2008年9月議会 決算・請願議案態度

2008年9月議会 決算・請願 議案態度

日本共産党議員団の議案への態度 26議案中11議案に反対。市民請願には全て賛成
◆H19年度決算認定7議案中2議案反対
◆9月市長提出議案19議案中9議案に反対

 

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク清和緑風会
H19年度一般会計決算反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
H19年度水道事業会計決算反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
H19年度病院事業会計決算反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成

 (市民自治ク 宮坂議員 欠席)

市民請願5請願全てに賛成、3請願が反対多数で否決されました。
請願名
◆就学前の子ども医療費無料化求める請願
◆地球温暖化防止と自治体の歳出削減に関する請願
◆後期高齢者医療制度廃止の意見書提出を求める請願
◆原爆症の速やかな認定と被爆者の救済を求める請願
◆「共同労働組合法」の速やかな制定を求める請願H19年決認定

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク清和緑風会
就学前の子ども医療費無料化求める請願賛成反対反対反対反対反対反対
地球温暖化防止と自治体の歳出削減に関する請願賛成反対反対反対反対反対反対
後期高齢者医療制度廃止の意見書提出を求める請願賛成賛成反対反対反対賛成吉田賛成、前田反対

・原爆症の速やかな認定と被爆者の救済を求める請願 全会一致で意見書提出
・「共同労働組合法」の速やかな制定を求める請願H19年決認定 全会一致で意見書提出
 (市民自治ク 宮坂議員 欠席)

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第33号(2008.11.15.)

2008年9月議会  議案態度

2008年9月議会  議案態度

◆公民館有料化条例 (日本共産党)反対
◆生涯学習センター有料化条例 (日本共産党)反対
◆コミュニティーセンター有料化 (日本共産党)反対
◆市民活動センター有料化 (日本共産党)反対
◆男女共同参画センター有料化 (日本共産党)反対
◆老人憩いの家有料化 (日本共産党)反対
◆中央北地区土壌汚染工事和解について (日本共産党)反対
◆住基カード3年無料化・市県民税年金天引きに必要な予算 (日本共産党)反対

議案名日本共産党連合市民ク政雲会公明党智政会自治市民ク清和緑風会
公民館有料化条例反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
生涯学習センター有料化条例反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
コミュニティーセンター有料化反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
市民活動センター有料化反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
老人憩いの家有料化反対賛成賛成賛成賛成賛成賛成
中央北地区土壌汚染工事和解について反対反対反対反対反対反対反対
住基カード3年無料化・市県民税年金天引きに必要な予算反対賛成賛成賛成賛成反対賛成

(自治市民ク 宮坂議員 欠席)

 「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)

ごみの個別収集はごみ減量のためにも必要

2008年9月議会報告 黒田みち議員

 この間、黒田みち議員は、「住民が住んでよかったと実感できる」まちづくりを提案し続けています。
 25歳~39歳の人口比率が他市に比べて低い川西市、「広範な子育てや教育施策の拡充」を、高齢化がどんどん進む町として「ごみの戸別収集」や「交通手段の確立」「福祉施策の充実」など安心して住み続けることができる取り組みを具体的に提案、市民満足度につながるように、市民が理解、納得できる税金の使い方に変えるべきと訴え続けています。

ごみの個別収集はごみ減量のためにも必要

 この間、お伝えしているように、今の「ごみの収集=ステーション方式」は様々な問題があります。問題解決のためにも更なる高齢化に対応するためにも「ごみの戸別収集」に切り替える自治体が増えています。私は、「戸別収集」をしている池田市、藤沢市などを調査。
 「市民ひとりあたりのごみ処理費用」(別表1)を比較してわかるように、川西市の処理費用は高額です(年間約26億円)。収集・処理費用の内容を精査し、抜本的に見直せば戸別収集できることを提案してい
ます。
 また、来年度から実施される「ひとり暮らし高齢者」への戸別収集は、ひとり暮らしと限定せず、老老世帯など実態に合わせるよう拡充すべきと追求しました。「ごみの戸別収集」により、「ごみの減量」「分別の徹底」にもつながっていることもあわせて追求しました。
◎答弁
 問題は把握しているが、来年度からの新ごみ処理場稼動に伴う「新分別・収集体制」をやっていくという答弁。「戸別収集実施の高齢者」については、実態に即すると答弁しました。

ごみ処理費(市民1人当たりの)

      人口(H18年度) 処理費(1人当たり)(円)
川西市   160,485     16,176
池田市   101,616     13,866
藤沢市   398,464     14,869
あきるの市  81,423     12,348

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)

こどもの医療費無料化の拡充を

こどもの医療費無料化の拡充を
2008年9月議会報告 黒田みち議員

 こどもの健やかな育ちのために「安心して病院にかかるための医療費の無料化」が近隣市で毎年のように拡充(別表2)。川西市でも、医療費無料化の拡充や入院時の食費補助を実施するべき・・・この間、訴え続けていますが、「財政が厳しい」の繰り返しです。 川西市では、あと約7000万円で、小学校入学前までの医療費無料化ができること、伊丹市では「入院時の食費補助のための予算が500万円であること」などを示し、実施するよう迫りました。

子ども医療費、近隣市町で無料化の取組 08年9月現在

     通院(外来)    入院   その他
川西市   0歳児      ~小学6年生
伊丹市   ~6歳児    ~小学6年生 入院時の食事代6歳児まで(補助)
猪名川町 ~6歳児     ~小学6年生 所得制限なし(全員対象)
三田市  ~小学3年生  ~中学3年生
宝塚市  ~小学6年生  ~小学6年生

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)

「留守家庭児童育成クラブ」延長保育を全ての学校で、実施を

「留守家庭児童育成クラブ」延長保育を全ての学校で、実施を
2008年9月議会報告 黒田みち議員

 川西市は、7月から「留守家庭児童育成クラブ」の保育時間を夕方5時から6時半まで延長していますが、「延長保育を必要とする児童が5人以上で延長実施」と決めたため、16校中、6校でしか開始しませんでした。
 「必要な児童4人」の所ははじまらず、はじめた6校のうち3校は「4人以下」という矛盾を生んでいます。今の社会状況の中で、全ての学校で延長保育を実施するべきと強く求めまし
た。
 こどもの実態把握など、十分行うとの答弁でした。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)

市内18ステーションの移動図書館を継続・拡充すべき

市内18ステーションの移動図書館を継続・拡充すべき
2008年9月議会 黒田みち議員

 市内にひとつしかない図書館の補完的役割を果たしている「移動図書館」。公民館からも離れている市内18ヶ所のステーションでは、07年度でも2万7342冊の図書貸し出しを行っています。
 「よみ聞かせ」や「相談」などもおこなわれ、地域で顔が見える活動をされています。人格の形成、社会教育・情操教育の評価は、点数で表したり、目に見えるものではないことを伝え「行政改革」の名による「見直し(廃止)」ではなく、存続・拡充すべきと追及しました。
 また、住民に開かれた市政をめざすため、各種協議会や審議会での配布資料の充実や女性委員比率の向上、幅広い市民参加などの改善を行なうよう要求しました。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)

議会無視!工事完了後提出 中央北地区土壌汚染対策追加工事費 全議員一致で否決

議会無視!工事完了後提出
中央北地区土壌汚染対策追加工事費 7,800万円 全議員一致で否決

論戦をリード

 保守・公明など与党含め全員一致で市長提案を否決、大塩市長になり2度目。日本共産党市議団の論戦が全体を大きく動かしました。

2008年9月議会 住田議員の討論から

 当然のことながら、事業者が設計図書に基づき、工事を完了すれば、契約に基づき支払いをすることは常識であり、そのことの是非を言っているものではない。事業発注者である行政が、自ら混乱を作り、その結末の決定だけを議会に提示していることが「許しがたい、大きな問題」。
 具体的には、汚染土壌の不溶化処理において、当初設計は汚染土を袋詰めにして他都市に運び出すとしていたものを「現場で不溶化する」ことにした。著しい変更であるにもかかわらず、変更であるという認識がまったくない。
また現場で不溶化することに伴い「仮設備を行う」こととし、結果的には「新規で3000万円を超える工事」が発生しているにもかかわらず、議会の議決を経ることがなかった。「新規の工事の発注」という処理をせず、工事遂行を先行させた。
 つまり当初設計と著しく違うのに、その是非を審議させなかった責任は重い。しかも責任をとるものがいない。

「日本共産党川西市会議員団ニュース」第32号(2008.11.8.)