2007年9月市議会議案態度一覧

2007年9月市議会議案態度一覧

H18年度水道事業会計決算 (日本共産党)賛成
H18年度病院事業会計決算 (日本共産党)反対
久代1ため池廃止     (日本共産党)賛成
高規格救急自動車買い入れ (日本共産党)賛成
市長の資産等公開条例で郵政民営化に伴い字句の変更 (日本共産党)賛成
H19年度水道会計補正予算 (日本共産党)賛成
栄保育所廃止条例     (日本共産党)反対
H19年度老人保健事業特別会計補正予算(第1回) (日本共産党)賛成
H19年度介護保険事業特別会計補正予算(第1回) (日本共産党)賛成
地区計画区域内建築物制限条例で郵政民営化法制定に伴う字句の変更 (日本共産党)賛成
H19年度一般会計補正予算(第1回)       (日本共産党)賛成
栄保育所廃止を急いで決めないことを求める請願
       → 栄保育所廃止条例が可決されたので自動的に不採択に
 市議会政務調査費収支報告書に領収書添付を義務づける条例 (日本共産党)賛成

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク無所属
H18年度水道事業会計決算賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
H18年度病院事業会計決算反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
久代1ため池廃止賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
高規格救急自動車買い入れ賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
市長の資産等公開条例で郵政民営化に伴い字句の変更賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
H19年度水道会計補正予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
栄保育所廃止条例反対賛成賛成賛成賛成反対賛成
H19年度老人保健事業特別会計補正予算(第1回)賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
H19年度介護保険事業特別会計補正予算(第1回)賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
地区計画区域内建築物制限条例で郵政民営化法制定に伴う字句の変更賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
H19年度一般会計補正予算(第1回)賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成
栄保育所廃止を急いで決めないことを求める請願栄保育所廃止条例が可決されたので自動的に不採択になった
市議会政務調査費収支報告書に領収書添付を義務づける条例賛成賛成賛成賛成賛成賛成賛成

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第14号(2007.10.18.)

「どうしたら、できるのか」の視点で考えよ!

「どうしたら、できるのか」の視点で考えよ!
2007年6月議会 黒田みち議員の一般質問

まだ使えるのにもったいない、取り壊しが始まった旧桜ヶ丘幼稚園

黒田議員の質問項目は
☆通園・通学の交通費助成をするべき
☆こどもの医療費助成制度のPRの徹底と拡充を
☆ごみの戸別収集とカラス対策について
☆民間保育所の法人選定の矛盾について
という4つのテーマで一般質問を行いました。
 財政が厳しいのは、どの自治体も同じ。何を重点に税金を使うのかが問われる。できない理由を並べるのではなく、どうすれば住民の立場で実現が可能なのかという視点で考えるべき、また、川西市の実態と近隣市町の調査結果を検証して追及しました。
 とくに、川西市が近隣市町に比べ、合計特殊出生率や25歳~35歳の人口構成割合が低いことから、子育て支援策の拡充が急務であることを訴えました。

答弁
☆交通費補助は各地の状況を調査し、検討課題とする。
☆医療費助成は、医師会の協力も得て周知徹底している。福祉医療利用者には、利用しやすい方を選択。さらなる拡充は県などの動向をみる。
☆ごみ収集は、障害をもった方・高齢者への戸別収集は検討。カラス対策には、様々な情報を伝える努力をする。
☆学校法人には、選考委員会から出された「付帯意見」を真摯に受け止め、市として指導する。

各地の状況を調べると

交通費補助は、要項や規則で範囲を規定、補助しています。
・猪名川町
小学校2万円限度、幼稚園通園バス運行
・三田市
幼稚園・小学校は負担なし。中学校は補助
(540名、約3300万円の予算)
・宝塚市
幼稚園、小・中学校負担なし。(通学バスの運行委託)

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第12号(2007.7.12.)

「療養病床の廃止・削減計画を中止するため政府への意見書提出を求める請願」黒田議員の賛成討論

2007年6月議会報告
請願内容は理解できる・・・でも賛成しない?? 多くの議会が採択しているのに!?
黒田議員の請願賛成討論から

「療養病床の廃止・削減計画を中止するため政府への意見書提出を求める請願」

 国の医療費抑制政策のもと医師・看護師の増員抑制、診療報酬のマイナス改定、患者負担の増大がおこなわれ、「命を守る」という社会保障そのものの根底が壊されています。そのうえ、2006年、この請願の中身である、「医療の必要性が低い」という理由で、医療型(医療保険適用の療養病床)25万床を15万床に減らす、介護型(介護保険適用の療養病床)13万床を全廃するというような、退院を迫る計画を2012年3月までにおこなうとしています。日本医師会は、全国約6200の医療機関を対象に、療養病床の患者さんの症状や退院後の受け入れ態勢などを調査し、「医療区分1」の 患者の約6割(6万人程度)が実際にはケアが必要なのに退院を警告されるなどの問題が出始めています。
 また、医師会は国に対して、医療区分の見直しや在宅・施設介護サービスの対応などを求め続けています。
 今年、意見書採択は、3道県、75市、161町、61村の300自治体にのぼっています。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第11号(2007.7.5.)

「リハビリテーション打ち切りの調査と改善のため政府への意見書提出を求める請願 黒田議員の請願賛成討論

2007年6月議会報告
請願内容は理解できる・・・でも賛成しない?? 多くの議会が採択しているのに!?
黒田議員の請願賛成討論から

「リハビリテーション打ち切りの調査と改善のため政府への意見書提出を求める請願」

 厚生労働省は、48万人の署名が提出されたことや医療現場が混乱していることを認め、実態調査をし、リハビリが必要なのに、治療が打ち切られている患者が多いことを認め、(1)急性心筋梗塞、狭心症、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫)を日数制限の対象から除外(2)日数制限の対象であっても、医師が必要と認め、改善の見込みがある場合は継続できる(3)改善が見込めない場合でも治療上有効と判断された障害者、先天性・進行性の神経・筋疾患(ALS)の患者は継続できる(4)介護保険を受けられない40歳未満の患者や介護保険で適切なリハビリが受けられない患者への対応、制度の新設。日数制限を過ぎても身体機能維持のリハビリは可能(疾患区別なし)という、改定を行いました。しかし、リハビリ打ち切り問題の大本には国の「医療費抑制政策」があります。日数制限の手直しだけでなく、日数制限の全面撤回・制度の再構築が求められます。07年5月現在、お隣の宝塚市など、全国で5道県、85市、146町、31村267自治体が意見書提出をしています。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第11号(2007.7.5.)

中学入学までのこどもの医療費無料化を求める請願 黒田議員の賛成討論

2007年6月議会報告
請願内容は理解できる・・・でも賛成しない?? 多くの議会が採択しているのに!?
黒田議員の請願賛成討論から

「中学入学までのこどもの医療費無料化を求める請願」

 この4月から兵庫県と川西市共同の福祉医療費助成制度の拡大と川西市独自助成がはじまりました。川西市では昨年9月定例議会での請願採択による無料化(所得制限は県基準並)がはじまり、歓迎され、喜ばれているところです。
 しかし、川西市の一人の女性が一生の内で産むこどもの数の平均は、1.12と阪神間で最も低く、人口構成では、25歳~35歳という子育て年齢の方々が、少ないことも明らかになっています。若い方達の働き方や働かされ方は、不安定雇用が増え、収入そのものが減っている状況にあり、安心して結婚し、こどもを産み育てるための経済的支援が必要です。
 阪神間では、おおむね3歳頃までは入院・通院を無料にしている自治体がほとんどです。猪名川町では、所得制限を撤廃したり、宝塚市のように、償還払いをやめたり、伊丹市のように、6歳児まで入院・通院無料。小学校卒業まで入院を無料にしながら、対象を児童手当受給家庭に拡大し、9割以上のこども達を対象にするなどの取り組みがはじまっています。三田市では、この6月定例議会に中学校卒業まで、入院無料が議案提案されているところです。
 こどもの医療費を助成することは、経済的な面だけでなく、精神的な支援につながっています。また、こどもに格差はつけないことを原則に、全てのこども達が矛盾なく、安心して、必要な医療が受けられるようにすべきです。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第11号(2007.7.5.)

2007年3月議会 市長提出議案に対する態度

市長提出議案に対する態度
日本共産党議員団は6議案に反対、36議案に賛成

 3月市議会には42の議案が提案されました。日本共産党議員団は、一議案に問題点を指摘して賛成討論、2007年度一般会計予算など6議案に反対し討論。したがいまして36議案に賛成をしました。報告は、問題点を指摘した議案、反対した議案、についてその内容を報告します。

「行財政改革」問題点指摘
川西市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について

 この条例には、「行政改革」を進める審議会の設置が盛り込まれていました。ムダを省き市民の暮らしを守るための行政改革が望まれますが、今までの「行政改革」は公共料金の引上げや福祉対策の切捨て、職員の削減が中心になっています。間違った「行政改革」は止めるべき。と「改革」の内容をただすことを求め賛成討論を行いました。

成果主義賃金制度導入反対
川西市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 一般職給与の昇級を「勤務成績に応じて行う」と記されています。欠勤が多いとか、勤務態度ではなく仕事の「成果」、成果主義賃金制の導入であります。評価は上司が行います。導入した民間企業での調査結果は、上司の顔色をうかがい、職場のチームワークも損なわれるなど良い結果は出ていません。評価や考課に昇級をリンクさせてはならないと反対しました。

高齢者の医療費負担増に反対
川西市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 この議案には、こどもの医療費助成を拡充する内容と、高齢者の医療費負担増の内容がひとくくりで出されています。もちろんこどもの医療費の助成拡充は今まで運動を進めてきたもので、その成果です。そのことを明確にしながら、高齢者医療費引き上げは許せません

予算の使い方に問題あり
平成18年度川西市一般会計補正予算(第4回)

 現在包括支援センターの建物を二千万円遣い解体、そこに、民間保育所を一億五千万円出して誘致、三年間土地を無償提供、その後2%で貸与。栄公立保育所を廃止。さらに、教育情報センターを移転、敷金二千二百万円、家賃年間二千三百万円支払う。こんな無駄遣いでなく、公立保育所を残し、民間に貸す用地に教育情報センターを移転すれば、遙かに公有財産の効果的活用になると指摘。

議案名日本共産党連合市民ク市政会智政会自治市民ク無所属
事務分掌条例の一部改正賛成討論賛成賛成賛成賛成吉田氏反対
職員給与条例の一部改正反対賛成賛成賛成賛成賛成
福祉医療費助成の一部を改正反対賛成賛成
松田氏着席(反対)
賛成賛成賛成
平成18年度一般会計補正予算反対賛成賛成賛成小西氏退席
他の2人は賛成
賛成
平成19年度一般会計予算反対賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度国民健康保険事業特別会計予算反対賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度老人保健事業特別会計予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度農業共済事業特別会計予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度下水道事業特別会計予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度介護保険事業得月会計予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度用地先行取得事業特別会計予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度水道事業会計予算反対賛成賛成賛成賛成賛成
平成19年度病院事業会計予算賛成賛成賛成賛成賛成賛成

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第6号(2007.5.10.)

平成19年度一般会計予算 住民要求が一定前進した内容

平成19年度一般会計予算 住民要求が一定前進した内容

◎0歳児の通院時及び0~12歳の入院時における医療費の自己負担を無料にする。
◎広域小児急病センター建設H20年開設。
◎高齢者交通費助成(以前の半額であるが住民の運動で一定の前進)
◎高齢者外出支援拡大
◎猪名川町と共同で消防指令システム構築。

開発優先変わらず 「行革」推進で市民負担増大

 開発優先で今年度の借金返済額も51億円市税収入の26%に、財政を圧迫しています。しかし、そこから教訓は学ばず、「行政改革」の取り組みが遅いからと総括、今年度から「新行財政改革」と名称も新たに取り組みを強化するのです。その内容の中心は、職員定数の削減、公共料金の見直し(引上げ・有料化)、福祉の削減、市民負担の増大であります。市長の「市民満足度の向上」からほど遠いものと言わねばなりません。
 中央北地区開発では土壌汚染対策で3億円。事業を急いでいます。しかし、全体の事業計画、事業の見通しはありません。汚染対策は必要ですが、計画も立てずに進めるのです。今までの失政の反省はないのです。

保険税大幅引上げ3年目
平成19年度川西市国民健康保険事業特別会計予算

 05年にあまりも大幅な引き上げを行ったため値上げの激変を緩和せよと議会決議で3年間に分割して値上げをしました。払いたくとも払えない、この5年で短期証発行が6倍以上、資格書発行が17倍にもなっています。保険証がないため医者に行けず、重症化した例が全国で1027件、死亡が25人にもなっています。値上げでなく引き下げをおこなうことです。

今年も水道値上げ
平成19年度川西市水道事業会計予算

 命の水、水道料金の値上げです。それでなくとも高い川西市の水道料金、平均25%もの引き上げを行いました。あまりにも負担が大きいと2年間に分けて値上げを実施、今年2年目です。

定率減税廃止・消費税(市負担・公共料金分)市民負担12億円

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第6号(2007.5.10.)