たんぽぽだより 172号

中学校給食実現に引き続きがんばる!
請願は12対13で否決

2017年1・2月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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中学校給食実現に引き続きがんばる!
請願は12対13で否決

【1面】

 12月議会に「中学校給食の実現を願う保護者有志の会※」から提出された「中学校給食の早期実現を求める請願書」は、賛成12、反対13で不採択となりました。
(詳細は下記表の通り)

 ※保護者有志の会の皆さんは、議会会派に懇談を申し入れ、川西市が設置した「中学校給食検討委員会(学識者・学校関係者・栄養士・調理師・PTAや市民の方々が参加)が、アンケートや学校現場の調査を行い議論のうえで決めた「川西市中学校給食推進基本方針」通りの給食の実施を要望。その後、請願が提出されました。

 私たち日本共産党議員団は、以前から川西市の小学校給食と同様の自校直営方式による中学校給食の早期実現を目指してきましたので、請願の紹介議員になり、委員会と本会議でも賛成討論、採択に向けてがんばりました。

 私(黒田)は、文部科学省が進めている学校給食の7つの目標を達成し、こども達の心と身体と精神の健やかな成長を促し、食中毒などの感染リスクを小さくするため、様々な災害時にも有益で地域の財産にもなりうる自校方式の良さや長期的にみて経済的にも利点があると、賛成討論しました。

 請願は不採択でしたが、保護者や住民の願いは「市の基本方針通りの中学校給食の早期実現」です。これからも皆さんと一緒に実現に向けて全力で取り組んでいきます。

「中学校給食実現」請願への態度(12月議会)

会派議員(敬称略) 紹介議員(○×) 討論 態度

川西まほろば会 西山・加藤・秋田・森本・(久保議長) × 反対・秋田 反対4

明日のかわにし 小山・多久和・斯波・米沢 × 反対・斯波 反対4

連合市民クラブ 安田・津田・岡 × 反対・津田 反対3

公明党議員団 鈴木・江見・平岡・大矢根・大崎 ○ 賛成・平岡 賛成5

自治市民クラブ 宮坂・北上・福西 ○ 賛成・北上 賛成3

維新の会 上田・坂口 ○ なし 反対 坂口、賛成 上田

日本共産党議員団 住田・北野・黒田 ○ 賛成・黒田 賛成3

無所属 吉富 × なし 反対1

黒豆の声

「病院守れ!」「川西病院は地域の宝物」
プラスターを掲げてスタンディング「お世話になってる病院がなくなったら困る」「この病院を守ってください」
たくさんの方が声をかけてくださる

「ひとりひとりが大切にされる政治に変えましょう」
募金箱を抱えマイクを持って訴える
「高齢者の交通費補助なくしたらアカンで」「駅前の便利な保育所つぶさないでください」
たくさんの願いが聴こえてくる

「新年のご挨拶に来ました」
宣伝カーでくるくるまわる…
「アベさんの暴走怖すぎる」「年金や介護が悪くなるのは本当に辛い」
たくさんの悲鳴が飛び込んでくる

「市民と野党の共闘で憲法が生きる政治を」
白い息を吐きながら笑顔でご挨拶 *^-^*
「若者たちが生きてて良かったと感じられる政治を」「自衛隊員・若者を殺したらアカン」
たくさんの思い・想いが伝わってくる
「知らないことを知らせてくれてありがとう」嬉しい言葉が返ってくる
「貴方がおかしいと思ったこと。
こうなってほしいと感じていること。
一緒に声をあげ行動を起こしましょう」
みんなが笑顔 *^-^* になるように新しい2017年
住民が主人公の政治
取り(酉)もどしましょう!

【2面】

共謀罪 現代版「治安維持法」

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たんぽぽだより 171号

川西病院 市民本位で存続・発展を!

2016年12月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

川西病院 市民本位で存続・発展を!
危ない「民営化」「独立行政法人化」

 市立川西病院は現在、不足していた医師や看護師も確保され、入院・外来とも順調に稼働し、「市立川西病院経営健 全化計画(2018=平成30年度まで)」に鋭意取り組んでいますが、市は国が進める独立行政法人化などの「病院改革」を拙速に進めようとしています。市民の財産である病院・地域医療の拠点を十分な検討もせずになくしていいのでしようか。

地域医療の拠点として

 公立病院は、産婦人科や小児科、救急医療などの不採算部門も抱えながら市民の医療ニーズにこたえています。

 将来像について川西病院は、2014年度、市民アンケートを実施し「あり方検討委員会」で検討を重ね、「市立病院として存続、地域医療の確保と拠点病院としての責務を果たす」などの方向性を打ち出し、努力しているところです。

経過無視した計画

 ところが市は、国が自治体に示している新公立病院改革ガイドラインにそって、公立病院の見直し・再編・廃止などの、改革プランを作成しようとしています。

 市長の諮問を受けた「市立川西病院事業経営改革審議会」は、わずか4回の会議(9月14日から11月14日開催)で、「答申」を提出、12月22日~1月23日まで住民の意見を聞くパブリックコメントを行います。(市ホームページ・市役所・川西病院・公民館などで改革プラン(案)公表)

国や自治体は医療支援を

 「答申」の内容は、「市財政が厳しい」「病院の赤字が大き い」ことを理由に2020(平成32)年までに「他の医療機関との連携・再編、新しい環境整備をすること」「経営形態を見直し、経営を向上させること」を打ち出しています。

 しかし、民間病院を含め「病院経営」が厳しくなった原因、国が病院への支援を減らしたり、患者負担増に伴う受診控えなどの問題、医療制度改革影響には触れずに国のガイドラインに従った内容・答申になっています。

赤字というが範囲内

 急いでいるのは期限内に「改革」すれば、国から交付金をもらえるから。そこには市民や医療従事者、周辺住民の声が重視されていません。

 また、本来、国や自治体は、国民.市民になくてはならない公的病院を支援すべきです。川西病院が赤字といっても、2015年度決算名・総収支マイナス2億6637万円(12月市広報)は、病院経営の更なる努力や市からの支援で十分生み出せる範囲です。(昨年度後半からは休床ベッド・病棟をなくし、本格稼働がはじまっています。

 パブリックコメントを

 「公立の総合病院」は命をまもる砦。住民の声や願いをしかり聴き、まちづくりの根幹に位置付け、人口減少や少子高齢化に歯止めをかける。病院に行きやすい公共交通網を確立し、市民から喜ばれる「病院事業のあり方」を追求すべきです。

 ぜひ、地域の医療を担う拠点病院としての市立川西病院のあり方、安心の医療・介護の充実など、あなたの声や意見・願いをパブリックコメントにお届けください。

むだを削って医療・福祉へ

 350億円も投じ、頓挫した「中央北地区住宅街区整備事業」には毎年9億円の返済が続き、新たな「開発(キセラ川西)」は100億円規模。わざわざ壊す必要のない市立幼稚園・保育所を壊し、東谷中校区(120名定員)では、6億円超(緑台中校区117名定員の民間園・2億5000万円)を投じての認定こども園建設など、税金の使い方を改め、市立川西病院を守り、発展させましょう。

核兵器廃絶国際署名・市長ら市幹部が署名

 私(黒田)は12月議会の一般質問で「平和首長会議加盟自治体としての取り組みについて」を取り上げました。

 川西市は、1989年に「非核平和都市宣言」を行い、2013年に世界の恒久平和の実現と核兵器廃絶に向けた平和首長会議に加盟しました。

 今年11月8日の第6回平和首長会議国内加盟都市会議総会では、①「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」に賛同・協力すること、②日本政府に対して「核兵器禁止条約」の早期実現に向けての要請文を提出すること、を確認しており、川西市の対応を提案しました。

 これに対して市当局は、「平和首長会議の趣旨にのっとり、寄与するよう努めること」、大塩市長は「国際署名をする」と答弁しました。

 後日、市長はじめ、副市長、教育長、議長、副議長6名の方がそれぞれ国際署名をしてくださいました。まとめて国連に届けます。(来年3月もしくは6月予定)

黒豆の声

「ここでは80歳の私は若者だ
私が語り続けなければならない
今も入所者の半分は偽名しか名乗れない…納骨堂に収められた者の半分以上が偽名だ」

らい予防法によって
療養者をがんじがらめに縛りつけ自由を奪い
人権を無視した
断種・堕胎・監禁…
島の外には情報が届かなかった

平均年齢85歳
平均入所年数60年
ハンセン病の患者はひとりもいない(全員完治)
でも…ここに居らざるをえない過酷な作業と病気の後遺症や
障がいに苦しみながら
ここで余生を送られている

本島からわずか30mの島
橋がついたのは長島愛生園(国立療養所)建設から58年。らい予防法の廃止はそれから8年後
闘いのあとだ…
ハンストを行い
自治会をつくり
高校をつくった
らい予防法違憲国家賠償請求訴訟の勝訴(2001年)

人間回復…
差別と偏見に立ち向かい
二度と同じ過ちを起こさせないよう瀬戸内海にある3つの
ハンセン病療養所を世界遺産にと運動をされている

人間を取り戻せ!
未来への夢と希望を語り続ける
人間の凄さ
素晴らしさを熱く感じた

(2016年12月15日長島愛生園にて)

【2面】

TPP、年金、カジノ 次々強行
世論反対、メディアが批判、経団連も異論

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たんぽぽだより 170号

宝塚の中学校給食を視察 「自校・直営」
充実ぶりを実感!川西でも早く実現を!

2016年11・12月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

宝塚の中学校給食を視察 「自校・直営」
充実ぶりを実感!川西でも早く実現を!

  「川西の中学校給食を実現する会」は11月9日、宝塚市立山手台中学校の給食を視察し、「うらやましい」「川西でも早く」との思いを強くしました。参加者はこどもを含め10名。

 教育委員会の担当課から、事前に出していた質問を含め、現状を丁寧に説明していただき、非常に進んでいることがよく分かりました。

「給食の先生」「食事の見本に」

 宝塚市では中川ともこ市長が、小・中学校すべてで「自校直営方式の給食の実施」を堅持・推進しており、内容も週3日は米飯で和食中心のおかず、週2日も、朝焼きパンに見合ったメニューを工夫されています。

 直営から委託にされた時期もあったようですが、現在は、すべて直営で、「給食の先生」であり、給食が「食事の見本」となるよう、学校職員が一丸となって努力されていること。こどもの育ちの保障や食育としての取り組みなど、資料や冊子などで説明を受けました。

配膳~食事スムーズに

 「自校で炊飯・調理するためクラスごとに配慮や工夫がきる」「委託の場合(米飯1食60円)は直営(同30円)より高いが、直営にしてからはその分をおかずにまわしている(1食270円)」など具体的な話しをお聴きし、こども達の配膳、準備・食事風景など見学しました。

 「小学校で給食当番を経しており行動はスムーズ」、「こどもが荒れている時代は苦労したが、今はこども達が落ち着いており、配膳を待っている間もテスト勉強やほかの活動を自分達で考えて行動しています」とのこと。「不登校のこどもが給食だけ食ベに来るってこともあるんですよ。職員とつながっているってことですかね」など見学をしながら校長先生達からもお話しを聴かせていただくことができました。

食べる量を自分で加減

 最後にこども達と一緒の給食側量を試食しましたが、十分の量でした。自分の量を加減して食べるこども達の自発性、アレルギーへの対応など個別具体な対応と連携は直営ならではと実感しました。

 「残食」の話しをすると、「残食の数字だけに振り回されるのではなく、こども達に何を食べさせたいか?が重要です。初めてのものには抵抗があるし、字年・クラスでもいろいろあります。だからこそ、職員がそれぞれ個別に実態を見て工夫し続けているのです」と元調理員たった課長さんが誇りをもって伝えてくださる姿に感動して帰路に着きました。

川西は凍結解除で早く

 川西市では、今年度「明峰中字校」をモデル校として自校方式の導入に向けた取り組みがはじまる予定でしたが、残念ながらそのための予算・240万円は凍結されたままです。1日も早く実施の方向で動いてほしいものです。

*^-^* 若いお母さん達と「給食」で懇談

 「中学校給食の実現を願う保護者有志より」のお手紙を持って、子育て真っ只中のお母さん達が11月15日、共産党議員団にと懇談に来られました。

 お母さん方は、川西市の小学校給食の素晴らしさを日々実感され、給食を試食した経験を元に、いかに直営・自校方式が優れているか、を伝えて下さいました。

 お母さんネットワークで近隣の情報も持っておられ、アレルギー対応・味、障がい児対応・先生達(調理師・栄養教諭・職員全員)のきめ細やかな手立てを具体的に教えてくださいました。この声が届き、実現するように私たちも全力でがんばります。

東日本被災地支援に行ってきました!!

 私(黒田)は「第6回日本共産党兵庫県委員会・東日本大震災救援実行委員会」に加わって11月6~8日、支援ボランティアに行って来ました。(33名参加)

 今回は、この7月に居住制限区域及び避難指示解除準備区域解除になった南相馬市小高区の視察と懇談、郡山市にある仮設住宅での炊き出し・バザーと交流・懇談を行いました。バザーには毛糸で編んだ帽子や可愛い手作り小物が並び、住民の方との会話が盛り上がります。

 毎回、金田峰生国政事務所長が、トラックを運転して炊き出し(もち麦麺)の材料やお土産(ペットボトルの水・淡路島産玉ねぎ・柿・ティッシュ・トイレットペーパー・お菓子)などを運んでくれます。住民の方々は、美味しい湧き水を飲んでおられた方が多いので「神戸六甲の水」は毎回喜んでくださいます。

 あの3月11日から5年8ヶ月が経過しているのに、何故ここまで復興が進まないのだろうかという大きな疑問と時間の経過と共に被災者の方々がどんどん分断・孤立させられていくというあまりにも厳しい現実政治の酷さと責任を改めて痛感しました。

黒豆の声

広大な土地に
トラックがポツンと作業をしている
背高のっぽのクレーン車が
とっても小さく見える
草が生えはじめた
黒いフレコンバッグの山が
ずっと続いている
あれから5年8ヵ月
なぜ進まない?!復興

誰も住んでいない町に
信号だけが光っている
お買い物もできない
病院もまともにない
そんな町に帰れ…と
アベ自公政権が言う
わしは何も悪いことやっちゃいねえ
どうして
こんなことになってるんだ?!
帰っても何もすることがない(仕事)何もすることがないくらい
辛いことはねえ

家族はみんなバラバラだ

また来いよ
忘れないでくれよ

帰っていく時
何度も何度も握手をしてくれる
大きく大きく手をふってくれる
バスが見えなくなるまで

原発事故を絶対忘れない
福島を忘れない
国民を捨てないで…切に願う

【2面】

「安心」覆す年金カット

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たんぽぽだより 169号

2人同乗用電動自転車90台 二束三文で業者に売るな!
子育て支援で活用を!

2016年10・11月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

2人同乗用電動自転車90台 二束三文で業者に売るな!
子育て支援で活用を!

 私(黒田)は9月議会の一般質問で、「幼児2人同乗用電動自転車貸出事業」を廃止した問題で、「人気の事業をやめるな」「二束三文で売り飛ばすような税金の使い方やめろ」など追及し提案しました。

 この事業は、子どもや子育て家庭が外出しやすくする子育て支援を目的に、鋤(平成23)年度からはじめたもの。
乳幼児を育てている保護者から「助かっている」「便利」と人気があります。

 ところが、市は2016(平成28)年度から事業廃止を決めており、その経過と総括について質問しました。

 その中で私(黒田)は、①2015(平成27)年度から始まった「川西市子ども・子育て計画」内の施策としても人気があること、②約960万円で購入した90台の電動自転車を45万円(1台5千円)で業者に売却するのは、ずさんな施策、税金の無駄遣い、③十分使用できる90台の自転車を有効活用すること、④要望の高い電動自転車を保護者が購入する際の補助金制度を新設すること、などを提案しました。

 市は、「業者への売却は考え直す」「自転車の扱いは検討する」と答弁しました。税金の使い方・使われ方については今後も注視していきます。

2人同乗用電動自転車購入費

H23年7月 30台 328万8600円(随意契約)
H24年2月 30台 313万6350円(一般競争入札)
H25年7月 30台 317万9925円(随意契約)

☆申し込み・最高競争倍率 5.86倍

国に要望する!
日本共産党衆参議員と懇談会 11月に国会要精行動

 兵庫県下の団体、個人が「国政への要望」を出しあう「日本共産党兵庫県国政懇談会」が10月1日開かれました。大門みきし参議院議員(財政金融常任委)、堀内照文衆議院議員(厚生労働常任委)、清水ただし衆議院議員(国土交通常任委)から国会報告があり、その後懇談。 それぞれから実態・要望が出されました。

 私(黒田)は、①保育所・認定こども園など国の最低基準引き上げや基準の設置(保育士・看護士・保健婦・養護教諭配置、床面積、トイレや手洗いの数、窓・採光など)を行いこども達に最善の環境作りを、②未婚ひとり親にも「寡婦(夫)控除」を適用し、保育料などの負担を軽減させること(川西市実施済)、③JR北伊丹、能勢電鉄「の鳥居駅などのエレベータ目設置など駅舎のバリアフリー化を早急に進めることなど、国の責任で財源的措置を含め行うことを求めました。

 懇談会では、年金基金の株への投資で10兆円を超える大損を出し、年金引き下げや介護制度は国家詐欺と言われるほどの負担増とサービス低下、財政難と言いながらリニアモーターカーには3兆円。

 アベ政治と真正面から対決し、住民の実態を明らかに声や願いを国政に届け、積極的に具体的な提案・住民との共同をしていくことなどがまとめとして語られました。

 兵庫県委員会は、全県的に出された要望を整理、各省庁と調整して、11月25日に国会要請行動を行います。(また、報告します)

 すぐに現場を調査、地元の声や願いを受け止めて交渉するなど、日本共産党の国会議員が増えたことを嬉しく力強く感じています。

新名神事故・安全確保求める

 住田、北野、黒田の共産党議員団は10月7日、練木県議会議員、金田国政事務所長、吉岡6区国政委員長とともに宝塚土木事務所・新名神高速道路担当者に「10月3日の猪名川広根奥の谷交差点(猪渕)での作業員転落事故について」聞き取りと申し入れを行いました。新名神高速道路工事現場では、4月22日の神戸市北区有馬川橋橋桁落下事故(10名が死傷)、5月19日に箕面市止々呂美余野川橋仮受設備(ベント)の転倒など、同じ工事区間で連続して事故が起こっています。

 警察や労働基準監督署などが鋭意「調査・検証中」で、私たちは、工期の短縮や労働環境・契約行為などに問題がなかったのか、半年の間に3度も事故を起こしたことへの徹底した原因究明、安全確保を強く求めました。

 その後、現地へ視察にでかけ、近隣の方々、お仕事中の方々からも聞き敢りをさせていただきました。これらの内容は、要望項目を整理し、国会要請などに生かしていきます。

黒豆の声

♪原発なくても電気は足りてる
核のごみでプールは一杯
アベさん原発早よ諦めて♪
金曜日関西電力ビル前で声が響く十四夜の月の下

久しぶりのうさぎちゃん
伊方原発行ってきたよ…
半島の住民切り捨てる
原発再稼働許さない!福島原発
避難住民を見捨てる
国と東電許さない!
来月郡山市の仮設に行く報告…
うさぎちゃんの訴えに大きな拍手

それぞれの想いや願いが続く…
響く・・、
♪新潟県知事は米山さん
日本のどこにも原発いらない
原発再稼働許さない♪
三々五々
集まってくる人々の輪が広がる
コールが響き列が動く

16日投開票が行われた
新潟県知事選挙
「原発再稼働は許さない」
訴えた米山さんが勝利
市民と野党の共闘が実を結んだ

私たちの未来は私たちが決める
命を守れ!
未来への希望が大きく広がっていく

【2面】

南スーダンは戦闘状態

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たんぽぽだより 168号

9月議会一般質問 「子育て施策」を拡充し討論

2016年9・10月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

9月議会一般質問
「子育て施策」を拡充し討論
「中3まで医療費無料化」の請願採択 (^-^)

 9月市議会の一般質問で私(黒田)は、①広葉樹が枯れる「ナラ枯れ」被害の問題と②子育て施策の拡充、の2つのテーマについて討論しました。(ブログ掲載中)

 「ナラ枯れ」の対策は?

 「ナラ枯れ」は市内の山林でも多く見られます。一般質問で私は、市民の方から戴いた資料などを下に「ナラ枯れ」の原因である「カシノナガキクイムシ」と、その立ち枯れた木の根元に発生する猛毒キノコ「カエンタケ」の発生状況と対策、市民への情報提供と情報収集の方策について質問しました。
 市は、「早急に対策をとる。産業振興課が窓口になる」と答えました。

4点の子育て施策必要

 「安心して子育てできる施策の拡充」のテーマでは、①幼児2人同乗用自転車購入補助制度の創設、②認可外保育所・保育料を、認可保育所並みにする補助制度の創設、③中学校卒業までの医療費無料化実施、④「こども・子育て計画」の就学前児童数の見直しを行い、幼稚園・保育所の廃園計画をやめること、を追求し提案しました。

 遅れている医療費補助施策医療費無料化では、兵庫県下41自治体の内34市町(8割)が中学校卒業まで、小野・赤穂・洲本市などは高校卒業まで実施されていることをパネルで示し、追及しました。

 川西市では、乳幼児等医療費は小3までですが、約78.9%が制度を利用し、小4~中3のこども医療費(1割負担)の制度利用も約67%に達しています。こうした実態を伝え、所得制限をなくすことやこども医療費の無料化などを求めました。(下の表参照)

 市は、「昨年度拡充したところだから。施策全体で考えいく。」と答弁しましたが、同じパネルで「中学校給食の実施状況」も示し、いかに川西市の子育て施策が遅れているかを明らかにしました。市は、住民要求にこたえ、合計特殊出生率が近隣市より低いことを認識し、少子化・人口減少に歯止めをかけるため、これらの「こども施策」を急いで進めるべき、と提案しました。

☆乳幼児等医療費 10179名 78.90% こども数(12896名)

★こども医療費 6159名 67% こども数(9180名)

(所得制限をなくすのにかかる費用について)

☆乳幼児等医療費 未就学児 約4300万円

         小3まで 約2200万円

★こども医療費  中3まで  約1900万円

(こども医療費無料化にかかる費用について)

所得制限あり 約6200万円

所得制限をなくそうとするとプラス約4700万円

請願・全員一致 「中3医療費無料化」

 9月議会、新日本婦人の会・川西支部が提出した「中学3年まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願」は、9月21日の最終本会議で採択されました。議会が全員一致で請願を採択したことにより、市の前向きな対応が期待されます。
私(黒田》が、兵庫県下の実施状況と川西市の遅れを示したパネルを示して討論したことも、全員一致の採択にお役に立てたのかな、と喜んでいます。もっと実態を知らせ、声をあげ行動していきましょう。

お騒がせの光風台4丁目

「ダイオキシン廃棄物」仮置き場(元予定地)
土砂災害防止工事も終了

 7月末に突然「ダイオキシン廃棄物」の仮置き場に指定された川西市隣接の光風台4丁目地。市議と住民の皆さんで搬入を阻止。「廃棄物」は、8月末、豊能町の保育所跡地等で一時保管となりましたが、元予定地は突貫工事のため、切土・盛り土などへの対策が不十分。「台風・豪雨への土砂崩れ対策」を早急に行うよう要求し続けてきましたが、「種子ネット」やフェンス設置など無事工事が終わりました。

黒豆の声

憲法違反の安保法制つくるな!
あっちこっちで署名
そこ・ここで訴えた
国会前にも行った
いても立ってもいられなかった

でも自民党・公明党は強行可決
国民の想いや願いを無視した数の蛮行

立憲主義・民主主義をとりもどせ!
安保法制廃止
閣議決定撤回
あれから1年
私達は忘れない
絶対にあきらめない
全国に広がる「アベ政治を許さない!」

「戦争なんて起こるはずがないやん」
「戦争法と違うで。平和のためやで」
そう言って行く人が居るけれど…
戦前
私たち国民はそう言って
「戦争」に連れていかれた
「この国が負けるはずがない」
「神の国・・.」
そう言って殺し、殺された

亡くならなくてよかった命の叫び
戦後71年
まだ心と身体が癒えぬ人の声を聴こう

誰のこどもも殺させない
私は立ち続ける

【2面】

介護保険 「国家的詐欺」で大量「難民」

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たんぽぽだより 167号

豊能町光風台(大和団地から100m)へのダイオキシン廃棄物
議員+住民パワ-で「搬入」ストップさせる!

2016年8・9月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

豊能町光風台(大和団地から100m)へのダイオキシン廃棄物
議員+住民パワ-で「搬入」ストップさせる!

 豊能郡環境施設組合は8月5日、大和団地に隣接した光風台4丁目の山林に高濃度ダイオキシン廃棄物の搬入(仮置き場)を強行しようとしましたが、市議会議員と住民が抗議し、ストップさせました。

突然、テレビが報道

 豊能郡環境施設組合が神戸市に無断で埋め立てたダイオキシンを含む廃棄物を光風台4丁目の山林に搬入、仮置きするとのニュースが流れたのは7月3l日の夕方。テレビを見た市民から問い合わせの電話が入り、私(黒田)も全く情報がなく、「情報収集して対応します」とお応えしました。

緊急の申し入れ

 翌8月1日、日本共産党議員団は川西市長と市議会議長に、住民の命と健康、財産を守ることが責務の市として、事実確認と情報の提供を行い、住民の不安・不信、疑問に応え早急に説明会を開催するよう、緊急申し入れ書を提出しました。

議会が「組合」へ

 申し入れ翌2日、川西市議会運営委員会で、「組合」への申し入れ書を決定し、3日議長名で提出。市長からも申し入れ書が提出されました。
 申し入れは、光風台4丁目は豊能町ではあるが、川西市の大和団地から100m余の場所で、すぐ横に塩川があること。8月10日までに神戸市から搬出を完了するという報道があるが、川西市や近隣住民に何の説明もないまま、当該廃棄物の仮置き場にすることは許されず、十分説明するまで廃棄物を持ち込まないことを強く求める、と厳重に抗議する内容です。(川西市ホームページで掲載中)

「5日に搬出」の情報

 申し入れには、なしのつぶて。その後も何の情報もないままだったため、私(黒田)は、4日神戸市に電話。「5日朝9時30分から廃棄物の搬出を開始」するとの情報を得ました。

 市や川西市議会の抗議を無視して搬入する状況を見過ごすわけにはいきません。他議員にも連絡を取り、翌5日11時前から、西山議員・平岡議員、住田議員・黒田の4人が現場へ駆けつけました。

 大和自治会の会長さんや住民の方も10数名来られました。

「搬入やめろ」と迫る

 現場では、搬入用に国道を片側1車線に規制、クレーン車などを配置。神戸市と兵庫県の職員やマスコミ関係者が見守る中、私達は、現場の組合職員に「住民への説明会を全く行わないまま搬入することは絶対に許せない。搬入をやめるべきだ」と訴えました。担当者は、「安全である」「時間がない」「搬入してから説明する」「理解してほしい」と繰り返すばかりで話にならず。組合管理者の豊能町長に来てもらってほしいと追及。ずいぶん押し問答をし、やっと、田中管理者が現場に来ました。

説明会をやっと約束

 しかし、田中管理者も担当者と同じ内容を繰り返すだけ。全く誠意が見られず、市長・議長連名で2回目の抗議文を5日付けで提出したことなど伝えても「見ていない」との答弁。抗議文をその場で読み伝え、神戸市からトラックもやって来ましたが、「住民説明会を開催するまで搬入は絶対に許さない」、と毅然と抗議・訴え続けました。同副管理者・能勢町長も来られ、相談。とうとう「5日は搬入しない」「説明会を行う」ということになり、大和自治会は同日夜7時からの説明会に協力をするという決着になりました。
説明会「納得できない」

 5日当日の大和自治会館の説明会は、緊急にもかかわらず約200人が集まり、会場に入りきれないほど。管理者は「安全」を繰り返すだけで、参加者は「納得できない」がほとんどでした。

とうとう「保管場所変更」

 豊能町側でも翌6日、吉川中学校で説明会を開催。終了後に、田中管理者は「保管場所を変更する」と記者発表し、私(黒田)も組合に電話し「あそこの土地はない」と確認しました。
 しかし、10日の光風台自治会説明会で田中管理者は「光風台4丁目の土地も候補地のまま」と答弁しており、今後の動きをしっかり注視す
る必要があります。
 また、現地は、急いで木を伐採し、山を削ったため、法面や盛り土対策など「災害への対応」も必要になっています。地域住民が安心してくらし続けられ、自治体本来の役割をしっかり果たすことができるようにこれからも連帯して取り組んでいきます。(ブログ「たんぽぽだより」には随時写真なども掲載中)

黒豆の声

あの日
とっても良いお天気だった
一瞬にして
日常が地獄絵図になった

あれから71年
「被爆者の声に耳を傾け核兵器の非人道性に目をむけてほしい」
高校生の平和大使が
国連(ジュネーブ)で語りかけた

 

「核兵器禁止条約の交渉を
2017年に始める」世界101ヵ国が支持を伝えた核軍備の縮小・撤廃にむけた多国間交渉(国連)

「被爆者は核兵器廃絶を心から求めます」
「後世の人びとが生き地獄を体験しないように」
核兵器廃絶を願い核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを
平均年齢80歳を超えた
被爆者の方が新たな国際署名を呼びかける

「ふたたび被爆者をつくるな」とはじまった日本原水爆被害者団体協議会(1956年~〉の訴えが世界を動かしている

「平和の大切さをこども達に伝えてきました」と元先生が。
「この署名に名前を書くことで何かが変わりますか」と小学生。
「いつもは邪魔臭いと通り過ぎるけれどこれは書いていくわ」と若者が。
新しい国際署名の輪が広がっていく・・・・・
「私は被爆者の訴えに賛同して署名します」

眩しい陽光の下
署名ができる
この日常を大切にしたい
誰のこどもも殺させない

【2面】

71周年の終戦記念日にあたって

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