「由さん」のくらしの便り 360号

人を救え!!生活の再建、生業を支援せよ
熊本地震で国に求める

2016年4月 日本共産党川西市会議員 住田由之輔

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【1面】

人を救え!!生活の再建、生業を支援せよ
熊本地震で国に求める

 震度4クラスの余震が今も続き、今でも1万5000人が避難所、車中で過ごす。住宅被害が6万2275棟(5月6日現在)にのぼり、生活の再建が見通せない被災者もおられます。

 国による激甚災害指定の遅れ、現地担当大臣に指名された閣僚の傲慢さなど、国による初動支援の遅れが否めません。

 最初の震度7地震から3週間は経過しています。二次災害の心配、関連死などもおきており、国あげて支援を強化すべきです。

 うれしいのは若い人を中心にボランティア活動が活発になってきていることです。募金、熊本産品の購入などできる支援をと輪が広がっています。自然災害の被害者が次は自分かもしれない、そんな日本列島であるだけに、人の心の温かさに感動します。

 日本共産党は4月26日、政府に対して以下の申し入れをしています。

「被災者の命と健康を守る緊急対策」「被災者の住宅と生業の再建支援の抜本強化を」「九州電力川内原発の停止を」

安保法制廃止、立憲主義を取り戻せ
兵庫平和集会に11.000人躍動

 5月3日、神戸三宮東遊園地で、平和団体等の主催で開催され、平和を願う住民が11000人集まりました。東京では5万、大阪では2万人集まったということです。

 各報道機関の世論調査すべてで、「憲法を変えてはならない」が「変えてもいい」を上回っています。安倍政権のもとで危機意識が高まり、結果として表れました。

 昨年9月、安倍政権のもと、「安保法制」が成立し、殺し殺される国に変質させたことに対して国民から反発の声が高く上がっています。
日本共産党は野党共闘を進め、安保法制廃止、立憲主義を取り戻そうと、平和を願う皆さんへ呼びかけています。

【2面】

川西市の認定こども園構想 「児童の最善の利益」に合致するのでしょうか

3地域で進められています

緑台中学校区で進められている、市立松風幼稚園を廃園にし、民間経営「認定こども園」建設事業者が決定。地元の皆さんは「交通上事故が起きている危険な個所」に作るのは、とても心配との声が多数よせられています。

東谷中学校区大和地域で、市立緑保育所と牧の台幼稚園を廃園にし、牧の台小学校敷地内の一角に市立認定こども園建設。保育所が駅から遠くなる、まだ使える牧の台幼稚園を解体するのはむだ遣いなどの声。

南中学校区加茂地域で、市立加茂幼稚園と加茂保育所を廃園にし、市立認定こども園を建設。加茂幼稚園は旧ふたば幼稚園と統合したばかり、3歳児保育を行っており、定員に近い児童が通園、廃園にする必要性がない。 加茂保育所のそばに旧ふたば幼稚園があり、保育所の二倍の床面積あり。そこで保育定員を増やして行えばいい。8億円もかけて認定こども園を建設するというのは、財政が大変な川西市としてより良い選択なのか疑問の声。

 その他に

緑台小学校と陽明小学校の統合。
清和台小学校と清和台南小学校の統合案が出てきています。

児童だけでなく、地元のためにもならないという声が湧きあがっています。

 安倍政治が進める「トップランナー」で忠実にまい進する大塩市政

 公共施設を縮小すれば、複合施設にすれば、公的事業を民間へ任せれば交付金を引き上げますという「トップランナー方式」を先行して取り入れているのが川西市です。

 大塩市長自ら安倍政治を称賛していますし、忠実な施行者でもあります。

 市民の願いや利便性よりも、国の政治を見ての政策に未来はありません。

 「子どもが少なくなるから統合する」後ろ向きの姿勢でいいのでしょうか

 根本にあるのが「少子化」です。でもそれは「若い皆さんの要望に逆行する」のではないでしょうか。幼稚園も、保育所も、小学校もより身近なところにあるというのが理想であり、限りなくそこへ近づけていくのが行政の責任です。

 地域住民の「避難場所」としての機能も持っているわけですから、地域から「公共施設」が消えていくというのは、住民の安心を奪い、まちをさみしくさせることになります。

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「由さん」のくらしの便り 359号

野党共闘がおもしろい
安保法制廃止し立憲主義を取り戻す、安倍政権を倒す

2016年4月 日本共産党川西市会議員 住田由之輔

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【1面】

野党共闘がおもしろい
安保法制廃止し立憲主義を取り戻す、安倍政権を倒す

各地へ拡散、注目されています。10地域で(3月27日現在)

 参議院選挙へ向けて、青森県、長野県、宮崎県など10の地域で野党統一候補者が決まってきています。

 政策協定には①安保法制を廃止し、集団的自衛権行使の根拠としている「閣議決定」を撤回。②安倍政治を倒す。③格差社会の是正などが盛り込まれています。

 この間、原発の再稼動を許さないたたかいや安保法制廃止を戦う団体・個人が、野党が共闘することで大きな力を発揮し、国会での勢力地図を塗り替えることを要望。日本共産党、民進党(旧民主党・旧維新の党)社民党、生活の党を含め、各地で統一候補者選定が進んでいます。

 参議院での与野党の議席差は30。参議院一人区が32選挙区あり、ここで統一候補者擁立めざしています。複数区では、野党それぞれ議席獲得へ切磋琢磨することが確認されてもいます。

 衆議院補欠選挙の北海道5区でも統一候補者が決まっており、ダブル選挙もうわさされている中、一挙に安倍、自民・公明党政治を終わらせるための戦いが求められても来ます。

 アベノミクスの恩恵が資本金10億円以上の企業のみで、庶民にとっては負担増、サービス低下、実質賃金減が襲い掛かっています。
何とかしてほしいという願いにこたえる政治が実現できるかどうか、野党も試されています。

安倍政治実現めざす川西市政
公共施設の最適化、トップランナー方式など

 安倍政治の政策誘導に、地方自治体ものめりこんでいます。

 たとえば「まち・ひと・しごと創生事業」を取り込んで、川西版の事業を起こし、国からの補助金を確保しています。もちろん手を上げるだけで補助金が下りてくるわけでなく、国の政策誘導に忠実な自治体に
総額1兆円のお金が渡る仕組みです。

 公共施設最適化事業では、公共施設の集約化・複合化すれば地方財政措置を行うというものです。

 トップランナー方式導入では、他団体のモデルになるような地方行政サービスをすれば地方交付税の算定根拠となる「基準財政需要額」を引き上げるというものです。

 これに対して川西市は、(詳しくは裏面へ)

【2面】

公共施設等総合管理計画の策定に対する地方財政措置

①全体として施設の延べ床面積が減少する事業の、「集約化・複合化」に財政的優遇措置をする。

②転用。廃校になった小学校を福祉施設に。

③除却費に地方債の充当を認める。

④計画策定に要する経費に対して特別交付税措置。

 右記(Webでは下記)に書いています事業すべてが該当するものではありませんが、「国が示す方向に忠実ならばお金を出す」、違っていれば、同じような事業であってもお金は出さないというのが国のやり方です。

 国が補助金の増額をするから、地方債発行を認めるから「やります」ではなく、市民にとって必要性があるのか、施設を使う市民にとってベストに近いものかどうかで判断をしなければ将来に禍根を残すことになります。

 たとえば加茂保育所と加茂幼稚園の廃止、一体化して認定こども園を建設するというものも、今望まれているのは、保育所の待機児童解消なのに、「保育定員60人」は変わらないというものであり、加茂保育所の近くに旧ふたば幼稚園があり、「改修」すれば90人程度の保育所が開設できます。耐震化は全く問題がない施設でもあります。財政的にも安くつきますし、加茂幼稚園も耐震化して長持ちさせれば使える施設です。わざわざ遠くへ「大金をかけて移設」する必要性はありません。

 そのような工夫をすることを要求しています。

川西市で進められている公共施設の再配置

①2016年に全体の事業をどうしていくか、基本計画を策定する。

②すでに文化会館と福祉政策を行う施設の統廃合、併設施設建設がPFI事業で決定。

②ごみ収集業務を行う「美化環境部」を旧北部処理場跡地へ移転。

③緑台で保育所を廃止し、認定こども園建設。

④牧の台で幼稚園と保育所を廃止し、認定こども園建設。

⑤加茂地域で保育所、幼稚園を廃止し、認定こども園を建設。

⑥清和台で小学校2校の統合。

⑦緑台で小学校2校の統合。

トップランナー方式の導入 公共事業の「民間委託化」

 「住民生活の安心・安全を確保」を前提といううたい文句で、「公共」事業として進めてきた仕事を、民間委託化、指定管理制度を導入すれば、地方交付税をほかの自治体よりたくさん上げますという、「利益誘導」で、自治体間の競争を活用した、民間への売り渡しが狙いです。

 交付税に関係する業務を23事業とし、そのうちの16業務について28年度に着手すれば、3~5年影響するというものです。

 その事業というのが、○一般ごみ収集。○学校用務員事務。○公用車運転。○案内受付。○学校給食。○公園管理。○体育館管理などです。

 今の安倍政権、自民党・公明党政治の中で、一見地方にお金が回ってくるようで、地方にとって利益になるようですが、その実「市民へのサービスを低下」させたり、「民間への業務移転」をさせられたりで、結果市民の福祉を後退させるものです。

 大塩市政が、国の政策に忠実で、指定管理者制度を積極的に推進しており、議会として厳しいチェックが必要になります。

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市政と国政を話し合うつどい(4月17日)

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(この案内のダウンロードはこちら PDF)

子育て楽しい地域づくりとは・まずはお話ししましょう

市政と国政を話し合うつどい

日時:4月17日(日)昼2時~4時

場所:住田由之輔生活相談事務所 (加茂ポリボックスと小鳥屋さんの間)

報告:住田由之輔 市議会議員

(住田電話090-9283-6739どなたでも参加できます)

主催:日本共産党川西南部支部

 「保育所落ちた、日本死ね」とは悲しく、激しい言葉です。
 日本全国駆け巡ったこの言葉は、特に若い女性にとっては「死活問題」で、心の叫びです。

 安倍政権では、一億総活躍社会とか、女性の社会進出応援とか、子育て支援のために保育所を増設するとか、うれしくなるような言葉が並びます。

 しかし実態は逆です。

 安い賃金でこき使うための労働力。保育の質など問題とせず、つめこみ、金もうけの対象としての保育施策。保育士も介護士も、教師も仕事のきつさで職場を離れてしまう人が多く出ています。
川西では「保育所待機児童」が新年度になっても解消できないだけでなく、「学童保育の待機児童」も生まれており、まさに関係保護者にとっては「働けない、親子で死ぬというのか」という瀬戸際に追い込まれています。

 「社会を変えてくれ」「市政を変えろ」「安倍を変えろ」が、住民の声です。

 「加茂幼稚園、加茂保育所一体化・認定こども園」問題が具体的に出てきました。地域の問題として一緒に考えましょう。

 ご参加ください。

「由さん」のくらしの便り 臨時358号

加茂保育所・加茂幼稚園の一体化(案) 少子化対策・地元活性化に背を向けるもの

住民の意見集約・建設的な論議が必要

2016年3月 住田由之輔

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【1面】

加茂保育所・加茂幼稚園の一体化(案)少子化対策・地元活性化に背を向けるもの
住民の意見集約・建設的な論議が必要

 平成27年度に基本計画策定予定が遅れていた「川西南中学校区における市立幼・保一体化施設の整備について」(案)が、3月7日開催された建設文教公企常任委員協議会で、裏面に掲載資料提出とともに説明がありました。

 定員230人は、現加茂保育所、現加茂幼稚園の定員数を合計したもの
(詳細は下記に記載・以下説明より)

○場所は、この間保護者に説明していた旧加茂小プールあたりから、加茂ふれあい会館北側に2300㎡確保して建設する

○現在ふれあい会館などで使用している駐車場は、現在グランドとして使っているところを活用予定

○平成28年度に、市の構想をもとに設計・建築・運営へかかわる「事業者」を公募し、平成31年4月から開園する計画

○この間保育所保護者、幼稚園保護者に2年前に一回ずつ説明してきた。これから地元住民・グランド使用者など関係者に丁寧な説明と要望など聞いていく

○建設費用は概算だが、物価の高騰など考慮すれば7~8億円ぐらいかかるのではないか
認定こども園・定員230人

(予定の構想として)

 これまでの保育所入所者対応で0歳-6人、1歳-10人、2歳から5歳までそれぞれの年齢で11人=60人。

 これまでの幼稚園入所対象に3歳-50人、4歳5歳それぞれ60人=170人との説明。

ふたば幼稚園は廃園にしたまま

 少子化を理由に加茂幼稚園に統合された耐震化が不必要なふたば幼稚園の使い道は決まらず、半ばほったらかしになっています。加茂幼稚園に決まったのは地元要望が強かったからとのことです。

加茂幼稚園は「残せ」が地元要望

 今回の一体化・認定こども園建設場所は、加茂小地域では南西の端になり、特に電車を利用される方からは現在地から遠くになります。しかも保育所は市内全域から入所できますから、加茂・南花屋敷に住んでいても優先とはなりません。必要としても定員が増えるわけではなく、現時点で283人の待機児童解消にはならず、「少子化対策」とは逆な政策と言わざるを得ません。

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「由さん」のくらしの便り 357号

憲法・地方自治法にのっとって市政のかじ取りをしていくべき

2016年3月 住田由之輔

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【1面】

憲法・地方自治法にのっとって市政のかじ取りをしていくべき 住田の総括質問

大塩市長答弁・基本であり、その立場で行っている

市長の所信を述べる施政方針と予算大綱について、各会派代表者が質問する
「総括質問」が行われました。

 今回住田由之輔は、日本共産党議員団を代表して行いました。

 冒頭の質問が「憲法遵守の市政運営」についてでした。市長は当たり前のことであり、明確に憲法・地方自治法に基づいて市政運営を行うと答弁しました。

 安保法制など、国政で協議すべきこととして答弁をせず

 社会情勢に対する所感について、①安倍政治の株高誘導、②税負担の公平性、③TPP推進、④原発再稼動、⑤安保関連法について、「市民の命とくらしを守る立場」を質問しましたが、原発再稼働安全対策の避難など県と協議中との答弁以外は、国が協議するものとし、答弁を拒否しました。
答弁できないとは、非常に残念でした。

具体的には
安倍政治と市民のかかわり、地方創生について議論する

「一億総活躍社会」の意味

 「アベノミクス・3本の矢」政策の破たんを隠すものというのが住田の考え。
 安倍政権が新3本の矢として出してきた①GDP600兆円②希望出生率1.8③介護離職ゼロも掛け声だけで、国の政策改善のための具体策が乏しく、絵に描いた餅であると批判し、川西市政を実行するために、具体性に乏しい安倍政治を「賛辞する」姿勢でいいのかと問いました。

 大塩市長からは「現在の社会改革をしていく課題であり、その方向で賛成し、事業を展開する」旨の答弁が返ってきました。

 住田は、掛け声だけで、過去の失敗を無反省に事業を示すだけでは、市民に必要な政策展開はできない旨、強く訴えましま。

地方創生について

 一極集中や平成の大合併の失敗で、「限界集落」といった造語が作られました。それを逆手にとって持ち出されたのが「地方創生」ですが、さらに「中央集権」「強いものが生き残る」式の政治であり、批判の目を持つべく質問しました。
 大塩市長は、「人口減少は避けられない、超高齢化対策にも対応でき、川西市をつくるためにはマイナスではない」と答弁。

 住田は、例えば、人口減少に歯止めをかけるためにも、幼稚園、保育所、小学校の統廃合ではなく、若い世代にとっての「使い勝手のいい政策」を、住民への説明とともに、意見を十二分に配慮し、納得を得て進めていくべく訴えました。

【2面】

不公平な税負担、企業の儲け優先原発再稼働、日本人の危険が迫る安保関連法施行など、総括質問で使った資料より

庶民には4.5兆円の増税、大企業には、1兆円減税はおかしいでしょ

 1995年を100として、各国の雇用者報酬の推移を比べたら、
日本が91.9%。ドイツが142.9、イギリスが227.4と、先進主要国の中で日本だけがマイナスになっています。この4年間、労働者の実質賃金が前年度より下がっている実態。
 ところが資本金10億円を超える大企業は、3年間で30兆円の内部留保資金を増やしています。なぜこのようなちぐはぐした現象が起きているのでしょう。

増税した分、企業法人税引き下げに食われてしまう

 消費税導入から28年目になります。

 300兆円もの消費税をとられながら生活は豊かになっていません。それは同じ期間、法人税引き下げによる減収分に増税分を充てているがためです。新年度もやり方は同じで、庶民には増税、一部大きな企業には減税というパターンを繰り返しているにすぎません。

富の集中と格差

 世界で最も豊かな人1%の資産と、そのほか99%の人の資産が同額。
 富豪62人の資産と最貧層36億人の資産が同額。
 信じられないような格差が起きています。

投機の過熱で、より一部に富が集中する傾向にあります。異常な社会構造になっています。

庶民の生活は大変なのに、社会保障の改悪はないでしょ

 本来なら物価変動で年金受給額を引き上げなければならぬのにしませんでした。年金基金を「投機」に活用、損失が出ても「責任をとる」人はいません。汗水流して納めた基金が、目減りすることは許せません。

 高齢者の医療費負担額・介護保険料の引き上げなど負担金額が厳しくなります。また、新年度社会保障全般にわたり自然増分を半分カットする予算で、サービスが切り下げられます。

若者の生活が成り立つ環境をつくる事

 なぜ普通に働けば普通の生活ができる環境をつくらないのでしょう。「企業の儲け」のために、若者を使い捨ての雇用形態、「非正規雇用」にしておいていいのでしょうか。

雇用形態別既婚率の実態が発表されています

 20代男性の正規職員既婚率が25.5%に対し、非正規では4.1%。30代正規で29.3%が、非正規では5.6%。

 安倍首相は非正規労働者を増やしたことを成果だと喜んでいます。

 特殊出生率1.8と言っても、日本全体で1.42、川西では1.29という低さです。実態から学び、改善へ出発すべきです。

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2016年3月定例議会 総括質問:住田由之輔 (質問要旨)

2016年3月 定例議会 総括質問  (質問要旨)

日本共産党議員団 住田由之輔

1.市政運営に取り組む決意の基本的立場について

 所信表明冒頭の決意で、「挑戦する姿勢を崩すことなく、市民一人一人のくらしが輝くことで、地域全体が輝き、川西に住み、集う人たちに、幸せを感じていただけるようなまち」に力を尽くしていくと表明されています。

 わたしは大切な心がけと受け止めました。

 行政の長として、市民の幸福を築いていくことは責務であり、公務として憲法にも規定されていることでもあります。

 特に憲法13条には、「個人の尊重と公共の福祉」について規定されており、すべての国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法そのほかの国政上の上で、最大の尊重を必要とする。

 それらを実践するに当たり、地方自治法によって定められています。

 そこで、冒頭の決意は

1)憲法遵守について

当然その根底に、「憲法の遵守」「地方自治法にのっとった施策の運営」があると思うが、どうか。

2)施政方針に書き入れることについて

大前提だから、ということもあろうが施政方針でも明確に表現しておくべきではないのか。

伺います。

2.社会情勢に対するいくつかの所感について

社会情勢の動向を的確に見極めるとあります。

 パリでの同時多発テロも触れられています。武力の行使が次なる武力の行使につながる、負の連鎖によって起きているものと思っています。テロを生み出しているおおもとを解決しない限り、「暴力による不安」は解消できません。国際機関が協調しとりくむべきものであり、特に「貧困」・格差の解決を重要視していくべきものとも思います。
北朝鮮による水爆実験にも触れておられますが、北朝鮮における核実験を含めて核兵器開発をストップさせるだけでなく、いかなる国においても核兵器開発は禁止すべきであり、世界から核兵器を無くすための効果ある行動を各国が協議し、協調して取り組むべきだと考えます。

 所信表明では、国内情勢を含めて、先行きの不透明感がぬぐえないが、こうした社会情勢の動向を的確に見極めながら、将来を見据えた市民本位のまちづくりを実施するとしておられます。

 いろいろある中で、数点、社会情勢の認識について伺います。そのひとつは

1)安倍政治の「株高誘導」について

 市民の生活に大きく影響し、国家の、安倍政権の中心的施策であるだけに、私自身も注視している課題です。

 「株高をいのち」として政策を集中している安倍晋三政府がとっている政策。そのために日銀総裁・委員を変えて、国債の量的緩和策、年金積立金を投機に運用など、株操作にも介入させるなど、これまでの自民党政府も禁じ手としていたものを解き放ち、結果見せかけの「景気の良さ」、経済の活性化を演出されている状況があり、「株安」「経済のマイナス成長」「労働者の実質賃金低下」といった実体経済が、アベノミクスの破たんを証明してきていますが、所見を伺います。

2)税負担の公平性について

 法人税減税に好感を表明されていますがその根拠は何でしょう。
確かに最近の統計資料でも、2008年のリーマンショックの翌年、年間利益33兆円と最低を記録した法人所得は、2014年には58兆円、1.75倍、25兆円も大幅に純利益が引きあがっています。ところが同じ期間の法人税収は、約8億円が約11兆円と、1.37倍、3兆円の伸びしか増えていません。

 しかも儲かっているのは資本金10億円以上の大企業です。その大企業に更なる減税をするというのが国の新年度予算です。ところが営業が大変な中小企業には外形標準課税を課し、赤字であっても強制的に税の取り立てをし、大企業の減税分を補てんしようとしています。

 さらに暮らしが大変にされている国民には、2017年4月から消費税を10%へ引き上げ、「軽減税率」なる、一部日常生活品等を8%に据え置いたとしても、4兆5000億円の大増税です。このような不公平な課税に対して賛同されるのでしょうか。

3)TPP推進は市民に悪影響することについて

 環太平洋経済連携協定推進も経済の活性化につながると、好感をもって分析されています。どんな根拠で見ておられるのでしょうか。
農業だけでなく、地域医療、地域の雇用にも多大なマイナス影響を及ぼす環太平洋経済連携協定推進と思っている私と違う点はどこにあるのでしょうか。

4)原発再稼働による市民の安全確保について

 本年、1月24日、福井地裁において、高浜原発再稼働の仮停止を住民団体が訴え認められていたものを、それを不服とする関西電力が異議を申し立て、同じ福井地裁の別の裁判官が、決定を取り消すという珍事がありました。強い憤りとともに、周辺自治体の長と一緒に、議員有志が抗議の声を上げました。

 川西から80キロと離れていない高浜原発再稼働、さらには大飯原発再稼動への動向について、住民の安全確保が自治体として整っているのか、その整備で本当に安全確保ができるのか。

 特に大飯町民4000人を受け入れるとしている川西市にとって、避難民受入れと準備・諸手続きとともに、もしかしたら風向きによって、川西市も放射能被災地になるかもしれない、なった時の手段についてはどうか。

 琵琶湖もそうであるが、一庫ダム湖など、飲料水への汚染も懸念されることであり、どのような対応が検討、準備されているのか伺います。

5)安保関連法と市民の命を守ることについて

 2月19日、国政における野党5政党が、安保法制廃止など4項目で合意したとのニュースが走りました。画期的なことと歓迎するものです。

 日本共産党、民主党、維新の党、社民党、生活の党で合意されたのは、①安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。②安倍政権の打倒を目指す。③国政選挙で現与党及びその補完勢力を少数に追い込む。④国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う、というものです。

 国民多数が平和を願い、各種世論調査においても、5割以上が安保法制廃止を願っておられ、この5党が合意した方向が国民多数派になっている状況にあります。

 特に現状の中で、川西市民の命と生活を守る立場から、注目をし、その危険性を市民に知らせねばと思うのが、PKO改定における、南スーダンでの自衛隊の活動です。
第9次として、PKO活動として、陸上自衛隊中部方面隊から派遣されています。川西市民も参加している可能性があります。

 派遣先南スーダンの国内情勢の不安定で、最近の情報として、北部都市、マラカルに、国連平和維持軍が設置した、文民保護キャンプ内で暴動が起き、異なる民族間の衝突とともに、政府軍による武力の行使、鎮圧しようとした国連軍などが入り乱れ、死者、負傷者が多数出たということです。

 私たちにとって特に懸念されるのが、PKO活動に参加している自衛隊員が、安保法制行使に伴って、「住民の保護」「駆けつけ警護」などの任務遂行が加わり、今回のような混乱の中で、武器の使用をすることになるという懸念です。このキャンプだけでも5万人が収容されているということで、だれがどのような位置関係で、武器の使用をしているかどうか、瞬時に判別できない中で武器使用が要求されます。

 「安保関連法」施行に伴って、「殺し殺される」場面が想定でき、市政を預かるものとして容認できないことではないか、その態度を伺います。

3.「安倍政治」が川西市政にどのように影響するのかについて

1)「一億総活躍社会」の意味するものについて

 ・若いときのわたしは60歳を過ぎれば会社仕事を退職し、年金を活用して、安定した生活保障がされていると思っていました。ところが掛け金は増やされ、受け取る年金は目減りし、65歳を過ぎても、別な形で収入を確保しなければ、普通の生活ができない状況に気づかされました。

 同じようなことが若年層にも言えます。その実態を隠すために、「元気な高齢者の働く場を確保する社会」「女性も社会進出を」として、安い労働力で死ぬまで働かされる環境が作られています。しかし人間としての生活はいつ取り戻せるのでしょう。働くことだけが人生ではないはずです。「一億総活躍社会」の本質をしっかりとみるべきではないでしょうか。

 将来に対して、生きていく意味・希望が持てない「くらし」を、強要される環境は見直すべきです。

2)「新三本の矢」の実態と市民が望むものについて

・労働者の賃金が4年連続前年度より下がっている状況と「GDP600兆円」にするという計画について

 最初の「アベノミクス」がどのように成功したのかという確証を安倍政権は提示できていません。実体経済は悪化しているからです。

 また大企業が儲かれば庶民の購買力も上がるという、トリクルダウン政策はとっくに破綻し、実体経済でも、大企業の空前の儲けとは裏腹に、その儲けが再配分されず、労働者の賃金が下がっているのです。

 520兆円のGDPを600兆円へ引き上げる、そのために持ち出しているのが、世界一大企業が活躍できる、日本社会の環境づくり、より一層の法人税減税でもあります。

 国民の生活を顧みない政権が長く続くとはとても思えません。

・川西市は、全国でも理想より特殊出生率が低い自治体としての実態の中で、希望出生率1.8という数字が決められていきますが、結婚や子育て環境予算を含めて、整備されていない国の施策に頼らねばならないのか、市独自政策を強化する予算になっているのか伺いたい。

・介護職場の離職率が高く、労働として敬遠される介護の実態。

 「介護離職ゼロ」の掛け声とは裏腹に、特に子ども一人で親を介護している労働者にとって、毎日の生活はとても厳しい現実に直面しているのではないのか、それを解消する手立てが示されているとは思えません。

 そんな国の政策に賛辞を唱え、追随されるのでしょうか。

4.「地方創生元年」の成り立ちと進めていくための基本的考えについて

1)なぜ「地方創生」を国が持ち出したのかについて

・一極集中型社会構築路線の破たんが明瞭になりました。しかし国の強制によって、平成の大合併が進められ、結果「限界集落」なる造語が生まれるほど、全国で集落が消滅する事態を招きました。かろうじて「まち」として残っていても、疲弊が著しい状況にあります。「合併特例」策なども長い目で見れば、その場しのぎでしかなかったといわざるを得ません。

・一方では、合併せずに、「小さくとも輝く地方自治をつくる」としてきた自治体もあり、地域の特性を生かしたまちづくりをすることにより、まさに住民が輝く自治体として全国的に注目もされています。

・国の戦略にのることもなく、地方自治法第1条の2、「地方公共団体の役割と国の役割等」でも示されているように、地方自治の確立によって、成功しています。
その輝く自治体を見つめなおしでてきたのが、「地方創生」でもあります。

 以前川西でも「合併話」が持ち上がった時期もありましたが、この間の歴史を含めて、「地方自治」に対する総括は持っているのかお聞かせください。

2)国家戦略と自治意識について

・国の政治の破たんを隠すために持ち出されたのが「地方創生」という言葉であると私はとらえています。しかし補助金をつけました、事業をやってくださいだけで、「幸せを感じる」まちができるとも思えません。

 市長の構想の中に、30年、40年先の「自治体として成立している川西市」として自立している姿をとらえているのかについて伺います。

3)まち・ひと・しごと創生法とシティプロモーションについて

・私はイメージを先行させることなく、実態の伴ったかわにしの魅力を発信してほしいと願います。

・そこで、所信表明の決意に関係しますが、総合戦略(案)全般にわたって、基本中の基本のところはなにかについてうかがいます。

・まちが元気になる健康施策は歓迎されるところでありますが、市民全体が健康であるべきで、その願いが施策に出てきているのか、不十分さがあるかに見えますがいかがでしょう。

5.新年度の行財政運営・収支均衡について

 予算大綱として触れられており、また予算の審議もあとで控えているということもあり、「収支均衡という課題」のみで質問させていただきます。

・地方債現在高と将来の推移について、大塩市長就任時は、地方債残高が減少傾向に移行していく計画でした。しかし今は増加傾向にあるのはなぜか

・今後、「公共施設の老朽化に伴う、事業が目白押しで、市債発行を余儀なくされるが、「基金の目減り」が顕著で、未利用地の有効活用も期待が薄く、PFI事業での資金繰りにも限度があり、財政運営が今より厳しくなると推測します。その認識はどうか。

・にもかかわらず大型公共工事は「待ったなしの状況」として、新規事業が作られている。それらを実行することで、収支均衡の財政運営ができるのか伺います。

6.元気な都市再生プロジェクトについて

1)新名神インターチェンジ近辺の環境保全について

 新名神高速道路計画案が示された当時、環境の悪化を懸念する声が上がり、説明会などが設けられ、住民側の意見が出されました。

 工事は来年春の供用開始へすすめられています。しかし山林を切り開いての工事であり、環境悪化はそれだけでも大きいものがあります。供用開始以後は特に懸念された排気ガスの滞留、生活道路への高速道路利用自動車の流入、流出増などの日々のくらしへの悪影響が出てくるでしょう。それらすべてを地元住民のみなさんが歓迎されているわけではありません。逆に懸念されています。

 新たにインターチェンジやそれに繋がる沿道における開発計画が決まっています。それらを踏まえて、住民のみなさんの平穏な暮らしを守る立場から、

・高速道路との共存をやむなく選択された地元要望を早期に実現すること、

・自然利用共生型、プロジェクト対応ゾーンには、様々な構造物建設も可能になっていますが、行政として、必要以上の環境破壊は慎むべき立場で新規事業に対応していくべきこと、

・新規機能型、プロジェクト対応ゾーンのほとんどが、畑地です。農業従事者にとっては、農地の集団保全こそが、営農を継承していくことになり、自然との共生を目指す川西市としては、緑地としての農業を含め、農業発展の展望を地元の皆さんと共有していくべきと考えますがどうでしょう。

2)市民と一緒に考える公共施設再配置について

・この間生涯学習センター機能の移転、市民プラザ購入を始め、つい最近は消防署本庁の移転、幼保一元・認定こども園整備、清掃事務所の移転・整備、小学校の統合など出されています。そして新年度「公共施設等総合管理計画」が策定され、総じて公共施設の在り方が示される状況です。

 今日すでに計画として出てきている公共施設の課題において、住民への説明不足、納得と了解を得て作業すすめるという自治体としての資質に欠如している現象が見られます。このことはしっかりと反省し、住民のための奉仕者公務員として、認識を新たにし、合意に至っていない事案は真摯に住民と話し合うべきと思いますがどうでしょう。
これからやろうとする「公共施設の再配置等は市民の声を聞いて行います」とは裏腹な事象が起きないように、また「先行逃げ切り」的事業運営をやってしまったというそしりを受けないためにも、主体者は住民であることを貫くべきです。

3)キセラ川西地域の財政と環境問題について

・区画整理事業、複合施設建設と大きな財産が投資される地域です。これから公園整備もされますが、環境がずいぶん変わる中で、理想としている低炭素型地域へ変身するのか。都市計画道の整備などで、自動車の流入が多くなり、低炭素のまちづくりに反する方向も一方に見えており、それらを含めた街としての整合性はどうしていくか、

・また区画整理事業だけで100億円、複合施設で93億円、その他事業などでおよそ200億円が投入されます。

 ここへたどり着くまでにも、利子等を加えれば300億円を超える税金が投入されているのです。現在進行中の事業の財政的見通し、投資効果などお聞きします。

4)川西南部のまちづくりと既存住民への配慮について

・何十年と騒音に苦しめられ、事故への不安を抱えたまま生活されてきた住民のみなさんへ、一定配慮した「まちづくり」が推進されているが、新関西国際空港会社による空き地売却も「一般競争入札」が導入される直前でもあります。住民に、より配慮した事業推進を、新関西国際空港会社へ要請しながら進めるべきと思いますがどうでしょう。

7.豊かな水と緑共生プロジェクトについて

1)次世代へ引き継ぐ自然環境の保全について

・新名神高速道路及び関連道路工事で行った開発で森林が失われました。地域計画作成でさらなる開発が可能になりました。川西市が目指そうとしている、次世代へ引き継ぐ環境の保全とは一体どんなものなのでしょう。

2)民地における緑化保全への支援について

・黒川地域以外の現存緑地は人の手が入りにくい状況にあります。住宅に近接している緑地ほどその傾向があるのではないでしょうか。環境を豊かに保全する緑地であるならば、行政として存続な支援すべきではないかと考えるがどうか。

8.こころ豊かな子ども育成プロジェクトについて

1)「こころ豊かな育成の本質」はなにかについて

・外国語を習得することに反対するものではありません。積極的に習得し、諸外国の人々と幅広くつながっていくことが大切と考えます。しかし収得する時期、内容にははなはだ問題があると認識しています。

 私はもっと日本語の素晴らしさを学習する時間をしっかり取ってほしいとも願う一人です。しかしすべての学習は日本語でやっているから、強いてやる必要はないとされてきました。

 しかし日本語が乱れてきているのではないでしょうか。日本語による「表現」の幅が狭くなってきているのではないでしょうか。日本語そのものがだんだん消えているようにも感じます。心の豊かさを育成するためにも、日本語による表現が充実するような教育が必要と考えますがどうでしょう。

2)子育て推進の環境づくりについて

・「少子化」をマイナスとしか見ない、「財政的に合理化するチャンス」としか見ない傾向が、とくに子育てに関して見受けられます。

 なぜ「少子化によって十分な人間育成のチャンスが訪れた」と見ないのか、教育的見地が貧しいのではないかと思える政策運営が続いている。十分な施策推進へ全力を尽くすべきであると考えるがどうか。

9.いきいき健康・長寿プロジェクトについて

1)市民のための市立川西病院改革プラン作成について

・新年度に作成される予定です。市立川西病院の存続にかかわる状況が続きやっと明るい光が見えてきたかに思えるこの時期、市民、周辺町民の命を守る公立病院として、しっかりした理念と、現実的な改革プラン、実効性のある計画を作っていくべきだが、基本的な考えをお聞きします。

2)移動困難な市民が楽しく暮らせるまちづくりについて

・川西市内で「限界集落」地域をつくってはなりません。所信表明されているように、年を重ねても元気で社会参加され、それがまちの元気へつながっていく、よき連鎖を生み出す施策を推進すること。

 特に身近な商店など活用し、毎日の生活が成り立つ、コンパクトシティへの取り組みをしっかりとやっていくべきと思うがどうでしょう。

10.川西の魅力発見・発信プロジェクトについて

・国や県管理の猪名川、最明寺川等を市民の憩いの場として活用し、各地の遺跡、周辺の緑地、身近な河川・水路を活用した周遊散歩コースをつくってはどうでしょう。市民の健康増進へも大いに活用されると思うがどうでしょう。

「由さん」のくらしの便り 356号

2016年度 川西市施政方針と予算

2016年2月
日本共産党川西市議会議員 住田由之輔

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「由さん」のくらしの便り 356号 はこちら6(PDFファイル)

【1面】

2016年度 川西市施政方針と予算
安倍政治賛辞で“あんばいええ川西”になるのか

 2月10日、当初予算の概要が示され、12日に議案の内容が説明されました。また2016年度へ向けての市長の考え、「施政方針」の資料が配布されました。

 正式な上程は、19日の定例本会議初日になり、市長自ら政策について語ります。ぜひ傍聴にお越しください。

 日本共産党議員団として2016年度へ向けて市民要望実現へ「予算要望」も出しており、提供された資料から見えてくる、市長の考え、予算案について、住田が注目する内容を、紙面の都合上、少しだけお知らせします。

 市長が同じ考え方だと賛辞を贈る「安倍政治・新三本の矢」で、安心と安全を確保できる、元気な街づくりができるのでしょうか。

 三本の矢で、一部大きな企業の儲けは最大限補償しましたが、国民のくらしは良くなっていません。実質賃金は4年連続で前年度よりマイナスです。年金は目減りしています。悪くなったくらしをごまかすために持ち出したのが「新三本の矢」です。

 その実態を見ず、安倍政権の「上面の政策」を鵜呑みにして、予算を立てることは市民のためになりません。市民一人一人を大切にする、基本的な施策に目を向けて実行することが、元気な川西のまちを創生することになります。(裏面に予算など掲載)

川西市一般会計予算(案)

歳入 534億7700万円
 うち市税収入 195億6010万円
  地方交付税  68億8100万円
  繰入金      14億7000万円
  市債        64億844万円

歳出
 議会費  4億7200万円
 民生費208億8813万円
 土木費 52億2450万円
 教育費 47億3340万円
 公債費 56億1422万円

川西市議会日程(案)

2月19日(金)議会初日
26日、29日、総括質問
3月1日、2日、一般質問
3日、4日、7日、各常任委員会
8~10日、一般会計予算審査
14.15日、企業・特別会計予算審査
25日、議会最終日

【2面】

予算大綱などに示された主な施策
子育て支援を拡充すべく訴える中

○小中学校、幼稚園等の空調設備整備にむけて3089万円。

○早くしてほしい中学校給食のモデル1校実施準備、給食施設の基本設計に240万円。

○小学校通学路などへの防犯カメラ設置の検討に13万円。

○小児慢性特定疾患助成に120万円。

○もっと関係者の意見を聞くよう求めている、東谷中学校区・牧の台幼稚園と緑保育所の廃園、認定こども園化に1億496万円。

○繰越明許費で加茂保育所と加茂幼稚園の廃園・認定こども園化の設計。

○交通上危険な場所であり、再度検討を要請している緑台中学校区の認定こども園に2億1687万円。

○不育症に対する医療費助成150万円。

地域の課題などへ

○建設中の市民体育館建て替えに10億2621万円。

○加茂遺跡保存のため土地開発公社用地、民地購入に5億4532万円。

○地元意見が反映できるのか注目したい、旧加茂小学校・旧川西高校跡地の有効活用の検討に500万円。

○若者に対する就労サポートに500万円。

○空港周辺地域の公園整備に5099万円。

○最明寺川大橋の修繕工事・204の橋の老朽化調査に1億3900万円。

○地元住民、関係職員の意見をしっかり聞くべきと訴えている、清掃事務所を旧北部処理センターへ移転させるのに3060万円。

○カラス除けネットやペットボトル用スタンドネットを希望者に無償配布180万円。

○お出かけ促進事業一人3000円を2000円に、2017年度に廃止へ。

国家予算の特徴

儲かる企業に減税、くらし大変な庶民に増税

 一般会計予算総額96兆7218億円。

 国債発行34兆4320億円。
 300兆円ため込んでいる企業に1兆円規模の法人税減税。営業が大変な中小企業には外形標準課税を設けて、赤字であっても税の取り立てをする。庶民には2017年4月から消費税を10%へ引き上げ、一世帯あたり、軽減税率を実施しても6万2,000円の増税。総額4兆5000億円の負担増。

社会保障費5000億円圧縮

 高齢化社会では、そのままでも毎年約1兆円の社会保障費が増えます。

 その半分を抑制するとして、物価が上昇しても年金は据え置き、診療報酬の実質引き下げ、70歳は2割負担。後期高齢者の保険料値上げ、介護保険要支援者の制度外しでサービス低下へ、保育所は需要に見合う整備になっていないなど。

軍事費が5兆円突破

 一機110億円のオスプレイ4機。170億円の戦闘機6機。思いやり予算1920億円など平和を目指す日本ではむだづかいです。

 安全保障関連法=戦争法を廃止しましょう。

住田由之輔のブログ「『由さん』のくらしの便り」はこちら