル校として給食実施予定でしたなのに、突然行政が決めたことを行政が覆してしまいました。

 自校調理方式では一斉にできないから不公平だとの理由からです。センター方式ならばすべての学校に公平に実施でき、安くつくとして調査しました。

 ところが安くないとの調査結果が出ました。同じようにお金がかかるなら、しっかり川西の青年育成のためにお金をかければ、全中学校すべてで一度にできるのです。

 行政側の破綻した理屈を議員も持ち出し、「早期実施」を延期する「再調査」に賛成しているのです。これでは住民のための政治をやっているとは言えないのではないでしょうか。

議案・「市立幼保連携型認定こども園条例の一部を改正する条例」に反対しました。

加茂保育所、幼稚園を廃止し、一体化するものです。
使える施設を取り壊す。駅から遠くなる。

 230人ものマンモス園になり、健やかな育成に支障が出る。不足している保育定員を増やさないなど、課題解決の提案に答えていない。今後も課題を解決するための努力をする見込みがないとして反対しました。

 議案の中で、当初予算では工事請負者が決まらないと、3割も工事費を積み増しした、清掃事務所整備工事。川西市斎場を民間に運営させる議案。料金引き上げた介護保険特別会計の補正予算など反対しました。

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黒田みちのたんぽぽだより(No.190)

突然の地震(震度5弱) 大雨 電車が停まり 道路が遮断
市北部に2次救急対応の川西病院は絶対に必要

2018年7月・8月
日本共産党川西市会議員 黒田みち

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【1面】

突然の地震(震度5弱) 大雨 電車が停まり 道路が遮断

市北部に2次救急対応の川西病院は絶対に必要

一の鳥居で朝宣伝中

 6月18日(月)午前7時58分。私(黒田)は定例の「たんぽぽだより」朝宣伝で一の鳥居駅前に。7時前から始め、そろそろご挨拶を終えようとしていた時、ものすごい音とともに高架の駅舎が大きく揺れた。一体何が、と思う間もなく、足元の地面の揺れで地震を自覚。その後けたたましい緊急アラーム。しばらくして能勢電車が緊急停止しているアナウンスを耳にする。
「大きな地震でしたね。電車は停まっているみたいです。気をつけて対応してください。」

 情報を十分把握できないまま、自分も9時30分から予定されている議会の事前説明に向かった。

大きく迂回し市役所へ

 やっと流れてきたカーラジオ。「大阪で最大震度6弱」の情報を頼りにR173を一路市役所へ向かうが、多田・銀橋から南へは全く車が動いていない。踏切上で電車が停車か?とっさに判断し、大きく迂回・バイパス経由で市役所に到着した。
書籍散乱、会議は午後に

 庁内では書籍などの散乱が思ったよりひどい。職員がそれぞれ、全て点検にまわっている。

 午前に予定していた事前説明、建設公企常任委員会やまちづくり特別委員会は午後に。

「病院は手術中止」

 報道される被害状況を注視しながら、安否を気遣う電話やメールのやり取り。「川西病院、外来のお医者さんが来れず診療が始まらない」「手術の予定だったが、電車が停まって病院に行けない」。突然の大きな地震によって、日常が機能不全に陥ることを改めて思い知らされる。

 マグニチュード6.1、最大震度6弱の大阪北部地震。川西市は震度5弱の揺れで電車は全て停まった。踏切の遮断機が下りたまま停車する電車と遮断された道路。

いっきで混み合う道路。

電車やエレベーターに閉じ込められたまま時を刻むしかなかった方々。徒歩移動をするしかなかった方々…。

緊急搬送者も

 小学生がブロック塀に挟まれて亡くなるという痛ましい事故。市内でも電車に閉じ込められて気分が悪くなり緊急搬送されたという報道が入ってくる。時間の経過で情報が増え、被害者も拡大。新名神高速道路(神戸JCT~高槻JCTも通行止め。

救急車も動けない

 現川西病院を閉鎖し、市北部から二次救急(手術・入院ができる)総合病院をなくす計画など絶対にさせてはならない。交通が遮断され、救急車すら動けなくなることが明らかになった。

大災害への備えを

 連日、日本全国で多発する大きな地震。市域全体を見渡した病院の適正配置が不可欠であり、市北部・猪名川・豊能・能勢の医療拠点は絶対に必要である。

 電車も高速道路も停まり、一般道も動かなくなる…これが震度5弱に見舞われた川西市の現実なのだ。

 南海トラフ巨大地震の川西市の震度は5強~6弱と予想されている。

2018年6月18日7:58 大阪府北部 マグニチュード6.1 最大震度6弱
(震度計設置場所)
川西市(中央町・市役所) 震度5弱
猪名川町(紫合・消防本部) 震度4
豊能町(余野・役場) 震度5弱
能勢町(宿野・役場) 震度5弱

地震で運行停止 復旧時間
能勢電鉄    11:09
新名神高速道路 13:00
JR・阪急電車 ※
※ 午後以降、宝塚・神戸・京都線それぞれ点検終了後

 市内保育・教育施設などのブロック塀の点検は終了、対策がはじまっています。

大雨、台風、直面する自然災害

 梅雨本番、降り続く大雨で7月5日から災害本部立ち上げ。6日には電車が不通、高速道路閉鎖、市内あちらこちらで道路の通行止め。これから予想される台風:・市北部に救急車で運ばれ、入院・手術ができる病院が絶対に必要。どれだけ一次救急の開業医さんを増やしてもダメなのは明らかである。

 地震・大雨で亡くなられた方のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々が、1日も早く日常を取り戻すことができますように取り組みます。

輝け憲法平和が一番!
市民大集会in川西夏物語

 7月1日、川西能勢口2階通路・広場で、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション川西実行委員会」主催の市民大集会が行われ、私(黒田)もバルーンアートや「おじいさんのできること」という紙芝居を読んだり、「命・人権・最優先 平和が一番 九条最高♪」ドラムを叩きながらコーラーをしたり、実行委員として参加しました。(宝塚ではエルモ君で参加)

 写真右から、自由党・渡辺義彦さん、社民党・福島みずほさん、立憲民主党・桜井周さん、日本共産党・宮本たけしさんが、森友・加計学園問題、労働法制や憲法改悪など国会情勢のお話 元「五つの赤い風船」の歌♪沖縄の歌♪憲法クイズや若者スピーチなど、たくさんの方々の参加で暑い熱い集会でした。

【2面】
「病院整備費の総額増える」「国の交付金では足りない」
~市の説明、あっさり“修正” ( #(・д・) )

計画の危うさ早くも

 市は「(仮称)市立総合医療センター」の具体的内容を「基本計画」の形で7月26日(木)の市立病院整備調査特別委員会(傍聴可能)で示す計画ですが、計画の危うさが早くも表れています。北部医療や公的医療はどうなるか、市の財政は大丈夫か、など市は丁寧に市民に説明し、議会でもしっかり検討すべき。将来に禍根を残さない選択が必要です。

 そもそも、何年もかけて北部での建替えを検討していたにも関わらず、協和会(協立病院)から手紙(12月)をもらったからとわずか数カ月で発表した(5月)計画ですからどんどん杜撰さが見えてきました。
2つの狙いは・・・

「市民の宝物・市立川西病院」をなぜ、つぶすのか。

 市は主な理由として
①「川西病院の赤字10億円を支えきれない。指定管理制度にすれば指定管理料3億円の支出ですむ
②キセラ新病院と北部診療所の建設費176億円(+利息52億円)100%借金(市債発行)する。償還比率は国40%、協和会50%で、市の負担は10%だけ、というものでした。

巨額の借金膨らむ

 計画はどこまで緻密に練られたのでしょうか。

 6月議会で「建設費高騰による市の負担額への影響は?」との質問に、市は「総額は膨らむものと考えております」とあっさり。

 国の交付金に関しては「手術室などの設備を充実させねばならず、国基準の36万円/m2を超えた分は交付金が出ず、市の負担になる」とこれもあっさり。

 また、キセラ敷地の六価クロム等汚染土壌は「対策が必要」とし、浸水想定区域でもあるため、その対策にもお金がかかります。駐車場確保も十分できない狭い土地での建設…懸念された通り、巨額の借金がさらに膨らむ。それ以外の支出増の恐れが強いのです。新病院が黒字経営になっても「儲けは全て協和会のもの」…

毎年の出費は続く

 毎年の運営費用はどうか。「指定管理者に3億円渡す以外の市の出費はゼロ」との説明はごまかし。

 すでに指定管理料以外に「毎年3.75億円を支出」すると決めているほか、「現川西病院とキセラ新病院間のシャトルバスは協和会に委託し市が費用を負担」など、様々な費用増。借金は何があっても市が返済し続けなければなりません。人口減少、市税減少と警鐘を鳴らしているのに、あまりにも無謀と言える計画です。

「丁寧な説明を」否決

 7月の「基本構想が出た後に丁寧な説明を」との市民の請願が議会に出されましたが、否決されました。当たり前の請願すら否決するとは市民無視の極みではありませんか。(下の記事参照)

7月26日傍聴に

 今後、市と市議会の予定や日程は以下の通りです。何があっても、問題が種々出てきても突き進むという態度は許されません。市民の皆さんとご一緒に声をあげ、考えていきましょう。

~今後の予定~
★7月26日(木)午後1:00~市立病院整備調査特別委員会「医療構想・基本計画、(傍聴可能)
★8月(日程未定) 議員協議会(傍聴可能)
★9月 市民意見を聞く
 パブリックコメント実施(しっかりと意思表示しましょう)

6月議会 請願・意見書 2件採択、2件不採択

 6月議会には市民から3本の請願と1本の意見書が提出されました。

 「小・中学校における少人数学級の実現と義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願と「ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書」は全員一致で採択、国への意見書提出となりました。

 委員会付託になった2件は、いずれも当然の請願項目なので、日本共産党議員は紹介議員となって「採択しよう」と討論し奮闘しましたが、残念ながら不採択になりました。請願内容と結果は以下の通りです。(委員会会議録は9月議会時ホームページなどで開示されます。ぜひご覧ください。)
(敬称略、議長:西山)

<請願1> 川西の中学校給食の早期一実施を求める請願

(厚生文教常任委員会)

☆請願項目:2017年度予算による中学校給食センター方式可能性調査の結果を公表し、住民の意見を広く聞くなど、市長としての説明責任を果たしたうえで中学校給食の早期実施を行うこと

賛成議員住田北野黒田・北上・宮坂・福西・吉富(7人)
×反対議員:久保・加藤・秋田・森本・鈴木・江見・平岡・大矢根・大崎・小山・多久和・斯波・米澤・安田・津田・岡・上田・坂口(18人)

<請願2>市は(仮称)川西市立総合医療センターの「基本構想」策定後、すみやかに市民説明会と意見を聞く場を設けることを求める請願

(建設公企常任委員会)

☆請願項目:①市は「基本構想」策定後、すみやかに市民に情報を提供してください②市は「基本構想」策定後、できるだけ早く説明と意見を聞く場をきめ細かく(例えば小学校区ごと、コミュニティごと)設けてください

賛成議員住田北野黒田・北上・宮坂・福西・吉富(7人)
×反対議員:久保・加藤・秋田・森本・鈴木・江見・平岡・大矢根・大崎・小山.多久和・斯波・米澤・安田・津田・岡・上田・坂口(18人)

2学期から始まる予定だった「中学校給食」
膨らむ「調査委託料」「センター方式(PFI)事業費」

突然の方針転換

 明峰中学校でテスト実施し、その後他校に広げようと2016年度に240万円の調査委託費を予算化した自校調理方式の中学校給食計画。計画通りなら今年2学期から給食が始まっていました。
 ところが突然、「一斉に実施すべき」と、給食センターから各中学校に配送する「センター方式」に方針転換。久代に4500食もの給食センターをつくるための調査費を550万円計上しました。

3度目の変更…

 給食センターの建設はもともと、土地の確保や各学校への配送費、配膳室の整備などで、自校方式より高額になると指摘されていたこと。案の上、15年間で約80億円もかかると6月26日開催の議員協議会で報告されました。
それなのに性懲りもなく、今度は計画地を「川西南中学校の第2グランド」に変更し、建設・管理・運営すべてを民間委託する「PFI手法」を検討するため500万円の調査費。

自校方式で早期実現を

 学校給食は、安全・安心・食育の面から自校調理方式が適しており、災害時など地域の「食」の拠点として発展させている自治体もあります。川西には他自治体もうらやむ自校調理方式の小学校給食(完全米飯)もあります。

 4500食もの大量一括調理・トラック配送のセンター方式はなじみません。

 市民の声や願いを無視し、何度も調査委託料を使い、調査結果を市民にも公表せず、建設コスト、配送費などランニングコストがかさむやり方で突き進むのではなく、「自校調理方式を基本に」の基本方針通り実施すべきです。

黒田みちのブログ「たんぽぽだより」はこちら