平成26年度予算編成方針と中期財政収支計画について

2013年12月議会 一般質問

住田 由之輔 議員
「日本共産党川西市会議員団ニュース」第36号(2014.2.)

2014_02_su

平成26年度予算編成方針と中期財政収支計画について

 財政が危機的な状況になる中、26年度予算への対応や、将来の財政推計、また中央北地区内市有地活用について、市民の福祉増進へ使うべきとの立場で質問をしています。

Q.基金残高の実態について

 昨年の予想では平成29年度末基金残高が1億1600万円としていたが、今回13億円と推計されている。若干財政は好転したと見えるがそうなのか、市民サービス充実のための財源は確保されるのか。

A.基金残高の見込みが増えたのは、中央北地区整備事業の進捗に伴い、換地処分後の地区内の市有地や都市整備公社用地を活用することが可能になり、これら土地の売却による収入相当分を基金に積み立てることにしたためです。

 中期財政計画に見込んでいる社会保障と税の一体改革による財源は、国の動向、地方財政対策によって大きく変わってくるものと考えています。

Q.財政の健全化について

土地開発公社の所有地を、市の所有地とするため借金をし、返済の年数を伸ばすことによる一時的な 「財源」でもって急場をしのぐやり方は財政の健全化とは言えない。健全化への方策はどう考えているのか。

A.収支不足が続く中で、当面の収支不足に対応した基金残高を確保する必要上の措置です。ですからこれで安定的な財政が確立されたというものではありません。歳入の確保や公有財産の有効活用をはじめとし、行財政改革に引き続き取り組みます。本市の特性を生かし、持続可能な財政基盤を早急に確立する必要があると考えます。

Q.中央北地区内公有地売却益活用について

 中央北地区内の公有地売却益を地区以外で活用する考えはないのか。もともと市民全体の税金で購入した土地であり、その収益は市民全体へ還元すべきものではないのか。また、地区内公有地売却、換地、公共施設移転として活用した後、使用目的のない公有地は存在するのか。

A.都市整備公社所有地売却益は、市から都市整備公社への補助金支払分と見立てて使い、市としては補助金相当分を基金に積み立てて一時的に基金残高を確保します。

Q.経常経費節減の強化について

 25年度予算成立直後に、経常経費一律削減を庁内全体に伝達したことは「議会軽視」である。
 26年度予算では編成段階で一律削減を打ち出しているが、部署ごとに「経常経費」の割合が違うであろうし、委託契約など単価切り下げにつながり、事業内容が低下するのではないか。それでいいのか。

A.当初予算に計上した事業及びサービス内容の水準を変更するというものではありません。それを確保したうえでの事務の見直しなどで指示を出したもの。現時点で8000万円を見込んでいます。委託契約等では、契約時において工事仕様書を取り交わしていますので、単価切り下げとか、従業員への影響はないものと考えています。

Q.財源と連動した歳出予算について
「国、県以上の事業はしない」を撤回し、福祉増進に必要な施策を積極的におこなうべきだ。

A.広域的なものは国や県が行い、身近なものは市が行うという役割分担を明確にし、効率的、効果的な施策転換を図ってまいります。

2014年度予算編成にあたっての要望書への市回答

 2013年11月28日に日本共産党川西市会議員団として「2014年度予算編成にあたっての要望書」を市長・教育長に提出していました。

 今回、この要望書に対する市側回答がよせられましたので紹介します。

「【日本共産党議員団】2014年度予算編成にあたっての要望書」市側回答はこちら

(↑ PDFファイルで44ページあります)

2014年度予算編成にあたっての要望書

日本共産党川西市会議員団は、2014年予算編成にあたっての要望書を市長・教育長に提出しました。

2014年度予算編成にあたっての要望書(PDFファイル)

2013年11月28日

川西市
市長 大塩民生 様
教育長 牛尾 巧 様

日本共産党議員団
住田由之輔
黒田美智 
北野紀子 

2014年度予算編成にあたっての要望書

 昨年のこの時期は民主党政権下での予算要望でもありましたが、この一年で衆議院、参議院選挙が行われ国会議員数では自民・公明党が圧倒的多数になり、安倍第二次内閣のもとで国政が行われています。 “2014年度予算編成にあたっての要望書” の続きを読む

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第30号を発行しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第30号(2013.11)を発行しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第30号はこちら(PDFファイル)

臨時議会 開催

平成24年度各会計決算を審査!
市議会 新しい体制が決まりました。

 日本共産党議員団は、一般会計決算-黒田みち議員、特別会計決算-住田由之輔議員・北野のり子議員が委員として各々審査し、一般会計は不認定。特別会計は、後期高齢者医療事業、介護保険事業について不認定としました。

黒田議員が一般会計について反対討論、北野議員が特別会計(後期高齢者医療事業、介護保険事業)について反対討論を行いました。

一般会計決算認定について  黒田みち 議員

後期高齢者医療事業特別会計決算認定について 北野のり子 議員

川西市介護保険事業特別会計決算認定について 北野のり子 議員

各会派の態度

平成24年度川西市一般会計決算認定について

反対】 住田・北野・黒田・吉富
賛成】 森本・宮坂・北上・秋田・岡・津田・福西・土田・吉田・大﨑・鈴木・平岡・大矢根・宮路・久保・梶田・安田末廣・小山・多久和・安田忠司

平成24年度後期高齢者医療事業特別会計決算認定について
◆平成24年度川西市介護保険事業特別会計決算認定について

反対】 住田・北野・黒田
賛成】 森本・宮坂・北上・秋田・岡・津田・福西・土田・吉田・大﨑・鈴木・平岡・大矢根・宮路・久保・梶田・安田末廣・小山・多久和・安田忠司
※特別会計は全て退席・吉富

※敬称略      議長・江見

市議会の新体制スタート

住田由之輔 議員
♪総務生活常任委員会委員
♪飛行場対策周辺整備調査特別委員会
♪広報委員会
♪都市計画審議会委員

黒田みち 議員
♪議会運営委員会委員
♪厚生常任委員会委員
♪新名神高速道路周辺対策特別委員会
♪猪名川上流広域ごみ処理施設組合議会議員
♪男女共同参画審議会委員

北野のり子 議員
♪議会運営委員会委員
♪厚生常任委員会委員
♪新名神高速道路周辺対策特別委員会
♪猪名川上流広域ごみ処理施設組合議会議員
♪男女共同参画審議会委員

会議日程

11月27日(水) 第6回市議会定例会 開会

12月
 4日(水) 一般質問
 5日(木) 一般質問
 6日(金) 一般質問
 9日(月) 総務生活常任委員会
10日(火) 厚生常任委員会
11日(水) 建設文教公企常任委員会
20日(金) 最終日

午前10時~スタートです。ぜひ、傍聴にお越し下さい。

平成24年度川西市一般会計決算認定について反対討論

認定第7号 平成24年度川西市一般会計決算認定について
日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。

日本共産党議員団 黒田みち

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第30号(2013.11)

 平成24年度は、川西市の第4次総合計画の総仕上げ、第5次総合計画策定のとても大切な年度でした。

 川西市という自治体が憲法の理念通り、地方自治法に則って、住民福祉の増進に寄与することができるのか・・・税金の使い方その使われ方の中味が市民の皆さんの想いや願いが叶うものになっていたのか?理解や納得できるものになっていたのか?が問われる年度でした。また今後10年間の計画策定の軸足がまさに問われ、今後、自治体として進む方向が示された年度といわざるを得ません。

 私達日本共産党は、予算審査及び討論の中で、駅前再開発事業の総括をしっかりと行い、川西都市開発株式会社への対応(H23年度予算で行った3億円の短期貸付けをH24年度予算ではその貸付けを含め5億円の短期貸付け、川西市経営評価委員会の設置による方針決定)を行うことについて、また、中央北地区開発は、中心市街地全体のオーバーストアの問題や多額の税金投入のあり方などについて、市民への情報提供を十分行い、理解・納得を得るようにすること、本来自治体が行うべき施策を後回しにすることがないよう強く意見を述べ賛成の立場をとってきました。

しかし、1年の事業が終わり、振り返ってみれば賛成できる内容ではありません。
その最大の要因は、歴史的な経過があるにしろ、市の第3セクター、アステビル管理会社・川西都市開発株式会社のための税金投入・貸付けのあり方、市としての進め方の問題です。

 18億1432万9000円という多額の債務を抱えた会社の今後について、経営評価委員会が行われ答申を受けました。市は、経営再建・支援のためにと赤字の原因である6階ホールを市が買い取る、5億円の貸付けを短期から長期に切り替える(無利子・12年間返済猶予)会社の借金5億円の損失補償、他に補助金を出すなど常識では考えられない支援を行っています。

 結局、大変な問題は先おくり、6階ホール購入により市がどっぷりと会社にしがらむ構図をつくったことになります。貸付金返済のはじまりは12年後から・・・一体誰が責任を取るのでしょうか。

 大変な問題を先送りするあり方は、決算委員会の収入の所でも明らかになりました。

 ひとつは、アステ管理会社と同じ第3セクターである株式会社パルティかわにしの貸付金です。有利子分の残金が7億26万9000円、元金利子相当分2500万円が毎年償還金として返ってきています。最低でもこの額を償還することになっていますが、このままでいくとH57年頃までかかるとのこと。何と32年後です。市は、パルティかわにしのフロアを教育情報センターなどで借り上げ、毎年約2500万円余を賃料として支払っている実態があります。その上、まだ無利子の貸付けが4億3140万円残っていてH40年まで返済猶予、その後のことはその時考えよう・・・と言うことになっているのですから驚きです。

 もうひとつが、市税の滞納20億5097万2000円の51.7%を占める舎羅林山開発の固定資産税・都市計画税の滞納10億6084万4000円。その延滞金や手数料が16億4589万4880円にのぼっていることです。

 市は財政が厳しいからと様々な税の滞納を問題にし、個人への取りたて・差し押さえがどんどん強化されています。「納税の義務」を全く否定するものではありません。しかし、今年度だけでも年少扶養控除の廃止だけで3億8643万6600円も増税になっており、取り立てしやすい市民にばかり負担が強いられているのではないでしょうか。

 また、財源確保のためだと未利用地の売却が行われていますが、開発会社から市有公共施設のためにと帰属され、現在公共施設の駐車場として、市民活動の拠点として使用されている土地を売却するというあり方はおかしいと言わざるを得ません。市民の財産を処分し、その売却益を一極集中の開発に投じるというあり方も大問題である、「地域分権」を進めていくという点からも禍根を残していると苦言を呈しておきます。

 国は、人員削減や給与削減など「行革」を勧めなければ交付金を減らすような「脅し」「縛り」は絶対に行なうべきではないこと、国の財政健全化判断比率・指標等は自治体の自由裁量をなくし、財政運営を硬直化するものであるから市として、自治体が本来の責務を全うできるように、国に対してしっかり意見を述べ十分な財源確保をさせること。

 市民にとって様々な制度が憲法の具現化の方向を向くように、国・自治体が本来業務を全うすることを強く求め反対の討論とします。

市として男女共同参画社会促進・実現・発展を

「男女共同参画条例の制定」を行うべき

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第29号(2013.10)

 川西市では、請願趣旨にもありますように、1999年(H11年)に国が制定した「男女共同参画社会基本法」より先駆けて「男女共同参画」への積極的な取り組みが進められてきました。

 今年3月には「第3次川西市男女共同参画プラン」が策定され実現に向けた取り組みが進められています。

 しかし、国の「男女共同参画基本法」の目的達成のためにプラン作成が行われているものの、その達成がなかなか進まないのは、実行性の担保がないことが原因だと考えます。今までもプランに「条例化を検討する」ことを謳いながら、具現化できていないこと、市民実感アンケート調査でも意識調査の数値が後退していることについては、改善する手立てを講じるべきです。「条例化」することは、議会の議決を得ることとなりますから、実行性の担保、プラン(計画)の実質化に向けた「しばり」となります。

 現在は、男女という両性の平等という観点だけではなく「人権」そのものとしての取り組み、法律的平等から、社会的平等へとより広がりを持って取り組まれようとしています。

 川西市として、男女共同参画社会の促進・実現・発展を図ることができるように、請願者が求めている「男女共同参画条例の制定」をすみやかに行うべきです。

川西市男女共同参画条例の制定を求める請願書(可決)

賛成した議員
 住田・北野・黒田・宮坂・北上・岡・津田・福西・大﨑鈴木・平岡・大矢根・小山・多久和・安田忠司

反対した議員
 森本・秋田・松田・土田・吉富・吉田・宮路・久保・梶田・安田末廣

※(議長・江見)   敬称略

議員報酬改正について議会運営委員会の結論を重視するべき!

議員報酬改正について議会運営委員会の結論を重視するべき!

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第29号(2013.10)

 この間、議会運営委員会は、鋭意「議会改革」に取り組んでいます。

 議会改革の内容のひとつとして、「議員報酬の削減」項目が提案され、4月16日より議会運営委員会の中で議論。提案内容の確認を行いながら、具体的にどの程度の議員報酬の削減率・額にするのか。減額は現在の任期中だけで終わるのか、恒久的に減額するのか、特別職の報酬審議会にかけるべきではないか、政務活動費との兼ね合いや議員定数削減とのからみ、現在の報酬そのものが高いか低いか議員活動全体の状況を考えながら、様々な議論を重ねた結果、5月8日、議会運営委員会としては「今期は現行のままでいく」と言う結論に達し、議会運営委員会として確認されました。

 その後、5月28日、民主市民クラブ会派より削減(ボーナスを含む)の条例改正をしたい旨の提案が十分な説明もないまま、6月議会最終日に上程する旨の報告がありましたが、後日、「ものごとの進め方に問題があった」と議員報酬10%削減の条例改正は取り下げる申し出があり、議会運営委員会として承認したという経過がありました。
 9月議会、民主市民クラブ会派から、「議員報酬3%削減、ボーナスを含めるか否かは未定」という提案が行われ、「3%削減とボーナスは含まない」案が提出されました。今までの議論や問題点を指摘、確認・説明を求めましたが、十分な提案説明は行われないままの議案上程となりました。今までの提案説明や議論に整合性がないことや、今まで伝えてきた「議会運営委員会の役割」などを考えても、議会運営委員会としてはこの議案を上程しないことを決めました。
 今回の議員提出議案に対しての改正内容そのものの反対議論ではありません。そもそも、議会運営委員会の立場、役割や議論とは一体何なのか。「議運としては意見がまとまらなかったが会派として提案したい」旨の発言はいつでも保障されてきたはずです。その後もそれぞれの会派へ提案内容を摺合せにいくことも可能でした。

 それぞれが意見を表明し、提案することは自由に行えるものです。しかし、議会には明文化されていなくても先輩諸氏達が積み上げてこられた「ルール」があります。私達議員は、議会制民主主義を更に発展させていく使命があります。よって、この間の経緯を踏まえた結果、本議案の提案の進め方そのものの問題点を明らかにして反対しました。

「川西市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例」について

賛成した議員
北上・宮坂・岡・津田・福西・土田・小山・多久和・安田忠司

反対した議員
森本・住田・北野・黒田・秋田・松田・吉富・吉田・大﨑・鈴木・平岡・大矢根・宮路・久保・梶田・安田末廣

※(議長・江見)   敬称略