2008年6月議会 請願への各会派の態度

2008年6月議会 請願への各会派の態度

◆「後期高齢者医療制度」の中止・廃止を求める意見書を国に提出することを求める請願(日本共産党)賛成
◆後期高齢者医療制度廃止に関する請願(日本共産党)賛成
◆自主共済制度の保険業適用見直しを求める請願(日本共産党)賛成
◆就学前の子どもの医療費無料化を求める請願(日本共産党)採択を主張 継続審査

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク清和緑風会
就学前の子どもの医療費無料化を求める請願賛成、即決継続審査継続審査継続審査継続審査継続審査継続審査
自主共済制度の保険業法適用見直しを求める請願賛成賛成反対反対反対賛成反対
「後期高齢者医療制度」の中止・廃止を求める意見書を国に提出することを求める請願賛成賛成反対反対反対賛成賛成
後期高齢者医療制度廃止に関する請願書賛成賛成反対反対反対賛成賛成

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第30号(2008.7.24.)

高齢者の生活と健康を支える自治体の使命を果たせ

2008年6月議会 一般質問 黒田議員
高齢者の生活と健康を支える自治体の使命を果たせ

 制度の廃止を求める声が大きくなっている中で、後期高齢者医療制度が4月からスタート。年金天引きがはじまり、所得の少ない方からの「普通徴収」も7月からはじめられようとしています。
 生活できることよりも「徴収」することが優先させられる保険料の減免制度や必要な医療が受け続けられるよう市民の実態に応じた対応を自治体としてすべきとせまりました。

 また、高齢者の施策は「介護」「障がい者」「医療」と切り離され、縮減されている実態から困難な状況が起こっています。
総合的な支援を含めて川西市としての相談窓口を問いました。
後期高齢者医療についても「市民の相談には応じること」、「保険年金」「いきいき長寿室」「包括支援センター」で総合的な相談に応じ、自治体としての使命を果たすことを確認しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第29号(2008.7.17.)

2008年3月議会 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願

2008年3月議会

後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願  黒田議員が賛成討論

 「後期高齢者医療制度」のひどい中身が伝えられ、口コミでひろがり、その制度の中身に対する不安や怒りの声は燎原の火のように広がり続け、現在530を超える自治体(全国の約3分の1)から「中止・撤回を求める」意見書が上がり、430万筆を超える署名が国に届けられています。
 川西市内の老人クラブでも、「本当にひどい内容だ。こんな内容なら協力する」と10のクラブから450筆の署名が寄せられ、この「中止・撤回を求める請願」が提出されるにいたりました。
 この請願は川西市内の老人クラブより提出をされている請願です

◎厚生経済常任委員会での発言(08年3月10日(月)
委員長:北上議員

黒田議員:採択すべきと討論。「医療費抑制」のために、「高齢者の特性に応じた医療提供」をするという言葉を使って、差別医療制度を導入しようとしていることは明らかです
○宮路・中礼議員:もう国の方で動いているので、これは不採択です。
○安田忠司議員:4月から、目前ということで、中止・撤回は難しいと思っている。スタートしなければいけないんで不採択とさせて頂きます。
○大矢根議員:今、中止・撤回は混乱を招く、この制度が進む中で改善の声届けていく、高齢社会の中で、若い世代へ負担を丸ごと掛けていくような制度では維持しきれない。社会保障制度自体が崩れてしまう。不採択。
○西山議員:いろんな問題あるかもわからないが、この制度は今後改正していったらよいと思う。不採択。
○津田議員:制度について反対の思いをもっているが、4月からということで、混乱になるんではないかと判断した。不採択でいきたい。

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第26号(2008.5.29.)

2008年3月議会 妊産婦健康診査の公費負担の拡充を求める請願

2008年3月議会
妊産婦健康診査の公費負担の拡充を求める請願
 黒田議員が賛成討論

 川西市でも、07年度から、県との共同事業として、妊娠後期に1回だけ検診の「公費負担」が実施されています。市では、低所得の方には前期1回、公費負担の制度があるものの、所得制限が厳しいため中々対象になりません。
 そこで、提出をされた請願です。

黒田議員の討論趣旨

 08年度、県との共同事業として、「5回以上検診を受ける方に上限25000円を公費負担する」ことが明らかになっているものの、国が最低でも5回分は自治体で支援すべきと指導していること。1人、平均14回の検診のうち、全てを公費負担している自治体、10回を公費負担とする自治体等と、どんどん拡がっているのですから、「一歩前進したから良い」(他会派の発言)と云うのではなく、川西市は他市より少子化が進んでいるのですから「回数増と増額をすべき」と賛成討論をしました。

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第26号(2008.5.29.)

2008年3月議会 請願に対する各会派の態度

2008年3月議会

請願に対する各会派の態度

◆公民館利用の有料化計画を中止することを求める請願 値上げを来年4月~に修正し値上げ条例を可決されたため不採択になりました
◆後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願  (日本共産党)賛成
◆教育予算増額を増額しゆきとどいた教育実現を求める請願  (日本共産党)賛成
◆妊産婦健康診査の公費負担の拡充を求める請願  (日本共産党)賛成

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク無所属
教育予算を増額しゆきとどいた教育実現を求める請願賛成反対反対反対反対反対反対
妊産婦健康診断の公費負担の拡充を求める請願
賛成反対反対反対反対反対反対
後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願賛成反対反対反対反対反対反対
吉田議員退席

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第26号(2008.5.29.)

2008年4月臨時議会 国民健康保険税大幅値上げ 住田議員が反対討論

2008年4月臨時議会報告

 毎年3月末日までに国会で税制関連法案が可決されることにより、4月1日臨時市議会を開催し、地方税条例の改定が提案審議されるのですが、今年は衆議院を通過したものの3月末までに成立せず、臨時議会に提出できず、再度の臨時議会開催も困難で、結局市議会では論議出来ないまま国会の決定を追認する異例の状況になりました。提案されたのは市税に関係のない3条例でした。

国民健康保険税大幅値上げ 負担増1億5000万円
      住田議員
が反対討論

 老人保険制度が廃止され、後期高齢者医療制度が導入。退職者医療制度の段階的廃止で、前期高齢者にかかる新たな医療給付費調整制度が創設され、結果国民健康保険加入者は一般分2万6900人と老人保険制度での1万3000人から、全体で4万人の組織になります。
 全体として、3.78%の引き上げで、金額にして約1億5000万円の影響額になります。
 改定に際しては平成19年度の赤字分を料金に盛り込んでいること、一般会計からの繰入額を「法定外繰り入れ」を3億3590万円減少させている状況を見ても、市民負担増の今回の措置にとても賛成できるものではありません。

 後期高齢者医療制度そのものは、75歳で一般と、後期高齢者に区分をし、医療に差別を持ち込むなど、世界的にも異常な高齢者を邪魔者扱いするものであります。また支払いの滞る人に対しては保険証を発行しない状況もでてきます。この条例改定には、制度に対する支援金が含まれています。
 国保会計の健全化には国からの補助金を1980年当初なみにまずは戻すべきと主張していますが、今回の改訂で市からの繰入金を引き下げ、国保加入者一人当たりの市からの繰入金も引き下げています。さらには介護保険料金だけ見れば31.48%という大幅な引き上げであり、本条例は認められないと反対討論をしました。

2007年と2008年 値上げ状況比較

 大幅に引き上げされました。市民には1億5000万円もの負担増です。

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第26号(2008.5.29.)

2008年4月臨時議会報告  議案にたいする各会派の態度

2008年4月臨時議会報告

議案にたいする各会派の態度

◆国民健康保険税大幅値上げ 負担増1億5000万円(日本共産党)反対

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク清和緑風会
国民健康保険税条例一部改正(国保値上げ・後期高齢者医療制度新設)反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
消防団員等公務災害補償条例改正賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
病院事業のしように関する条例の改正賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第26号(2008.5.29.)