国民健康保険税値上げ中止を

2010年6月議会 一般質問 黒田みち議員
国民健康保険税値上げ中止を

 川西市国保税の平均納付率は76.87%。払いたくても払えない世帯の増加、資格証明書(医療費窓口全額負担)や短期被保険者証の発行、受診抑制などの具体例をあげ、今年度の納付書がまだ発行前なので負担増をやめることを求めました。
(答弁)値上げは中止しない。住民への周知は丁寧に行う。
【意見】資格証明書発行世帯の約50%、短期被保険者証発行世帯の約38%を所得ゼロ世帯。所得300万円以上世帯では資格証明書発行ゼロ。短期被保険者証もわずか5%。低所得世帯の困難さを明らかにし、1680万円あれば、所得100万円以下世帯(64.84%と一番低い納付率)(13338世帯・53%)、9200万円あれば、所得300万円以下世帯(22233世帯・88%)の値上げをやめることができることを強く訴えました。
医療を受けることを保障するために「国保44条」の窓口負担の免除・減免を行うこと、市として、「無料・低額診療制度」のPRの撤底。制度利用できる病院の誘致など求めました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第7号(2011.7.)

2011年度予算に対する要求書の回答がきました

日本共産党川西市会議員団は2011年度予算に対する要求書を市長に提出していましたが、その回答がよせられましたので、報告します。

1.くらしを守る施策を

国民は、昨年の総選挙で「自公政権」を退場させ、民主党を中心とした鳩山連立内閣に労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度の廃止、障がい者自立支援法の「応益負担」の廃止などを期待しました。
しかし、民主党は、小沢元幹事長の「政治と金の問題」、「沖縄普天間基地の問題」でも「自民党政治」と全く同じ道を歩み、首相退陣、連立内閣の終息となりました。
今年度、生活保護の母子加算の復活、高校授業料の無償化など国民の運動が実を結んだものもありますが、国民が切に願う雇用や社会保障、教育、くらしを抜本的に解決する方向は示されず、今夏の参議院選挙では、「自民党政治」にも戻らない国民の新たな探求がはじまっています。
雇用の創出、生活できる収入の確保、命を守りきる社会保障制度の創設など「国民が安心してくらし続ける」ことの早期実現のために独自施策を早急に具体化すること。
また、消費税増税、憲法9条改悪、日米FTA(自由貿易協定)、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、衆議院比例定数の削減などには、きっぱりと反対を貫くこと。

○川西市 企画財政部

国の社会保障制度・税改革等の動向を注視しながら、各種施策を進めてまいります。 “2011年度予算に対する要求書の回答がきました” の続きを読む

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号を発行しました

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)を発行しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号-1はこちら(PDFファイル)
「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号-2はこちら(PDFファイル)

12月定例会が、11月29日から12月21日まで開催されました。
黒田みち議員・北野のり子議員・森本たけし議員が、一般質問を行いました(住田由之輔議員は副議長のため、今回は、一般質問を差し控えました)。

副議長を務めた住田由之輔議員

黒田みち議員の一般質問
中学校給食などこどもの環境整備を!
住宅リフォーム助成 地域経済活性化へ!
バリアフリー実施 できる所から できる事から!
川西病院の存続・拡充 バスの本格運行を!
就学前までの子どもの医療費無料化、子宮頸がん予防ワクチン、肺炎球菌ワクチン接種への補助が始まりました

北野のり子議員の一般質問
ごみ収集後の片づけ 収集作業の一環として
高齢者おでかけ促進事業の拡充 買い物弱者解消を!
公契約法・条例の制定 官製ワーキングプア解消へ!

森本たけし議員の一般質問
スポーツで地域振興 利用しやすい公共施設へ!
市立川西病院へのアクセス手段確保 交通弱者救済へ!

議案、請願の審査結果
12月議会では、31案件、6請願が審議。うち意見の分かれた議案、請願の審査結果は別表(Webでは下記リンク)の通りです。
私達、日本共産党議員団は、委員会で意見を述べるだけでなく、必ず本会議でも討論し、最後まで住民要求の実現に全力を尽くします。議会はすべて公開、会議録もホームページで公開中です。是非、ご覧下さい。

職員の給与削減に反対、特別職・議員の削減には賛成
川西病院給食の民間委託に反対
「子ども子育て新システム」子育て意見書の請願に賛成
「加茂幼稚園とふたば幼稚園の統廃合に関する意見書」の請願に賛成
「就学前までのこどもの医療費無料化」に賛成
「妊婦健診の補助継続を求める請願」に賛成
「予防ワクチン」などはみなし採択に

国民健康保険税、またまた値上げ案

川西病院の存続・拡充バスの本格運行を!

川西病院の存続・拡充バスの本格運行を!

黒田みち議員 2010年12月議会 一般質問

川西市として「川西病院を自治体病院として堅持する」ことを明確にし、猪名川町などとの連携で地域医療の拠点としての役割を果たすこと、日生中央駅からの病院行きバス(12月末で試験運行)の本格運行を求めました。
「自治体病院として存続するため、池田市民病院との連携を考えている」と答弁がありました。

市長公約実現を!
就学前までの、こどもの医療費無料化

川西市として今年7月から、就学前のこどもまで入院・通院共に無料化がスタートします。

子宮頸がん予防ワクチン、 肺炎球菌ワクチン接種

2月からこどもの細菌性髄膜炎の予防接種であるヒブワクチンと、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がん予防ワクチンの3ワクチンへの補助(所得制限なし・費用負担なし)が始まります(1月遡及適用)。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

市立川西病院へのアクセス手段確保 交通弱者救済へ!

市立川西病院へのアクセス手段確保 交通弱者救済へ!

森本たけし議員 2010年12月議会 一般質問

現在の立地上、市民病院に行くのに不便を感じておられる方、行きたくても行けないという方が、少なからずおられます。その一方で、患者さんが少なくて困っている市民病院。交通手段という障壁で、両者のニーズが満たされない状態を、一刻も早く改善しなければなりません。
08年~09年の間に行われた、市立川西病院循環バスの試験運行結果を総括した上、今後、どのような交通網を確立していくのか質しました。
市からは「川西市における、持続可能な交通施策について、検討を進めていく。他市の先進的な事例を実地調査、検分し、現状を改善する施策を早急にとりたい」との答弁がありました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

川西病院給食の民間委託に反対

川西病院給食の民間委託に反対

病院における食事は、治療の一環としておこなっています。薬と同様に、「食事療法」は、患者の健康回復に欠かせません。これまで医療の一部門と位置づけ、医師、看護師、管理栄養士、調理師がチーム医療としての役割の担い、病院給食の充実を図ってきました。患者一人ひとりの日々の症状に合わせ、きめ細かな対応が行われています。経費削減を目的とした民間委託業者に給食部門を、任せると、利益をあげざるを得ないため、材料費や人件費の削減を図ろうとし、安全性と質的な面が後退しかねません。現場職員と充分な議論がなされないまま、議会に上程され、わずか数ヶ月で引き継ぎ、切り替えをすることは、あまりにも拙速です。自治体病院として存続させるうえでも、医療機関として、「業務委託にすれば経費が下がる」というような経営感覚に陥ることなく、病院給食の質を注視し、自治体病院の果たす役割、責任を今一度、検証することが必要です。

川西病院の給食を民間委託する内容の債務負担行為(可決)
(賛成)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
(反対)住田・森本・北野・黒田
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

「就学前までの子どもの医療費無料化」に賛成

「就学前までの子どもの医療費無料化」に賛成

「市長がやると言っているから請願は出さなくていい」と、不採択に。黒田議員は、まだ具体的でないし、県行革で対象が狭められようとしていることなどの問題も指摘。すべてのこどもを対象に、一日も早い実施を求めましたが、不採択になりました。

就学前までのこどもの医療費無料化を求める請願(不採択)
(賛成)住田・森本・北野・黒田
(反対)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・吉富・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)