「由さん」のくらしの便り 348号

「存続協定」が基本、住民の安全と安心、騒音の軽減をはかれ

2015年8月 住田由之輔

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【1面】

「存続協定」が基本、住民の安全と安心、騒音の軽減をはかれ

2015年度、大阪国際空港周辺都市対策協議会運動方針(案)へ要求
 毎年、大阪空港活用に対して、周辺10市(大阪市は脱退)が、運動方針を定めて、国に要望しています。

 その運動方針を協議する前に川西市は議会へ説明することになっており、7月23日、川西市飛行場対策周辺整備特別委員会が開かれ、意見交換が行われました。

 2015年度の運動方針の特徴は、3年前に関西国際空港と大阪国際空港が統合され、新関西国際空港株式会社が発足。それに伴って来年度から空港の「運営権」を他の民間会社へ委託する事業が始まる予定とされ、その「運営権者」に対する要求項目も取り入れたことです。

第一義的に国が責任持つこと

  空の安全、住民の安全確保の責任は国にあります。特に大型輸送機による公共交通の監督権は国が持っており、その権限で空港会社、「運営権者」へ指導すべきである。その立場で運動方針は成り立っています。

 ただ、今10市協の中でも、騒音被害をもろに受けているのは「川西市民」であり、活性化を前面に押し出す、池田、豊中、伊丹市とは意見の異なるものがあります。

 その中でも、住民と10市協と国が定めた「存続協定」-夜9時から翌朝7時までは飛行禁止、全便370便枠等の決まりを守ることを軸に、騒音の低減、徹底した安全管理を行うことなどを「運動方針から外さない」協議が毎回繰り広げられています。今回も10市協委員である、大塩市長、小山議長にはこの立場で意見を言っていただいています。

 何よりも安全第一で、戦争のための飛行場にさせないためにも住田もがんばります。

【2面】

子や孫へ、平和を引き継ぎましょう
憲法違反の「戦争法案」、つくらせてなるものか

海外での武力の行使は憲法違反

(1) 国会論戦で明らかになってきたのが、憲法で禁じられている、海外での「武力の行使」が「戦争法案」で可能になること

 日本と密接な関係のあるA国がB国から攻撃を受けた場合、日本はA国の要請で、武器や兵員を送る「兵站」を行います。安全な場所でと政府は言いますが、A国とB国は戦闘状況にあり、ミサイルや戦闘機が飛び交う今日の戦闘では、「安全」と言える場所はありません。B国の標的になるのは明白で、攻撃を受けた日本は、身を守るため応戦しなければならず、それは武力の行使であり、「武器の使用」でごまかされるものではありません。

 戦闘状況が発生するから「兵站」=「後方支援」と言っているが、弾薬、兵器、兵員、水、食料などの提供支援が必要になるわけです。まさに「戦争」する一翼を担うことになります。

(2) A国が侵略したC国へも兵站協力をすれば日本は「侵略国家」になる
 C国から見れば、侵略国A国に加担するすべての国が「侵略国」になります。当然攻撃対象になり、人道支援を行っている日本人であれ攻撃対象になり、自爆テロの対象として、日本の国の中で無差別にテロ攻撃が発生します。

 日本人の安全ではなく、不安を作り出すのが「戦争法案」です。

安倍政権不支持が50%を超え、支持を上回る

今国会で「戦争法案」を成立させてはならないと考える国民が圧倒的多数になった

日本の大手マスコミの世論調査で、自民党支持も30%台に軒並み低下しています。国会議員多数の力で、衆議院において、自民党・公明党連立政権が強行採決を行いましたが、国民はこのことに対しても「不安」を抱き、独裁政治が行われるのではないか、その予感を感じておられます。
政治は「民意」によって司るべきですが、安倍政権は無視しています。
憲法にのっとって、「話し合う」外交努力こそ、積極的に展開すべし

 日本共産党は対案として、東南アジアで行っている、紛争を話し合いによって解決を図り、戦争にしてはならない取り組みを提案しています。

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「由さん」のくらしの便り 347号

6月議会報告 大型ごみ収集の有料化議案・採択

2015年7月 日本共産党川西市議会議員 住田由之輔

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【1面】

川西 6月議会報告 大型ごみ収集の有料化議案・採択

20対5 収集の有料化に

賛成した議員

鈴木光義  大崎淳正  平岡譲   大矢根秀明  江見輝男  森本猛史  加藤仁哉  西山博大  秋田修一  久保義孝  米澤拓哉  斯波康晴  福西勝   多久和桂子  岡留美  津田加代子  安田忠司  上田弘文  坂口美佳  吉富幸夫

反対した議員

住田由之輔  黒田美智  北野紀子  北上哲人  宮坂満貴子

*議長は小山敏明議員・敬称略

 大型ごみ収集の有料化に関する予算計上の「平成27年度川西市一般会計補正予算(第1回)」に反対しました。

 この補正予算の中に、加茂遺跡東側斜面崩落防止工事、きんたくんまなびの道場へ補助指導員の配置など賛同する内容もあり、それは賛成するとの立場を表明。しかし大型ごみ収集の有料化について、市民へ内容の説明をする予算は、決まる前に有料化について市民に聞くべきとの立場で反対しました。

 大塩市長のもと、来年5月実施の「大型ごみ収集の有料化」議案が、最終日採決がはかられ、有料化賛成議員20人、反対議員5人で採択されました。有料化反対署名が5400筆、かってない市民の想いを踏みにじって有料化が推進されます。

 市長は、(1)他都市からの大型ごみ流入を減らす。(2)ごみ処理の公平性を確保する。(3)ごみの減量化につながると有料化への理由を述べていますが、都合のいい資料のみを出してきて説明していることが判明しています。

 私どもは有料化には断固反対と、日本共産党議員団を代表して黒田議員が討論しました。

 その趣旨として(1)市民は今の「ごみ収集」に9割が満足している。(2)ごみ収集を大きく変えてしまう議案であり、市民の意見を聞くべきであるのにしない。(3)5400筆を超える反対署名が短期間で提出された。(4)市民の協力を得て、ごみの減量化は進んでいる。(5)計画として挙げている減量化目標へ市は充分に取り組んでいない。(6)市民は税金を払っており、それで市はごみ行政を果たすべきなのにさらに「負担を加算」する。などの視点で訴えました。

 自治市民クラブを代表して宮坂議員が反対討論。賛成討論は、新人の斯波議員だけでした。残り19人の議員、賛成ならなぜ賛成かもっと態度をはっきりさせるべきではないでしょうか。

 「反対請願」は「みなし不採択」になりました。

【2面】

2015_07_su7月1日から3日、沖縄へ行ってきました。辺野古沖の現状も見、地元の方の話もお聞きしました。

6月議会・議案、請願、意見書等についての報告

川西市男女共同参画推進条例の制定・賛成

 女性の地位向上、男女参画の社会づくりでは、川西市として取り組みは行われてきました。議会も一定その役割を果たしてきました。

 今議会改めて、条例化することにより、条例の前文でも書かれていますが、憲法のもと、すべて個人として基本的人権が保障され、性による差別をしてはならないという理念を具体化するためのものです。

 課題は確かにあります。だからこそ男女の区別なくだれもが社会の対等な構成員として、自らの意志によってあらゆる場面で参画でき、成果を享受し、互いが責任を担う社会をつくっていきましょうという条例です。

 全議員賛成しました。

市立小学校の耐震化・大規模改造の契約変更・賛成

 市立北小学校など5校を一括して耐震化・大規模改修工事が、PFI事業で行われています。

その中で、北小学校の渡り廊下を改修から新築へ、清和台小学校の内装工事の追加、東谷小学校の内装の追加など、約1億円の契約変更。

 北小学校の渡り廊下の変更など、両側の校舎改修を図っており、安全性も考慮し、同じ工事期間中に行うことが妥当と考え賛成しています。

 変更後の金額が34億5585万円。

付属機関に関する条例の一部変更・賛成

 市長の付属機関に新しく2つを設置するとした議案です。

 一つは、「あんばい、ええまち、かわしに創生総合戦略推進会議」です。

 これまでも総合計画作成や、まちづくりに関して各種検討委員会等があり、それらとダブってくるので必要ないのではと疑問を質しました。

 一方国では「まち・ひと・しごと創生法」作成し、やる気のあるところにはお金を出しますよと、地方交付金でもって、新たな儲け仕事を地方でおこす画策をしています。

 国のやり方には反対しつつも、地域の活性化に寄与する会議であるならばとの条件付きで賛成の立場をとりました。

 一定その方向を行政として示唆しています。

 もう一つは「川西市公共施設等あり方懇談会」です。すでに個別事業で進めています。それをまとめて行うということで必要なことではあります。しかしこれも国土強靭化の名のもと、国が示す方向性で計画書づくりも含まれており、国にべったりではなく、市民のためのまちづくり、公共施設の在り方計画書へ力を尽くすようにと述べ賛成しました。

意見書

「難病対策の充実を求める」

「小・中学校における少人数学級の実現と義務教育費国庫負担制度の堅持を求める」の2件を国に提出。

その他

 花屋敷団地建て替え事業計画についての説明がありました。

 既存の団地を残し、順番に新設、解体をしていくとしていたものを、既存の一部を先に撤去して新設し、既存入居者、絹延団地入居者に入居していただくとしていきたいとの説明でした。もちろん入居者等へは丁寧に説明していきますとの答弁でもありました。

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2015年6月定例議会 住田由之輔 一般質問

2015年6月定例議会 一般質問 一問一答制

ヒメボタル/キセラ川西整備状況/降雨災害/

2015年6月15日
日本共産党 住田由之輔

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1.生物多様性・加茂地域に生息する「ヒメボタル」の保全について

1) 民有地を活用し成果を上げている水明台・黒川地域活動から学ぶべきことについて

・水明台近辺のエドヒガン、黒川地域の台場クヌギ保全に、沢山の市民などがかかわり活動をされている。対象地域はほとんど「民地」であるはずだが、地主の理解と協力を得て推進されていると認識している。
この取り組みから学ぶ点がたくさんあると思うが、「民地」と絡む点での推進で、成果が上がったと思われることへの認識を伺います。

2) キセラ川西で蛍の育成に力を入れる行政の姿勢に学ぶことについて

・生物多様性を正面に掲げ取り組みをされている。新しい場所でも、小生物の育成に取り組む姿勢の強い思いはどこにあるか伺います。

3) 減少が心配な加茂のヒメボタル保存に力を入れることについて

・ボランティア活動などで、保存・保全に力を尽くされているのは承知しています。しかし現状においての取り組みは、残念ながら改善の方向に向かっているとは思えません。
  それは数の保存に結びついていない、生息地の保全・減少傾向に歯止めがかかっていないという実態から想起できます。

 生物多様性を前面に掲げて取り組みをされようとしている川西市として、現存する「加茂のヒメボタル」対策に本腰入れ、保全に取り組むべきではないか、計画倒れに終わることが内容に具体的行動をしていくべきと考えますがどうでしょう。

2.キセラ川西整備状況について

1) 移転補償解決へ向けての進捗状況について

・仮換地がすでに終わり、工事も進んでいます。移転補償もほとんど済んだかに思われますが実態として、現在資金計画されている36億5500万円の補償費は、すべて支払われたのかどうか。

・補償はすべて県の基準で行ったのか、イレギュラーなものが発生したのか。

・「減歩」問題は速やかに解決されたと聞くが、スムーズにいったとなれば他の地域の「模範的な措置」になりやしないか。どのような事柄で行なえたと考えるか。特に営業を希望された事業所は土地問題をどのように解決されたと認識しているのか。

2) 区画整理事業の進捗状況について

・当初区画整理事業予算の39億5900万円に対して、支出として何%程度が支出(発注も含めて)されている状況なのか。工程表に対してどうか。

・繰越明許費なども発生しているが、工事全体として支障はないのか。

3) 地下埋設物、土壌改良の課題等について

・地下埋設物措置については、工事全体の遅れをさせているように見受けるがどうか。火打前処理場解体予算、変更後に、4億400万円になっていますが、これとは別口で支出しているが、現在どれだけの支出になっているのか。

・地下埋設物の措置、活用など、市民の利益にかなったものとなっているのかどうか。

・勝手の汚水排水管埋設付近での土壌汚染など見受けられたが、それらを含めて土壌改良は終了したのか。発生するものが予測されるのか。

4)固定資産税収入の変化と見通しについて

・施行従前と従後では、固定資産税収入が大きく違うから、工事推進は財政的にメリットがあると説明されてきた。

 すでに営業を開始されているところもある。当然従前従後の固定資産税は確定しているはず。その変化はどうなのか。
そこだけですべてを判断することはできないが、推定として全体的にどのように見積もっているのか伺います。

3.昨年発生した降雨災害におけるその後の取り組み状況と改善の見通しについて

1)栄根地域の下水道対策について

・付近住宅で被害があった家屋が「解体」しなければならぬといった状況が発生。また別な場所では、すぐさま引越しをする借主の方がでたといった二次被害も発生している。地主に対しての補償などがされているのか、今後も起きる「構造的欠陥」があるだけにしっかりと対策を打つべきであるがどうか。
 当然県の対策が第一義的にあるが、それを支援する立場、住民のくらしを守る市として積極的に対策を講じていくべきだ。

2) 小花地域の浸水対策について

・浸水当初、個々に対応はしていただいたが、抜本的には「民地」ということで解決がなされていない。市民として「税を納めて」いる住民に、財産を守る市の責任はある。どのような対策をされているのか。

4.民間委託している「企画・計画づくり」について

1) 職員の能力開発における市の姿勢について

・企画書、計画書づくりへこの3年間どれだけの投資をしているか

・市職員で作っている件数の割合はどれだけか、金額的な割合はどうか

・国・県指導による作成はどのような割合か、金額的にも

2) 技術の継承と企画・計画書づくりについて

・国・県の指導など、想定以上の「計画書を作れ」があると思うが、
市職員の経験を生かす機会があるのか。

・ないからこそコンサルに丸投げしてしまう現象が起きているように感じるがどうか。

3 )職場全体で作る機運について

・職場全体で企画・計画書作りがなされていない状況が見て取れるが、行政にとってマイナスではないか。

・もっと現場職員を含めて、経験と英知を結集し「市民のためになる企画・計画づくり」を推進すべきではないか。実態と方策をお聞きします。

「安保関連法案」撤回を国にもとめる請願に賛成討論

請願第2号、安倍内閣の「安全保障関連法」に抗議し、撤回を国に求める請願書について日本共産党議員団を代表し、採択すべく、賛成討論を行います

2015年6月16日
日本共産党議員団 住田由之輔

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 なぜ請願に賛成するのか、三つの点で訴えます

 その理由の一つは、問題にされている二つの法案、「国際平和支援法案」、「平和安全法制整備法案」が、憲法違反・憲法9条に違反する法律であるということです。

 日本は立憲主義の国家です。日本国憲法を中心に民主主義国家として成熟してきています。憲法を国の最高法規として整え、国民の安全・くらしを守る国として成り立っています。

 請願審査の過程で、憲法が我が国の安全保障環境に対応しきれないとの議論があります。それは現状をさかさまに描いている論調であり、よしんば憲法が現状と会わないならば、その憲法をまず変えるべきです。変えるための民主的な手続きも憲法は保障しているのです。合わないことをもってして、憲法に反する法律を容認することは、立憲主義・議会制民主主義そのものを否定することになります。

 6月4日、国会衆議院憲法審査会において、自民党、民主党、維新の党が推薦した参考人3方全員、安全保障関連法案は「違憲」・憲法9条に反すると断言されました。尊重されるべき発言です。

 ところがこれに対して、政府がとってきた、「集団的自衛権行使は憲法違反」として来たことと、今回の法案の「集団的自衛権行使は憲法違反でないとしているところに齟齬はないとの見解を発表しています。その根拠が「砂川判決・高等裁判所の判例」でした。しかし判例に書かれてもいない「集団的自衛権行使」を、書かれていないから合憲と勝手に解釈したのだと法案作成の先頭に立ってきた、自民党、高村副総裁は発言しています。さらに、自衛隊創設時も憲法9条違反だが政治判断で創設したことを持ち出し、憲法違反でも政治家が決断した法律は憲法をしたがわせると、高慢な発言もしています。

 この法案作りの先頭に立ってきた高村副総裁が、この程度しか弁明できないほど、「安全保障関連法案は憲法違反であることが明確」になってきました。

 また政権与党・公明党の代表として法案を取りまとめてきた北側副代表も、これまでの政府の合憲判断の範囲で「武力行使の新3要件」は合致していると弁明しています。しかし根拠としている1972年当初の政府見解と違う、肝心な一点、これまでの評価を変更した点について、現在の安全保障環境が変わってきたため、政府として「集団的自衛権行使は憲法の枠の中と解釈した」昨年7月1日の閣議決定を行ったことによって「合憲」になったと、集団的自衛権の行使がこれで可能になったと、変更したことは認めながら、大きく変えたことも、小さいことのように発言されています。自らつじつま合わせを暴露されているわけですから、まさに政権与党が決めれば、憲法を超えた法律をつくることが許されるとしたのです。

 これほど危険な考えはないのではないでしょうか。立憲主義を根底から崩す理屈です。逆にそれしか立つ瀬がなくなったのが法案提出の与党の今日の姿です。

 ですから昨日の国会討論で、中谷防衛相は、砂川判決の最高裁判例をもち出すことができなくなっています。現憲法の枠の中としてきたものがすべて崩れているのです。この状況の中でさらに押し通すことは、国会の数の多さで押し切ってしまう暴挙、強権政治です。それを許していいのでしょうか。

 わたしは、政治家の一人として、憲法の下で政治を行う「日本国」であるべきだという信念をもって、請願の趣旨に賛同するものです。

 特に「安全保障関連法」が憲法9条に合致するかしないかが争点になっており、合憲とする根拠が「閣議決定した」のだからしか残っていません。

 二つ目の理由は、「安全保障関連法」によって、私たちの安全が守れないということです。より危険な状況が作られてしまいます。

 陸上自衛隊第3方面隊総監部が、伊丹市、川西市にあります。隊員が川西市内からも通っておられます。またその家族も川西市に住んでおられます。その皆さんの心痛はいかばかりでしょうか。法案が成立すれば隊員の皆さんのリスクは高まるばかりであり、私達も他所事ではありません。

 成立させようとしている法案は、日本が武力攻撃を受けていない状況の下、時の政権が「新3要件」に合致すると判断すれば、「非戦闘地域」までしか派兵しないとしてきたこれまでの法律の中身を取り払い、戦闘地域ではないが、戦闘が行われる可能性を否定できない周辺まで自衛隊を送り、日本の造語である後方支援、実態は戦争の一端である『兵站(たん)』を行うことができるとしています。

 この兵站は、当然前線で戦闘を行う軍隊に対して日本が、武器、人員等を提供・搬送したりする行為です。提供する相手は、我が国と密接に関係する国、想定できるのはアメリカです。なぜその状況が作られるのか。アメリカという国が作り出すのです。

 アメリカという国は、「自国の利益のために他国を先制攻撃する」とした国の方針をもっています。ですから大戦以降の70年間、各地で侵略戦争を起こしてきました。明々白々な侵略戦争に対して日本政府は「反対」したことが一度もありません。

 特に日本国総理の安倍さんは、国際的に常識である、第二次世界大戦時の、日本が諸外国に侵略戦争を起こしたことを認めない人物です。「まちがった戦争」を「間違った戦争と認めない」人物が、アメリカのやることになんでも追随し、日本を危険な状態へ落とし込もうとしているのが現在の状態です。他国の防衛のために武力の行使ができるとしているのです。こんな安倍さんの目指す方向に皆さんは追随されるのでしょうか。平気で人を殺す侵略戦争に日本を巻き込むことを認められるのでしょうか。その片棒を担ぎ、私たちの身近で暮らしている自衛隊員を海外に送り出し、敵を殺してこいと激励されるのでしょうか。私は絶対にいやであり、させてはならないと訴えたいのです。それだけの重みを持っている判断を私たちは今迫られているのです。将来へ禍根を残さないためにも、平和な日本を守りきる川西市議会の態度を表明しようではありませんか。

 日本とアメリカは、新しい日米軍事協力の指針、ガイドラインにおいて、戦争法発動の際は、民間空港もアメリカと共同の軍事基地として使用するとしています。このガイドラインにおいては、日本の自衛隊は、アメリカの指揮の元に入ることになっています。ここでも「アメリカの利益のために起こす戦争に加担」させられるのです。アメリカのために日本人は命を張れと指揮されるのです。

 毎年日米で、コンピューターなど駆使した図上訓練・指揮所演習が行われています。「ヤマサクラ作戦」と命名されていますが、伊丹市にある、陸上自衛隊第3方面隊、総監部でも行われた実績があります。この総監部の中にアメリカ軍基地も含まれていますから、戦争体制になれば、まさに軍事基地と隣り合わせで生活することになるのが川西市民です。その不安をだれが解消するのでしょう。このことが安全な国づくりと言えるのでしょうか。

 民間空港も軍事基地としてアメリカと共同使用されます。大阪国際空港からの出撃も想定されるのです。川西上空の安全が脅かされることになります。市民の暮らしに直結し、くらしの安全が脅かされる状況が容易に想定できるわけで、責任ある川西市としても、市民の安全確保のため、国へしっかりと意見を伝える責任があります。ほっておくことはできません。

 三つ目の理由は、各種世論調査で圧倒的多数の国民が反対または今成立させるべきでないと判断されていることです。民意は尊重されるべきではないでしょうか。党派を超えて、8割以上が、今『安保関連法案成立は見送りなさい』と言っておられるのです。政権与党からも反対の声が出始めています。この民意に真摯に耳を傾けるべきです。

 だって皆さん、私達の身近に住む子ども世代、孫の世代の若者が、非戦闘地域へ派兵されただけでも54名の隊員が、自ら命を絶っているのです。通常の社会ならば5000人に一人、が派兵された隊員の間では300人に一人の割合になるのです。そのことを含めて市民は・国民は心配されているのです。

 憲法学者3人が参考人質疑で憲法違反を表明されましたが、おなじように憲法学者220名の方が安全保障関連法は『憲法9条に反する』と表明されています。政府は「賛成している憲法学者も多数いる」と言っていましたが、名前が公表されたのは10名足らずで、これを多数という自民党幹事長の見識はいかがなものでしょう。今日の新聞では、学者2600名を超える方が、法案反対を表明。演劇人36団体が、1960年の安保闘争以来、政治的な場面での発言、「戦争法反対」を表明。これまでも弁護士、地域医師会など多数の団体が「反対」の意思を表明されています。奈良県の川西町議会でも、廃案を求める意見書が採択されるなど、たくさんの団体、個人が「戦争する国づくり」に反対を表明されているのです。

 しかし、午前中の議論でも出てきておりましたが、自衛隊員募集の一助にと、川西市内の中学生の名簿が、自衛隊に渡されています。保護者の了解なしにです。その数は2013年が1510名、14年が1612名です。一方「トライやるウイーク」で、自衛隊基地内での就労参加が推進されています。十分な市民合意を得ずに行われており大きな問題です。私たちはこれら撤回を要求します。

 請願2号に要請されている、「戦争法案」と呼ばれている安全保障関連法案に抗議し、撤回することを国に求めていこうではありませんか。合わせて、川西市議会として憲法を守り活かす取り組みを自らも希求し、国へも訴えようではありませんか。請願への採択よろしくお願いします。

 請願第3号、戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法案、平和安全法制整備法案)の今国会での成立に反対する意見書を国に提出することを求める請願については概ね2号と同じ趣旨で賛成します。

「由さん」のくらしの便り 346号

安倍内閣の「安全保障関連法」に抗議し、撤回を求める請願2件、否決される

2015年6月 日本共産党川西市議会議員 住田由之輔

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【1面】

安倍内閣の「安全保障関連法」に抗議し、撤回を求める請願2件、否決される

6月定例市議会請願審査

 2つの市民団体から、同趣旨の請願が提出され、国会の会期末、6月24日までに国会へ届けるべく配慮し、総務生活常任委員会を前倒し実施、本会議の日程も繰り上げ、16日に採決が行われました。

 請願の主旨は、二度と戦争をしないと誓った日本、憲法9条をしっかり守ってほしい、海外へ武器を持って出かけ、密接に関係する国の指揮の下、後方支援=戦争の一翼を担う兵站、を行う「安全保障関連法案」は廃案にすべく、国へ意見を上げてほしいというものでした。

 賛成討論を、日本共産党(住田)、連合市民クラブ(津田)、自治市民クラブ(北上)をおこない、反対討論を公明党(江見)、川西まほろば会(久保)が行い、8対17で、請願は否決されました。

大型ごみ収集の有料化・議案 厚生常任委員会で採択

反対署名5000筆を超える
50名の傍聴者、最終日まで頑張ると

 川西市議会・厚生常任委員会が18日開催され、日本共産党・黒田美智議員、自治市民クラブ・宮坂満貴子議員が、有料化反対の立場で、事実をもとに討論しましたが、その他議員の賛成で採択されました。

 50名の傍聴者は29日が最終日、もっと署名集めると意気込まれていました。

【2面】

「安保法制関連法」、廃止の意見を国へ

市民団体提出請願2件に賛成し、討論しました(以下討論要旨です)

 賛成理由の一つは、日本は立憲主義国で、憲法を最高法規として成り立っている民主国家であるからです。

 問題の「安全保障関連法」は、国会での論戦を聞いていても憲法9条に反します。参考人で国会出席した3人の憲法学者が「憲法に反する」と明言されています。

 政府が憲法に反しないとしている根拠の一つ、「砂川事件・最高裁判決」は、アメリカ軍が日本を守る軍隊であるかどうかが争われた判決でした。これまで1972年政府見解で集団的自衛権行使が認められるとしたものも、2014年7月1日、政府が改憲解釈を変更したから成り立っているものです。

 他の国と一体で武力行使をするものでないとしてきているのも、後方支援は兵たん活動であり、戦争の一端を担う活動であることが明らかにされています。

 二つ目が、日米ガイドライン(防衛協力指針)で、自衛隊はアメリカの指揮のもとにおかれています。アメリカは自分の国の利益のためなら先制攻撃・侵略戦争をしてきた一番危険な国です。その国が他の国の領土で起こす戦争に、日本は兵たん活動をするとしているのです。川西市に自衛隊基地があり、家族も住んでいます。自衛隊員のリスクは高くなるばかりです。大阪国際空港も戦争法が発動されれば軍事基地となります。

 三つ目が、世論は圧倒的多数・8割が、反対又は今成立すべきでないと考えています。憲法学者220人が反対、賛成は10名ばかりです。政府は世論に真摯に向き合うべきです。憲法9条の精神で平和外交を行うことこそ、日本の安全を守ることになります。

6月定例議会、住田由之輔の一般質問項目

1.生物多様性・加茂地域に生息する「ヒメボタル」の保全について

  1. ) 民有地を活用し成果を上げている水明台・黒川地域活動から学ぶべきことについて
  2. ) キセラ川西で蛍の育成に力を入れる行政の姿勢に学ぶことについて
  3. ) 減少が心配な加茂のヒメボタル保存に力を入れることについて

2.キセラ川西整備状況について

  1. ) 移転補償解決へ向けての進捗状況について
  2. ) 区画整理事業の進捗状況について
  3. ) 地下埋設物、土壌改良の課題等について
  4. ) 固定資産税収入の変化と見通しについて

3.昨年発生した降雨災害におけるその後の取り組み状況と改善の見通しについて

  1. ) 栄根地域の下水道対策について
  2. ) 小花地域の浸水対策について

4.民間委託している「企画・計画づくり」について

  1. ) 職員の能力開発における市の姿勢について
  2. ) 技術の継承と企画・計画書づくりについて
  3. ) 職場全体で作る機運について

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「由さん」のくらしの便り 345号

平和な国日本へ、戦争法案ストップ

2015年6月 住田由之輔

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【1面】

平和な国日本へ、戦争法案ストップ

 5月26日から始まった「平和安全法制」の審議。さまざまなところに平和とか安全とかの言葉を使用していますが実態はまさに「戦争法案」です。戦争をするための法律づくりです。

 憲法で禁止されている「集団的自衛権の行使」を「法律」で可能にするというのが安倍政権、自民党・公明党合意の方向です。

 国の最高法規は「憲法」です。それを下の法律で「規制」できるというのであれば憲法はいりません。法律だけで事足りるのです。

 憲法改定を難しくしているのは、それだけ憲法改定をたやすくできるような政治状況を作れば、おろかな過ちを犯してしまうからです。

 安倍首相は、憲法9条改定でつまずき、改定要件を緩和するとした96条改定でも失敗、それでも懲りずに、「憲法解釈変更」を閣議決定して憲法を縛る法律を作ろうとしてきました。

 各マスコミの世論調査でも、安倍政治への反対者が多数です。

 審議される法案の一つは、海外派兵恒久法(政府は国際平和支援法と言ってます)。戦時に多国籍軍を戦地で後方支援できる法。二つ目は、10本の法律を1本にまとめた一括改定法(平和安全法制整備法)で、平時でも戦時でも関係する国への支援、軍事物資提供ができる、まさに集団的自衛権の行使を可能にする法律の整備です。許していいのでしょうか。

 自民、公明政治で、あなたも「戦場に行け」と命令される可能性が生まれてきました。

主権者として戦争法制ストップしましょう。

大型ごみ収集の有料化はだれのため

6月5日から始まる、定例議会に提出される

大塩市政は「有料化」提案理由として

①他市町からの流入防止を上げています。実態を行政が把握し、データーとして持っているわけではなく、「市民の通報」でつかんでいるというものです。確かに不法投棄や、他の地域(市外だけではありません)からのごみ置きがあります。しかし全体の量から言えば有料化の根拠になるものではありません。

②負担の公平感の確保も理由にしています。先ほどと同じく「市民感情」を操作し、分断を図り、市民への責任転嫁で「有料化」を免罪しようとするものです。

 有料化で一時的に大型ごみは減るけれど、「ごみの総量」では極端に減るものではありません。有料化のための費用も必要になり、「費用対効果」も薄いというのが有料化した自治体の実態です。

 川西市は「広域ごみ処理施設」に大きな税金を投入、今日も灰溶融炉の稼働を含めて、維持管理に多大なお金を使っています。

 無駄な部分に税金投入した反省もないままに、さらなる市民負担はやるべきではありません。7年前、同じものを議会全会派一致で廃案にしており、今度もストップさせましょう。

【2面】

市立川西病院はどうなる

「病院の在り方検討委員会」からの報告

 市立川西病院の在り方をどうしていくのか、検討委員会からの答弁書が市長に提出されたと、5月29日、議員協議会での説明資料が議員に配布されました。それによれば

①市立川西病院は、市域北部での整備を基本として検討する。

 市域中・南部において、市立川西病院と同じ急性期病院があり、北部にはない。二次医療圏域として猪名川町だけでなく、大阪府能勢・豊能町も含まれることなど視野に入れての対応。

②川西病院は建て替えにより整備することを基本に考える。

 耐震化された建物でありますが、地区30年たっている。空調など改修が十分に行われてこなかった。施設そのものに余裕がないなども含めて建て替えの方向を選択すべき。

③一般急性期病院を基軸として病院機能を担う。

 厚生労働省の地域医療構想策定ガイドラインに基づき、兵庫県から病床数など提示される。川西市はこれまでも国のガイドラインに沿った改革を行ってきている。整形外科医師の確保など改善してきており、地域ニーズにこたえた整備をしていく。

④現在の許可病床を維持していくとともに、増床も視野に入れる。

 高齢者の入院患者が増加傾向にある。県による病床配分が前提となるが、増床も含めて対応していきたい。

君が代斉唱時不起立問題 再雇用不採用理由は裁量権の逸脱

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「由さん」のくらしの便り 344号

大切な憲法、生活に根差して活かそう

2015年5月 住田由之輔

2015_05_yo_344
「由さん」のくらしの便り 344号はこちら (PDFファイル)

【1面】

大切な憲法、生活に根差して活かそう
戦争は民主主義を装ってやってくる

 安倍首相はアメリカ議会で「戦争立法」制定を約束しました。
おかしいですね、日本国民にも、国会にも承認なしで、現憲法で禁じている「日本が直接攻撃されていないのに海外で武力を行使する」ことをやろうというのですから。議会制民主主義を鼻から無視するやり方は、法治国家日本には合いませんね。
 自民党も公明党もすでに合意、維新の党も積極的に支持する立場に立っていますから、平和を願う国民にとってはとても危険な状況にあります。

 党派の考えを超えて、平和な国を目指して声を上げよう

 「平和が何より」紛争が続く他国を見るにつけ、貴い命を無残に奪う暴力、テロ、武力攻撃。そのような状態へ日本を巻き込んでいいのでしょうか。

 自衛隊員の命を危険にさらしていいのか、若者を戦闘地域へ派兵していいのか、国民一人一人に問われています。

 憲法9条の精神を今こそ活かす取り組みをしていこうではありませんか。

どっち 大阪市を解体する住民投票

 よそ事ではありません。川西は大阪府のとなり、都構想なり、道州制なりで引き込まれていきますから。大阪市へ仕事に出かけておられる住民もたくさんおられる川西ですから。

「わからん」という方が多数のようです。

 私も細かいとこまではわかりません。

 「二重行政だからけしからん」というのは矛盾しています。

 松井大阪府知事が、大阪湾における沿岸管理を府と市が隣あって作業しているのは二重行政でむだだと発言していました。

 本当にそうでしょうか。(裏に続く)

【2面】

市民の医療と健康を守る立場から大阪市医師会なども「廃止」に「反対」

 沿岸の「同じところ」を「同じ業務」で「管理費」を出しておれば「二重行政の弊害」になりますが、別な場所を管理しているならば、大阪府知事と大阪市長が話し合って、業務の一元化をはかればいいだけのことです。同じ「維新の会」所属の長でありながらやっていません。弊害と言っている割には怠慢ではないでしょうか。これだけ見ても「二重行政」のまやかしをふりまいている府知事、市長と思えます。

 住民投票は、「大阪市」を無くして5つの区にすることに、賛成か反対か問われています。

 「都にするかどうか」は、別に法律を変え、国会での手続きを経たりしなければなりません。

 そもそも、なぜ大阪市ではいけないのでしょうか。「都」でなければならないのでしょうか。十分な情報がありません。

 これまでの経過から見れば、川西など兵庫県の一部の都市を含めて「大阪都」に編入し、やがては近畿一円を「道」にしていこうとの「道州制」を目指した構想から始まっています。

つまり究極は、「権限と財源」を集中させるのが狙いであり、住民へのサービスを向上させるとか、地域の環境を改善させるとか全く構想の中にありません。

 大阪市を解体し、5つの区にさせることにより、府へ権限と財源を集中させることができ、二重行政の名のもとで病院とか文化施設、行政サービスを縮小し、「カジノ」建設へひた走ろうというのが当面の橋下徹大阪市長のもくろみです。

 120年の歴史を持つ大阪市を解体し、「バクチ都市」として大阪を、この近畿を位置づけさせていいのかが、大阪市民はもとより、大阪市に関係するすべての住民に問いかけられています。

大型ごみの有料化 議会で決まってから住民には説明
おかしいぞ、川西市行政も

 市民の協力で分別も減量化も進めてきました。実際燃えるごみの減量化は進んできているのです。

 なぜいま「有料化」なのか、それで本当に「市民の利便性向上」につながるのか、理解と納得のもとでどうするか決定していくべきです。

 4月30日、議員へ、大型ごみ収集の有料化について、市の方策が説明されました。

 説明では、目的として、①他都市からの流入防止、②負担の公平感、③ごみの減量とのこと。

 近隣市はほとんど有料化しており、「その都市からごみが搬入されている」と思われるが実態として記録しているわけではない。ごみ排出量に応じて負担するのが公平だということで、やがては一般ごみも有料化への布石にと勘繰れます。有料化したところでは「大型ごみ」の減量になっているが、それぞれの都市で「大型ごみ」のとらえ方が違い、ごみ全体でどうなっているかの資料は示されなかった。

 それで有料に賛成せよといわれても納得できません。

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