「65歳以上を対象に肺炎球菌ワクチンの公費助成を求める請願書」についての賛成討論

「65歳以上を対象に肺炎球菌ワクチンの公費助成を求める請願書」についての賛成討論

2011年12月22日 黒田みち議員

 請願第14号「65歳以上を対象に肺炎球菌ワクチンの公費助成を求める請願書」に対して、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。

 肺炎で亡くなられる方が年間約11万人、その95%が65歳以上の高齢者であるという実態、我が国の死亡原因の第4位となっています。近年再び増加しており、脳血管疾患を抜いて第3位以内になる日も近いと考えられています。
肺炎球菌は、人の皮膚や口の中にいる常在菌で、こどもや高齢者、体力の弱った方の喉や気道の粘膜に付着して感染症を起こします。上気道などから血液に入り、運ばれた部位で重篤な病気を起こします。 “「65歳以上を対象に肺炎球菌ワクチンの公費助成を求める請願書」についての賛成討論” の続きを読む

議会報告(2011年秋冬季号)を発行しました。

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議会報告(2011年秋冬季号)1面(画像PDFファイル)
議会報告(2011年秋冬季号)2面(画像PDFファイル)

TPPってなあに?? どうなるの?

●食の安全よりアメリカ優先
●BSE感染につながる月齢の高い牛の輸入規制緩和へ
●大腸菌まみれのポテト輸入押し付け
●食品添加物、農薬使用 規制緩和へ

百害あって一利なし

 国民の8~9割が世論調査で、「政府はTPPに対して説明が十分でない」と訴えているのに、野田首相は、米国ホノルルで開催されたアジア太平洋経済協力会議首脳会議に出席、TPP交渉に参加するための協議に入ると表明しました。
被災地の復興の最大の妨げになり、食料の安定供給を土台から崩すこと、この国の食や医療の安心・安全、内需や雇用など経済そのものが破壊されてしまう大問題を明らかにして国民的立場で「TPP参加反対」の声をあげましょう。

金の切れ目が命の切れ目

 保険証1枚あれば、いつでもどこでも平等に医療が受けられる我が国の皆保険制度。アメリカには公的医療が存在せず、医療も保険も全てビジネス・金儲けの対象です。「保険の効かない医療・混合診療」を拡大、共済制度の解体など「命の重さ」と逆行するTPPには断固反対です。

残業代なし いつでも首切りOKなんて信じられない!

 農林水産省は、TPP参加で、国内総生産(GDP)が8兆4000億円減り、350万人の雇用が減ると試算しています。国や自治体の公共事業が国際入札になったり、労働法制の規制緩和が「気で進められる可能性があります。「大企業さえ儲かれば」に終止符を打ちましょう。

こどもの米飯給食どうなるの?

 TPP参加は、関税撤廃が原則・条件。農水省は、コメの自給は1割以下、食料自給率は39%から13%まで落ち込むと試算しています。こどもの健やかな成長を願って、安心・安全の地産地消など言ってられません。自給率を高め、豊かな食育を進めましょう。

川西市議会「TPPには参加しないように対して国に意見書提出を求める」請願否決

日本共産党議員団、自治市民クラブのみ賛成

全国で「参加反対」「慎重対応」の声続出
1167万筆(JA全中)と共に
44道府県1425市町村議会から意見書

賛成した議員
住田・黒田・北野・森本・宮坂・北上
反対した議員
秋田・松田・岡・津田・福西・土田・吉富・吉田・大崎・鈴木
平岡・大矢根・江見・宮路・久保・梶田・安田末・多久和・安田忠
(敬称略)

さよなら原発 自然エネルギーでいこう

全国に広がる「反原発」の願い

 原発事故への不安はひとごとではないと、「反原発」を求める運動が広がっています。9月16日に東京・明治公園で開催された集会には、6万人もの参加者が集まり、新規原発計画の中止、既存原発の計画的廃止を求めました。

今こそ自然エネルギーへの転換を

 太陽光・水力・地熱・風力などの自然工ネルギ「を活用すれば、現在の電力供給量の約10倍、原発54基の発電能力の約40倍もの電力を生み出すことが可能です。エネルギ「政策の転換に向けて、国民的な運動を続けることが必要です。

川西市からも復興支援

 日本共産党議員団は、震災発生直後から募金活動に取り組み、「脱原発」を求める署名活動も継続的に実施しています。また、被災地へ赴き、仮設住宅を訪れ、被災者の要求を聞くなど、復旧・復興支援を行っています。

市民の声を議会に届け、全力投球 9月議会

税金の集め方は能力に応じて

 またもや上場株式軽減税率(20%→10%)が延長され、株式譲渡で1,570万円、配当割で4735万円、市に入るべき税金が入りませんでした。
日本共産党議員団は、「税金は応能負担の原則」「真面目にがんばる人が報われる」税金の集め方になるよう国に対して意見を言うよう訴えています。

一般会計から繰り入れ、いのちと暮らしを守る国保に

 市では、4人に1人が国保に加入しそのうち8割が低所得者。「高すぎて払いたくても払えない」というたくさんの声声声。
日本共産党議員団は、「般質問でも取り上げ、一般会計から繰り入れ保険税を軽減するよう粘り強く求めています。
市は、差し押さえなど無理な収納を強化すのではなく、市民の生活実態に合わせ、いのち、暮らしを守る立場で対応するべきです。

公立高校の学区拡大は(16学区⇒5学区)慎重審議を!
県・市教育委員会に申し入れ・懇談

 兵庫県高等学校通学区域検討委員会は、高等学校通学区の変更(素案)を発表。説明会では、「遠距離、長時間通学が心配」「もっと時間をかけて検討を」と不安と批判の声が上がっています。日本共産党議員団は、拙速に通学区域の見直しの結論を出すことがないよう県・市教員委員会に申し入れを行い懇談しました。すべての生徒に行き届いた教育を保証するよう訴えています。

 2011年9月定例議会 請願・意見書に対する各会派の態度はこちら

 2011年10月議会 議案に対する各会派の態度はこちら

川西病院の存続・拡充バスの本格運行を!

川西病院の存続・拡充バスの本格運行を!

黒田みち議員 2010年12月議会 一般質問

川西市として「川西病院を自治体病院として堅持する」ことを明確にし、猪名川町などとの連携で地域医療の拠点としての役割を果たすこと、日生中央駅からの病院行きバス(12月末で試験運行)の本格運行を求めました。
「自治体病院として存続するため、池田市民病院との連携を考えている」と答弁がありました。

市長公約実現を!
就学前までの、こどもの医療費無料化

川西市として今年7月から、就学前のこどもまで入院・通院共に無料化がスタートします。

子宮頸がん予防ワクチン、 肺炎球菌ワクチン接種

2月からこどもの細菌性髄膜炎の予防接種であるヒブワクチンと、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がん予防ワクチンの3ワクチンへの補助(所得制限なし・費用負担なし)が始まります(1月遡及適用)。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

「就学前までの子どもの医療費無料化」に賛成

「就学前までの子どもの医療費無料化」に賛成

「市長がやると言っているから請願は出さなくていい」と、不採択に。黒田議員は、まだ具体的でないし、県行革で対象が狭められようとしていることなどの問題も指摘。すべてのこどもを対象に、一日も早い実施を求めましたが、不採択になりました。

就学前までのこどもの医療費無料化を求める請願(不採択)
(賛成)住田・森本・北野・黒田
(反対)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・吉富・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

妊婦健診の補助継続を求める請願」に賛成

妊婦健診の補助継続を求める請願」に賛成

「平成23年度は継続すると言っているから請願の必要なし」と、不採択に。黒田議員は、「予算としてまだ具体化されていない。来年度だけではなく、再来年以降も継続が重要。川西市議会として意見書をあげ、国や県を後押しすべき」と意見を述べましたが、不採択になりました。

妊婦健診14回分の予算継続を求める意見書提出を求める請願(不採択)
(賛成)住田・森本・北野・黒田
(反対)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・吉富・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

「予防ワクチン」などはみなし採択に

「予防ワクチン」などはみなし採択に

「子宮頸がん予防ワクチン、肺炎球菌ワクチン接種の公費補助を求める請願」は、厚生経済常任委員会で、黒田議員を除く委員が、「タイミングが悪い」と不採択にしましたが、委員会後、「それらの予算の具体議案」が提出されたため、「みなし採択」になりました。

子宮頸がん予防ワクチン、肺炎球菌ワクチン接種の公費補助を求める請願(みなし採択)
(賛成)住田・森本・北野・黒田
(反対)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・吉富・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
※みなし採択
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

大塚寿夫 市長立候補表明

PDFファイル1面 2面

大塚寿夫(おおつか としお) 市長立候補表明 日本共産党公認

今度こそくらしまもる川西に
市民の立場貫き市議35年の実績

 1971年から市会議員として4代の市長と論戦してきました。開発・開発で市民のくらしを後回しにしてきた歴代市長、90年市長選挙買収事件で共産党以外が全てお金を受け取り議会が自主解散。
 市長・議員のなれ合い政治の結末でした。一貫して市民のくらし優先の立場貫き35年奮闘してきました。今度こそくらし守る市政に。
 力をお貸し下さい。

今なら間に合う
 ムチャな中央北地区開発は凍結、公有地は公園に

 これから10年間に100億円も使う中央北地区開発計画は凍結するべきです。
 今の川西市は財政が大変厳しく、莫大な開発予算を投じることは無理です。市政がゆがみます。
 開発計画には見通しもありませんし、市民合意もできていません。
 今の市政は、こんなむちゃな開発を来年度から本格実施すると言っています。
 いまなら間に合います。事業着手せず、凍結するべきです。
すでに公有地になっている土地は、こどもたちが自由に遊べる公園にします。
 今、困っているのは市民の暮らしです。
 あまりに高い国保税の引き下げ、福祉バス運行。いのち守る市民病院の充実、医師確保こそ市政がやるべきことです。
 福祉最優先の川西にします。

プロフィール
1939年1月生まれ、兵庫県立兵庫工業高校電気科を卒業、日本触媒化学工業KK13年勤務、労働組合役員10年。川西市議9期・副議長など、02年川西市長選挙、03年・05年衆議院兵庫6区から出馬。趣味はアコーディオン演奏。家族は妻と子ども1人。

市民のくらし最優先! すぐに実行!5つのお約束

1.乳がん・子宮がん検診無料化

 川西はがん検診受診率が低く死亡率が高いまち。早期発見、早期治療のために乳がん・子宮がん検診は無料にします。

2.福祉バス運行

 南北に細長く、坂道や狭い道路がある川西です。福祉バスの網の目運行を実現します。

3.入浴サービス

 年間6万人が利用している高齢者施設や大衆浴場の入浴サービスは継続します。

4.国保税1万円引き下げ

 36%の世帯が加入する国保税が高すぎます。宝塚市なみに一般会計繰り入れで1万円国保税引き下げます。

5.中学卒業までこども医療費無料化

 みなさんの声で少しずつ改善はしていますが、まだまだ不十分です。こども医療費は中学卒業まで無料にします。