「0.4%の年金引き下げをもとに戻すとともに、物価指数による年金引き下げを行わないことを求める請願」についての賛成討論
2011年12月22日 黒田みち議員
請願第11号「0.4%の年金引き下げをもとに戻すとともに、物価指数による年金引き下げを行わないことを求める請願」につきまして、日本共産党議員団を代表して賛成討論を行います。
本請願者の所属する「全日本年金者組合」は、4月1日、「物価指数の低下を口実とする2011年度年金引き下げ強行」に対して、①「物価指数低下」は、主としてIT機器など高齢者の生活と関係の薄いものであり、生鮮食料品などが高止まりし、物価上昇もはじまっていること②年金課税強化と医療・介護保険料の連続的な引き上げなどにより、高齢者の貧困が増し熱中症死・孤独死などが深刻になっていること③年金引き下げは、原爆被爆者や障がい者などへの給付など弱者を直撃すること④年金引き下げが、国内消費を冷え込ませ、景気回復を妨げること⑤社会経済情勢を考慮して凍結した前例に倣ならうべき情勢にあることなどを理由に年金引き下げを行わないよう抗議し要請を行いました。 “「0.4%の年金引き下げをもとに戻すとともに、物価指数による年金引き下げを行わないことを求める請願」についての賛成討論” の続きを読む