2011年6月議会 議案・請願についての態度

議案 6月24日 最終本会議全員一致で可決しました。

*川西市税条例の一部を改正する条例の制定について
* 市立川西南中学校南校舎棟、清和台中学校屋内運動場 耐震補強工事請負契約の締結について
*平成23年度川西市一般会計補正予算(第1回)
*平成23年度川西市介護保険事業特別会計補正予算(第1回)

請願

TPPには参加しないよう国に意見書提出を求める請願(H23年第一回定例会で提出)
即決すべき
北上・宮坂・住田・黒田・北野・森本
継続審査すべき
安田忠・土田・多久和・津田・岡・福西・江見・平岡・大矢根・鈴木・大﨑・安田末・吉田・梶田・久保・宮路・秋田・松田・吉富
(※小山議長)
「30人以下学級実現、義務教育国庫負担制度拡充」を求める請願
即決すべき
住田・黒田・北野・森本
継続審査すべき
安田忠・土田・多久和・津田・岡・福西・江見・平岡・大矢根・鈴木・大﨑・安田末・吉田・梶田・久保・宮路・宮坂・北上・秋田・松田・吉富
えーっ!どういうこと???
「30人以下学級実現、義務教育国庫負担制度拡充」を求める請願書の紹介議員になったのは、民主市民クラブ・自治市民クラブ、みんなの市政クラブ、日本共産党の4会派。文教公企常任委員会では、その他の委員は賛成にまわったのに、最終本会議では、日本共産党だけが即決・賛成に。他は、全員「継続」にしました。

子ども・子育て新システムに関する意見書
(※請願はみなし採択になりました)
賛成
住田・黒田・北野・森本・江見・鈴木・大矢根・平岡・大﨑・安田末・吉田・梶田・久保・宮路・宮坂・北上・秋田・松田・吉富
(厚生経済常任委員会では、鈴木議員が反対でしたが、最終本会議で賛成に。)
反対
安田忠・土田・多久和・津田・岡・福西

6月議会のご報告

北野のり子だより 4号

2011年6月 北野のり子

北野のり子だより 第4号はこちら(画像PDFファイル)

6月議会のご報告
・災害に強いまちづくりについて

・自然エネルギー普及と低エネルギー社会への移行について
・住宅用太陽光発電システム補助金がスタート
・東久代運動公園前道路

北野のり子のブログはこちら

2011年度予算に対する要求書の回答がきました

日本共産党川西市会議員団は2011年度予算に対する要求書を市長に提出していましたが、その回答がよせられましたので、報告します。

1.くらしを守る施策を

国民は、昨年の総選挙で「自公政権」を退場させ、民主党を中心とした鳩山連立内閣に労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度の廃止、障がい者自立支援法の「応益負担」の廃止などを期待しました。
しかし、民主党は、小沢元幹事長の「政治と金の問題」、「沖縄普天間基地の問題」でも「自民党政治」と全く同じ道を歩み、首相退陣、連立内閣の終息となりました。
今年度、生活保護の母子加算の復活、高校授業料の無償化など国民の運動が実を結んだものもありますが、国民が切に願う雇用や社会保障、教育、くらしを抜本的に解決する方向は示されず、今夏の参議院選挙では、「自民党政治」にも戻らない国民の新たな探求がはじまっています。
雇用の創出、生活できる収入の確保、命を守りきる社会保障制度の創設など「国民が安心してくらし続ける」ことの早期実現のために独自施策を早急に具体化すること。
また、消費税増税、憲法9条改悪、日米FTA(自由貿易協定)、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、衆議院比例定数の削減などには、きっぱりと反対を貫くこと。

○川西市 企画財政部

国の社会保障制度・税改革等の動向を注視しながら、各種施策を進めてまいります。 “2011年度予算に対する要求書の回答がきました” の続きを読む

ごみ収集後の片づけ収集作業の一環として

ごみ収集後の片づけ収集作業の一環として

北野のり子議員 2010年12月議会 一般質問

家族の介護や共働き、妊娠、高齢等、さまざまな事情で収集後、すぐに片づけることが出来ず、ネットやシートが広がったまま放置されているステーションや、カラスに荒らされ、ごみが散乱しているステーション。収集後のネットやシート、周辺散乱ごみを片づける行為を収集作業の一環として、仕事に組み入れるよう求めました。
「収集作業員にネットやシートは隅に置くこと、散乱ごみも片づけるよう指導している」と答弁がありました。
しかし、努力義務となっているため、作業員によって意識の差があります。これからもステーションをチェックし、引き続き市に申し入れを行います。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

高齢者おでかけ促進事業の拡充 買い物弱者解消を!

高齢者おでかけ促進事業の拡充 買い物弱者解消を!

北野のり子議員 2010年12月議会 一般質問

年齢を重ねるとともに医療費が増えるなど、高齢者の暮らしが圧迫され、大きな不安が広がっています。こうした状況の中、「助成額を増やしてほしい。元の6千円(現在、年間3千円)に戻してほしい」という声が寄せられています。また、年齢とともに足腰が弱る等の身体的な問題や、買い物への距離、坂や階段が強いる問題等の、さまざまな原因が日常の買い物(おでかけ)に支障をきたしています。
買い物支援策の一助として介護保険とは別に、買い物代行、移動販売、福祉バスなど支援策を検討するよう求めました。
市からは「高齢化とともに負担が増え、財政的に厳しい。また買い物支援については、スーパーの配達サービスの利用やシルバー人材センターを活用することもできる」という答弁がありました。
川西の高齢化は23%。当局が当事者意識を持って、「買い物弱者」の解消に向けた環境整備を進めていくことが、求められています。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

公契約法・条例の制定 官製ワーキングプア解消へ!

公契約法・条例の制定 官製ワーキングプア解消へ!

北野のり子議員 2010年12月議会 一般質問

公契約法・条例の制定を求める背景に、「官製ワーキングプア」と呼ばれる深刻な事態の広がりがあります。公務員職場で働く労働者も、公共サービスを受注した企業で働く労働者も低賃金に苦しみ、住民の税金を使った事業が、「働く貧困層」を大量に生み出すという事態が生じています。
「官製ワーキングプア」が社会問題になる中、公契約法・条例を求める運動が進んでいます。川西市でも条例の実施に向け取り組むよう求め、また、川西市において「官製ワーキングプア」が生まれているかどうか質しました。
市からは「ワーキングプアと呼ばれる人はいない。関係法令順守について周知している」と答弁がありました。
しかし、川西市でも、非正規労働者が正規労働者に置き換えられ仕事をこなしています。雇用形態の違いだけで、仕事の内容は全く同じという職場も少なくありません。賃金も一般事務補助で働く臨時職員は、阪神間で一番低い時給となっています。いくら最低賃金以上を確保しているといっても、暮らしていける賃金ではありません。
これからも市民サービスの質の向上につながる条例制定に向け、取り組むよう声をあげていきます。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)

職員の給与削減に反対、特別職・議員の削減には賛成

職員の給与削減に反対、特別職・議員の削減には賛成

公務員の給与は、この間、毎年のように引き下げられています。生活のために必要な給料なのに、「人件費はムダ」とする考え方が蔓延し、今回の減額だけで1億3400万円。昨年から実質賃金が下がり始め、住宅ローンの借り換えなどの影響が出ています。
現在でも川西市の高校卒業事務職員の給与は時間換算で982円ですが、これは「高すぎる」と言えるでしょうか。
全国の勤労者の給料はこの12年間で64万円減少し、逆に税金と社会保険料などの負担は増加。地域経済が大きく疲弊する原因になっています。
公務員の給与や一時金の削減は、民間企業の引き下げと連動し合い、地域疲弊の悪循環に陥ります。いま必要なのは雇用を拡大し、給料を上げ、購買力を高め、地域経済を活性化することです。
なお、特別職や議員の減額については賛成しました。

職員の給与・一時金を削減・減額する条例・その補正予算(可決)
(賛成)安田忠・岡・津田・福西・土田・多久和・江見・大崎・鈴木・平岡・大矢根・安田末・吉田・梶田・宮坂・北上・久保・宮路・秋田・松田
(反対)住田・森本・北野・黒田
(欠席)吉富
※小山議員は議長です

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第4号(2011.1.23)