12月議会の報告

北野のり子だより 7号

2012年1月 北野のり子

北野のり子だより 第7号はこちら(画像PDFファイル)

謹んで新年のお慶び申し上げます

12月議会のご報告
・介護保険法等改正と第5期介護保険事業計画について
 介護予防・日常生活支援総合事業」導入は避けるべき
 「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」について問題も多い
 介護職員による医療行為の解禁・拡大合法化について
 介護保険料料の引き下げを 
 急通報装置の 貸与について など

北野のり子のブログはこちら

「請願」の力、政治を変える 議会報告2010年春季号 4面

議会報告2010年春冬季号 4面 日本共産党川西市会議員団

 全体はこちら 1面はこちら 2・3面はこちら

 このページのPDF版はこちら

「請願」の力、政治を変える

 日本共産党議員団は、「政治の中身を変えてほしい」という市民や団体からの請願、また、国や県に意見書提出を求めるなど、積極的に紹介議員になり、全力で実現へがんばっています。

後期高齢者医療制度をただちに廃止することを求める

賛成
日本共産党

反対
民主市民クラブ・政雲会・公明党
智政会・自治市民クラブ・前田

保険でより良い歯科医療の実現を求める

賛成
日本共産党

反対
民主市民クラブ・政雲会・公明党
智政会・自治市民クラブ・前田

選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正に反対する

賛成
政雲会・吉田・吉富
梶田・安田未・前田

反対
日本共産党・公明党・自治市民クラブ
小山・越田・津田・多久和・西山

退席
土田

志水(欠席)

いのち守りきる立場を一貫…日本共産党議員団

 この間、国の社会保障拡充に対しての請願が多くなっています。「人工内耳装用者への支援を求める意見書提出を求める請願」は全員一致で採択。

2010年3月議会
「介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める請願」は、保守・民主市民クラブの反対で不採択になりました。

2009年12月議会
市民の請願採択 新年度予算に反映

請願   退席

就学前の子どもの医療費無料化を求める

賛成
日本共産党・公明党・自治市民クラブ
土田・小山・津田・上馬・松田・宮路・倉谷

反対
智政会・多久和・越田
中礼・久保

入浴サービス事業の継続を求める

賛成
日本共産党・公明党・智政会
土田・小山・多久和・倉谷・松田

反対
自治市民クラブ・越田・津田
宮路・中礼・久保

障がい者医療費助成制度に関する

賛成
日本共産党・公明党・智政会・自治市民クラブ
小山・土田・津田・倉谷・上馬

反対
越田・松田・久保・中礼

退席
宮路

 「高齢者の入浴サービス」突然の廃止に対して「継続」を求める請願が2件。年間約61000人の方が利用し、高齢者の交流、介護予防にもなっているサービスです。12月議会、「入浴サービスの役割は終わった」と北上議員が反対討論。賛成多数で請願は採択され2010年度は「継続」に。他の請願も「住民の声」を反映し、一歩前進の予算がつきました。

国民の声で政治を大きく変えよう!

普天間基地は撤去を

 普天間基地をはじめ、沖縄の米軍基地は住民から無理やり土地を奪って造ったものです。サンフランシスコ条約後も、抵抗する住民を強制的に排除し基地を拡張。奪ったものは、無条件に返して当然です。「移転先」は必要ありません。「撤去」こそ「沖縄県民」のいのちをかけた思いです。
 民主党は、「県外・国外移設」が公約です。「沖縄と県外に分割」の方向は、国民への大きな裏切りです。
「アメリカより国民を大切にしろ」の世論を大きくしていきましょう。

「姥捨て山」拡充は許せない…
「後期高齢者医療制度」即時廃止を

 年齢と障がいの有無で家族から切り離し、死ぬまで保険料を取りながら差別医療しか受けさせないひどい制度。市内でも、7000人の保険料が値上げ、2500万円の負担増になります。
 「廃止」を言い、「負担増はしない」と公言してきた新政権。今度は「65歳以上を国民健康保険の別枠に入れる」案が浮上。「差別医療」の拡大につながるひどい提案です.あと1兆円で75歳以上、3000億円で就学前のこどもの医療費の無料化が実現できます。共に「長寿を喜べる社会」をつくりましょう。

2009年12月議会 「ハピネス川西」無償譲渡に反対

2009年12月議会 「ハピネス川西」無償譲渡に反対 黒田議員

議案第66号「財産の無償譲渡について」
議案第75号「川西市老人福祉施設ハピネス川西の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」
議案第76号「川西市心身障害者施設ハピネス川西の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」
 最大の問題は、2000年(H12)年5月、32億円もかけて建設した「川西市老人福祉施設及び心身障がい者施設ハピネス川西」を「行政コストの将来にわたる節減を図ること」を目的に市の「指定管理」をやめ、民間に「無償譲渡」するという点です。

 「福祉サービスを安定、継続して提供」と説明していますが、すでに、「障がい者施設」は赤字続き、かろうじて老人福祉施設で、経営が成り立っている状況です。
運営の根幹である国の「介護保険制度」「障害者自立支援法」の制度変更がどのようになっていくのかが全く不透明なこの時期に「大規模改修費用・建て替費用」を払わないために「川西市としての住民福祉への責任を放棄する」こと。「公の社会福祉施設としての役割・サービスが担保できない」という問題です。

 「指定管理者制度」導入時、「市民の平等な利用が確保されると共に、サービスの向上が期待できる」「公の施設の効用を最大限に発揮するもの」と明記、「制度」導入時の議論では、「大規模改修等は市が行なう」と説明していました。私達日本共産党議員団は、「指定管理者制度は、費用削減だけを目的にし、自治体の責任を放棄するものだ。」と批判し、制度導入時、修正案を提出し反対をしてきました。その危惧していた中身が露呈してきたのではないでしょうか。
「民設民営になっても市が指導監督できる」と豪語されていますが、新たに変更する時点では何とでも言えます。
 事業費の残債9億6400万円(年間約9700万円)は、2019年度(H31年度)まで、市が払い続ける、住民の財産としての福祉施設ですから、市の責務を果たし、将来に禍根を残すことが決してないよう意見を述べて反対討論とします。
 議案第75号、第76号につきましては、議案第66号の「財産の無償譲渡について」をそれぞれの施設で具体化する内容です。議案第66号で述べました討論のとおり反対とします。

高齢者が安心して住み続けることが出来る「介護保険の適正化」について

2009年12月議会 一般質問 黒田議員

高齢者が安心して住み続けることが出来る「介護保険の適正化」について

 「介護保険制度」がはじまってて10年目。川西市はこの10年間に人口は7685人、約4.8%の増加。
高齢化率は、16.3%から23.9%と7.6%の大きな伸びとなっています。
「介護の社会化」「自立支援」「利用者本位」「尊厳の保持」という基本理念で国民の期待を受けたわけですが、川西市は、阪神間でも高齢化率が高く「介護認定率が14.7%」と低い実態を受けて質問しました。

(1)  国の法律を受けて川西市でも「介護保険条例」が制定。
「第2条」に書かれている目的を果たす制度になっているかという点いう点について
・介護申請数と認定数の差異・8
・認定見直しで「判定」減による介護サービス打ち切りなどの現どの現状・対応について
・サービス利用の現状(限度 額に対する利用割合平均44、3%(H20年度決算)
・高齢者虐待や事件の実態などは、真の高齢者の尊厳を守り、自立支援になっているかという考え方について

 また、国に対して、住民の実態と制度の乖離に対する意見をあげることについて

(2)  介護報酬の適正化についての取組みについて
事業所への取組みの具体(不正受給・職員の待遇改善など)、市として把握することについて

(3)  介護保険給付費準備基金9億円を第1号被保険者に還元することの具体的考え方についてと言う点で質問。

★ 実態については地域の民生委員さんなどの協力を得て必要な措置をとっていきたい。
 3年毎の見直しの時期に国に対して提言、要望をあげて行きたい。
 苦情など市民からの声を受け適宜対応していく。
「不当な介護報酬請求」防止のため来年度から利用者に「利用報告」を送付する。
などの答弁がありましたが、「国が基金を貯め込のではなく還元すべき」と要請しているのだから、保険料・利用料の軽減をすべきと強く求めました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第54号(2009.12.17.)

年をとってからくらいは安心してくらしたい 議会報告2009年冬季号 4面

議会報告2009年12月冬季号 4面 日本共産党川西市会議員団
 全体はこちら 1面はこちら 2・3面はこちら このページのPDF版はこちら

「議会報告」2009年12月冬季号4面

年をとってからくらいは安心してくらしたい
わずかな年金から何でも天引き。死ぬまでむしり取られるなんて!

国民健康保険運営協議会…6.9%値上げの答申
(後期高齢者医療費負担分21.4%の大幅値上げを含む)

 命の砦である健康保険ですが、国が「国庫負担金」を大幅に減らしてきたこと、川西市は平成21年度、一般会計からの繰り入れ額を前年比3億7千万円減らして値上げ。「払いたくても払えない」「払ってしまうと生活できない」状況に拍車をかけました。
 ですが、また値上げの答申です。
 来年度は、70歳~74歳の方の医療費が2割負担に、後期高齢者医療保険料の値上げなど、保険税も医療費もさらに負担が増えます。日本共産党議員団は、国保税引き下げに取り組んでいます。

9億円の基金を還元、介護保険料引き下げを
「高齢者の尊厳を守る介護保険制度に」

 他市に比べ高齢化率が高く、「介護認定」割合が低い川西市。平成20年度決算で、「9億円」の基金積み立てが明らかになりました。
 日本共産党議員団は、介護保険がはじまって10年、介護を必要とする方に十分なサービスが提供されているか、保険料の引き下げ、サービス利用料の軽減など住民から集めたお金を還元すること、事業所の介護報酬適正化などの点検もしています。

無責任きわまりない「国崎クリーンセンター」

 4月から本格稼働の1市3町広域ごみ処理施設。
 試運転時に「排ガス基準を守れない」ことが判明、「空焚き」後、ゴミを投入することになりました。
 その後、「高性能・高規格の炉のため、必要な経験、資格が必要」として民間委託。7月になってから「資格、経験」のない職員が3人も居ることが明らかになる、「不適合事象」という「事故」が頻繁に起きるなど、施設組合・企業両方の管理・運営体制のずさんさが浮き彫りになりました。
 日本共産党議員団は、「委託料の変換」「直営にもどすこと」を要求。住民の安心・安全の確保、信頼を得るためにも情報公開、説明責任を求めています。

請願・意見書

・就学前の子どもの医療費の無料化求める請願(6月議会)
    賛成は日本共産党だけ、他党・他会派は反対。
  反対意見 「実現させたいと思うが、川西の財政状況から難しい」
・現行保育制度の堅持・拡充、予算の大幅増額を求める意見書(9月議会)
  日本共産党、自治市民ク、保守が賛成。
  民主市民ク、公明党が反対。
  民主市民クが反対討論
   「国が地域の実情を無視して一律に保育基準を設けることが正しいのか、議論せねばならない時代だ」

定時制高校の募集停止計画撤回を県教委に申し入れ

 県教育委員会は、川西・伊丹・宝塚の定時制3高校について平成24年度から募集停止を発表。定時制高校は、働きながら学ぶ生徒や、さまざまな困難をかかえた生徒たちが学ぶ最後の砦になっています。その必要性はますます高まっていることから、生徒・父母や関係市町からも「存続を」の声が続出。一方、新設予定の多部制高校は、公共交通機関が不便で通学困難な生徒が出るなど、問題もあり募集停止撤回を求めています。

県教委に申し入れする日本共産党議員団県教委に申し入れする日本共産党議員団

一般質問18人が発言通告 日本共産党議員団全員発言通告

 一般質問18人が発言通告 日本共産党議員団全員発言通告

◆住田議員の質問項目
1,通学路の安全対策について
2,中央公民館・文化会館閉館中の対策について
3,「中央北地区」整備事業と「不足する財政」問題について
 (1) 300億円の投資について
 (2) 財政面からの中央北地区整備について
 (3) 市民への説明責任について
 (4) 事業費を縮減する若干の方策について

◆土谷議員の質問項目
1,駐輪場の管理運営について(平野・多田・鼓が滝)
 (1) 低い利用状況の改善策について
 (2) 放置自転車改善策について
 (3) 今度の管理運営のあり方について
 (4) 平野駐輪場代替施設について
2,小中学校トイレの早期改修について
 (1) 改修計画と早期実施の考え方について
 (2) 洋式トイレ設置の考え方について

◆黒田議員の質問項目
1,介護保険の適正化について
2,国民健康保険税の値上げをしない取り組みを
3,小学校の教室の確保・増築の考え方について
4,待機児童解消へ「市立栄保育所」を存続することについて

◆大塚議員の質問項目
1,中央北地区整備事業における地区計画・都市計画道路計画について
2,平成22年度予算編成方針について
3,消防の広域化と消防力強化について

請願5件・意見書1件 提出されました

請願
1、入浴サービスの継続を求める請願・・・2件
3,ヒブワクチンへの助成を求める請願
4,就学前のこどもの医療費無料化を求める請願
5,兵庫県建設国民保険組合運営補助金の継続を求める請願

意見書
1,JR福知山線列車脱線事故の事故調査における情報漏洩問題に対し真相究明と是正を求める意見書

「日本共産党川西市会議員団ニュース」No.53(2009.11.28.)

2009年10月臨時市議会 議案態度

◆平成20年度一般会計決算認定  (日本共産党)不認定
◆平成20年度国民健康保険事業会計決算認定  (日本共産党)不認定
◆平成20年度後期高齢者医療事業特別会計  (日本共産党)不認定

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク清和緑風会
平成20年度一般会計決算認定不認定認定認定認定認定認定認定
平成20年度国民健康保険事業会計決算認定不認定不認定認定認定認定認定認定
平成20年度後期高齢者医療事業特別会計不認定認定認定認定認定認定認定

◎全会派一致し認定した決算会計(4事業会計決算)

 (1)老人保健事業特別会計、(2)農業共済事業特別会計、(3)介護保険事業特別会計、(4)用地先行取得事業特別会計

 「日本共産党川西市会議員団ニュース」第52号(2009.11.19.)