「由さん」の くらしの便り382号
2018年1月
川西市議会議員 住田由之輔
2018年くらしの安心と安全求め2つの目標
◎ 平和憲法を守り抜く
◎ 地域医療を充実させる
自衛隊阪神病院が「地域医療」を実施した経験に学ぶ
前回市議会選挙(2014年)直前、これまで自衛隊員専用の阪神病院(久代4丁目)が、地域の医療も担うことを決断され、5年近くになります。
私住田は当時、せっかく「地域に国立病院があり、総合医療を担って」いるのだから、周辺住民の治療も受けてもらうべく国(自衛隊)に要求すべきと議会で訴えました。その訴えが反映したかどうかはわかりませんが、地域に医療を解放されたことは事実です。
そのことで地域住民の皆さんが利用され、大変喜ばれている状況を直接的にもお聞きしました。その経験があるからこそ、移転民営化の市立川西病院医療構想を白紙に戻し、すべての市民にとって、身近に総合病院が存在する川西市のまちづくりに取り組みたいと思います。
自衛隊員も国民、かけがえのない命
この間、医療の面だけで自衛隊員の命を守るだけでなく、制度の面でも守る方策を堅持していくことを学びました。
安倍政権の下で、「安保法制」が制定され、大型武器の使用を可能にしたことは、隊員の命を脅かすことに直結します。さらに今、9条改悪をもくろみ、「憲法上も戦争が可能」な国に仕上げようと画策され、いよいよ自衛隊員のみならず、国民の命を守るための正念場、「平和を闘いとる」覚悟が必要になってきました。
一度っきりの私たちの人生を謳歌するため、地域の安全、くらしの安心を共に作り上げようではありませんか。
市政報告会
- 1月25日、日曜日、10時開始
- 住田由之輔生活相談事務所
- 市政について住田由之輔が報告
- 参加者と意見交換
日本共産党演説会
- 2月12日、月曜日・祭日、14時開始
- 川西市文化会館大集会室
- 弁士・大門みきし参議院議員
- 日本共産党市議会議員他
【2面】
川西市4つの課題改善へ取り組みます
①財政 ②病院 ③子育て ➃孤立
①100億円の複合施設建設には投資できても、年間7億円の病院赤字にはお金が出せないという川西市、この市政を変えていきたい
川西市の財政は大変厳しいものと認識しています。事業を行うのに借金をし、その借金を「基金」に積み立て、当座をしのぐやりくりを実施しており、決して財政が健全状況とは言えません。
16万都市川西は、市税収入が200億円弱あり、国の交付金など受け、総額500億円を超える事業予算です。
計画的に使えば、市民の命を守る病院会計への支援はできます。それができる市政へ変えていきたいと思います。
② 魅力ある川西へ、総合病院がご近所にあるまちづくりを
表面で書いたように、病院が近くにあることが暮らしに安心を生み出します。若い皆さんも病院、保育所、スーパーが近い住居を選択されています。
市立川西病院の健全化プランにのっとって事業を進めれば、赤字を縮小し、地域医療の中核として、北部住民の命を守る砦となります。
キセラ(中央北地区)へ移転新築予定していた協立病院は、予定通り中南部の医療を供給するため、建設していただいたらいいのではないでしょうか。
川西市として支援できることがあれば大いに協力すればいいのではないでしょうか。中南部住民にとっても身近なところに総合病院があれば安心につながります。
③ すべての子どもたちが健やかに育ってほしい
保護者への支援として、医療費の無料化、待機児童の解消、中学校給食を自校調理法式で早期に実現することが求められています。
児童に対しては、一人一人に目が届き、力を引き出す教育、保育の実施が望まれます。「認定こども園化」では、そのことが一番心配される点で、改善のために発言していきます。
待機児童が200名を超える現在、「公の責任で保育する」状況を市内バランスよく実施することが必要です。
④ 誰も孤立しない社会をつくりたい
高齢者の独居、老々介護、障がい者の親の高齢化、若くても人づきあいが難しいなど、「社会から切り離された」状況に誰もが陥ってしまう恐れがあります。
人は一人では生きていけません。社会で守られて初めて暮らせるのです。
まずは「公の力」で、孤立化を防ぐ施策が待たれています。