たんぽぽだより 121号

住民負担増2億円、国保税値上げにより不認定(反対)

2012年10月・11月 黒田みち

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住民負担増2億円、国保税値上げにより不認定(反対)
・国民健康保険事業、一般会計からの繰り入れなど抜本策を追及
・国の予算削減で悪循環 払えない世帯が増加
・近隣市なみの繰り入れを
・賛否同数 委員長決裁で認定に

中央北地区区画整理事業 16億円の土地 半値以下で換地へ

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川西市中央北地区土地区画整理事業特別会計決算認定に反対

2012年10月 黒田 みち

認定第20号平成23年度川西市中央北地区土地区画整理事業特別会計決算認定について、日本共産党議員団を代表して反対の立場で討論を行います。

 平成22年度、土地区画整理事業の都市計画決定を受け、その後、事業認可、事業計画決定の公告がなされ、事業の収支を明確にし、透明性を確保するためと本特別会計が設置されました。

平成23年度予算では、土地区画整理事業で、6367.77㎡の土地を約16億円で用地先行取得事業特別会計から購入、区画道路・都市計画道路・中央公園などに充てていく説明がなされました。

17%平均の減歩率、従前の土地の単価を不動産鑑定において平均9万6000円、これを基本に従後の土地の単価を12万3000円にすることなどの説明を受け、今後、透明性の担保と住民が理解・納得できるようにすること。身の丈にあった事業の進め方をすることを意見として述べ予算には賛成をしました。

しかし、この間、市は、本計画の前身である中央北地区住宅街区整備事業への総括はなく、オーバーストアが明らかになっているにも関わらず、大型商業店舗誘致を含めた計画で突き進もうとする姿勢に変わりはありません。
私達日本共産党議員団は、川西市土地開発公社における、全く見通しのない、また、身の丈に合わない土地購入や税金投入のあり方に苦言を呈してきました。住宅街区整備用地先行取得特別会計と合わせ、「健全化計画」と称して「用地先行取得特別会計」に移す時にも、市が抱えてきた様々な問題や課題が見えなくなっていく危機感も明らかにしてきました。

今回、「中央北地区土地区画整理事業特別会計」で「用地先行取得特別会計」から土地購入を行ったという決算です。簿価で特別会計を渡っている間は、購入土地価格の暴落や市民の税金がいかにムダに使われているかが見えにくくなっています、単年度だけ見ているとよりその問題点は見えてきません。

しかし、本決算の中で、市民の財産である土地が、利子で膨れ上がっている現況は明らかになりました。

この年度以降、区画整理事業が進められていきますが、先行取得事業でいかに見通しのない土地購入をしてきたのか、購入土地価格の暴落で損をしているか、利子を含め、無謀な税金投入をしてきたのか忘れてはなりません。
今回の土地購入の資料によるだけでも、市民の財産としての購入土地は、2分の1以下の価値で活用されることが明らかです。今後も、同じような状況で市民の大切な財産が、換地等に消えていきます。今後、約90億円規模で進められようとする開発計画も最終市民の税金で責任をとらなければなりません。 

財政が厳しいと豪語する一方で中央北地区だけは、「聖域」と化すことがないよう、南北部に細長い川西市で、市民の命を守り、くらしを支え切る自治体本来の役割を担い、市民の願いをかなえるための具体的施策を展開する街づくりを行うよう強く求めて反対討論とします。

川西市国民健康保険事業特別会計決算認定に反対

2012年10月 黒田みち

認定第15号平成23年度川西市国民健康保険事業特別会計決算認定について、日本共産党議員団を代表して反対の立場で討論を行います。

平成23年度は、平成22年度に比べ、賦課限度額が医療給付費分で4万円・後期支援金分で2万円・介護納付金分で3万円の値上げ、最高9万円、限度額が77万円になるという大幅値上げになりました。24341世帯(市全体の36.1%)、42378人(同26.4%)の加入者に平均5.11%の値上げ、約2億円もの値上げ実施をした年度となり、本決算に反対です。 “川西市国民健康保険事業特別会計決算認定に反対” の続きを読む

北野のり子だより 9月議会の報告

北野のり子だより 11号

2012年10月 北野のり子

9月議会の報告

北野のり子だより 第11号はこちら(PDFファイル)

第3回定例市議会は、8月30日に召集され9月26日に28日間の会期を終えました。

この定例会において、平成23年度の水道事業会計利益の処分及び決算認定について、下水道事業会計利益の処分及び決算認定について、川西市病院事業会計決算認定について、災害対応特殊救急自動車の買い入れについて等が審議され何れも認定・可決しました。

一般質問では、次の三つを取り上げ質問しました。

1.太陽光発電の普及について
2.熱中症対策の強化について
3.脱法ドラッグ、脱法ハーブへの対策について

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議会報告(2012年秋季号)を発行しました

 議会報告(2012年秋季号)を発行しました

 

議会報告(2012年秋季号)1面はこちら(画像PDF)   2面はこちら(画像PDF)

なぜ? 大飯原発 再稼働なのか!

福島の声・全国の声

 「原発ゼロ」「再稼働反対」と国民の声が上がっている中、大飯原発3・4号機の再稼働を決めた野田内閣。いまも国会包囲行動をはじめ全国で集会やデモがくりひろげられています。日本共産党は、みなさんと共に引き続き全ての原発再稼働中止、原発ゼロをめざしがんばります。

日本共産党市会議員団 福島市、南相馬市を視察

1年5カ月、未だ家に戻れない16万人
「いつ帰れるのか」悲痛な叫び!

 7月11日~13日、議員団視察で福島市、南相馬市へ。
 福島県は、死者2717人、行方不明者5人と多くの人が犠牲となり、未だ16万余の人々が避難生活を余儀なくされています。
 仮設に入居している浪江町のみなさんから「情報も入らない。いつ帰れるのかもわからない。先に希望がもてない。ただ生かされているだけ」と深刻な声…。
 「なぜ、大飯原発を再稼働できるのか」「なぜ、復興の妨げになる消費税を増税できるのか」の叫びをしっかりと受け止め行動したいと改めて感じました。

6月議会 請願採択に、全力! 日本共産党議員団

県立こども病院
ポートアイランド移転計画中止を

 現在、須磨区高倉台にある「県立こども病院(周産期・小児3次救急)」を
ポートアイランドに移転させる県計画が明らかになり、「なぜ、阪神・淡路大震災
時、液状化で陸の孤島になったポートアイランドへ移転させるのか?」「東日本大震災で、大地震・大津波の被害が明らかになっているのになぜ?」と不安や怒りの声が広がっている中、6月市議会、「県立こども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書を兵庫県に対して提出してほしい」旨の請願が提出されました。

 日本共産党議員団は、30年以内に60%の確率で東海・東南海・南海地震が起こると予想されている中、地震・津波、液状化のリスクのあるポートアイランド2期へ移転させる必要がないこと、まして、予定地は、医療産業都市として、小動物を利用し、レベル2のボツリヌス菌や狂犬病の研究を行う研究所に隣接させるという計画ですから、バイオハザードの問題も指摘し、請願採択に向けて意見を述べました。

こどもの命最優先!

 請願に反対する委員は、「地震には、県が対応すると言っているのだから」と終始しましたが、議員団は、県・神戸市医師会も反対をされていること、こどもやお母さんの医療の砦を拡充していくためにもポートアイランドへの移転計画は中止をし、安全な場所での立て替えを求めるべきだと主張しました。

県立子ども病院のポートアイランドへの移転計画の中止を求める意見書についての請願

採択・可決住田・北野・黒田

不採択・否決:森本・宮坂・北上・秋田・松田・岡・津田・福西・土田・吉富・吉田・大崎・鈴木・平岡・大矢根・江見・宮路・久保・安田末・小山・多久和・安田忠

議長=梶田

消費税増税法案は廃止に!

 国民の半数以上が「消費税増税反対」を訴えている中、6月市議会では、「消費税増税に反対する意見書提出を求める請願」が提出されました。

 日本共産党議員団は、消費税3%を5%に引き上げた1997年と2011年の経済状況(サラリーマン世帯の可処分所得が月平均8万円減、非正規社員が全体の36%、貯金無しが29%)等を明らかにし、増税すれば、個人消費が冷え込む、中小企業が大打撃を受ける、国の経済が立ち行かなくなる、特に「税と社会保障の一体改革」で増税と共に社会保障が根こそぎ改悪されるひどさも示しながら請願を採択し、国に対して意見書を提出するよう強く求めました。

民意を裏切った民主・自民・公明合意
決められてもなお世論調査56%は増税反対!

増税法案を民主・自民・公明の3党で強行採決した翌12日発表の全国世論調査(共同通信)でも増税反対は56.1%。

 日本共産党は、「消費税に頼らなくても財源を確保し、社会保障を拡充させる提言」をお知らせし、法案廃止に全力で取り組みます。

消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願

採択・可決:森本・宮坂・北上・松田・住田・北野・黒田

不採択・否決:秋田・岡・津田・福西・土田・吉富・吉田・大崎・鈴木・平岡・大矢根・江見・宮路・久保・安田末・小山・多久和・安田忠

議長=梶田

森本猛史氏の離党・議員辞職勧告について

日本共産党議員団 3人で新たなスタート

 2010年秋の選挙におきまして、皆さまのご支援・ご協力で新しい日本共産党4人の議員団を誕生させていただきましたが、森本猛史氏の離党に伴い、3人の議員団で新たな活動を再開させていただいています。

 森本氏の離党の申し出に対し、党議員として責任を果たすよう粘り強く話し合いを重ねてきましたが、住民の利益を守って献身することや政治を変える展望と確信を失い、離党の意思も固いため離党を認めました。森本氏に対して、日本共産党公認で立候補し、当選した経緯をふまえ、離党と共に議員辞職をし、けじめをつけるよう勧告しています。

 市民の皆さまの信頼や期待を裏切る結果となりましたことを深くお詫びをし、今後このようなことが起こらないよう、決意新たに、住民の利益を守り、公約実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、今後共、皆さまのご支援・ご指導よろしくお願い申し上げます。

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議会報告 2012年秋季号 日本共産党川西市会議員団

住田由之輔 TEL・FAX 759-4541
黒田みち  TEL・FAX 790-3055
北野のり子 TEL・FAX 793-9515

日本共産党川西市会議員団
川西市中央町12-1 川西市役所6F 日本共産党市会議員団控室
TEL:072(740)1111(内線4020)

たんぽぽだより 120号

「地域医療堅持」の市政を明確に

2012年9・10月 日本共産党川西市会議員 黒田みち

たんぽぽだより 120号はこちら(画像PDFファイル)

(1面)

9月議会
「地域医療堅持」の市政を明確に
川西病院、障がい者雇用などで討論

旧北部処理センター「80mの煙突 倒壊に対応を」

県立子ども病院 ポーアイへの移転は撤回を!
津波、液状化のリスクは大きい

黒豆の声

(2面)

領土問題 尖閣諸島 竹島 日本共産党はこう考えます

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第21号を発行しました

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第21号(2012.09)を発行しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第21号はこちら(PDFファイル)

9月定例議会スタート 8月30日~9月26日

住田 由之輔 議員 (一問一答制)

1.私道舗装助成金の予算を 引き上げる考えについて

2.旧加茂小学校校舎と旧ふたば幼稚園園舎の活用について

3.開発に絡む具体的問題と 市民への説明責任について
(1)錦松台新池開発に伴う公道との取り付けについて
(2)新池周辺住民への周知について
(3)この間新池周辺開発で持ち上がった問題点を、疑問に思っている市民に納得のいく説明をすることについて
(4)指定確認検査機関と市の確認作業との連携について
(5)指導に従わず荷重がかけられ擁壁が破損した責任について
(6)建築確認時に道路が設置されていたのに売却の時に無くなっていることについて
(7)市道2069号の説明責任について
(8)市民からの苦情対応と人事評価制度について

4.まちづくりと財政問題等について
(1)都市整備公社への補助金支出と中央北地区の財政計画について
(2)減歩率の変化、従前・従後の土地活用の変化について
(3)川西市出資ビル管理会社と中央北地区PFI方式導入検討との考え方の変化について

黒田 みち 議員 (一括質問一括答弁制)

1.障がい者等施策の拡充について
(1)精神障がい者への就労支援の拡充について
(2)精神障がいに対する啓発や教育への取り組みを拡充する考えについて
(3)すべての障がい者に対する仕事おこしを拡充する取り組みについて

2.市立川西病院の現状について
(1)市立川西病院の役割の考え方と認識について
(2)市立川西病院の課題の考え方とその解決への取り組みについて
(3)市民への情報提供と意見収集のあり方について

3.病児・病後児保育に取り組む考えについて
(1)次世代育成支援対策行動計画の進捗状況について
(2)市立栄保育所跡地で実施をするについて

4.旧北部処理センターの解体に対する考えについて
(1)施設管理の実態について
(2)解体計画の推進と具体について

北野 のり子 議員 (一問一答制)

1.太陽光発電の普及について
(1)24年度の太陽光発電システム設置補助金申請状況について
(2)太陽光発電の普及に向けたこれまでの取り組みと今後の具体策について
(3)太陽光発電システム設置件数及びエネルギー自給率の目標と期限を決めることについて
(4)公共施設に太陽光発電システムを設置することを具体的に検討することについて

2.熱中症対策の強化について
(1)市内の熱中症による救急搬送の状況について
(2)冷房機器購入設置費及び電気料金を助成する考えについて
(3)熱中症予防に関する市民への情報提供や注意喚起を強化する考えについて

3.脱法ドラッグ・脱法ハーブへの対策について
(1)市内販売店の情報等、実態把握及び対応について
(2)子どもたちへの対策について
(3)市民に健康被害の実態や情報提供等、啓発に努めることについて

一般質問 9月6日(木)7日(金)10日(月) 午前10時~

〖発言順位〗
1.森本猛史 (無所属)
2.福西 勝 (民主市民クラブ)
3.江見輝男 (公明党)
4.住田由之輔 (日本共産党議員団)
5.宮坂満貴子 (自治市民クラブ)
6.宮路尊士 (民政会)
7.安田忠司 (民主市民クラブ)
8.大﨑淳正 (公明党)
9.黒田みち (日本共産党議員団)
10.津田加代子 (民主市民クラブ)
11.鈴木光義 (公明党)
12.北野紀子 (日本共産党議員団)
13.岡 留美 (民主市民クラブ)
14.大矢根秀明 (公明党)
15.小山敏明 (民主市民クラブ)

議案(9月議会の主な議案)

○財産の交換について
○災害対応特殊救急自動車の買入れについて
○ 川西市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
○ 平成24年度川西市一般会計補正予算(第2回)
○ 平成24年度川西市介護保険事業特別会計補正予算(第1回)
○ 平成24年度川西市中央北地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1回) 等

請願

①「こころの健康基本法(仮称)」の早期制定を求める意見書提出の請願書
②「Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)」を身体障害者福祉法施行令の対象者(内部機能障害)に認定するための請願書

※②について 9月12日(水)厚生常任委員会に付託
 ①について  全会派一致のため意見書を提出することになります。