たんぽぽだより 159号

3歳児保育の実施など4項目 住民の声・願いが届くまちへ

2015年12月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

3歳児保育の実施など4項目 住民の声・願いが届くまちへ

 12月議会で私(黒田)は、①市立幼稚園で3歳児保育・預かり保育・給食を行う、②民間幼稚園・保育園などの「こどもの健康診断費用」の助成、③幼稚園や保育所などでの苦情・相談窓口の設置④小学校区単位の公共施設の再配置など総合的なまちづくりの推進ーの4項目の子育て充実策を提案し、討論しました。(市議会ホームページで映像配信中)

統廃合は急ぐな!

 川西市は現在、公共施設の再配置・管理計画の策定に取り組んでおり、小学校、幼稚園、保育所の統廃合、「清掃業務移転※」を先行実施しようとしています。これに対して地域住民から「市が勝手に決めてから説明するのはおかしい」との声が共通してあがっています。

※11月29日(日)開催の丸山台3丁目・旧北部処理センターへの「清掃業務・車両基地移転」説明会の内容は、同日ブログに詳細を記載しています。こちらをクリック

公共施設の再配置とあわせまちづくりを

 私は、住民の反対を押し切って小・幼・保の統廃合等を急ぐべきではない事。他の公共施設の再配置計画と合わせ、小学校区単位で「自分の地域はこんな町にしたい」という願いを共有しながら、参画と協働・地域分権のまちづくりを進めるべきと提案しました。

 市の幼・保統廃合と新たな認定こども園の建設計画では、保育料が2~2.8倍に跳ね上がり、182人の保育所の待機児童(99%が3歳未満児)はほとんど減らず、期待される3歳児の入所が満たされません。

 全国的には、こどもの減少即統廃合ではなく、小学校の規模や高齢者向け空き室の利用、保育所の併設、校舎の利用などをタウンミーティングなどで十分協議してまちづくりを進めている自治体があり、これらの事例を参考に市の進め方を改めるよう求めました。市側は、「小学校区単位を基本に地域の意見を聴きながら」としつつも、統廃合の先行実施は止めない、と矛盾した答弁でした。

 私(黒田)は、公立、私立を問わず、小、幼、保等の教育・保育環境の充実、住民が主人公、住み続けたいまちづくりへ全力で取り組んでいきます。

川西病院 院内調理変更は遺憾

 12月11日の建設文教公企常任委員協議会で突然、市立川西病院の給食を院内調理(委託)から配食弁当(冷凍)に変更する旨の説明がありました。入院患者さんの給食は治療の一環です。医師、看護師、栄養士、調理師など職員が一丸となってチーム医療を行ううえで院内調理は不可欠です。

 私(黒田)は、栄養士、調理師の確保ができないなど市の対応の遅れで、院内調理委託が維持できなかったこと、あらたな弁当(配送に1時間)の試食すら行わずに業者と契約し、2200万円の経費増となるこ となどを厳しく指摘し、患者さんの状態にしっかりと対応すること、できるだけ速やかに院内調理に戻すよう強く求めました。その上で、給食を止める訳にはいかないので、患者さん・ご家族に十二分に説明し、協力を仰ぐことを求めています。

 現在、医師・看護師の確保ができ、外来・入院共に患者さんが増えている川西病院。診療科目増、閉鎖病棟の再開など地域の医療拠点として更なる充実を目指している現状の中での「給食」の変更。1日も早く「信頼」を取り戻すことができるように見守っていきたいと考えています。(12月11日ブログに詳細を掲載 こちらをクリック

黒豆の声

青い青い空
ずっとず~っとつながっている
辺野古に基地はいらない
オール沖縄の声は
オールジャパンになって
とうとう退役米軍人らが
連帯の座り込み抗議

「辺野古にも高江にも新基地要らぬ」と
碧い碧い海
ずっとず~っとつながっている
放射能汚染の空気も水もいらない
オール福島の声はオールジャパンになって
放射能高濃度汚染物質を
詰め込んだフレコンバックが幾重にも積み上げられた映像が
どんどん拡散している
「原発いらない」と

知らないことが、
起こっていないことではない
黙っていたら起こっていることを
容認していることになる
嫌だと感じていても
おかしいと思っていても
それだけだと起こっていることに賛成していることになる

声をあげよう 動き出そう
新しいうねりが広がっている
青い空と碧い海
ずっとず~っとつながっている
私達の未来は私達が決める
新しい連帯が国を世界を
動かそうとしている

【2面】

大企業に格別の減税 庶民増税隠しのニセ「軽減税率」

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「由さん」のくらしの便り 345号

平和な国日本へ、戦争法案ストップ

2015年6月 住田由之輔

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【1面】

平和な国日本へ、戦争法案ストップ

 5月26日から始まった「平和安全法制」の審議。さまざまなところに平和とか安全とかの言葉を使用していますが実態はまさに「戦争法案」です。戦争をするための法律づくりです。

 憲法で禁止されている「集団的自衛権の行使」を「法律」で可能にするというのが安倍政権、自民党・公明党合意の方向です。

 国の最高法規は「憲法」です。それを下の法律で「規制」できるというのであれば憲法はいりません。法律だけで事足りるのです。

 憲法改定を難しくしているのは、それだけ憲法改定をたやすくできるような政治状況を作れば、おろかな過ちを犯してしまうからです。

 安倍首相は、憲法9条改定でつまずき、改定要件を緩和するとした96条改定でも失敗、それでも懲りずに、「憲法解釈変更」を閣議決定して憲法を縛る法律を作ろうとしてきました。

 各マスコミの世論調査でも、安倍政治への反対者が多数です。

 審議される法案の一つは、海外派兵恒久法(政府は国際平和支援法と言ってます)。戦時に多国籍軍を戦地で後方支援できる法。二つ目は、10本の法律を1本にまとめた一括改定法(平和安全法制整備法)で、平時でも戦時でも関係する国への支援、軍事物資提供ができる、まさに集団的自衛権の行使を可能にする法律の整備です。許していいのでしょうか。

 自民、公明政治で、あなたも「戦場に行け」と命令される可能性が生まれてきました。

主権者として戦争法制ストップしましょう。

大型ごみ収集の有料化はだれのため

6月5日から始まる、定例議会に提出される

大塩市政は「有料化」提案理由として

①他市町からの流入防止を上げています。実態を行政が把握し、データーとして持っているわけではなく、「市民の通報」でつかんでいるというものです。確かに不法投棄や、他の地域(市外だけではありません)からのごみ置きがあります。しかし全体の量から言えば有料化の根拠になるものではありません。

②負担の公平感の確保も理由にしています。先ほどと同じく「市民感情」を操作し、分断を図り、市民への責任転嫁で「有料化」を免罪しようとするものです。

 有料化で一時的に大型ごみは減るけれど、「ごみの総量」では極端に減るものではありません。有料化のための費用も必要になり、「費用対効果」も薄いというのが有料化した自治体の実態です。

 川西市は「広域ごみ処理施設」に大きな税金を投入、今日も灰溶融炉の稼働を含めて、維持管理に多大なお金を使っています。

 無駄な部分に税金投入した反省もないままに、さらなる市民負担はやるべきではありません。7年前、同じものを議会全会派一致で廃案にしており、今度もストップさせましょう。

【2面】

市立川西病院はどうなる

「病院の在り方検討委員会」からの報告

 市立川西病院の在り方をどうしていくのか、検討委員会からの答弁書が市長に提出されたと、5月29日、議員協議会での説明資料が議員に配布されました。それによれば

①市立川西病院は、市域北部での整備を基本として検討する。

 市域中・南部において、市立川西病院と同じ急性期病院があり、北部にはない。二次医療圏域として猪名川町だけでなく、大阪府能勢・豊能町も含まれることなど視野に入れての対応。

②川西病院は建て替えにより整備することを基本に考える。

 耐震化された建物でありますが、地区30年たっている。空調など改修が十分に行われてこなかった。施設そのものに余裕がないなども含めて建て替えの方向を選択すべき。

③一般急性期病院を基軸として病院機能を担う。

 厚生労働省の地域医療構想策定ガイドラインに基づき、兵庫県から病床数など提示される。川西市はこれまでも国のガイドラインに沿った改革を行ってきている。整形外科医師の確保など改善してきており、地域ニーズにこたえた整備をしていく。

④現在の許可病床を維持していくとともに、増床も視野に入れる。

 高齢者の入院患者が増加傾向にある。県による病床配分が前提となるが、増床も含めて対応していきたい。

君が代斉唱時不起立問題 再雇用不採用理由は裁量権の逸脱

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私たちに今できる支援を

「由(よし)さん」のくらしの便り 269号

2011年3月 住田由之輔

「由さん」のくらしの便り 269号はこちら(画像PDFファイル)

私たちに今できる支援を
善意を届けよう

総合的に判断して平成23年度川西市一般会計予算に賛成しました。
・評価できること
・評価できないこと

・国民健康保険税値上げ(案)には反対しました
・新しい病院管理者を招く予算には賛成しました。
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災害救援、やれところからやろう

「由(よし)さん」のくらしの便り 268号

2011年3月 住田由之輔

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災害救援、やれところからやろう
・川西市から宮城県へ すでに消防職員を派遣
月曜日は、水道局がタンク車を派遣
・行財政改革推進・地方分権で「人を大切に・まちを元気に」できるのか
私立川西病院医師の減
・地域分権推進と議会との連携、

予算を議会が議決する権利をどのように見るのか
・議会は行政をチェックする
・「地域分権元年」
・議会制民主主義を貫くべき
・福祉政策交代の方向では、高齢者社会に対応できない
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川西病院の存続・拡充バスの本格運行を!

川西病院の存続・拡充バスの本格運行を!

黒田みち議員 2010年12月議会 一般質問

川西市として「川西病院を自治体病院として堅持する」ことを明確にし、猪名川町などとの連携で地域医療の拠点としての役割を果たすこと、日生中央駅からの病院行きバス(12月末で試験運行)の本格運行を求めました。
「自治体病院として存続するため、池田市民病院との連携を考えている」と答弁がありました。

市長公約実現を!
就学前までの、こどもの医療費無料化

川西市として今年7月から、就学前のこどもまで入院・通院共に無料化がスタートします。

子宮頸がん予防ワクチン、 肺炎球菌ワクチン接種

2月からこどもの細菌性髄膜炎の予防接種であるヒブワクチンと、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がん予防ワクチンの3ワクチンへの補助(所得制限なし・費用負担なし)が始まります(1月遡及適用)。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

市立川西病院へのアクセス手段確保 交通弱者救済へ!

市立川西病院へのアクセス手段確保 交通弱者救済へ!

森本たけし議員 2010年12月議会 一般質問

現在の立地上、市民病院に行くのに不便を感じておられる方、行きたくても行けないという方が、少なからずおられます。その一方で、患者さんが少なくて困っている市民病院。交通手段という障壁で、両者のニーズが満たされない状態を、一刻も早く改善しなければなりません。
08年~09年の間に行われた、市立川西病院循環バスの試験運行結果を総括した上、今後、どのような交通網を確立していくのか質しました。
市からは「川西市における、持続可能な交通施策について、検討を進めていく。他市の先進的な事例を実地調査、検分し、現状を改善する施策を早急にとりたい」との答弁がありました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

川西病院給食の民間委託に反対

川西病院給食の民間委託に反対

病院における食事は、治療の一環としておこなっています。薬と同様に、「食事療法」は、患者の健康回復に欠かせません。これまで医療の一部門と位置づけ、医師、看護師、管理栄養士、調理師がチーム医療としての役割の担い、病院給食の充実を図ってきました。患者一人ひとりの日々の症状に合わせ、きめ細かな対応が行われています。経費削減を目的とした民間委託業者に給食部門を、任せると、利益をあげざるを得ないため、材料費や人件費の削減を図ろうとし、安全性と質的な面が後退しかねません。現場職員と充分な議論がなされないまま、議会に上程され、わずか数ヶ月で引き継ぎ、切り替えをすることは、あまりにも拙速です。自治体病院として存続させるうえでも、医療機関として、「業務委託にすれば経費が下がる」というような経営感覚に陥ることなく、病院給食の質を注視し、自治体病院の果たす役割、責任を今一度、検証することが必要です。

川西病院の給食を民間委託する内容の債務負担行為(可決)
(賛成)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
(反対)住田・森本・北野・黒田
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)