2009年12月議会 請願への態度一覧

2009年12月議会 請願への態度一覧

ねばり強く要求、ついに多数が賛成
入浴サービス廃止やめよ・就学前までこどもの医療費無料化・障害者医療助成求める請願採択さる
昨年6月議会では、「子ども医療費無料化」賛成は日本共産党だけでした

議案名日本共産党民主市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク無所属
後期高齢者医療制度の即時廃止の請願賛成反対反対反対反対反対欠席
入浴サービス事業の継続を求める請願賛成賛成:土田・小山・多久和
反対:越田・津田
賛成:倉谷・松田
反対:宮路・中礼・上馬・久保
賛成賛成反対欠席
ヒブワクチンへの助成を求める請願賛成反対反対賛成反対反対欠席
就学前の子どもの医療費無料化を求める請願賛成賛成:土田・小山・津田
反対:多久和・越田
賛成:上馬・松田・宮路・倉谷
反対:中礼・久保
賛成反対賛成欠席
建設国保組合運営補助金の継続を求める請願賛成賛成:土田・小山・津田
反対:多久和・越田
賛成:倉谷
反対:上馬・松田・宮路・久保・中礼
反対反対反対欠席
障がい者医療費助成制度に関する請願賛成賛成:小山・土田・津田
反対:越田
賛成:倉谷・上馬
反対:松田、久保、中礼
退席:宮路
賛成賛成賛成欠席
意 見 書
重度障害者医療費助成事業の拡充を求める意見書賛成賛成賛成:上馬・倉谷・松田・久保・中礼
退席:宮路
賛成賛成賛成欠席
JR福知山線列車脱線事故の事故調査における情報漏洩問題に対し真相究明と是正を求める意見書賛成賛成反対:上馬・倉谷・松田・久保・中礼
退席:宮路
賛成賛成賛成欠席

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第57号(2010.1.21.)

小中学校トイレの早期改修、洋式化の考えただす 土谷一郎議員

2009年12月議会 一般質問 土谷一郎議員
小中学校トイレの早期改修、洋式化の考えただす

 「臭い・汚い・暗い」といわれたトイレ環境は今日大きく変わっています。家庭のトイレも一変し、洋式化がすすんでいます。近隣市町の学校トイレはすでに改修もされてきていますが、川西の学校トイレについても改修が急がれます。土谷議員はこれまで議会でもトイレ改修について度々取り上げ、大規模改造、耐震化工事と合わせて一定トイレ改修がすすみました。
 しかし、今後耐震化工事とあわせ改修をしても未改修の学校が残ります。土谷議員は子どもたちが安心して学べる教育環境整備を行うことは行政の果たすべき重要な役割であるとし、市の早期実施の考えをただしました。また、改修においては和式と洋式の併設がもとめられるとし、洋式トイレ設置の考えについてただしました。
 市は、「トイレ改修は要望の高いものであり、国の補助配分が懸念されるが、市単費も含めて計画的にやっていきたい」「洋式化は30%を目途にすすめたい」と答弁しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第56号(2010.1.14.)

2009年12月議会 通学路の安全対策 速やかに実施すべきだ

2009年12月議会 一般質問 住田由之輔 議員
通学路の安全対策 速やかに実施すべきだ

 住田議員は今年10月、近所の通学路で、小学生が交通事故にあい命を落とした件をとりあげ、幼い命は大人が守る責任がある、まずは行政が率先して、せめて通学路の安全対策を万全にすべきであり、速やかに実施することを要求しました。
 共産党議員団でも、毎年の予算要求の中に通学路の改善をいれており、住田議員も9月議会で南花屋敷市道11号号線の歩道整備を取り上げてもおりました
 答弁=21年度当初27箇所の改善要求があり半分は実施、残りは検討中。軽微な改善は速やかに実施できるが、道路の改良、信号機の設置はなかなかできていないのが実態。兵庫県や公安委員会へ土木部から要求している。
 同時に、一般車両への注意の喚起、家庭の協力も得て、自分の身は自分で守る事故安全対応能力や、危険を避けるスキルを養う訓練をおこなっていく。それらのことで事故防止に努める。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第56号(2010.1.14.)

2009年12月議会 就学前のこどもの医療費無料化を求める請願に賛成

2009年12月議会 就学前のこどもの医療費無料化を求める請願に賛成 黒田議員

議案第20号「就学前のこどもの医療費無料化を求める請願書」についてです。

 この6月定例会にも同じ内容の請願が提出され、「趣旨は理解するが、川西市の財政事情を考えると採択できない。」という理由で、不採択になりました。
私達日本共産党は、毎年の予算要求で、こども達のいのちに経済的な理由で格差をつけてはならない、川西市の優先課題としてとらえ、財政措置をするべき、その事が川西市の少子化対策にもつながると訴え続けています。
 この間、就学前のこどもの医療費無料化が近隣の市町でも当たり前になりました。猪名川町では、所得制限なし。伊丹市では、入院時の給食補助も。通院補助は、三田市・西宮市では、小学校3年生まで。入院は、中学校卒業まで・・・とどんどん自治体間格差が広がっています。
 阪神間でも少子化が進んでいる川西市として、余りにも遅れた「市独自補助」を就学前まで拡充し、安心の子育てを応援していけるよう、ぜひ、この請願を採択していただけるようお願いして賛成討論とします。

小学校児童数増加に伴う教室確保・増改築について

2009年12月議会 一般質問 黒田議員

小学校児童数増加に伴う教室確保・増改築について

(1) 1クラス40人を超える学校もあり、まだまだ児童数の増加が見込まれる学校への増改築の早急な対応の必要性、具体化について

(2) 「北陵小学校」のように、児童数の増加のため、増改築されたにも関わらず、「図書室」がないなど、「特別教室」の確保も十分ではありません。留守家庭児童育成クラブの増改築と共に図書室の設置をすることについて

★ 35人以下学級、複数担任制などで、きめ細かい対応をしていく。増改築については、「暫定的活用が可能かどうか対応を考える」と少し前向きな答弁でした。予算がない~ということではなく、必要な予算を確保し、教育を保障していくよう強く求めました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第54号(2009.12.17.)

待機児童解消へ  市立栄保育所存続を

2009年12月議会 一般質問 黒田議員

待機児童解消へ  市立栄保育所存続を

 川西市内は、9ヶ所の公立保育所(定員660人)、6ヶ所の民間認可園(定員510人)で保育されているものの、この間の雇用環境の変化・所得の落ち込みなどの社会状況により、保育重要が高く、今年度4月1日付けでも、新基準で13人、旧基準で50人の「待機児童」が居り、その後も増え続けている状況が続いています。
「廃止」が決まっている「市立栄保育所」ですが、「待機児児童解消」を市の最優先課題として、入所児募集停止をするのではなく、来年度は、「栄保育所」を存続すべきと追及しました。

★ 待機児童がたくさん居ることを認めながらも、新年度は「民間の入所人数を増やして対応する」という無責任な答弁に終始しました。

保育所整備計画
12月1日付け広報で、☆多田・緑台地域 ☆けやき坂地域
来年度建設、H23年度開所予定

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第54号(2009.12.17.)

年をとってからくらいは安心してくらしたい 議会報告2009年冬季号 4面

議会報告2009年12月冬季号 4面 日本共産党川西市会議員団
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「議会報告」2009年12月冬季号4面

年をとってからくらいは安心してくらしたい
わずかな年金から何でも天引き。死ぬまでむしり取られるなんて!

国民健康保険運営協議会…6.9%値上げの答申
(後期高齢者医療費負担分21.4%の大幅値上げを含む)

 命の砦である健康保険ですが、国が「国庫負担金」を大幅に減らしてきたこと、川西市は平成21年度、一般会計からの繰り入れ額を前年比3億7千万円減らして値上げ。「払いたくても払えない」「払ってしまうと生活できない」状況に拍車をかけました。
 ですが、また値上げの答申です。
 来年度は、70歳~74歳の方の医療費が2割負担に、後期高齢者医療保険料の値上げなど、保険税も医療費もさらに負担が増えます。日本共産党議員団は、国保税引き下げに取り組んでいます。

9億円の基金を還元、介護保険料引き下げを
「高齢者の尊厳を守る介護保険制度に」

 他市に比べ高齢化率が高く、「介護認定」割合が低い川西市。平成20年度決算で、「9億円」の基金積み立てが明らかになりました。
 日本共産党議員団は、介護保険がはじまって10年、介護を必要とする方に十分なサービスが提供されているか、保険料の引き下げ、サービス利用料の軽減など住民から集めたお金を還元すること、事業所の介護報酬適正化などの点検もしています。

無責任きわまりない「国崎クリーンセンター」

 4月から本格稼働の1市3町広域ごみ処理施設。
 試運転時に「排ガス基準を守れない」ことが判明、「空焚き」後、ゴミを投入することになりました。
 その後、「高性能・高規格の炉のため、必要な経験、資格が必要」として民間委託。7月になってから「資格、経験」のない職員が3人も居ることが明らかになる、「不適合事象」という「事故」が頻繁に起きるなど、施設組合・企業両方の管理・運営体制のずさんさが浮き彫りになりました。
 日本共産党議員団は、「委託料の変換」「直営にもどすこと」を要求。住民の安心・安全の確保、信頼を得るためにも情報公開、説明責任を求めています。

請願・意見書

・就学前の子どもの医療費の無料化求める請願(6月議会)
    賛成は日本共産党だけ、他党・他会派は反対。
  反対意見 「実現させたいと思うが、川西の財政状況から難しい」
・現行保育制度の堅持・拡充、予算の大幅増額を求める意見書(9月議会)
  日本共産党、自治市民ク、保守が賛成。
  民主市民ク、公明党が反対。
  民主市民クが反対討論
   「国が地域の実情を無視して一律に保育基準を設けることが正しいのか、議論せねばならない時代だ」

定時制高校の募集停止計画撤回を県教委に申し入れ

 県教育委員会は、川西・伊丹・宝塚の定時制3高校について平成24年度から募集停止を発表。定時制高校は、働きながら学ぶ生徒や、さまざまな困難をかかえた生徒たちが学ぶ最後の砦になっています。その必要性はますます高まっていることから、生徒・父母や関係市町からも「存続を」の声が続出。一方、新設予定の多部制高校は、公共交通機関が不便で通学困難な生徒が出るなど、問題もあり募集停止撤回を求めています。

県教委に申し入れする日本共産党議員団県教委に申し入れする日本共産党議員団