住民の利益優先・願い実現へ4つの常任委員会で大奮闘

住民の利益優先・願い実現へ4つの常任委員会で大奮闘

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日本共産党 4人の議員
住民の利益優先・願い実現へ4つの常任委員会で大奮闘

 日本共産党4人の議員団は、4つの常任委員会すべてに所属し、提出された議案に対して、「住民のくらしを守れるかどうか」で審査、賛成・反対の態度を決めています。
 住民提出の「請願」には、積極的に紹介議員になり、「採択」されるようがんばっています。
 議案・請願には必ず賛否の意見を述べて最後まで奮闘し、住民の利益第一の立場に立ちきった日本共産党議員団4人の役割は重要です。

住民のためのまちづくりへ
①建設常任委員会

 川西市のアキレス腱「中央北地区開発」に関わる案件を審査。多額の税金投入事業であり、市としての説明責任、住民の理解・納得が基本です。
 事業の進め方や契約のあり方、市の財政なども総合的に判断し、住民の立場にたち審査しています。

安心安全のための消防を
②総務常任委員会

 現在、「猪名川町、宝塚・川西市」の消防職員数は不足しています。それが、「2市1町の広域化」を進めると職員総数が変わらないのに充分だということになる計画。住民の生命・財産を守るといいながら、それとは逆行する計画推進や国・県いいなりの姿勢を鋭く批判。真の安心・安全のために奮闘しています。

教育環境の整備へ
③文教公企常任委員会

 委員会では、学校・幼稚園、公営企業(水道・下水道・川西病院)とはばひろく審査。学校の耐震化をはじめ教育環境の整備、住民のくらしといのちを守る自治体の役割を追求。
 公的責任を守りきる行政になるよう奮闘しています。

いのちを守る防波堤に
④厚生経済常任委員会

 国や県の制度と大きく関わる議案が多く、住民からの請願も数多く提出されます。「制度」の矛盾を明らかにし、国・県に対等平等の立場で提言、是正を要求。住民の「防波堤」になる市独自の取り組みなどを追求しています。

住民の声の代弁者として大奮闘

 日本共産党議員団は、この4年間(06年12月~10年6月)、提出された請願の紹介議員(請願数の9割以上)になり、各委員会で趣旨説明を行い、採択に
むけて住民の声の代弁者として大奮闘してきました。
 (下記は採択された請願項目の一部抜すい)
●携帯電話基地局からの電磁波被害をなくすための請願
●「(仮称)気候保護法」の制定を国に求める請願
●細菌性髄膜炎(ヒブ)ワクチンの公費による定期接種化を早期に求める請願
●入浴サービス事業の継続を求める請願
●こどもの医療費無料化を求める請願などなど
*日本共産党議員団4人は、「こどもの医療費の無料化」
「30人以下学級の実現」の請願に一貫して賛成の態度でがんばっています。

みなさんと共に願い実現しました

30人以下学級の実現にむけて

 「どの子もよくわかる授業を」と30人以下学級実現を国や県に意見書提出、市としての独自支援を求め続けています。兵庫県が「35人以下学級・複数担任制」の導入を小学校4年生まで拡大。こども達の健やかな成長を保障する総合的な環境整備を進めます。

障がい者医療費補助拡充・サービス利用料軽減へ

 日本共産党議員団は、国の「障害者自立支援法」による応益1割負担の導入や「市独自の福祉金・医療費助成廃止」に断固反対し、改善を求め続けています。今年度から低所得者への入院助成、サービス利用料無料化が一歩進みました。

こどもの医療費 3歳未満児まで無料に

 日本共産党議員団は「中学校卒業までの医療費無料化」をめざし署名活動を継続中。住民からの「無料化を求める請願」には、一貫して「経済格差がいのちの格差になってはなら
ない」と、紹介議員になり採択にむけて奮闘。
 7月から3歳未満児までの無料化がはじまりました。

高齢者交通費助成を復活

 高齢者が引きこもりにならないようにと始められた「交通費助成」が、財政難を理由に中止。復活を求める住民の請願が採択され「おでかけ促進事業」として再開。さらに交通弱者が住み続けることができる交通網の確立、まちづくりを進めます。

「高齢者入浴サービス」中止を撤回

 市の行財政改革で「入浴サービス廃止」が浮上。住民の皆さんと「高齢者の交流や健康保持、介護予防など必要性は高い」と「復活・継続」を求め奮闘。今年度の継続が決まりました。

こんなことも実現!

●ヒブ(細菌性髄膜炎)予防ワクチン公費助成
●能勢電鉄バリアフリー化(畦野・平野・多田・鼓滝)
●大型ごみの有料化阻止
●加茂遺跡環濠遺構保存へ
●認可保育所の建設(3ヶ所)
●保育料の減免制度創設
●政務調査費(議会)の領収書添付、公開へ
●特別養護老人ホームなど高齢者施設の建設
●包括支援センターなど福祉の拠点整備
●市役所に「こども部」創設・ベビーベッドやこどもスペースなど設置
●有害鳥獣被害対策支援
●消費生活センターで多重債務相談などの窓口拡充
●障がい者の仕事おこしと作業所の作品を 市役所フロアで販売
●留守家庭児童育成クラブ 保育時間延長 部屋増築、少人数クラブに分割
●「参画と協働のまちづくり推進条例」制定
●猪名川町と連携 日生中央駅~川西病院間バス試験運行
●中央公民館と公民館図書のネットワーク拡大
●審議会傍聴者に資料配布  傍聴者名簿の廃止へ

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前進へ 実現へ がんばります

まちづくりでも

「市民の納得と合意」がまちづくりの基本
中央北地区開発は凍結を

 市役所北側、中央北地区開発にはすでに250億円を超える市税を投入しています。これから10年間で土地区画整理事業にさらに100億円投入する計画。これだけ大きな事業であるにもかかわらず、地権者の意見は聞くが、積極的に市民への情報の提供と意見を聞く姿勢がありません。市民の納得と合意が無いままに事業を推進する態度そのものが問題です。
 市当局は5年間で60億円不足する財政状況を示しているにもかかわらず大型開発事業は進めようとしています。すでに中央北地区にかかわる借金返済だけでも毎年10億円、そのひずみは公民館の有料化など市民サービスの低下と住民への負担増として跳ね返ってきます。
 日本共産党議員団は、事業を凍結し、財政の健全化を図り、市民への情報発信と幅広く意見を聞き、「納得と合意」の下で身の丈にあった新たなまちづくりを進めます。

福祉バスの運行

 高齢化が進む中、行政への手続き、買い物、病院など家の前から目的地まで運んでくれる交通手段が望まれています。細長く、坂が多い川西の地形を考慮したきめ細かな対応が求められ、それに対応できる小型福祉バス、大型福祉タクシーなどが有効です。実現へ向けてがんばります。
いのち守るため

市立川西病院の存続・拡充を

 社会保障費の減額、診療報酬の引き下げ、医師抑制政策など国の悪政で地方公立病院の7割以上が赤字経営。市立川西病院も医師不足と赤字経営が続いています。
 日本共産党議員団は、市立病院を「安心と安全を保障する地域医療の要」として国へ制度改善を要求。市政の舵取りを大型開発ではなく、市民の命を守るためにこそ大切な税金で手立てし、医師の確保、経営の健全化を図り、診療の充実めざし力を尽くします。

国保税1万円の引き下げ

 住民の4分の1が加入する川西市国民健康保険。国からの補助金が減額され、加入者負担が重く滞納者が増加。一般会計からの繰り入れが減らされ、ますます加入者負担は増大しています。
 負担軽減のためにも、他都市では実施している繰り入れを川西市も以前の水準へ戻せば、1万円の国保税引き下げは可能です。
 日本共産党議員団は実現へがんばります。

9億円の基金で料金引き下げ・介護支援を

 川西市介護保険制度は、予想に反して利用率が低く、保険料を取りすぎて9億円の基金を溜め込みました。このお金は加入者のものであり、料金の引き下げ、介護者支援や制度改善による施策実施へ積極的に使っていくよう要求し、実現へ力を尽くします。

こども支援でも
国が責任を果たし、安心・安全の子育てを

 民主党政権下、こどもの憲法と言われる「児童福祉法」が改悪されようとしています。
 保育所保育では、「保育に欠ける」文言を撤廃し、こどもの生活スペースや保育士配置などの国の最低基準をなくし、保育所・幼稚園を一体化、直接入所契約にするなど国や自治体の責任を放棄しようとしています。
 日本共産党議員団は、国に対して「公的保育を堅持し、財源確保・拡充」を要求、運動しています。川西市でも保育所に入れないこどもがないように、それぞれの地域で認可保育園建設を要求。
 市内のこども達がどの子も、最善の利益や発達保障が守られるように川西市として、十分な環境整備(公私幼稚園・保育園)が行えるよう、財源確保を要求し続けています。

30人以下学級と医療費無料化を中学卒業まで

 どの子にも目配りができる授業、一人ひとりの発育・教育を保障するため少人数学級を推進します。
 経済格差が広がる中、保護者の収入によって医療に差別ができる社会を改善します。中学卒業まで医療費窓口負担を無料にし、将来ある子どもたちの命を守ります。

中学校完全給食の実現

 日本共産党議員団は、授業の一環としての食育、中学校完全給食の実現へがんばります。生徒の食生活が乱れています。心身とも生徒の健全育成をうながすためにも給食の実現は必要です。

ヒブワクチン・公費定期接種実施へ向け検討する、と答弁

小児細菌性髄膜炎予防定期接種

ヒブワクチン・公費定期接種実施へ向け検討する、と答弁

一般質問  住田由之輔議員へ

 小児細菌性髄膜炎は毎年千人の小児が罹患し、約5%が死亡、約30%が知能低下や運動障害を起こすといった疾患です。原因はインフルエンザ菌b型が約60%と最も多いが、インフルエンザ菌b型を対象としたヒブ(Hib)ワクチンは、発祥予防効果が99%と高く、本疾患への対策はワクチン接種による予防が最良の手段といわれています。しかし予防接種法による定期の予防接種でないため子育て世帯においては大きな負担になっています。公費助成をおこなうことは親の願いです。
 昨年6月議会で新婦人の会が請願提出され議会でも議論されてきました。
 住田議員は「兵庫県でも4月から、地方が実施する定期接種補助の2分の1を支援する予算を通している」として、実施を要求しました。
 答弁として、県予算が決まったのが、市の予算を決めた後であり、年度当初からの実施はできなかった。市として実施する方向で検討していくとのことでした。
 ちなみに県の予算は、市が助成した額の半分。一回当たり2000円、4回まで。対象は2歳未満児です。

食アレルギーの実態と「エピペン」取り扱い要綱作成について

 「エピペン」は食アレルギーとか、蜂に刺されたときのショック状況のもとで救命するのに有効な注射薬であるが法的に「医行為」。
 しかし特に郊外で、第三者が「エピペン」注射をしなければならない事例も出てくる。川西において人命救助を最優先していくべく、「喫緊の場合処置できる」統一的要綱を作成すべきではと質問。医療機関と協議すると答弁。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第59号(2010.4.15.)

子育ては川西で と思えるまちづくりを 議会報告2010年春季号 1面  

 日本共産党川西市会議員団
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子育ては川西で と思えるまちづくりを  日本共産党

学校教育環境整備へ前進

 日本共産党議員団は、「児童生徒が心豊かで健やかに、安心して学べる教育環境の整備」を行政の重要な役割だと要求してきました。新年度では一歩前に進みます。

学校耐震化を推進

 2009年度に補正予算がついた、小学校6校の体育館の耐震化工事につづき、緑台小学校の耐震化工事と中学校の耐震補強設計を行います。
 学校での子どもたちの安全・安心の確保、地域の緊急災害時の安全な避難場所確保からも急がれています。

学校トイレ改修

 遅れていたトイレ改修は、耐震化とあわぜて行い一部洋式化が実現します。耐震化終了の学校についても早期改修を求めています。
米飯給食2学期から週5日に一
 全校で自校炊飯方式を行い,週5日の完全米飯給食を実施します。2学期から全校で週3日から週5日になります。栄養のバランスもよく、子どもたちも喜んで食べてくれる米飯給食の回数増は、長年の児童や父母の願いでした。

放課後児童育成クラブ室の増築

 北陵小学校では、児童数の増加にともない留守家庭児童育成クラブ室を増築。また、大規摸校の川西小、東谷小は分割し、施設と運営体制の充実を図っていきます。

市民のみなさんと力をあわせてきた努力、活動が実りました 議会報告2010年春季号 2・3面

議会報告2010年春季号 2・3面 日本共産党川西市会議員団

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一歩前進 市政をリードする日本共産党

 川西市会議員団は、市民要求実現へがんばっています。

市民のみなさんと力をあわせてきた 努力、活動が実りました

 日本共産党議員団は市民要求アンケート調査を実施、いただいた回答をもとに毎年予算要求をしています。また一般質問や予算・決算委員会など機会あるたびに住民要望を取り上げ、粘り強く実現へ取り組んでいます。

能勢電鉄駅舎バリアフリー化が進行

 2009年度は平野、畦野駅でエレベーター設置。2010年度は鼓が滝・多田駅で改札口を改修、階段をスロープにし車椅子で上下線ホームへ行けます。トイレも改築し、鼓が滝駅では踏み切りの拡幅、西側に改札口を設置へ。利用者の要求が実現します。

子育てでは
子どもの医療費3歳未満児まで無料化
ヒブワクチンの公費定期接種へ
保育所3ヶ所設置
父子家庭子育て支援

障がい者の方
障がい者医療費補助、川西市独自で進展
障害者自立支援法 サービス利用料、低所得者の方は無料に
市役所一階で障がい者がつくった製品を販売

高齢者の方
ふれあい入浴サービス継続
介護施設各所で拡充
介護報酬を受ける事業所へ指導監督強化

その他にも
国保税の値上げストップ
猪名川の堤防を補強改修

さらに!
日本共産党はめざしています

子ども医療費 中学卒業まで無料化
障害者自立支援法 一割の応益負担廃止
後期高齢者医療制度廃止
労働者派遣法抜本改正
普天間基地撤去

お金の使い道を変えて実現しましょう

中央北地区 開発費100億円 (ムダ やめて!)

 頓挫した住宅街区整備事業に変え、基盤整備を市施行でするとして「区画整理事業」認可を得るため作業がすすんでいます。都市計画道路、都市公園、区画道路など22ヘクタールの中で実施するのに向こう10年間で100億円(75%は市負担)投資する計画。
 すでにこの地域では、土地の買い上げ、工場移転補償、土地の借り上げなど250億円も市民の税金を投入。そのツケで毎年8億円の借金払い。
 区画整理事業で土地の集約化、民地を結集し、大型集客施設を誘致可能な状況つくりが進行しています。大型店設置ともなれば地元商店・能勢口駅前店舗と競合。また事業費捻出に市有地を手放し、市財政のさらなる悪化など不安材料が山積。

地元商店の活性化・交通弱者に対する移動手段の確保

 歩いて買い物ができ、病院へ行けることはだれもの願い。ところが疲弊する経済.周辺都市での大型店舗設置で身近な小売店は廃業へ。住民のくらしを守るためにも地元商店、既存の駅周辺店舗の支援策が待ったなしです。商店の活性化は中央北地区開発に投じる100億円の一部を回せばできます。
 また、自分の家から病院まで送迎してくれる乗り物運行は、中央北・土地借り上げ料1億5000万円で十分実現。使い方を変えて、高齢化を見据えたまちづくりをしましょう。

市立川西病院、市民のために

 産科・小児科・救急など不採算部門を含め、住民の命を守るため医療提供するのが公立病院・川西病院の使命です。
 ところが自民党・公明党政権では診療報酬の引き下げ、医療にかかる社会保障費の削減で病院の赤字化。それにより医師不足が起き、長期入院患者の病院からの追い出しなど医療制度の改悪が進行。赤字だけをとらえ、独立行政法人化、民営化せよと主張することでは住民の命は守れません。
 日本共産党議員団は、公立病院として、さらには地域医療の要として、開業医・介護施設の皆さんと連携し活動できるよう応援していきます。

「請願」の力、政治を変える 議会報告2010年春季号 4面

議会報告2010年春冬季号 4面 日本共産党川西市会議員団

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「請願」の力、政治を変える

 日本共産党議員団は、「政治の中身を変えてほしい」という市民や団体からの請願、また、国や県に意見書提出を求めるなど、積極的に紹介議員になり、全力で実現へがんばっています。

後期高齢者医療制度をただちに廃止することを求める

賛成
日本共産党

反対
民主市民クラブ・政雲会・公明党
智政会・自治市民クラブ・前田

保険でより良い歯科医療の実現を求める

賛成
日本共産党

反対
民主市民クラブ・政雲会・公明党
智政会・自治市民クラブ・前田

選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正に反対する

賛成
政雲会・吉田・吉富
梶田・安田未・前田

反対
日本共産党・公明党・自治市民クラブ
小山・越田・津田・多久和・西山

退席
土田

志水(欠席)

いのち守りきる立場を一貫…日本共産党議員団

 この間、国の社会保障拡充に対しての請願が多くなっています。「人工内耳装用者への支援を求める意見書提出を求める請願」は全員一致で採択。

2010年3月議会
「介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める請願」は、保守・民主市民クラブの反対で不採択になりました。

2009年12月議会
市民の請願採択 新年度予算に反映

請願   退席

就学前の子どもの医療費無料化を求める

賛成
日本共産党・公明党・自治市民クラブ
土田・小山・津田・上馬・松田・宮路・倉谷

反対
智政会・多久和・越田
中礼・久保

入浴サービス事業の継続を求める

賛成
日本共産党・公明党・智政会
土田・小山・多久和・倉谷・松田

反対
自治市民クラブ・越田・津田
宮路・中礼・久保

障がい者医療費助成制度に関する

賛成
日本共産党・公明党・智政会・自治市民クラブ
小山・土田・津田・倉谷・上馬

反対
越田・松田・久保・中礼

退席
宮路

 「高齢者の入浴サービス」突然の廃止に対して「継続」を求める請願が2件。年間約61000人の方が利用し、高齢者の交流、介護予防にもなっているサービスです。12月議会、「入浴サービスの役割は終わった」と北上議員が反対討論。賛成多数で請願は採択され2010年度は「継続」に。他の請願も「住民の声」を反映し、一歩前進の予算がつきました。

国民の声で政治を大きく変えよう!

普天間基地は撤去を

 普天間基地をはじめ、沖縄の米軍基地は住民から無理やり土地を奪って造ったものです。サンフランシスコ条約後も、抵抗する住民を強制的に排除し基地を拡張。奪ったものは、無条件に返して当然です。「移転先」は必要ありません。「撤去」こそ「沖縄県民」のいのちをかけた思いです。
 民主党は、「県外・国外移設」が公約です。「沖縄と県外に分割」の方向は、国民への大きな裏切りです。
「アメリカより国民を大切にしろ」の世論を大きくしていきましょう。

「姥捨て山」拡充は許せない…
「後期高齢者医療制度」即時廃止を

 年齢と障がいの有無で家族から切り離し、死ぬまで保険料を取りながら差別医療しか受けさせないひどい制度。市内でも、7000人の保険料が値上げ、2500万円の負担増になります。
 「廃止」を言い、「負担増はしない」と公言してきた新政権。今度は「65歳以上を国民健康保険の別枠に入れる」案が浮上。「差別医療」の拡大につながるひどい提案です.あと1兆円で75歳以上、3000億円で就学前のこどもの医療費の無料化が実現できます。共に「長寿を喜べる社会」をつくりましょう。

「就学前のこどもの医療費無料化を求める請願」・・可決

2009年12月議会 黒田議員が賛成討論
「就学前のこどもの医療費無料化を求める請願」・・可決

 この6月定例会にも同じ内容の請願が提出され、「趣旨は理解するが、川西市の財政事情を考えると採択できない。」という理由で、不採択になりました。
私達日本共産党は、毎年の予算要求で、こども達のいのちに経済的な理由で格差をつけてはならない、川西市の優先課題としてとらえ、財政措置をするべき、その事が川西市の少子化対策にもつながると訴え続けています。
 この間、就学前のこどもの医療費無料化が近隣の市町でも当たり前になりました。猪名川町では、所得制限なし。伊丹市では、入院時の給食補助も。通院補助は、三田市・西宮市では、小学校3年生まで。入院は、中学校卒業まで・・・とどんどん自治体間格差が広がっています。
 阪神間でも少子化が進んでいる川西市として、余りにも遅れた「市独自補助」を就学前まで拡充し、安心の子育てを応援していけるよう、ぜひ、この請願を採択していただけるようお願いして賛成討論とします。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第57号(2010.1.21.)

細菌性骨髄炎ワクチンへの助成を求める請願

2009年12月議会 黒田議員が賛成討論
「細菌性骨髄炎ワクチンへの助成を求める請願」・・否決

この9月定例会、「細菌性髄膜炎ワクチンの公費による定期接種化を早期に求める請願」を採択、川西市議会の総意として国に対して意見書を提出していただいたところです。
 全国的な運動が広がる中、国への「定期接種化を求める」意見書提出が進んでいますが、国の実現をまつ間もこども達は、その危機に直面しています。
 「ヒブワクチン」について乳幼児のいる家庭に十分情報が伝わるようにすること、経済的理由で予防注射が打てないことがないようにするために、川西市としての独自補助を一歩進めるべきではないでしょうか。
この近隣では、西宮市や三木市が、3000円の補助。全国的には補助年齢や補助額も大きく違いますが、乳幼児への接種の効果が明らかであるだけに、早期に自治体が独自助成を行なうことが、国の「定期接種化」を応援、後押しをすることにつながります。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第57号(2010.1.21.)