たんぽぽだより 157号

運営も内容も異常な「キセラ川西整備事業」

2015年10・11月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

2015_10_ku_157たんぽぽだより 157号はこちら(画像PDFファイル)

【1面】

運営も内容も異常な「キセラ川西整備事業」

議会最終日に請け負い議案を上程

幼稚園・保育所の廃止はやめて!

黒豆の声

【2面】

沖縄の総意 辺野古 承認取り消し

翁長知事、新基地建設阻止へ決断

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たんぽぽだより 156号

安保・戦争法案は廃案に 超党派で市議7人が訴え

2015年9・10月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

安保・戦争法案は廃案に!!

超党派で市議7人が訴え☆120人が集会

北部清掃工場跡地利用 「車両基地」に適しているか?

黒豆の声

【2面】

戦争法廃止の国民連合政府の実現をよびかけます

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第6号(2015.9.)を発行しました

9月議会スタート 8月27日~9月25日

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第6号はこちら(PDFファイル)

9月議会スタート 8月27日~9月25日
低炭素型複合施設整備に伴うPFI事業98億円!!

議案

  1. 高規格救急車の買い入れについて
  2. 川西市病院事業の個別外部監査契約の締結について
  3. 川西市低炭素型複合施設整備に伴うPFI事業に係る契約の締結について
  4. 川西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
  5. 平成27年度川西市中央北地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1回)

請願

  1. 中央北地区開発における複合施設のPFI契約延期を求める請願
  2. 「安全保障関連法案」の国会での慎重審議を国に求める請願書
  3. 安全保障関連法案の慎重審議を国に求める請願書

一般質問

住田由之輔議員【一問一答制】

1.市長として「平和安全法制」に反対を表明することについて

2.子育てがしやすいまちづくり方針と教育行政「定数割れ」による統廃合について

(1) 「適切な定数以下」の状況では教育ができないのかについて

(2) 「適切な定数」にこだわるのは、国や県の指導を遵守するということなのかについて

(3) 子育て施設の廃止は地域を疲弊することについて

(4) 活用しやすい子育て施設を充実させることについて

(5) 総合計画と「適切な定数で判断する」ことに齟齬はないのかについて

3.「連続したPFI事業推進と起債による工事費増」で市の将来財政はひっ迫することについて

(1) 財政の健全化と公共事業費推進について

(2) 基金の枯渇が社会保障分野を後退させることについて

(3) 起債の発行は公的事業そのものを後退させることについて

(4) 市民の福祉増進を図る見通しについて

(5) 財政健全化への方策について

黒田みち議員【一問一答制】

1.ごみ減量について

(1) 剪定枝のチップ化など再資源化の徹底について

(2) 可燃ごみの減量について

(3) 市民の参画と協働について

2.個人情報の保護について

(1) 自衛隊へのこどもの名簿(個人情報)提供を止めることについて

(2) マイナンバー制度の開始を見送ることについて

3.こどもの「保育・教育」を守ることについて

(1) 「保育所」「幼稚園」「認定こども園」について

(2) 「保育所・保育・教育」、「幼稚園の保育・教育」それぞれの見解について

(3) 「認定こども園」における「1号認定児童」の「保育・教育」の基本的な考え方(曜日・時間・給食実施など)、預かり・土曜日・長期休暇の保育・教育について

(4) 同、「2号認定児童」の「保育・教育」の基本的な考え方について

(5) 「認定こども園」における「警報発令時」「感染症対策」への対応について

(6) 現状の「保育所保育」の維持について

北野のり子議員【一問一答制】

1.高齢者福祉の充実について

(1) 高齢者の貧困対策について

①貧困の認識について

②実態把握について

③今後の対策について

(2) 高齢者支援体制の強化について

①見守り体制の強化について

②市と地域包括支援センターが高齢者の実態を把握することについて

2.自治会の意義や役割、市との協働について

(1) 自治会組織の現状について

①自治会数・加入世帯・加入率について

②課題や問題点、今後の取り組みについて

(2) 自治会の実態を詳細に把握することについて

(3) 地域の様々な問題解決への支援について

①交通安全対策

②空き地・空き家問題について

③騒音問題について

陸上自衛隊35km行進訓練の実施

市に陸上自衛隊 伊丹駐屯地 第36普通科連隊長より以下について通知がありました。

9月3日(木)18:00~4日(金)7:00まで、35km行進訓練を実施

127名が、迷彩服を着用し小銃、銃剣を所持し行進します。

※9月3日(木)5時45分集合で抗議行動を行います。各々が訴えたいメッセージを持ち寄って声をあげましょう。

 

たんぽぽだより 155号

川西市、自衛隊へ18歳・21歳の名簿提供

2015年8・9月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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たんぽぽだより 155号はこちら(画像PDFファイル)

黒田みちの「市政報告&おしゃべり会」で紹介した資料はこちら

【1面】

川西市、自衛隊へ18歳・21歳の名簿提供

市民に公表し今後中止を!!

 川西市が自衛隊に「18歳と21歳男女および15歳男子の名簿」を提供していたことは、この間「たんぽぽだより」や「ブログ」「フェイスブック」でお伝えしましたが、この問題で私(黒田)も参加している「戦争に行くな!川西連絡会」は、名簿を提供した川西市に申し入れ、8月19日に市長部局と懇談、事実確認を行いました。

 市側によると、平成25年7月に自衛隊側から要請があり、検討した結果、名簿(氏名、生年月日、住所、性別)を提供したと説明。

自治体の裁量で

 なぜ、名簿を提供したか。

 市は第一に「自衛官募集は自治体の受託事務」(自衛隊法97条など)であることを上げています。

 しかし、名簿の提供は義務ではなく、自治体の裁量に任されており、実際、兵庫県下で名簿を提供しているのは、41自治体のうち13市町だけです。

個人情報保護厳格に

 第二の理由は、「市の個人情報保護条例上問題はない」としていますが、今回の氏名など4項目は他人に知られたくない個人情報そのものです。市側も条例の趣旨は「第一義的には保護措置」としていますが、制定時(H6年)に審議会の意見を聞き、①本人の同意、②「法令など…による明示」があれば提供できる規定を設けており、今回、この規定に沿ったとしています。しかし、今回、「本人の同意」はなく、保護者も知りません。自衛隊の要請があった時に、情報保護の趣旨にそって、審議会などで厳格に、オープンに検討したわけでもなく、「こっそり」渡していたのです。

 第三の理由は「市と自衛隊双方の事務の効率化」としていますが、事務の効率化と個人情報の保護を比べることにも大きな疑問が残るのは当然です。

禁止の中卒者も提供

 さらに重要なのは、H26年度、新規中学卒業者への文書募集は禁止されているのに、自衛隊が間違って15歳男子名簿の提供を依頼し市が提供してしまったこと。その後、間違いに気づいた自衛隊が市を訪れて間違いを説明。名簿を破棄し発送していないことを「口頭」だけで行われていたこともわかりました。

 自衛隊への肩入れのし過ぎ、なれ合いではないでしょうか。

 そこで、「会」は改めて、①名簿提供の事実、内容を市民に公表すること②15歳の名簿提供に関しては、自衛隊と市の間違いの理由、経過を文章で確認しておくこと③今後名簿提供を行わないこと、などを強く求めました。(今後、教育委員会との懇談も行います。)

戦争法案は廃案に アステ広場に120人

「戦争に行くな!川西連絡会」は、「8・16強行採決忘れへん!レッドアクション」を呼びかけ、川西能勢口アステ2階広場で集会、その後パレードを行いました。

 制服向上委員会の「大きな古時計の替え歌」のギターと歌でスタート。「ヒロシマの有る国で」「沖縄を返せ」など参加者が一緒に歌って盛り上がり、リレートークの後、それぞれがメッセージを掲げ、約120人が能勢口周辺をパレードしました。「いろいろな人が集まって良かった」「廃案まで絶対にがんばる」などの声。高校生や若者も参加、「これからも自分にできることをしていきたい」と力強く語ってくれました。

 川西市内では、「市立川西病院」のすぐ近くの工場に、畳10畳ほどの「海外で戦争する国にさせない!」と大書した、九条の会かわにしの大きな看板が話題になるなど、「戦争法案は廃案」へのうねりが大きくなっています。声をあげ、行動するのは、今!共にがんばってまいりましょう!

気軽に市政懇談会♪出前出張、歓迎です!!

 私(黒田)は、8月7、8日の2日間、北陵集会所と北陵公民館で「市政報告&おしゃべり会」を行いました。(「市政報告&おしゃべり会」で紹介した資料はこちら)

 北陵地域では、「丸山台3丁目の市有地(2.6ヘクタール)の売却」や「旧北部処理センターへの清掃業務全般の移転」など、住民の日常生活に影響が大きい施策が進められています。

 また、二転三転する川西市の公共施設の再配置計画や道理のない大型ごみの有料化、秋から実施されるマイナンバー制度などの問題もあり、参加された方々からいろいろなお声を聴かせていただきました。

 大型ごみの有料化などで「決まってから住民に知らせるやり方はおかしい」「私達は安心して住み続けたいって思っているだけ」「歩道もない急斜面の道にパッカー車など持ってくるなんて考えられない」など意見が出されました。「自治って何?!」と両日共、市役所の仕事のあり方に関する質問や要望がたくさん出されました。猪名川町からの参加もありました。

(このような報告・懇談会、どこでも開催させていただきますので、お気軽にお声をかけてください)

【黒豆の声】

「権力者」は無関心な国民が大好き
だって何をしても知らん顔
「権力者」は黙っている国民が大好き
だって何をしても何も言わない

だから「権九者」は真実を伝えない
国民が知らないように
だから「権力者」はごまかそうとす
る国民がわからないように
ありとあらゆる手段を使って
国民がばらばらになるよ
う国民が考えないように…と

でも国民は黙っちゃいな
い気づいたことを声にする
わかったことをエネルギーに
連帯が広がる
もう止まらない
だって私達国民が主人
公声をあげ行動を起こそう
私達の未来は私達がつくる!

【2面】

  • 力を合わせ戦争法案 廃案に
  • 戦争法先取りの内部文書 激震

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たんぽぽだより 154号

川西市自衛隊に「名簿」提供
本人、保護者知らぬまに(15歳・18歳・21歳)

2015年7・8月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

川西市自衛隊に「名簿」提供
本人、保護者知らぬまに(15歳・18歳・21歳)

 川西市が自衛隊に、2年間18歳男女の個人情報(氏名・住所・性別・生年月日)3122人分を提供していた~たんぽぽだより153号でこうお伝えしていましたが、その後の調査で昨年度は15歳男子879人分、21歳男女1334人分の名簿も提供していたことが明らかになりました。本人や保護者に無断で一覧名簿を提供することはやめるべきです。

間違ったままスルー

 15歳の名簿提供に関連して、中学卒業生向けの陸上自衛隊高等工科学校は、2009(H21)年の自衛隊法の改定で、「自衛官」ではなく「生徒」扱いに変更されましたが、自衛隊が誤って名簿を依頼し、市はそのまま提供。後に自衛隊からの指摘で「破棄」したというとてもお粗末な間違いを起こしていたことが明らかになりました。

 市は、名簿の提供を自衛隊員募集事務の受託を定めた自衛隊法97条や自衛隊施行令120条を根拠に、「川西市の個人情報保護条例」の例外規定として正当化しますが、提供するかどうかは、あくまで自治体の判断です。(三田市・猪名川町は提供していません)自治体が住民に全く知らせずに個人情報を提供する恐ろしさ、アメリカと同様、貧しさゆえに自衛隊に入るよう誘導する「経済的徴兵制」の検討(文部科学省)。伊丹・中部方面隊の米軍との演習にオスプレイの参加を検討し、現在審議中の安保法案が通れば、大阪国際空港が軍用にも使用できるなど「戦争する国つくり」が進められています。

 衆議院では自民・公明両党が数の暴挙で強行可決しましたが、まだ決まった訳ではありません。いろいろな事実・情報を共有しながら、憲法違反で民主主義を破壊する「戦争法案」を廃案にするまでがんばりましよう。

「大型ごみの有料化」すべきではない
 本会議 5点の「反対理由」あげて討論

 「大型ごみの有料化」案は6月18日の厚生常任委員会で可決(反対2、賛成6)されました(前号で詳細)が、29日の最終本会議で
 私(黒田)は議員団を代表して「道理のない大型ごみの有料化はやめるべき」と資料パネルを持ちながら、大きく5つの理由で反対討論しました。本会議でも有料化案は反対5、賛成20で可決され、残念ながら成立しました。(議会ホームページで映像配信中)

1.一般廃棄物処理基本計画の市民アンケートでは、ごみの有料化賛成は5%。反対が49.1%。条件付き賛成が27.9%。平成26年度市民実感調査では、ごみの収集・処分に関して87.8%の方が満足されています。ごみの収集・処理は自治体固有の基本業務であり、住民の声を反映し、丁寧に説明してから決めるべきです。

2.「大型ごみの有料化」案は7年前に全会一致の反対で「廃案」になりました。こうした経過を十分検討せず、議員協議会で1度話し合っただけ。住民への説明は「決まってから」の一点張り。「有料化はやめて」の請願署名が短期間に5442筆も集まり、こうした住民の声をしっかり受け止め検討するべきです。

3.有料化の理由にしている「ごみの減量化」は当然進めるべきです。川西市の減量化は、国や県レベルより進み、リサイクル率も向上しています。総ごみ量中の「大型ごみ」は、わずか7%(国崎クリンセンターの数字では5.2%)。大型ごみを減らしても効果は低く、大型ごみ自体も減る保証はありません。総ごみを減らすためには、一般ごみの減量化や他市町でやっている勢定枝のチップ化や廃油のせっけん化などを急ぐべきです。

4.川西市の「排出調査」によると、「大型ごみ」の約2割が「分別間違い」。「有料化」ありきで突き進むのではなく、まずは、分別のあり方などを徹底すべきです。市としてやるべきことをやった上での「有料化」ならわかりますが、まず市民に負担ありきでは道理が合いません。

5.今まで通りの「無料」収集が、一番合理的で公平です。有料化のために、3人の職員を雇用、コンビニなどの手数料等に毎年1200万円もの経費をかけます。集合住宅や狭隘な道路に隣接する住宅などは何も便利にはなりません。国崎クリンセンターに持ち込めば、10㎏当たり80円の負担で済みますが、南部の人ほど遠方で利用しにくく、「不公平感」が大きくなります。市民に格差を持ち込むべきではありません。

【黒豆の声】

【2面】

  • 力を合わせ戦争法案 廃案に
  • 戦争法先取りの内部文書 激震

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たんぽぽだより 153号

議員団が抗議!市が自衛隊に「名簿」提供

2015年6・7月 日本共産党川西市議会議員 黒田みち

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【1面】

議員団が抗議!市が自衛隊に「名簿」提供
個人情報保護に反し「戦争する国」づくりと連動

「18歳名簿」3122人

 6月議会で私(黒田)は、①川西市の子ども・子育て計画の到達点、②生活困窮者自立支援法の実施状況、③市民の安心.安全を確保する取り組み、の3点で一般質問を行いました。今号では、③に関連して、自衛隊への名簿提供など、伊丹の自衛隊の動向を報告します。(質問は、議会ホームページで映像配信されますのでご覧ください)

市民の不安高まる

 5月24日、R173号線を8mの自衛隊車34台が北上し、市民の方から不安の声が寄せられました。市に確認、調査したところ、市民の知らない間に「戦争するための準備」が着々と進められていることが明らかになりました。

2年間で3千人超

 ひとつは、自衛隊への名簿提供。市内の18歳になる子どもの住所・氏名・性別・生年月日の4項目を提供するもので、個人を特定できる内容です。昨年度から実施され、昨年度は1510人(平成8年4月2日~同9年4月1日生まれ)、今年度は1612人(同9年4月2日~同10年4月1日生まれ)分を市が自衛隊に提供していました。本人や保護者の同意を得ないばかりか、提供していた事実も伝えていません。「なぜ、自衛隊から我が子にダイレクトメールが来たのか」と保護者が憤りの声を伝えてくれました。

恐ろしい国いいなり

 市は、法定受託事務として「自衛隊員募集事務」を行っていますが、個人情報の勝手な利用は許されません。市には「個人情報保護条例」もあります。国の言うまま個人情報が流出する、こんな怖ろしいことはありません。日本共産党議員団は、判明後ただちに市に調査・抗議・申し入れを行いました。全国規模で実施されていると考えられ、近隣市町とも連携、日本共産党堀内照文衆議院議員とも連絡をとっています。

危険なオスプレイ

 もう一つは、伊丹の自衛隊(中部方面隊)が、今年度の米海兵隊との合同軍事演習で「MV-22オスプレイの参加」を検討している問題です。同オスプレイは、この間報道されているように5月17日オアフ島で墜落死亡事故を起こすなど、各地で墜落や事故が発生、その検証も終わっていません。危険性の高いオスプレイを参加させるべきではありません。

 伊丹の自衛隊基地は住宅密集地です。もしものことが絶対に起こらないよう、「市民の命や財産を守ることが自治体の責務、積極的に情報」を集め、市としての意見を述べるべき」と訴えました。しかし、市はそれらの情報を持っておらず、「意見を述べるものではない」という答弁でした。「自衛隊の訓練・演習」に関しては今後、危機管理室がまとめ、市民に情報提供すること、と答弁しました。

隊員不足、徴兵制?

 今、自衛隊員が「いつでもどこでもどんな戦争にも行かされる」安全保障関連法案(戦争法案)が審議されています。「自衛隊員不足で徴兵制化」の声もあり、自衛隊員だけではなく広く市民が巻き込まれていきます。憲法違反の「戦争するための法律を作るな!」、と安倍・自民党・公明党政権の異常な暴走にストップをかける連帯をひろげていきましょう。

大型ごみの有料化やめて!  5千人の声届かず・・

 この間お伝えしている「大型ごみの有料化」問題。「有料化はやめて」の請願が短期間に5千筆超も集まり、18日の厚生常任委員会には50人超の傍聴者が詰めかける中、「値上げ議案」が審査されました。残念ながら、委員会では、反対2、賛成6で値上げ案が承認され、29日(月)最終本会議の全議員採決に付されます。(またお知らせします)

6議員が値上げ賛成

 「市民への説明抜きの突然の値上げに納得できない」「ごみの減量になるのか疑問」「リサイクル率が減る」「手続きが面倒、高齢者に負担増」「狭あいな住宅地では車が通れない」「家計の負担」「一般ごみへの混在、ごみの質の低下」「3人の職員増など市の経費増、財政に寄与しない」など、様々な問題が山積しています。私は、市民の疑問や意見を吸収し総合的なごみ政策を立案、市民の協力を仰ぐべき、との立場で、討論し、提案に反対。宮坂議員も反対しましたが、他の委員(西山・平岡・江見・福西・米澤・坂口)は賛成しました。一度「有料化」を実行すれば、今後は「値上げ」もしくは「大型ごみの定義」を厳しくし、市民負担がより大きくなっていくのは目に見えています。ぜひ、あきらめず「おかしい」「やめて」の声を大きく広げていきましょう。

【黒豆の声】

【2面】

  • 戦争法案 廃案に

黒田みちのブログ「たんぽぽだより」はこちら

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第5号(2015.6.)を発行しました

6月議会 スタート 大型ごみの収集「有料化」が上程!

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「日本共産党川西市会議員団ニュース」第5号はこちら(PDFファイル)

6月議会 スタート
大型ごみの収集「有料化」が上程!

18日(木)厚生常任委員会に付託!

請願

(1) 安倍内閣の「安全保障関連法案」に抗議し、撤回を国に求める請願書

(2) 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法、平和安全法制整備法案)の今国会での成立に反対する意見書を国に提出することを国に求める請願

 ※請願(1)(2)について、6月12日(金) 本会議休憩後、総務生活常任委員会付託。(16日(火)一般質問終了後に採決)

(3) 川西市の大型ごみ収集を有料化しないことを求める請願書

 ※請願(3)について、6月18日厚生常任委員会に付託

(4)『小・中学校における少人数学級の実現と義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める請願書   ※請願(4)全会派一致で意見書提出

意見書(案)

(1) 難病対策の充実等を求める意見書(案)
   ※意見書(案)(1)全会派一致で意見書提出

一般質問 6月12日(金) 15日(月) 16日(火)

  • 質問順位 2 北野のり子議員
  • 質問順位 10 住田由之輔議員
  • 質問順位 16 黒田みち議員

北野のり子議員【一問一答制】

1.ごみ減量・資源化へさらなる取り組みについて

(1) 発生抑制、再使用に重点を置いた施策について

  1.  2R(リデュース・リユース)の取り組みを強化し、燃やすごみを減らすことについて

(2) 川西市一般廃棄物処理基本計画の進捗状況及び課題や今後の取り組みについて

  1.  生ごみの減量促進について・生ごみ処理機等の普及促進について
  2.  容器包装ごみの削減について
  3.  リターナブルビンの利用等の促進について
  4.  リサイクル情報誌「り・ぼ・ん」の利用促進について
  5.  事業系ごみの減量、再資源化について
  6.  スリム・リサイクル宣言店など市内事業者との連携強化について

(3) グリーン・コンシューマーの活動を推進することについて

(4) 拡大生産者責任について法制化を国に働きかけることについて

(5) サポート収集について

  1. 現状、課題、今後の取り組みについて 
  2. PRの強化について 
  3. 対象者の拡大について 
  4. 安否確認について

住田由之輔 議員【一門一答制】

1.生物多様性・加茂地域に生息する「ヒメボタル」の保全について

(1) 民有地を活用し成果を上げている水明台・黒川地域活動から学ぶべきことについて

(2) キセラ川西でホタルの育成に力を入れる行政の姿勢に学ぶことについて

(3) 減少が心配な加茂のヒメボタル保全に力を入れることについて

2.キセラ川西整備状況について

(1) 移転補償解決へ向けての進捗状況について

(2) 区画整理事業の進捗状況について

(3) 地下埋設物、土壌改良の課題等について

(4) 固定資産税収の変化と見通しについて

3.昨年発生した降雨災害におけるその後の取り組み状況と改善の見通しについて

(1) 栄根地域の下水道対策について

(2) 小花地域の浸水対策について

4.民間委託している「企画・計画づくり」について

(1) 職員の能力開発における市の姿勢について

(2) 技術の継承と企画・計画書づくりについて

(3) 職場全体で作る機運について

黒田みち議員【一問一答制】

1.「川西市子ども・子育て計画」の到達について

(1) 「子ども・子育て計画(案)」は、住民の声や願い、「子ども・子育て会議」を受けて、どう具体的な形で「計画」に反映されたかについて

(2) 「川西市参画と協働のまちづくり推進条例」に則って、「子ども.子育て計画」策定の総括と今後の計画の進め方について

2.「生活困窮者自立支援法」の実施状況について

(1) 市としての取り組み状況の具体について

(2) 今後の課題・取り組みについて

3.市民の安心・安全を確保する取り組みについて

(1) 自衛隊の訓練の情報について

(2) 大阪国際空港航空機事故・火災への対策について

(3) 市民の命と安全・安心を守ることが責務の「川西市」として、(1)(2)とも積極的に情報を集め、関わっていく決意について