北野のり子だより No.29

視察 新名神高速道路建設

2016年11月  日本共産党川西市議会議員 北野のり子

 北野のり子だより No.29 2016年11月号はこちら(PDFファイル)

【1面】

視察 新名神高速道路建設

9月 29年秋 部分開通めざす

 新名神高速道路周辺対策特別委員会が行われ、その後現地を視察しました。
 新名神高速道路は、平成28年度末開通を目指し工事が進められていましたが、有馬川橋梁工事の事故の影響もあり、高槻JCT~神戸JCTの41㎞区間は、平成29年度末を全線開通の新たな目標として示されました。

交通渋滞大丈夫?

 高槻JCT~川西ICの24㎞は平成29年秋頃の部分開通を目指すとしています。
 高槻JCT~川西ICまでの部分開通にともない交通渋滞について市は、4千台程度の通行と想定、心配するほどの渋滞はないと。また、市内一般道路への影響等を検証しながら西日本高速道路(株)や関係機関と協議を進める。住民説明会は特に考えていないと説明。
 高速道路が開通することで環境問題や一般道へ車の侵入などの影響についてどうなのか、周辺住民の心配の声が上っています。充分に説明責任を果たすべきです。

10月 作業員転落事故

 橋桁落下事故に引き続き、10月4日、新名神高速道路「広根第二高架橋」で作業員転落事故が発生しました。
 既に県や市も西日本高速道(株)に申し入れを行っていますが、7日状況を知るため宝塚土木事務所新名神関連道路課職員と懇談。練木県会議員らと共に日本共産党川西市会議員団も参加しました。
 事故原因の早急究明、再発防止。今後の工事実施にあたって、工事工程の安全管理の精査と徹底、説明責任を果たすこと等を要求しました。
 詳細部分は未定ということでしたが今年に入ってあってはならない事故が3回も発生しています。

これで安心

 「学校帰りの子どもが排水管の中で遊んでいるので危ない」
 「大雨が降ると溢れた雨水が駐車場に流れ込む」という声が寄せられ、担当課に連絡。11月中に転落防止柵の設置。雨水が溢れないよう改修してくれることになりました。

すぐ動く! 最後までガンバルをモットーに力をつくします!

 「小さな範囲だが、道路に窪みがある。そのまま放置するとさらに窪みが広がり危ない」と改善を求める声がありました。
 市担当課に連絡。迅速に対処してくれました。

【2面】

9月議会(8月25日~9月21日)を報告

一般質問 学校給食と食育の充実について

 2005年6月、「食育基本法」が制定され、食育は生きるうえでの基本であり知育・体育・徳育の土台になると位置付け、2006年、「食育基本法」を具体化するための「食育推進基本計画」が制定。2008年には、「学校給食法」が14年ぶりに改定され、学校給食の目標が、「栄養補給」から積極的に食育に取り組んでいくことが重要だと「食育重視」に改定されました。


 食育の目標を実現するには、「直営自校給食」で生産者がわかる安全・安心のよい給食を食べる体験・行動が保障され、正しい味覚を育てる給食づくりができることが不可欠では?


 自校調理方式のメリットは、子どもたちと調理現場が近いことから食育を実施しやすい環境と言える。このことは、直営かどうかとは異なり、他の自治体では、直営から委託方式に変更している事例もある。


 昨年3月、川西市中学校給食基本方針が策定され、食育推進が謳われている。市が目指す食育推進につなげるためには、自校調理方式を基本に速やかに進めていくことが必要では?


 基本的には、給食推進基本方針に則って給食は進めていくが、様々なところからいろいろな意見を頂いている。もう一度、将来的にわたってどのような給食がいいのかについて見ていかないといけないと考えている。


 栄養教諭の配置は、小学校16校のうち8校のため小学校給食は、統一献立になっている。全ての学校に栄養教諭を配置し、それぞれの事情に合わせた献立や食材購入できてこそ食育をより充実させることができるのではないか?


 今後、少子化により配置される栄養教諭が少なくなり、食育指導の観点から非常に憂慮される。市としてあらゆる機会を捉えて栄養教諭の配置基準の改善を求めている。また、学校間格差を無くすため、担当者会を開催し情報を交換し、質にバラつきがないよう工夫している。

請願 中学3年まで、通院・入院とも医療費無料化を求める請願 全会一致で可決

 日本共産党議員団は紹介議員となり、請願採択に向け力をつくしました。
 今回、全会一致で可決しました。
 こども医療費助成中学校3年生まで通院・入院とも無料が34市町8割まで広がっています。
<川西市>
○入院:0歳~中3まで無料
○通院:0歳~小3まで無料
   :小4~中3まで2割負担

おしらせ 市政報告と北野のり子と語る会
11月21日(月)10:00 土谷コミュニティホール

 

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北野のり子だより No.28

残暑お見舞い申し上げます

2016年8月

日本共産党川西市議会議員 北野のり子

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北野のり子だよりNo.28 2016年8月号はこちら(PDFファイル)

【1面】

残暑お見舞い申し上げます

 立秋とはいえ連日の猛暑、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、7月に行われた参議院選挙では、みなさまには大変お世話になりました。

 兵庫選挙区金田峰生は、当選に至りませんでしたが、野党と市民が共同し安倍自公政権と対決する歴史的な選挙戦となりました。日本共産党は、改選3議席から6議席を獲得、非改選と合わせ14議席となりました。引き続きがんばります。

 私も議会活動はもちろんですが、地域コミュニティや自治会活動にも積極的に取り組んで参ります。よろしくお願い申し上げます。
 残暑厳しき折、どうぞご自愛ください。

 北野のり子

新市民体育館OPEN

 8月1日(月)、向陽台1丁目に新市民体育館がオープン。セレモニーが行われ出席しました。

 市民体育館の建て替え・市民運動場の再整備は、PFI方式により川西市スポーツ・ウェルネス(株)が行いました。

 建て替えだけでなく、平成48年7月まで維持管理、運営業務を一体的に実施します。契約金額は約30億円です。

PFIとは…PFI とは、Private FinanceInitiative(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)の略で、 民間の資金、経営能力及び技術能力を活用して公共施設等の建設、 維持管理、運営等を行う公共事業を実施するための手法のこと。

*人孔蓋取り替え・舗装打ちかえ工事が行われました。

 ご近所の方から「夫が転倒し怪我したことがある。ガタガタ道を何とかして欲しい。」という要望を受け、市に働きかけると共にご近所で農業をされている方にもお話をさせていただきました。

 東多田2丁目地内の狭い道路(九頭竜神社の側)ですが結構たくさんの方が利用されています。今回、人孔蓋取替え、舗装打かえ工事が行われました。

 合せて、東多田自治会長から街灯を要望していただき、地域のみなさんが安心・安全に通行していただける良好な路面になりました。

九頭竜大明神奉賛会

 多田地区には、九頭大明神が鎮座されており、例年7月15日にお祭りが行われています。私も自治会長という立場で奉賛会に参拝させていただきました。

 九頭竜神社は、首から上を守る神様、頭がよくなる神様として信仰されているそうであやかりたいものです。今年は、参拝者約720人と報告を受けました。

2面

6月議会(6月6日~28日)報告

一般質問

防災対策の充実および障がい者等要配慮者への支援強化について

 熊本地震では、特に障がい者や高齢者等、災害弱者の被災率が高くなりましたが、災害弱者を受け入れる福祉避難所が機能せず、高齢者や障がい者が充分な支援を受けることができず厳しい避難生活を強いられました。そこで現在4カ所指定している川西市の福祉避難所の現状や利用可能な施設の把握、目標等また、拡充することについて質しました。

 福祉避難所対象者は、約6千300人に妊産婦を加えた方だが、市では把握が難しいため、民生委員、福祉委員に協力いただき把握した。また、福祉避難所について現在の4カ所に加え、特養等9カ所を追加し13カ所になる予定。今後も増やすべくバリアフリー化やマンパワー確保が充分な施設の把握に努めていく。

 支援体制についてもさきの熊本地震でも人手不足が浮き彫りになっているため、ボランティアや地域団体・企業等との連携により、市としても人材確保に努めたい。

請願

①川西市高齢者おでかけ促進事業の補助金の減額をしないよう求める請願
②待機児童問題解消のために保育所を増やし保育士の待遇改善を政府に求める請願書
③小・中学校における少人数学級の実現と義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願書

 ②③は全会一致で採択され、国に意見書が提出されました。①について私は、左記のとおり賛成討論を行い最後まで力をつくしましたが、残念ながら賛成少数(無所属議員1名と日本共産党議員団3名のみ賛成)となり不採択という結果になりました。

高齢者おでかけ促進事業減額反対!継続せよ

 高齢者おでかけ促進事業は、市民のみなさんの強い要望を受け実現し一旦廃止になりましたが、市長公約のもと生きがいづくり、外出の促進を目的として実施してきたという経緯があります。

 70歳以上の高齢者又は、要支援1・2の人を対象に購入助成券3千円分が郵送され対象者は3千円を払って利用し、目的以上に効果の高い事業です。それを証拠に担当職員自身も、購入助成券の使用率が80%と高く継続していることからも高齢者に望まれている事業だということ。外出することによって引きこもり防止。文化、よって引きこもり防止、文化観光イベント、趣味やスポーツに参加し社会との接点を保ち健康につながっていること。買い物することで地域の活性化、公共交通の利用促進の効果があると述べています。しかし、市は今年度から市民の健康を増進することを理由におでかけ促進事業の交通費助成の予算を、健幸マイレージ制度の拡充や公園の健康遊具設置事業に組み替え、健康増進事業の充実を図ることを理由に高齢者おでかけ促進事業の交通費助成額を平成28年度は3千円から2千円に減額し、平成29年度からは廃止にすることを市民の理解を得ることなく決定しました。

 お出かけ促進事業は、健康マイレージ制度とは対象者・人数も大きく違い予算のすべてが直接対象者に補助金という形で還元されています。一方的な減額、来年度廃止は納得できるものではありません。ぜひ、高齢者がイキイキと社会活動に参加できるよう請願者の願意を汲み取って頂くこと。事業者も乗降客を増やすために努力をされていますが、団塊世代の退職で公共交通利用者が激減しており、いまのサービスを維持することや公共交通を守る大きな役割を果たしていることからも高齢者お出かけ促進事業は、減額せず継続するよう申し上げ討論とします。

豊能郡環境施設組合 廃棄物処理場に関する問題

 8月5日、ダイオキシンを含む廃棄物が神戸から仮置き場(国道477号線沿い第一花折橋付近・光風台4丁目918)に運び込もうとした問題。現場は、搬入阻止するため住民のみなさんや川西市の議員、報道陣もたくさん取材等に訪れ騒然とした状況でした。

 8月8日、午前6時半頃にダイオキシン廃棄物仮置き場へ。近くのガソリンスタンドに廃棄物を積んだトラック5台が止まったまま。廃棄物を運びこまれないよう既に数人が集まっており、中には車に泊まり込んで見張ってくれる方もおられました。この日、9時過ぎ頃から鉄板の撤去作業が行われ少しホッとしましたが、8月10日、光風台自治会の説明会で、組合管理者の田中町長がこの場所は、「白紙撤回はできない」と述べたと聞きました。川西の住宅地から100mの場所なのに事前説明もなく搬入しようとするなんて到底理解できません。又、この間の町長のあまりにもいい加減な対応にあきれるばかり。残りの廃棄物について、神戸からの撤去期限を8月末まで延長しましたが、今後もしっかり注視が必要です。

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北野のり子だより 27号

北野のり子だより 27号

3月議会 一般質問
小学校統合は、地域住民の合意と納得の上で進めることが重要
小規模校として存置させることも考えるべき!

2016年6月
日本共産党川西市会議員 北野のり子

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【1面】

3月議会 一般質問
小学校統合は、地域住民の合意と納得の上で進めることが重要
小規模校として存置させることも考えるべき!


 

文科省が約60年ぶりに「学校規模の適正化」の基準を見直し小学校で6学級以下、中学校で3学級以下の学校について、統廃合の適否を「速やかに検討する必要がある」としています。

 政府が統廃合を促す背景には教育予算削減の狙いがあります。財務省は、全小中学校が標準規模の12学級以上になれば、全国で5462校が削減でき、教職員も大幅に減らせると試算を示し「積極的に統廃合に取り組む」ことを迫っています。子どもや地域の実情を考えずに「財政」を口実にしてまず統廃合ありきという姿勢は本末転倒です。これまでグリーンハイツ地区での小学校統合についての住民説明会では、統合、小中一貫型教育についても疑問や不安の声が多数出されていました。学校の規模や配置、市の目指す小中一貫教育について、「手引」の基準を根拠に進めるのではなく、子どもの教育にとってどうなのかを第一に考え、地域住民や保護者の意向等、時間をかけて丁寧に進めていくことが重要ではないでしょうか。

 できるだけ多くの地域住民や保護者に対して丁寧に説明を行なうことは、教育委員会も大切なことであると十分理解している。学校統合について、平成27年6月に答申をいただくまで校区審議会においては、7回の審議を経て議論。平成6年10月の答申にまでさかのぼり、研究し慎重に審議していただいた。また、この答申を受け教育委員会ではPTA役員や保護者、地域の代表者、教職員に対する説明など1月末までに延べ20回以上実施している。今後もできるだけ多くの方々に統合の趣旨をご理解いただくために必要な取り組を行うよう努めて参りたい。

 学校全体の児童数や指導方法等にもよるが一般に教育上の課題が極めて大きいため学校統合により適正規模に近づけることの適否を速やかに検討する必要があるとされている。その上で地理的条件等により登校困難な事情がある場合は小規模校のメリットを最大限生かす方策や小規模校のデメリットの解消策や緩和策を積極的に検討を実施する必要があることが記されている。す。しかしながら、グリーンハイツや清和台地区につきましては、単学級による教育活動、通学距離の妥当性、コミニュティとして一体の地域であることを踏まえ、子どもたちの教育にとっては、統合により適正規模となる学校に於いて教育活動を行うことが望ましい。

6月28日(火)「小学校の統合について」議員協議会が開催されます。

 教育的観点からの学校規模を国は定めていません。「12~18学級」という基準に教育的根拠がないことは、1973年衆議院予算委員会で当時の文科省自身が、「学問的・科学的な見地から最適であるというのではなく、経験的に望ましいだけ」と国会の場で説明。

 「学校規模の標準」とされている「12~18学級」は、教育学的・科学的に検討されたものでなく、「経験的に望ましい」と考えられる程度の基準でしかありません。

 日本では、考慮されていませんが、WHO(世界保健機関)は、生徒100人以下という基準を示し、小規模校は世界の常識です。

 統合計画は、地域や保護者の要望に応じたものではなく、ましてや学校統合が地域の人口動態に与える調査もしていません。まちづくりと密接にかかわる学校統合は、市が一方的に進めるのではなく、計画をつくる前から住民の意見をしっかり聴くべきです。

小学校統合について 教育委員会 説明会

 5月22日10時~、緑台小学校で「小学校統合について」、3回目の説明会が行われ、午前中のみですが、私も参加しました。これまで教育委員会は、「この説明会で最後にしたい。決定したい」と考えていました。しかし、参加者から大変厳しい声が数多く寄せられ、「今までの方針そのものを考え直す。子どもの数もこれまでの推計と違うので見直していきたい。時間を下さい」と述べました。また、市ホームページに「小学校の統廃合が決まりました」と掲載していることについても追及を受け、削除することを約束、教育長、課長が謝罪するという一幕もありました。

 午後からの説明会で「平成30年の統廃合を延期する」という答弁も引き出したと報告を受けています。

【2面】

*市立川西病院 給食業務

 昨年、12月24日より院外調理をする新たな事業者が病院給食を提供しています。契約金額もこれまでより約2200万円増額の年間1億1千万円。(契約期間は平成29年3月まで)

 4月14日川西病院へ。給食を試食しました、1日3回、工場で調理した給食が病院に運ばれ再加熱カート内で保存、喫食の直前に加熱し患者さんに提供されるので、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供されます。

 今後、院外調理でいくのか院内調理でいくのか検討することになります。病院の給食は治療の一環で提供されるものです。患者さんの症状も一定ではありません。急変した時や緊急入院時等の対応やきめ細かな部分の対応は、院外では限界があると考えます。

*キセラ川西

 4月22日、まちづくり調査特別委員会が行われ、キセラ川西の進捗状況について現地を視察しました。

 せせらぎ遊歩道南線、エドヒガンサクラも移植されエトランス部分の顔となりOPENしています。

 中央公園は「キセラ川西せせらぎ公園」という名前になりました。94%の配分率で国からの補助金を取ってくることができたとのこと。足らずの1300万円ほどは、寄附や緑化協会、県民まちなみ緑化事業の補助金を活用し賄うと説明。

 事業者より大規模集客施設は、12月頃に建築着工し1年後にはOPENする予定だとか。資材高騰、職人不足、熊本地震の影響もあり果たして予定通りに行くでしょうか??

*新温泉町 認定こども園

 4月26日、新温泉町の「ゆめっこ認定子ども園」へ。

 施設面積1,942.96㎡、屋外遊技場1,324㎡、建設費約6億円。定員220名。現在107名の子どもたちが通っています。なんと送迎バス、延長保育料は、町が上乗せしているので無料です。

*名古屋市ごみ減量への対策について

 5月23日、名古屋市へ。

 「分別複雑すぎて…警告シール次々。ごみ振り回される生活」等、市民の混乱と戸惑いをマスコミが報道された名古屋市。現在は、資源ごみ(紙、ペットボトル、空き缶、空きびん)・可燃ごみ、不燃ごみ発火性危険物、粗大ごみ、プラスチック製容器ごみ。資源ごみ以外は、原則戸別収集。粗大ごみは有料、申込制。

*健康寿命延伸都市・松本市

健康施策における取り組みについて

 5月24日、松本市へ。

 長野県は男女ともに平均寿命、全国1位。

 松本市は、大学や企業との連携も活発に行われています。また、小4、中2全員に血液検査が実施されており、こどもの生活習慣改善事業にも力を入れています。

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北野のり子だより 26号

北野のり子だより 26号

緑台中学校区 幼保連携型認定子ども園 急がず、市民の合意と納得の上で進めるべき

2016年2月
日本共産党川西市会議員 北野のり子

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【1面】

緑台中学校区 幼保連携型認定子ども園の整備

1月26日説明、28日から法人募集?!

 急がず、市民の合意と納得の上で進めるべき

 1月26日、「緑台中学校区における幼保連携型認定子ども園の整備」について議員協議会が開催されました。公の場で議員に説明があったのは、昨年8月以来です。この間、市民説明会は4回行われ、当初案の向陽台第4公園利用は、反対の声があがり断念・募集の一時中断が行われました。今回、在替え地として向陽台3丁目元ゲートボール場が提案されました。

◇交通安全対策は大丈夫?!

整備予定地前の道路は、カーブし危険な場所。地域説明会では毎回、周辺道路の交通安全への懸念と安全対策の要望が出されているのも当然の事です。
市は、「協議を重ねる中で住民の理解を得られたと考えている」と述べており、左記の検討案を提示。これで大丈夫なのか。事故が発生してからでは遅すぎます。

◇松風幼稚園廃園は、撤回するべき!

 松風幼稚園保護者対象の説明会は、昨年8月に1回行われただけです。市は、地域説明会を開催しているから「良し」としています。
現在、松風幼稚園に33人の園児が通っています。松風幼稚園廃園を前提に子ども園を整備する計画ですが、1号認定(3歳~5歳・幼稚園機能)の募集は30人以内。これでは入れない子どもが出てくるのではないでしょうか。しかも公立幼稚園と認定子ども園では保育料が違い、収入によっては、1・7倍~2倍に跳ね上がる世帯もあります。松風が廃園になれば公立幼稚園の校区は、多田幼稚園です。とても歩いて通える距離でないのに通園手段の対策も示されていません。

◇急がず、市民の合意と納得の上で進めるべき!

 緑台中学校区に保育所がないことや待機児童解消したいという思いは理解できますが、どうしてこんなに急ぐのでしょうか。「公立幼稚園を残して欲しい」という声や「歩いて行ける近くの場所で、3歳児保育、給食、延長保育を…」が市民要望です。市は、市民の声に聴く耳を持つべきではないでしょうか。

【2面】

視察報告

富山市・市街地再開発事業、コンパクトなまちづくり

 1月21~22日の2日間、まちづくり調査特別委員会の行政視察で富山市と金沢市に行ってきました。

 初日の富山市では、市街地再開発事業、コンパクトなまちづくりについて。公共交通の活性化、公共交通沿線地区への居住促進、中心市街地活性化の三本柱の実現に向け進めています。

 富山市は、まちなかの賑わいを創出するため、中心商店街の空き店舗へ出店する際の店舗の改装費、家賃や経営相談に対して助成を実施しており、全国的にも注目されています。年間約3000万円の予算。平均10店舗ほど申請しているそうです。地域の商業者のみなさんがこのような補助金を活用し商売を続けていくことができ喜ばれている制度で、川西市でも実現できればと一般質問で取り上げました。

金沢市・都市再生整備事業

 金沢市では、都市再生整備事業について。1地区650ha~935ha規模で4つの地区に分けて事業が進められています。国の交付金を活用しながら基幹事業だけではなく提案事業も実施しており、スケールの違いに驚くばかり。提案事業の図書館は、世界でもっとも美しい公共図書館ベスト25位。魅力的な図書館20位…。世界からも注目され、高い評価を受けています。

3月議会がはじまります。(2月19日~3月25日)

2月12日(金) 議会運営委員会

18日(木) 議員協議会 1)あんばい ええまち かわにし創生 人口ビジョン(案)2)川西市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する
条例の一部改正に係る条例(案)要綱について

19日(金) 開 会

29日(月) 総括質問

3月 1日(火) 一般質問

2日(水) 一般質問

3日(木) 総務生活常任委員会
総務生活常任委員協議会 1)川西都市開発株式会社の経営について

4日(金) 厚生常任委員会
厚生常任委員協議会 1)猪名川上流広域ごみ処理施設組合議会(定例会)議案等の報告について
        2)国民健康保険制度改革について
        3)兵庫県後期高齢者医療制度における平成28・29年度の保険料について

7日(月) 建設文教公企常任委員会
建設文教公企常任委員協議会 1)平成27年度全国学力・学習状況調査の結果報告について
8日(火)~
10日(木) 特別委員会 予算案審査(一般会計)
14日(月)~
15日(火) 特別委員会 予算案審査(特別会計)
25日(金) 最終日

 2月12日(金)に行われる議会運営委員会で、3月議会に上程される議案の内容等が明らかになります。

 請願の受付は、2月19日(金)本会議開会(10時)前までに提出していただくようよろしくお願いします。    

 傍聴は、10時~ ぜひ、お越しください。

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北野のり子だより25号

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新春のお慶びを申し上げます

2016年1月
日本共産党川西市会議員 北野のり子

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【1面】

新春のお慶びを申し上げます

 議員として2期目がスタートし早1年3カ月。みなさまには何かとお世話になり心より感謝申し上げます。

 昨年は、地元では自治会長、コミュニティ協議会副会長、地区福祉委員会、子ども育成委員会役員を務めさせていただき、みなさんと共に住みよいまちづくりをめざし取り組むことができました。こうした活動を通じ学ぶことが多い毎日です。私の日々の活動や議会の様子は、「ブログ」や「北野のり子だより」でお知らせしていますが、まだまだ情報が行き届いていません。みなさんに素早く報告できるよう努めたいと思います。

 さて、川西市政におきましては、大型ごみ収集有料化をはじめ松風幼稚園廃園、幼保連携型認定子ども園、小学校統合、PFI事業による公共施設の建て替え等など、市民への説明責任を十分はたさないまま次々と突き進むやり方が顕著に現れています。改めて議員として市民の立場に立ち、みなさんの声を議会に届け反映させるため力をつくすことを決意しています。

 国では、2015年9月19日に戦争法(安保関連法)が強行可決しました。私もその直前の9月13日に国会前に駆けつけ、座り込みに参加している方々と一緒に戦争法反対の声をあげました。残念ながら法はとおりましたが、戦争法廃止を求める声は、さらに大きくなっていると実感しています。

 今年7月、参議院選挙が行われます。

 戦争法廃止法案の提出、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回のためにもなんとしても野党が多数とならなければなりません。兵庫選挙区でお世話になります金田峰生さんと共に勝利に向け力をつくしたいと思います。
 今年も引き続き、「くらし・福祉をささえるまちへ。子育て応援します」をモットーに取り組んで参りますのでよろしくお願い申し上げます。

市会議員 北野 のり子

あんばい ええまち かわにし創生人口ビジョン(案)及び総合戦略(案)

パブコメ募集中(1月31日まで)HP、市役所、公民館などで閲覧できます。

 昨年6月、「まち・ひと・しごと創生基本方針」が閣議決定され、国の方針を受け、各自治体は、「総合戦略」を策定しています。 

 昨年12月15日に開催された議員協議会で市の「総合戦略」(案)が明らかになりました。基本姿勢として、「人口減少・超高齢化社会に着実に対応し、持続可能なまちづくりを実現する」とし、17の施策を打ち出しています。ところが、人口ビジョン(案)の数字が国立社会保障・人口問題研究所の数字が使われており、住民基本台帳と比べるとH22年で4720人少なくなっています。実態と差がある数字を使って計画策定するのはどうかと思います。

 国は、「東京一極集中」、「地方の衰退」をつくりだした原因、非正規労働者増大、所得の減少、医療や介護の負担増による少子拡大という社会構造をつくり出しておいて原因について言及がありません。原因を明らかにしないまま安心の子育てや人口1億人を維持や、実効性のある対策が打てるとは思えません。また、全国市長会でも子どもの医療費や教育等は、ナショナルミニマムとして国が責任を持ち負担、無償化するべきと提言しているとおり、国が果たすべき役割を果たさぬまま地方自治体への押しつけは限界があり、許されません。

【2面】

12月議会請願
「所得税法第56条の廃止を求める意見書」についての請願不採択

 「所得税法56条の廃止を求める意見書」についての請願が12月議会に出され、日本共産党議員団、北野・黒田議員が紹介議員になりました。私たちは、12月9日行われた総務生活常任委員会で趣旨説明を行ない賛同を求め、同月22日の最終本会議でも賛成討論に立ち最後の最後まで請願採択に向け力を尽くしました。しかし、残念ながら請願に賛成をしたのは、日本共産党議員団のみ。結果、反対多数で不採択となりました。

 現在、所得税法56条により、白色申告をしている個人事業主の配偶者や家族が事業に従事した際にその対価を支払ったとしても、必要経費として認められません。働きが認めてもらえないため、年金や社会保障の水準が低く抑えられているだけではなく、「親の後を継ぎたい!」と家業にいそしむ後継者の意欲も奪っています。

 所得税法56条の「見直し」や「廃止」を求める運動が大きく広がっています。全国では、既に426自治体、兵庫では4自治体が国に意見書をあげています。

 2013年、国会でも経済産業大臣、財務大臣が廃止に向け検討をはじめたという答弁もありました。家族従業員の人権保障の基礎をつくるためにも川西市議会からも意見書を国にあげ早急に廃止することを求めていくべきです。

建設文教公企常任協議会 市立川西病院の患者向け給食業務 院外調理による提供に

治療の一環である給食業務は院内調理で行うべき

 12月11日に行われた、建設文教公企常任協議会で市立川西病院における給食業務委託先事業者等の変更について説明がありました。

 私が議員になって半年後、これまで直営調理で行っていた病院の患者向け給食が民間事業者に委託されました。病院の給食は、治療の一環で提供しており様々な病状の患者さんに対応できるのは、ドクター、看護師、調理師、管理栄養士等が、チームとなり連携し提供しているからです。 

 病院は、契約期間中であるにも関わらず、調理師や栄養士が確保できないからと契約解除する旨の文章を事業者より受理しました。12月24日から院外調理をする新たな事業者と契約を結び提供すると報告。契約金額もこれまでより約2200万円増額の年間1億1千万。契約期間は平成29年3月まで。現行の院内調理の手法では受託する事業者がいない状況だから院外調理の方法しかないと説明。しかも味見もせずにこれまでと遜色のない給食が提供できると述べていることに呆れます。1年前よりこうした状況が分かっていたのに議会には一言も報告がありませんでした。

 工場で作った給食をプラスチックのお弁当箱に入れ、冷凍保存。病院に運ばれ再加熱し患者さんに提供されます。病状によってはそのまま食べることができず、刻んだりとろみをつけたりの再調理は、病院の管理栄養士さんが別個に調理すると。今さらながら直営の院内給食だとこういうことはおこりません。

 一番被害を被るのは患者さんです。

春を呼ぶ集い 2月14日(日)川西文化会館大集会室

金田峰生 党国会議員団兵庫事務所長
※弁士調整中

北野のり子だより 第24号

北野のり子だより

2015年11月 北野のり子

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  • 9月議会の報告
  • “98億” キセラ川西複合施設
  • マイナンバーは実施中止を
  • 川西市は11月10日頃、川西郵便局・川西北郵便局に到着予定
  • 緑台中校区 幼保連携型子ども園公募 一時中断
  • 小学校統合について

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北野のり子だより 第22号

謹賀新年

2015年1月 北野のり子

 

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謹賀新年

 みなさまにおかれましては、おだやかな初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年は10月の市会議員選挙、12月の総選挙と続く中、大変お世話になりありがとうございました。お陰様で21議席へ躍進することができ私も再選を果たし、お正月を迎えることが出来ました。

 今期初の一般質問では、子どもの貧困問題を取り上げました。いま、日本の子どもの貧困率が、(相対的貧困率)16.3%。市でも6人から7人に一人の児童・生徒が生活保護あるいは、生活保護準用世帯であることから就学援助を受けています。誰もが安心して子育てできるようにと給付型奨学金の導入、就学援助の拡充、子どもの医療費の窓口負担ゼロを中学卒業まで実施するよう強く求めているとこです。

 引き続き、「くらし・福祉を支えるまちへ、子育て応援します」をスローガンに掲げ、全力で取り組みます。よろしくお願い申し上げます。

市会議員 北野 のり子

中学校給食 早期実現を
川西市中学校給食推進基本方針(案)パブリックコメント募集中(1月21日まで)
(議員協議会その2)

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