「全員保育士資格を」修正案提出

保育士資格がない保育園増やす条例案に

「全員保育士資格を」修正案提出

認可外保育園、こどもの死亡率45倍(認可園比)

「たんぽぽだより」No.145より(黒田みち 発行)

 来年度から始まる国の「子ども・子育て支援新制度」に対応して川西市は9月議会に、市が認可する小規模保育園の有資格保育士の構成についての基準条例案を提出。

 日本共産党議員団は、無資格者の配置はこどものためによくないため「全職員が保育士資格を」との修正案を提出しましたが、修正案は否決、原案が可決されました。

 現在、川西市の公立保育所と県認可の民間園は全員保育士資格を持っていますが、国の新制度では「A型は全員が資格を持った保育士」「B型は半分」「C型は家庭的保育士(無資格)」を「従うべき基準」として定めました。

 これには保護者からの懸念が強く、川西市のパブリックコメントでも「職員は保育士資格を持つべき」という意見が圧倒的でした。こうした意見も反映し、9月議会に提出した市の認可小規模保育園の基準条例議案では、「A型は全員、有資格保育士」「B型は4分の3」「C型は2分の1」と国の基準に上乗せしました。

 それでも私(黒田)は、こどもに大きな影響を与える保育士は、資格もある専門家でなければならない、との立場で討論。全国の認可外保育園の死亡事故が認可園の45倍(2013年度厚生労働省)にもなるのは、明らかに「無資格職員の配置」が原因であり、認可園になれば、保育料は公立と民間園が同額なのに保育士の配置に大きな差がでるのはおかしいこと、有資格者を増やせば、国は「園への補助を増額する準備」をしていることも伝え、国がABC方式を強制していることも考慮して、「川西市としてはA型を基本とする」修正案を提出しました。

 厚生常任委員会では、宮坂委員が「有資格者が必要。しかし、、“基本とする”だけでは、何もならない」と反対。他の委員は、全く意見を言わないまま修正案反対、原案賛成としました。

 19日の最終本会議では、議員団として私(黒田)が、「修正案」を説明し、日本共産党議員団3人は修正案賛成、原案反対で討論しましたが、他の議員からは原案、修正案への意見は出されず、市の原案が可決されました。

 私は、引き続き、すべてのこども達の健やかな育ち、保護者の安心の子育てを保障できるよう、川西市の認可園が「全員保育士資格を有する職員配置」になるよう全力で取り組みます。

私立幼稚園 新制度移行 先送

 幼稚園も保育所も認定こども園なども全て巻き込む新制度。来年度から認可保育所と公立幼稚園は強制的に新制度に移行。私立幼稚園は「説明が不十分・財源に不安」とほぼ移行せず「園児募集」がはじまっています。2014_09_30_hoikuryou

 子育て中の保護者からは「制度の中身がわからない」「保育料がどうなるのか」「保育所に入れるのか」など不安の声がいっぱいです。

 幼稚園保育料や保育所の時間認定などの詳細は、12月議会に提案されますが、案はすでに「子ども・子育て会議」に提出されています。

 私(黒田)は、市に①保護者への情報提供と説明を十分に、②保育料負担を増やさない、③保育時間の認定には通勤時間を十分加味する、④個別に相談にのる、などを要求し、こどもや保護者、保育所・幼稚園現場に混乱が生じないよう取り組んでいます。

2014年9月19日 川西市議会本会議での請願・意見書採択ついての各議員の態度

2014年9月19日 川西市議会本会議での請願・意見書採択ついての各議員の態度

「集団的自衛権の行使容認閣議決定撤回」請願

賛成議員

住田、北野、黒田、宮坂、北上、岡、津田、福西、土田、小山、多久和、安田忠司

反対議員

吉富、森本、秋田、大崎、鈴木、平岡、大矢根、江見、宮路、久保、梶田、安田末廣

*賛否同数のため、議長(吉田)採決で不採択

「保険でよりよい歯科医療の実現を求める」請願

賛成議員

住田、北野、黒田、宮坂、北上、吉富、岡、津田、福西、土田、小山、多久和、安田忠司

反対議員

森本、秋田、大崎、鈴木、平岡、大矢根、江見、宮路、久保、梶田、安田末廣

「小学校全学年の少人数学級実現」請願

継続に賛成

吉富、岡、津田、福西、土田、森本、秋田、大崎、鈴木、平岡、大矢根、江見宮路、久保
梶田、安田末廣、小山、多久和、安田忠司

採択に賛成

住田、北野、黒田、宮坂、北上

*任期満了に伴い継続審査は廃案を意味する

川西民報 南部版 9・10月号外1を発行しました

住みやすいまちへ 久代のまちづくり

  川西民報南部版1a面

 川西民報 南部版 9月号外2 はこちら(画像PDFファイル)

住みやすいまちへ 久代のまちづくり

JR北伊丹駅・北口にエレベーター設置 生鮮食品売り場の誘致

「南部地域整備実施計画」
空港騒音移転跡地活用 地元住民の声を聞き進めよ

 やっと久代地域のまちづくりが進みます。

 移転跡地などの所有が、国から新関西空港株式会へ移行し、緑地など一部川西市が寄付を受けました。

 市は集約化や、売却などし、地域住民の声を集めた整備計画に基づき、一〇年をめどに実現するとしています。

 日本共産党・住田由之輔議員は、計画の実施は、しっかり地元住民の声を聞いて進めるよう要求しています。

 また住田由之輔議員は、騒音被害を受け続ける住民の負担軽減を図るように要求。

 二戸一の「壁心」への対応、隣地など売却にあたっては住民に優先枠をもうけることを訴えてきました。

 久代地域は集中豪雨による浸水被害を受けており、減災の観点でまちづくりを進めることも要求しています。

中学校給食実現へがんばります
手作り自校直営方式で

日本共産党市議会議員 住田由之輔

川西民報 南部版9.10月号外

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「川西民報」南部版2面

皆さんと力合わせ実現しました

○病後児保育スタート

○予防ワクチンの公費補助 子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌、高齢者用肺炎球菌

○国民健康保険税値上げ抑制

○久代小、加茂小、南中をはじめ、学校の耐震化

○がん検診無料 対象は40歳から74歳の国民健康保険加入者

○後期高齢者の人間ドック助成制度創設

○市立加茂幼稚園で3歳児保育スタート

○生活保護の面接相談員、就労指導員増

○久代6丁目民間園をはじめ、保育所増設

○陸上自衛隊阪神病院・一般市民受診へ

○久代6丁目の特別養護老人ホームをはじめ介護施設増設

○市議会だよりの冊子化、議会本会議場の映像化

○妊婦の歯科検診無料化

○加茂遺跡東側斜面の崩落防止工事

○市立幼稚園奨励費補助拡充

○久代5丁目にプロペラ公園新設

○留守家庭育成クラブ拡充

○久代地域のまちづくり計画作成

○南保育所をはじめ、園庭に遮光ネット設置

○政務活動費一円から領収書添付、インターネットで閲覧

「由さん」のくらしの便り 336号

請願に対する対応に注目

2014年9月 住田由之輔

「由さん」のくらしの便り 336号はこちら(PDFファイル)

2014_09_07_su
 

(1面)

請願に対する対応に注目

「平和」と「民主主義」どう思っているのか

 徹底した議論望んだがなし(総務生活常任委員会)
 3団体からだされた「集団的自衛権の行使容認の閣議決定の撤回と立法手続きの中止を国に求める意見書を上げてください」・・請願、委員会で  は不採択

どの子にも公平に、安心な保育をすべし

日本共産党議員団の要求 「子ども・子育て支援新制度」における、家庭的保育事業等の設備及び運営等の基準に関する条例(案

(2面)台風や集中豪雨で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

一般質問

  • 災害はどこでも起こる状況 災害を減らす取り組みをしていくべき
  • すべての住民に「個別の番号」を制定し、管理する、マイナンバー制度へ、
     システムの変更へ川西だけでも初期、1億円投入
     国家プロジェクトとして2000億から3000億円投資する事業

 軽自動車税が引きあがります

 

住田由之輔のブログ「『由さん』のくらしの便り」はこちら

川西民報 北野版 9月号外3を発行しました

この先進的な取り組みを川西市でも

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 川西民報 北野版 9月号外3 はこちら(画像PDFファイル)

この先進的な取り組みを川西市でも

 さいたま市 市立全校(152)に 太陽光発電設備・蓄電池設備 を設置

 さいたま市長が議会に提案している税込み価格の提示は約30億円です。川西市では中央北地区開発で総額92億円。

 川西市では学校の冷暖房設備の整備も急がなければなりません。その時に電気をまかなう上で大きな力を発揮します。

川西民報 北野版 9月号外2(能勢電バスと懇談)を発行しました

能勢電と懇談しました

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 川西民報 北野版 9月号外2 はこちら(画像PDFファイル)

能勢電(株)と懇談!

 前号で阪急バス(株)との懇談の内容を報告させていただきました。引き続いて能勢電(株)との懇談内容を報告させていただきます。

 昨年、日本共産党議員団が行ったアンケートに、阪急バス・能勢電への要望の声がずいぶんありました。これらを踏まえ、両社に要望書を提出し懇談しました。

1 一の鳥居、鶯の森、滝山、絹述橋の各駅のバリアーフリー化を実施すること

 地元からも要望を受けているが、一日の乗降客が3000人以上でないと(バリアーフリー新法【高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律】)対象駅にならない。鶯の森1241人、滝山2169人、絹延橋1984人で3000人に満たない。

 国の法律なので一企業だけでは苦しい。国も地方行政も共同してまちづくりとして一体となって進めて欲しい。

 多田、鼓滝では障害者も利用できる多機能トイレを設置するなど努力している。

1-2 一の鳥居駅前の整備、エレベーターの設置を早急にすること

 国道の傾斜や狭隘でやりにくい。莫大なコストが掛かる。県下で未整備のところもあり優先順位が低い。国に働きかけざるを得ない。まずは法律に則って3000人以上の所から整備していく。ただし利用者が少ないからといってほっておくということでない。

2駐輪場を確保・整備し無料にすること

難しい。

3 線路の継ぎ目による騒音を解消すること

 直線が少ない。カーブが多いことからロングレールはできない。技術的に無理がある。継ぎ目はレールの伸び縮みがあるので開けている。

4 料金を引き下げること

 19年間運賃改定はしていない。(消費税8%の影響で改定)阪急と比べると高いと言われるが神戸、山陽電鉄、南海、近鉄と変わらない。シニアパスを出すなど割高感を和らげる工夫をしている。

 他には、事故の可能性の高い踏切をなくしていきたい。市には鉄道事業を理解してもらい側面的にバックアップしていただきありがたい。

 一市三町連携して沿線の活性化をはかっていただきたい、との発言もありました。

 私は、バリアーフリーに関しては、乗降人員に関係なく誰もが安心して移動ができるように国会議員団と連携していきたいと思います。

 また、運賃引き下げに関しては、市としてバスと同じで利用者を増やし公共交通機関を守るという観点から交通費助成を拡充することが大きな力になると感じました。

川西民報 北野版 9月号外(阪急バスと懇談)を発行しました

阪急バスと懇談しました

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川西民報 北野版 9月号外 はこちら(画像PDFファイル)

阪急バス(株)と懇談!

 昨年、日本共産党議員団が行つたアンケートに、阪急バス・能勢電への要望の声がずいぶんありました。これらを踏まえ、両社に要望書を提出し懇談しました。

阪急バス(株)・能勢電(株)と懇談!

阪急バス㈱提出して要望

要望(太字)と回答

1 低床、ノンステツプバスを増やすこと

 国と行政の補助金で毎年2台更新。ノンステップバスは、ワンステップバスとくらべて価格も300~400万円割高。補助金が出ればノンステップバスも可能。

2 乗り継ぎ料金制を行うこと

川西市だけでなく全ての市のシステムを変えなければならない。費用もかかり難しい。

3 昼夜の増便と終バス延長を行うこと

ニーズと利用者があれば…。先行投資は難しい。

4 萩原台のバス運行の増便を行うこと

利用者が少ない。現在の40分間隔も難しくなってきている。

5 けやき坂4丁目にバス停を設置すること

 車両を回転するスペースがない。運行径路を延ばすことになり、現在の利用者が遠回りになるから利便性を検討する必要がある。

6 平野駅からグリーンハイツ内の料金を大和団地巡回バスと同じ料金にすること

大和団地の巡回バスは赤字で市の補助で何とか運行している。12年前に減便したけれどグリーンハイツは採算が取れていない。

 民間バス会社は、利用者がいなければ採算が取れず維持することがむずかしい。通勤利用者も減少傾向に。沿線に学校や会社があれば利用者も増えるが…と。

 市への要望として利用者が増えるよう交通費助成の拡充や運転免許証の自主返納制度があれば…との言葉も。

 私たち自身も積極的に公共交通機関の役割を見直すことや、市も補助金や交通費助成を増やすことなど、互いに連携することが必要だと思います。