北野のり子だより 27号

北野のり子だより 27号

3月議会 一般質問
小学校統合は、地域住民の合意と納得の上で進めることが重要
小規模校として存置させることも考えるべき!

2016年6月
日本共産党川西市会議員 北野のり子

2016_06_ki_27a

2016_06_ki_27b

北野のり子だより26号はこちら(PDFファイル)

♪北野のり子のブログはこちら

【1面】

3月議会 一般質問
小学校統合は、地域住民の合意と納得の上で進めることが重要
小規模校として存置させることも考えるべき!


 

文科省が約60年ぶりに「学校規模の適正化」の基準を見直し小学校で6学級以下、中学校で3学級以下の学校について、統廃合の適否を「速やかに検討する必要がある」としています。

 政府が統廃合を促す背景には教育予算削減の狙いがあります。財務省は、全小中学校が標準規模の12学級以上になれば、全国で5462校が削減でき、教職員も大幅に減らせると試算を示し「積極的に統廃合に取り組む」ことを迫っています。子どもや地域の実情を考えずに「財政」を口実にしてまず統廃合ありきという姿勢は本末転倒です。これまでグリーンハイツ地区での小学校統合についての住民説明会では、統合、小中一貫型教育についても疑問や不安の声が多数出されていました。学校の規模や配置、市の目指す小中一貫教育について、「手引」の基準を根拠に進めるのではなく、子どもの教育にとってどうなのかを第一に考え、地域住民や保護者の意向等、時間をかけて丁寧に進めていくことが重要ではないでしょうか。

 できるだけ多くの地域住民や保護者に対して丁寧に説明を行なうことは、教育委員会も大切なことであると十分理解している。学校統合について、平成27年6月に答申をいただくまで校区審議会においては、7回の審議を経て議論。平成6年10月の答申にまでさかのぼり、研究し慎重に審議していただいた。また、この答申を受け教育委員会ではPTA役員や保護者、地域の代表者、教職員に対する説明など1月末までに延べ20回以上実施している。今後もできるだけ多くの方々に統合の趣旨をご理解いただくために必要な取り組を行うよう努めて参りたい。

 学校全体の児童数や指導方法等にもよるが一般に教育上の課題が極めて大きいため学校統合により適正規模に近づけることの適否を速やかに検討する必要があるとされている。その上で地理的条件等により登校困難な事情がある場合は小規模校のメリットを最大限生かす方策や小規模校のデメリットの解消策や緩和策を積極的に検討を実施する必要があることが記されている。す。しかしながら、グリーンハイツや清和台地区につきましては、単学級による教育活動、通学距離の妥当性、コミニュティとして一体の地域であることを踏まえ、子どもたちの教育にとっては、統合により適正規模となる学校に於いて教育活動を行うことが望ましい。

6月28日(火)「小学校の統合について」議員協議会が開催されます。

 教育的観点からの学校規模を国は定めていません。「12~18学級」という基準に教育的根拠がないことは、1973年衆議院予算委員会で当時の文科省自身が、「学問的・科学的な見地から最適であるというのではなく、経験的に望ましいだけ」と国会の場で説明。

 「学校規模の標準」とされている「12~18学級」は、教育学的・科学的に検討されたものでなく、「経験的に望ましい」と考えられる程度の基準でしかありません。

 日本では、考慮されていませんが、WHO(世界保健機関)は、生徒100人以下という基準を示し、小規模校は世界の常識です。

 統合計画は、地域や保護者の要望に応じたものではなく、ましてや学校統合が地域の人口動態に与える調査もしていません。まちづくりと密接にかかわる学校統合は、市が一方的に進めるのではなく、計画をつくる前から住民の意見をしっかり聴くべきです。

小学校統合について 教育委員会 説明会

 5月22日10時~、緑台小学校で「小学校統合について」、3回目の説明会が行われ、午前中のみですが、私も参加しました。これまで教育委員会は、「この説明会で最後にしたい。決定したい」と考えていました。しかし、参加者から大変厳しい声が数多く寄せられ、「今までの方針そのものを考え直す。子どもの数もこれまでの推計と違うので見直していきたい。時間を下さい」と述べました。また、市ホームページに「小学校の統廃合が決まりました」と掲載していることについても追及を受け、削除することを約束、教育長、課長が謝罪するという一幕もありました。

 午後からの説明会で「平成30年の統廃合を延期する」という答弁も引き出したと報告を受けています。

【2面】

*市立川西病院 給食業務

 昨年、12月24日より院外調理をする新たな事業者が病院給食を提供しています。契約金額もこれまでより約2200万円増額の年間1億1千万円。(契約期間は平成29年3月まで)

 4月14日川西病院へ。給食を試食しました、1日3回、工場で調理した給食が病院に運ばれ再加熱カート内で保存、喫食の直前に加熱し患者さんに提供されるので、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく提供されます。

 今後、院外調理でいくのか院内調理でいくのか検討することになります。病院の給食は治療の一環で提供されるものです。患者さんの症状も一定ではありません。急変した時や緊急入院時等の対応やきめ細かな部分の対応は、院外では限界があると考えます。

*キセラ川西

 4月22日、まちづくり調査特別委員会が行われ、キセラ川西の進捗状況について現地を視察しました。

 せせらぎ遊歩道南線、エドヒガンサクラも移植されエトランス部分の顔となりOPENしています。

 中央公園は「キセラ川西せせらぎ公園」という名前になりました。94%の配分率で国からの補助金を取ってくることができたとのこと。足らずの1300万円ほどは、寄附や緑化協会、県民まちなみ緑化事業の補助金を活用し賄うと説明。

 事業者より大規模集客施設は、12月頃に建築着工し1年後にはOPENする予定だとか。資材高騰、職人不足、熊本地震の影響もあり果たして予定通りに行くでしょうか??

*新温泉町 認定こども園

 4月26日、新温泉町の「ゆめっこ認定子ども園」へ。

 施設面積1,942.96㎡、屋外遊技場1,324㎡、建設費約6億円。定員220名。現在107名の子どもたちが通っています。なんと送迎バス、延長保育料は、町が上乗せしているので無料です。

*名古屋市ごみ減量への対策について

 5月23日、名古屋市へ。

 「分別複雑すぎて…警告シール次々。ごみ振り回される生活」等、市民の混乱と戸惑いをマスコミが報道された名古屋市。現在は、資源ごみ(紙、ペットボトル、空き缶、空きびん)・可燃ごみ、不燃ごみ発火性危険物、粗大ごみ、プラスチック製容器ごみ。資源ごみ以外は、原則戸別収集。粗大ごみは有料、申込制。

*健康寿命延伸都市・松本市

健康施策における取り組みについて

 5月24日、松本市へ。

 長野県は男女ともに平均寿命、全国1位。

 松本市は、大学や企業との連携も活発に行われています。また、小4、中2全員に血液検査が実施されており、こどもの生活習慣改善事業にも力を入れています。

♪北野のり子のブログはこちら

北野のり子だより 26号

北野のり子だより 26号

緑台中学校区 幼保連携型認定子ども園 急がず、市民の合意と納得の上で進めるべき

2016年2月
日本共産党川西市会議員 北野のり子

2016_02_ki_26
北野のり子だより26号はこちら(PDFファイル)

♪北野のり子のブログはこちら

【1面】

緑台中学校区 幼保連携型認定子ども園の整備

1月26日説明、28日から法人募集?!

 急がず、市民の合意と納得の上で進めるべき

 1月26日、「緑台中学校区における幼保連携型認定子ども園の整備」について議員協議会が開催されました。公の場で議員に説明があったのは、昨年8月以来です。この間、市民説明会は4回行われ、当初案の向陽台第4公園利用は、反対の声があがり断念・募集の一時中断が行われました。今回、在替え地として向陽台3丁目元ゲートボール場が提案されました。

◇交通安全対策は大丈夫?!

整備予定地前の道路は、カーブし危険な場所。地域説明会では毎回、周辺道路の交通安全への懸念と安全対策の要望が出されているのも当然の事です。
市は、「協議を重ねる中で住民の理解を得られたと考えている」と述べており、左記の検討案を提示。これで大丈夫なのか。事故が発生してからでは遅すぎます。

◇松風幼稚園廃園は、撤回するべき!

 松風幼稚園保護者対象の説明会は、昨年8月に1回行われただけです。市は、地域説明会を開催しているから「良し」としています。
現在、松風幼稚園に33人の園児が通っています。松風幼稚園廃園を前提に子ども園を整備する計画ですが、1号認定(3歳~5歳・幼稚園機能)の募集は30人以内。これでは入れない子どもが出てくるのではないでしょうか。しかも公立幼稚園と認定子ども園では保育料が違い、収入によっては、1・7倍~2倍に跳ね上がる世帯もあります。松風が廃園になれば公立幼稚園の校区は、多田幼稚園です。とても歩いて通える距離でないのに通園手段の対策も示されていません。

◇急がず、市民の合意と納得の上で進めるべき!

 緑台中学校区に保育所がないことや待機児童解消したいという思いは理解できますが、どうしてこんなに急ぐのでしょうか。「公立幼稚園を残して欲しい」という声や「歩いて行ける近くの場所で、3歳児保育、給食、延長保育を…」が市民要望です。市は、市民の声に聴く耳を持つべきではないでしょうか。

【2面】

視察報告

富山市・市街地再開発事業、コンパクトなまちづくり

 1月21~22日の2日間、まちづくり調査特別委員会の行政視察で富山市と金沢市に行ってきました。

 初日の富山市では、市街地再開発事業、コンパクトなまちづくりについて。公共交通の活性化、公共交通沿線地区への居住促進、中心市街地活性化の三本柱の実現に向け進めています。

 富山市は、まちなかの賑わいを創出するため、中心商店街の空き店舗へ出店する際の店舗の改装費、家賃や経営相談に対して助成を実施しており、全国的にも注目されています。年間約3000万円の予算。平均10店舗ほど申請しているそうです。地域の商業者のみなさんがこのような補助金を活用し商売を続けていくことができ喜ばれている制度で、川西市でも実現できればと一般質問で取り上げました。

金沢市・都市再生整備事業

 金沢市では、都市再生整備事業について。1地区650ha~935ha規模で4つの地区に分けて事業が進められています。国の交付金を活用しながら基幹事業だけではなく提案事業も実施しており、スケールの違いに驚くばかり。提案事業の図書館は、世界でもっとも美しい公共図書館ベスト25位。魅力的な図書館20位…。世界からも注目され、高い評価を受けています。

3月議会がはじまります。(2月19日~3月25日)

2月12日(金) 議会運営委員会

18日(木) 議員協議会 1)あんばい ええまち かわにし創生 人口ビジョン(案)2)川西市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する
条例の一部改正に係る条例(案)要綱について

19日(金) 開 会

29日(月) 総括質問

3月 1日(火) 一般質問

2日(水) 一般質問

3日(木) 総務生活常任委員会
総務生活常任委員協議会 1)川西都市開発株式会社の経営について

4日(金) 厚生常任委員会
厚生常任委員協議会 1)猪名川上流広域ごみ処理施設組合議会(定例会)議案等の報告について
        2)国民健康保険制度改革について
        3)兵庫県後期高齢者医療制度における平成28・29年度の保険料について

7日(月) 建設文教公企常任委員会
建設文教公企常任委員協議会 1)平成27年度全国学力・学習状況調査の結果報告について
8日(火)~
10日(木) 特別委員会 予算案審査(一般会計)
14日(月)~
15日(火) 特別委員会 予算案審査(特別会計)
25日(金) 最終日

 2月12日(金)に行われる議会運営委員会で、3月議会に上程される議案の内容等が明らかになります。

 請願の受付は、2月19日(金)本会議開会(10時)前までに提出していただくようよろしくお願いします。    

 傍聴は、10時~ ぜひ、お越しください。

♪北野のり子のブログはこちら

「公共施設の再配置」についての緊急申し入れ

2016年1月6日

川西市長 大塩 民生 様
教育長 牛尾 巧 様

日本共産党議員団
住田 由之輔
黒田 美智 
北野 紀子 

「公共施設の再配置」についての緊急申し入れ

「公共施設の再配置」についての緊急申し入れ(PDFファイル)

方向性について

1.厳しい市の財政及び硬直化している状況を鑑み、資材・人件費高騰等のこの時期、既存施設の利用を最優先すること

2.小学校区における市民生活を最優先し、市独自施策(福祉・教育)を前進させること

その具体について

1.耐震補強工事が必要な既存の市立幼稚園・保育所においては、急いで対応すること

(1) 市立松風・川西北・川西・加茂幼稚園、市立緑保育所の耐震補強工事を実施すること

*昨年度 清和台幼稚園(593m2) 工期 H26.5.19~9.30
                  工事 夏休み期間中
         1187万4600円 (m2当たり単価20025円)

 今年度 久代幼稚園(718m2)   工期 H27.6.15~9.30
                  工事 夏休み期間中
         2315万5200円 (m2当たり単価32250円)
 ・耐震調査した施設を全て実施しても約1億円

(2) 耐震調査していない市立保育所(川西・加茂)についても急いで対策、対応すること

 (加茂保育所については、「旧ふたば幼稚園」を改修し移転させること)

2.市立幼稚園において、保育・教育を拡充すること

(1) 空き教室を利用して3歳児保育を実施すること

(2) 空き教室を利用して預かり保育を実施すること

(3) 小学校敷地内・近隣に立地している幼稚園では給食を実地すること

* 今年度4月1日時点58人、現在216人(11月1日付 3歳未満児97.7%、0歳児50%)の保育所待機児童という現状(年度毎に増加)で、「現在市の計画している認定こども園定員数」では、1号認定児童、2・3号認定児童共に、必要なこどもが入園することができない。

 市の実態・実数に合わせた考え方を含む計画の見直しを行い、待機児童解消、保護者・市民ニーズに早急に応えること

3. 小学校の統廃合は、地域住民の声を聴いて総合的なまちづくりとして進めること

*「統廃合ありき」ではなく、こども数の減少を踏まえて小学校統合というあり方、学校規模を縮小し空き教室等の利用で高齢者や子育て施設を併設するあり方など様々な意見や知恵を地域住民と出し合いながら、コミュニティ組織として総合的なまちづくりを進める方向で取り組んでいくこと

*世代継承・世代交代ができるまちづくりを地域住民が工夫できるよう市がコーディネートすること

4.分庁舎(清掃業務・車両基地)は既存のまま使用し、業務を継続すること

必要な改修等を行うこと

(1) 「旧北部処理センター」の焼却炉撤去等は計画通り実施すること

(2) これ以上の職員定数削減を行わず、直官比率の見直しを行わないこと

5.消防本部・南消防署は、川西警察署前の土地に当初の計画通り建設すること

* 地盤が低い・鉄道や道路形状が悪過ぎるなどの「旧松山浄水場跡地」に消防本部を建設するなど「負の遺産」を市民に押し付ける必要はない。

北野のり子だより25号

2016_01_ki_photo

新春のお慶びを申し上げます

2016年1月
日本共産党川西市会議員 北野のり子

2016_01_ki_25
北野のり子だより25号はこちら(PDFファイル)

【1面】

新春のお慶びを申し上げます

 議員として2期目がスタートし早1年3カ月。みなさまには何かとお世話になり心より感謝申し上げます。

 昨年は、地元では自治会長、コミュニティ協議会副会長、地区福祉委員会、子ども育成委員会役員を務めさせていただき、みなさんと共に住みよいまちづくりをめざし取り組むことができました。こうした活動を通じ学ぶことが多い毎日です。私の日々の活動や議会の様子は、「ブログ」や「北野のり子だより」でお知らせしていますが、まだまだ情報が行き届いていません。みなさんに素早く報告できるよう努めたいと思います。

 さて、川西市政におきましては、大型ごみ収集有料化をはじめ松風幼稚園廃園、幼保連携型認定子ども園、小学校統合、PFI事業による公共施設の建て替え等など、市民への説明責任を十分はたさないまま次々と突き進むやり方が顕著に現れています。改めて議員として市民の立場に立ち、みなさんの声を議会に届け反映させるため力をつくすことを決意しています。

 国では、2015年9月19日に戦争法(安保関連法)が強行可決しました。私もその直前の9月13日に国会前に駆けつけ、座り込みに参加している方々と一緒に戦争法反対の声をあげました。残念ながら法はとおりましたが、戦争法廃止を求める声は、さらに大きくなっていると実感しています。

 今年7月、参議院選挙が行われます。

 戦争法廃止法案の提出、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回のためにもなんとしても野党が多数とならなければなりません。兵庫選挙区でお世話になります金田峰生さんと共に勝利に向け力をつくしたいと思います。
 今年も引き続き、「くらし・福祉をささえるまちへ。子育て応援します」をモットーに取り組んで参りますのでよろしくお願い申し上げます。

市会議員 北野 のり子

あんばい ええまち かわにし創生人口ビジョン(案)及び総合戦略(案)

パブコメ募集中(1月31日まで)HP、市役所、公民館などで閲覧できます。

 昨年6月、「まち・ひと・しごと創生基本方針」が閣議決定され、国の方針を受け、各自治体は、「総合戦略」を策定しています。 

 昨年12月15日に開催された議員協議会で市の「総合戦略」(案)が明らかになりました。基本姿勢として、「人口減少・超高齢化社会に着実に対応し、持続可能なまちづくりを実現する」とし、17の施策を打ち出しています。ところが、人口ビジョン(案)の数字が国立社会保障・人口問題研究所の数字が使われており、住民基本台帳と比べるとH22年で4720人少なくなっています。実態と差がある数字を使って計画策定するのはどうかと思います。

 国は、「東京一極集中」、「地方の衰退」をつくりだした原因、非正規労働者増大、所得の減少、医療や介護の負担増による少子拡大という社会構造をつくり出しておいて原因について言及がありません。原因を明らかにしないまま安心の子育てや人口1億人を維持や、実効性のある対策が打てるとは思えません。また、全国市長会でも子どもの医療費や教育等は、ナショナルミニマムとして国が責任を持ち負担、無償化するべきと提言しているとおり、国が果たすべき役割を果たさぬまま地方自治体への押しつけは限界があり、許されません。

【2面】

12月議会請願
「所得税法第56条の廃止を求める意見書」についての請願不採択

 「所得税法56条の廃止を求める意見書」についての請願が12月議会に出され、日本共産党議員団、北野・黒田議員が紹介議員になりました。私たちは、12月9日行われた総務生活常任委員会で趣旨説明を行ない賛同を求め、同月22日の最終本会議でも賛成討論に立ち最後の最後まで請願採択に向け力を尽くしました。しかし、残念ながら請願に賛成をしたのは、日本共産党議員団のみ。結果、反対多数で不採択となりました。

 現在、所得税法56条により、白色申告をしている個人事業主の配偶者や家族が事業に従事した際にその対価を支払ったとしても、必要経費として認められません。働きが認めてもらえないため、年金や社会保障の水準が低く抑えられているだけではなく、「親の後を継ぎたい!」と家業にいそしむ後継者の意欲も奪っています。

 所得税法56条の「見直し」や「廃止」を求める運動が大きく広がっています。全国では、既に426自治体、兵庫では4自治体が国に意見書をあげています。

 2013年、国会でも経済産業大臣、財務大臣が廃止に向け検討をはじめたという答弁もありました。家族従業員の人権保障の基礎をつくるためにも川西市議会からも意見書を国にあげ早急に廃止することを求めていくべきです。

建設文教公企常任協議会 市立川西病院の患者向け給食業務 院外調理による提供に

治療の一環である給食業務は院内調理で行うべき

 12月11日に行われた、建設文教公企常任協議会で市立川西病院における給食業務委託先事業者等の変更について説明がありました。

 私が議員になって半年後、これまで直営調理で行っていた病院の患者向け給食が民間事業者に委託されました。病院の給食は、治療の一環で提供しており様々な病状の患者さんに対応できるのは、ドクター、看護師、調理師、管理栄養士等が、チームとなり連携し提供しているからです。 

 病院は、契約期間中であるにも関わらず、調理師や栄養士が確保できないからと契約解除する旨の文章を事業者より受理しました。12月24日から院外調理をする新たな事業者と契約を結び提供すると報告。契約金額もこれまでより約2200万円増額の年間1億1千万。契約期間は平成29年3月まで。現行の院内調理の手法では受託する事業者がいない状況だから院外調理の方法しかないと説明。しかも味見もせずにこれまでと遜色のない給食が提供できると述べていることに呆れます。1年前よりこうした状況が分かっていたのに議会には一言も報告がありませんでした。

 工場で作った給食をプラスチックのお弁当箱に入れ、冷凍保存。病院に運ばれ再加熱し患者さんに提供されます。病状によってはそのまま食べることができず、刻んだりとろみをつけたりの再調理は、病院の管理栄養士さんが別個に調理すると。今さらながら直営の院内給食だとこういうことはおこりません。

 一番被害を被るのは患者さんです。

春を呼ぶ集い 2月14日(日)川西文化会館大集会室

金田峰生 党国会議員団兵庫事務所長
※弁士調整中

北野のり子だより 第24号

北野のり子だより

2015年11月 北野のり子

2015_11_ki_24

北野のり子だより 第24号はこちら(PDFファイル)

  • 9月議会の報告
  • “98億” キセラ川西複合施設
  • マイナンバーは実施中止を
  • 川西市は11月10日頃、川西郵便局・川西北郵便局に到着予定
  • 緑台中校区 幼保連携型子ども園公募 一時中断
  • 小学校統合について

2015_11_07_ki

2015年10月臨時会:北野のり子 平成26年度特別会計反対討論

平成26年度特別会計反対討論

2015年10月26日
北野のり子 議員

認定第7号、認定第8号、認定第10号、認定第12号について日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。

○認定第7号 平成26年度川西市国民健康保険事業特別会計決算認定について反対討論を行います。

 26年度は、給付の伸び率や滞納対策過年度分の増、また特別補助金の受け取り等が主な要因となり黒字決算でした。

 保険事業では、この間、ジェネリック医薬品の差額通知の発送や人間ドック費用の7割助成、がん検診費用の無料化が行われ、26年度は、医療費通知や国保健康まつりの開催など状況を踏まえた事業内容に進展している点や応益負担の5割軽減、2割軽減の対象者を拡大し、低所得者に対する保険税が軽減されたことについては評価をしています。

 しかし、この年度は賦課限度額が後期高齢者支援分、介護給付金分がそれぞれ2万円引き上げとなり4万円増の81万円になりました。賦課限度額を引き上げ中間所得者への税負担に配慮されたものの境界層付近で国保税を納めている世帯にとって重い負担を強いるものとなりました。

 また、70歳~74歳の医療費窓口負担の1割から2割へ4月以降70歳になった人から順次、実施。国は、国費を2600億円削減できると強調しています。

 その影響額が市では、2千788万4672円、影響人数は、1,377人、ひとり当たり年間平均2万円の負担増となります。このままでは、必要な医療が抑制される危険性もあり、高齢者の生活と健康に深刻な打撃を与えることは明らかであり撤回をするべきです。

 一般会計からの繰り入れについては、平成26年度は、多人数子育て世帯への減免分、累積赤字解消分は法定外繰り入れを行いましたが、市は、平成20年に法定外繰り入れを見直し、特別会計にはなじまないと原則法定繰入のみという考え方を示しています。

 しかし、多くの自治体では、法定外繰り入れを行い保険税の上昇を防ぐため努力しています。2018年、都道府県単位化がスタートしますが、国保税は安くなるどころか、納付金でさらに高くなる可能性があります。市は、決算委員会で「時々の被保険者の負担感に配慮しなければならない。その状況を見て検討する」と述べられました。法定外繰り入れで保険税の上昇を抑制することを求めておきます。

 市独自 福祉支援では、新たに難病医療が追加されましたが、その分も合わせて1億2766万2980円の減額。既に全国市長会、知事会でも意見をあげておられ今年2月の国と地方の協議の場でも乳幼児医療費無料化など地方単独事業にかかわる国庫負担の調整措置の見直しが検討すべき課題にあげられました。さらに7月、総務省が厚生労働省への予算要望で初めて項目を独立させ「早期に検討を行い、廃止するなどの見直し」を要求しています。住民に喜ばれる支援策として拡充を進めてきた自治体の努力に対し減額という形でのペナルティはキッパリやめるべきです。

 また、収納率向上対策として徴収体制や滞納者との交渉強化、納税環境の整備、財産調査・滞納処分の強化が行われています。しかし、ご承知の通り国保は、所得のない人、低所得者、高齢者が多く加入しています。低所得の背景には、地域経済の影響で売り上げが落ちる、非正規労働者の拡大など自然現象ではない要因も多く、加入者の負担能力を超えた保険税の負担が深刻な状況を生みだしています。

 この間、コンビニ収納、マルチペイメントネットワーク、さらには25年度より市税収納課と共同で研究してきたクレジットカード収納、携帯電話での収納について平成28年4月より導入に向けた準備も進められています。収納方法の多様化、利便性が協調されていますが、クレジット決済の場合、インターネットで24時間いつでもどこでも現金がなくてもカード決済が可能だというメリットがある一方、税金をカード会社が市に立て替え払いする関係上、債権をクレジット会社が持つことになり支払いを延滞すれば市がおこなっているような相談に応じることもなく個人信用情報に履歴が残ります。情報漏えいの可能性、納付金額に応じた手数料もかかりデメリットもあります。国保の構造的な問題を根本的に解決しない限り、いくら収納率向上対策の強化や収納環境の利便性を図っても限界があり解決できません。

 「高すぎる保険税」は、必要な医療を受ける大きな障害となっています。国保制度は、『国民皆保険』実現のため、農業などの一次産業に従事する人たちのために発足したので、国保財政の6割近くが国庫負担でした。

 ところが1984年の改定を皮切りに、現在の約23%まで引き下げられています。減らされた国庫負担分を保険税に転嫁していることが高騰の大きな要因です。所得のない人、低所得者が圧倒的多数を占めている国保加入者の願いは、「暮らしを成り立たせ、支払い能力に応じた保険税で安心して受診できる公的医療制度」です。引き続き国に対し国庫負担金を増やすよう市としても強く意見を述べるよう求め反対討論といたします。

認定第8号 平成26年度川西市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について反対討論を行います。

 後期高齢者医療制度は、年齢で区切り高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込み負担増と差別医療を押し付けるという大きな問題のある制度であり、一日も早く廃止し、高齢者が安心して医療を受けることができる制度に転換するべきです。制度が続いている限り、天井知らずの保険料の値上げは避けられず、26年度は、すでに3回にわたる保険料値上げが実施され高齢者の生活を圧迫する重大な要因となりました。広域連合は、剰余金の全額活用、財政安定化基金を取り崩し保険料値上げの抑制を行いましたが、被保険者一人当たりの年間平均保険料が7万6702円、833円増となり、賦課限度額も55万円から57万円に引き上げとなりました。

 また、26年度は低所得者の軽減として2割、5割軽減の拡大が行われた年でしたが、その一方、国の「骨太方針」で、特例軽減の打ち切りを表明した年でもあり、平成29年度から本則に戻すという計画です。「特例軽減」がなくなれば、現在「8.5割減額」を適用されている人の保険料は「7割軽減」となり、保険料が2倍に引き上がります。年収が80万円以下で「9割軽減」を適用されている人の保険料も「7割軽減」となり、その場合は、負担が3倍に跳ね上がります。健保、共済の扶養家族だった人は、後期高齢者医療制度に移って2年以内なら「5割軽減」、3年目以降は「全額負担」とされ保険料は現行の5倍から10倍です。26年度は、市の9割軽減4207人、8.5割軽減2,316人でした。多くの対象者に大きな影響を及ぼし、まさに低所得・低年金の高齢者を狙い撃ちした大負担増が待ち受けています。

 また、保険料を払いたくても払えない制裁措置である市の短期被保険証の発行人数が159人でした。高齢者の医療抑制につながると懸念しています。現在、年金が減り続ける中、物価の高騰、消費税引き上げで多くの高齢者のくらしはさらに大変な状況です。

 安心して医療を受ける権利を保障することは、広域連合の重要な責務です。国・県に対して積極的な財政負担で保険料引き下げを求めることを申し上げ反対討論といたします。

認定第10号 平成26年度川西市介護保険事業特別会計決算認定について反対討論を行います。

 26年度は、第5期介護保険事業計画の最後の年。国保の賦課限度額引き上げに介護給付金分が含まれていることや消費税3%引き上げの影響がありました。

 高齢者のサービス利用をはばむハードルとなっているのが自己負担の重さです。サービス利用限度額に対する利用割合は、25年度、平均49.5%から26年度は、 51.3%へと0.8ポイント上がり5割を超えましたが、「介護の必要性」ではなく「いくら払えるか」でサービスの内容を決めざるを得ない実態があり、「保険あって介護なし」の状況を根本的に変えていくことが必要です。

 ましてや2割負担の導入や、「補足給付」の縮小などもってのほかです。低所得者の利用料を減額・免除する制度をつくり、経済的な理由で介護を受けられない人をなくすこと。施設の食費・居住費負担の軽減をすすめ、自己負担から保険給付へと戻すよう国に求めるべきです。

 特別養護老人ホームの待機者について、市内8施設の申込者数が797人、要介護1.2の申込数は329人、全体の41.3%を占めています。

 このような状況がありながら、今年度から特別養護老人ホームへの入所は原則として「要介護3」以上に限定されました。現在、特別養護老人ホームを利用している要介護1.2の入所理由の6割が「介護者不在、介護困難、住居問題」をあげています。

 国は、要介護1.2の「特例入所」を認めていますが、実態は「措置入所」の余地を残したというだけであり救済される人は極めて限定されます。また、入所から外される要介護1.2の人の受け皿も整備する計画も持っていません。市は、待機者解消に向け進めていくと言われました。見かけ上、待機者を減らすと言うことではなく高齢者が行き場を失い、介護難民にならないよう手立てすることをすることを求めます。

 要支援1.2と認定された人の訪問介護、通所介護が保険給付から外されることについて、市は地域支援事業として平成29年度4月開始に向け生活支援コーディネーターを派遣し地域の社会資源の把握に取り組んでいると述べられました。

 しかし、国は、これまでも要支援者へ在宅サービス、ヘルパー派遣の回数制限や1回あたりの介護時間の短縮など給付抑制を繰り返してきました。地域支援事業はさらに給付費の抜本的削減を図ろうとするものです。

 介護保険制度は、15年前、「家族介護から社会で支える介護へ」というスローガンをかかげて導入されましたが、負担増やサービス取り上げの制度改悪が繰り返され、「介護保険だけで在宅サービスを維持できない」状況。介護離職や介護破産、介護心中、事件や事故、さらに介護施設の倒産など介護を取り巻く環境は、ますます深刻化しています。利用者からサービスを取り上げる改悪や機械的な利用制限の仕組みを撤廃し、介護保険を「必要な介護が保障される制度」にするよう国に対して強く意見を述べること、市としても現状サービスを後退させないことを強く求め反対討論といたします。

認定第12号 平成26年度川西市中央北地区土地区画整理事業特別会計決算認定について反対討論を行います。

 土地区画整理事業について、事業推進における不透明さ、議会への報告の遅延、事業発注時、入札時点での設計の不備などが見受けられ、本決算を認定できません。

 提出された資料を見ても、平成26年度に発注、若しくは工期がかかっている事業、5-1工区は当初予算3358万円から変更後1億1231万円、3.3倍に膨らむ結果となっています。その他、決算資料の中にも平成26年度に絡む7事業の内容が報告され、特に6-1工区は、この事業の進捗全体を物語っています。平成27年1月28日の発注当初予算が9123万円でしたが、27年9月議会に議案として上程され、3回目の工事変更契約、2億7135万円と3倍に金額が膨らみ疑問が生じる変更です。

 どのような工事をするにせよ土地の状態を精査し発注金額を割りだしても多少の誤差が生じることはありうることです。しかし、発注そのものに不備があったのか3倍も膨らむ結果に理解、納得することができません。地中構造物については、コンクリートの埋設物がどこにあるか調査しにくいとはいえ、粘土は、3900m3、レンガは4000m3にもなりました。工事全体の3分の2は優にある改良区域は、広大な面積です。なぜ、当初設計に計上しなかったのかとても信じられません。発注設計は整地工事、土壌改良とあるものの、もともとの単価設定と今回の変更内容に大きな差がある以上改めて適正な単価なのか、「変更契約で済む」と言うことでいいのか、詳細内容を説明するべきことでもありました。

 土壌汚染対策については、平成27年1月の時点で既に土壌汚染対策法の変更で、県の指導が変わることや「土壌汚染対策」費用が膨らむことは想定できたはずです。

 また地中構造物については、工事区域内に土砂の仮置きをしていたとはいえ、工事発注時には、構造物の有無を調査してから発注をかけることは、土木工事の常識です。それを怠っていた、常識の範疇から逸脱している内容が多分にあり到底認められません。

 多くの職員がこの仕事に携わり、専門職員も配置されていますが、その機能が十分に発揮されていたのか、何が原因なのか、しっかり究明し、市民・議会へ明らかにすることを要求し反対討論といたします。

子どもの貧困 実態把握を。支援をもっと拡充するべき!

2014年12月議会

市内の子どもの貧困状況は?実態把握を。
教育の支援をもっと拡充するべき! 

北野のり子 議員

 日本は、経済開発機構(OECD)加盟35か国中ワースト9位、特に一人親世帯は5割を超え最低ランク。政府が進めてきた雇用や社会保障切り捨てによって「貧困と格差」が拡大。

 国では、昨年6月、議員立法による「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が成立し、本年1月17日に施行されました。法律の第一条では、「子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、及び子どもの貧困対策を総合的に推進すること」を目的とし、「子どもの教育の支援、生活の支援、就労の支援、経済的支援等の施策を講ずる」としています。理念的には大事なことが謳われていますが、8月29日に閣議決定された大綱では、さまざまな団体が要望した、貧困率改善の数値目標、児童扶養手当の拡充、給付型奨学金の導入、就学援助の拡充、子どもの医療費の窓口負担ゼロなどは盛り込まれず関係者からも失望の声が上がっています。

Q.市内の子どもの貧困状況について

A.生活保護の受給総世帯が1千303世帯(1千888人)、その内、子どもの数が302人。18歳未満の子どもがいる母子世帯が115世帯。

Q.市独自の貧困調査し実態把握を するべきでは

A.貧困調査の予定はないが、他の子どもに関する調査をする時に指摘の点を含め検討する。

Q.自治体の責任で貧困対策の取り組みを

A.給付や相談事業等、既存事業を的確に行う。来年4月から実施する子ども子育て支援新制度や生活困窮者自立支援制度を通じて子どもの貧困対策に努める

Q.市の奨学資金制度の充実を

A.市の奨学資金の貸し付け人数は、26年度は43人。これまでの貸付額は1千440万円。滞納件数は213件1千556万円。返済については、猶予・返済期間、収入に応じた額にする等の相談に応じている。

 現在、二人に一人以上が奨学金を利用しており、そのほとんどが貸与型。しかし、就職難や低賃金により、奨学金の返済が過重となり若者の生活を追い詰めています。奨学金返済への不安と負担を軽減し、教育の機会均等を保障するにふさわしい制度にするべきだと考えます。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第3号(2015.2.)